小説

私が彼を殺した




以下はWikipediaより引用

要約

『私が彼を殺した』(わたしがかれをころした)は、東野圭吾による推理小説。加賀恭一郎シリーズの第5作。1999年2月5日に講談社から講談社ノベルス版が刊行され、2002年3月15日に講談社文庫版が刊行された。

あらすじ

脚本家の穂高誠が、結婚式当日に毒殺された。容疑者は被害者のマネージャー、花嫁の兄、敏腕編集者の3人。事件後、3人は密かに述懐する。『私が彼を殺した』と。

登場人物

加賀恭一郎ついては加賀恭一郎シリーズ#登場人物を参照

穂高 誠(ほだか まこと)

被害者。
脚本家で、「穂高企画」のオーナー。鼻炎アレルギーに悩まされている。
神林 美和子(かんばやし みわこ)

穂高の婚約者。詩人。
神林 貴弘(かんばやし たかひろ)

美和子の兄。
家の事情で15年間美和子と離れて暮らしていたため、美和子に対して恋愛感情を持っている。
駿河 直之(するが なおゆき)

穂高のマネージャー。
会社の金を横領したことで無職になっていたところ、穂高に声を掛けられ雇われた。浪岡(後述)に好意を持っていた。猫を飼っている。
雪笹 香織(ゆきざさ かおり)

美和子の担当編集者。
以前、穂高の恋人だったことがあるが遊び相手に過ぎず捨てられた。
浪岡 準子(なみおか じゅんこ)

動物看護士。
駿河と同じマンションに住んでいる。つい最近まで穂高と付き合っており、美和子との婚約を知り服毒自殺する。
西口 絵里(にしぐち えり)

香織の後輩の編集者。
香織と共に穂高・美和子の結婚式に参加した。

備考
  • 同じ最後まで犯人が明かされない記述法の作品に『どちらかが彼女を殺した』があり、今作はさらに難しくなっている。文庫版には袋綴じの解説がついている。