秘密戦隊ゴレンジャー
以下はWikipediaより引用
要約
『秘密戦隊ゴレンジャー』 (ひみつせんたいゴレンジャー) は、1975年4月5日から1977年3月26日まで、NET系列で毎週土曜19時30分から20時(JST)に全84話が放送された、NET (現・テレビ朝日)・東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローチームの名称。
概要
「スーパー戦隊シリーズ」第1作目として扱われている。他方、シリーズ初期には、本作品と『ジャッカー電撃隊』はシリーズに含まないという見解もあった。
変身ヒーロー作品に「戦隊」という図式を取り入れたうえ、ヒーロー5人が最初から登場するという設定が子供たちの大きな人気を集め、結果的に最高視聴率は22%、放映話数も全84話という記録を打ち立てた。再放送を含めて、2年間という放送期間はスーパー戦隊シリーズの最長記録となっており、未だにその記録は破られていない。人気を支えた理由としては、第1話の時点で5人のキャラクターを明確にしたことや、ハードなスパイアクションからギャグ、次回予告にも使われたなぞなぞネタといった、あらゆる娯楽的要素を盛り込んでいたことなどが挙げられる。
本作品では後年の『バトルフィーバーJ』以降で採用される巨大ロボットこそ登場しなかったものの、ミニチュア特撮による大型メカの活躍場面が用意されているのも特徴である。東映プロデューサーの吉川進は、当時ロボットが子供たちの人気を集めていたことから、メカニックの要素は軽視できなかったことを述べている。
集団変身ヒーローの嚆矢としては、テレビアニメでは1972年の『科学忍者隊ガッチャマン』、実写作品でも同年に制作された『トリプルファイター』がすでに存在していたが、一部書籍では本作品が「実写では本邦初」と説明されている。
主題歌「進め!ゴレンジャー/秘密戦隊ゴレンジャー」のシングルレコードは、番組のヒットにも乗ってミリオンセラー(資料によっては42万枚)を記録した。また、後述のゴレンジャーマシーンなどを商品化したポピニカ商材は、年間46億円以上の売り上げを記録した。
本作品は石森により、スパイアクション漫画作品として『週刊少年サンデー』などの少年漫画誌でも連載されていたが、テレビ版のタッチがコメディ路線に移行していくにつれ、途中からギャグ漫画に180度方向転換し、漫画のタイトルもジャンル変更にともない『週刊少年サンデー』のみ『ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ』に改題された。石森は本作品について「まんがよりもテレビでこそいきる」作品であると述べている。
「ドラマや敵の怪人をコミカルに描く」というコンセプトは、本作品で美術全般を担当したエキス・プロダクションの前沢範が企画会議で石森に「舞台のショーで見られるような、コミカルで楽しいものにしましょう」と提案し、採用された。視聴率は20%を超えるまでになり、吉川進プロデューサーが女子大生のファングループから訪問を受けるなど、性別や年齢を問わない幅広い層から支持を集めた。
メインライターは、上原正三が同じ石森原作である『がんばれ!!ロボコン』と並行して担当。上原はコメディ路線へ作風が変化した理由について、俳優のイメージに引きずられた点と、『ロボコン』との相乗効果が生じた点、沖縄出身である自身の陽気で楽天的な資質などを挙げている。後年、スーパー戦隊シリーズ9作品のメインライターを務めることとなる曽田博久も、本作品よりすでにサブライターとして参加しており、『激走戦隊カーレンジャー』まで、20年間にわたってスーパー戦隊シリーズの脚本に携わることとなる。
アクション面では、仮面ライダーシリーズと異なる集団戦の描写が取り入れられ、ワンフレームで全員が戦う広域カットと個々の戦いを組み合わせることなどにより演出の幅が広がったとされる。また、集団戦に加え各ヒーローが皆異なる武器を持っていることも仮面ライダーシリーズと異なる特長であり、肉弾戦と武器の描写を織り交ぜることで、戦いの流れに変化をつけている。
本作品では、山陰地方(第38話・第39話・第41話)や愛媛県松山市近辺(第60話)などで、本格的な地方ロケを行っている。
制作経緯
NET(現:テレビ朝日)では本作品の放送前、土曜19時台後半より在阪準キー局・毎日放送制作の『仮面ライダーアマゾン』を放送していた。しかし1975年春(3月31日)より「腸捻転」解消によるネットチェンジが実施され、毎日放送はTBS系列に変更となり、その影響で「仮面ライダーシリーズ」の放映権もTBS系列に異動となった。背景には当時のテレビ局と新聞社の統合系列化というマスコミの大変革があった。
『仮面ライダーX』での「メカニック・ヒーロー」への挑戦や『仮面ライダーアマゾン』の「本格的怪奇アクションドラマ」への回帰は成功したとはいえなかったが、それでもNETとしては「仮面ライダーシリーズ」という有力コンテンツを失う危機感は少なからずあった。その穴を埋めるべく東映テレビ事業部本部長の渡邊亮徳は『仮面ライダーストロンガー』制作時に毎日放送に却下されていた「『スパイ大作戦』を参考にした複数の専門家が集まったヒーローチーム」という「5人ライダー」の案件を再検討し、新番組に採り入れることを決定した。また、「5人」とした理由について、企画に参加していた石森プロの加藤昇は『サイボーグ009』のような9人では実写で描写するには多すぎ、同時期に3人ヒーローである『アクマイザー3』の企画が進行していたことを理由に挙げており、東映テレビ事業部部長の渡邊亮徳は7人では多すぎ、3人では少なすぎ、4人では縁起が悪く、5人が収まりが良かったとしている。原作者の石森章太郎は、集団で戦うイメージソースとして自身の作品『少年同盟』も挙げている。
石森は「5人のヒーロー集団」という設定から複雑なデザインは避け、一目でわかるシンプルなヒーロー像を設定した。カラーテレビの時代を反映させ、かつての『仮面の忍者 赤影』(関西テレビ放送)と同様、「色」で個性を強調することとした。強化服を纏うという設定は、既存の作品に見られる改造人間・ロボット・宇宙人などとの差別化から生み出された。石森はこの設定について「007シリーズ」などのスパイものの小道具を全身にまとったイメージと述べている。企画書では、敵味方ともに仮面の集団であることを作品のポイントとしており、仮面という古典的要素と現代的なメカ要素を組み合わせることによる劇画的な雰囲気を強調することが狙いであるとしている。
題名案の変遷
番組のコンセプトはスムーズに決定したが、ネーミングについては難航した。
当初のタイトル案は『レッド・1』というものであり、各メンバーの名もレッドマスクなどと仮称されていた。その後に考案されたのが『ファイブレンジャー』で、メンバーの名称もレッドレンジャーなどとするものだった。
しかし、この『ファイブレンジャー』は「理屈っぽい」として渡邊に却下され、次に出た『ガッツレンジャー』も却下された後、最終的に「5人レンジャー」の「人」を取って「5レンジャー」の名前が考案され、これにOKを出した渡邊によって片仮名の『ゴレンジャー』が決定名となった。
これに伴い、メンバーの名称も渡邊によって日本語に直された。「モモレンジャー」については、当時「ピンク」という単語に「ピンク映画」「ピンク産業」などとエロチックな用法が多かったため、「ピンクレンジャーでは子供向け番組には刺激が強い」と判断し、渡邊が「果物のモモ、ハートのモモ、ふっくらした女性のモモが、ちょっと不良っぽくていい」と「モモレンジャー」に決定した。平山は、小牧リサの太ももから「モモレンジャー」を発想したと証言している。その後、2015年に『手裏剣戦隊ニンニンジャー』が制作されるまで、各ヒーローの色名に日本語が使われた戦隊は、シリーズ中本作品のみであった。
あらすじ
世界征服を企み、国際的に暗躍する黒十字軍。彼らの侵攻を食い止めるべく、国連はイーグルという国際的平和組織の秘密防衛機構を設立、スイス・ジュネーヴに本拠地を置き、全世界に各10ブロックのガードサークルを配置して黒十字軍に対抗していた。ある日、黒十字軍は日本ブロックに焦点を絞って総攻撃を仕掛け、全国の各支部(北海道・東北・関東・関西・九州)は壊滅する。
しかし、各支部に1名ずつ奇跡的に生き残った者がいた。関東支部の海城分隊長の弟で、秘密工作のスペシャリスト海城 剛、東北支部の分隊長新命 明、九州支部の精密技術班員大岩 大太、北海道支部の化学分析班員ペギー 松山、そして関西支部の新米隊員明日香 健二である。イーグル日本ブロックの最高指揮官である江戸川権八は、彼ら5名を新宿の秘密基地に呼び寄せた。
ここに、イーグル日本ブロックが黒十字軍に逆襲するために創設した特別部隊ゴレンジャーの戦いが始まった。
登場人物
秘密戦隊ゴレンジャー
国連が人類を守るために設立した国際秘密防衛機構イーグル(Earth Guard League)の日本ブロックに属する精鋭部隊。作中では単に「ゴレンジャー」と呼称され、「秘密戦隊」のネーミングは作品タイトルや主題歌の歌詞に用いられるのみに留まっている。
黒十字軍の襲撃により壊滅的打撃を受けたイーグル日本ブロック各支部の生き残り隊員が、江戸川権八総司令の指揮下でレンジャー訓練を受け、地球の平和を守るために黒十字軍と戦う特殊部隊ゴレンジャーとなった。正規メンバーは5人であるが、熊野大五郎のようにイーグル内で選抜されたゴレンジャー予備隊員も存在する。
ゴレンジャーの正体は一般には秘匿されているが、第4話の時点で素顔の写真と詳細なプロフィールが黒十字軍の手に渡っており、怪人がスナック「ゴン」にやって来た際には姿を隠すなどして秘密を守っていた。
ゴレンジャーのメンバーは2代目キレンジャーを含め以下の6人。当初のメンバー5人の本名である海城(かいじょう)、新命(しんめい)、大岩(おおいわ)、ペギー、明日香(あすか)の頭文字を繋げると「カシオペア」となり、これはクライマックスへ向けての重要な伏線となっている(後述)。
集合時の名乗りは、「5人揃って、ゴレンジャー!」。大野剣友会の振付による、勢ぞろいした5人が右の掌を前に掲げる決めポーズは、殺陣師の高橋一俊が歌舞伎の『白浪五人男』から採ったものである。
海城 剛()
ゴレンジャーのリーダーで、イーグル関東支部の生き残り。4月4日生まれの24歳。一人称は「俺」。
イーグル秘密工作班出身である秘密工作のスペシャリストで、優れた決断力と統率力を持つ義理人情に厚い熱血漢。次第に指揮官としての冷静さと貫禄を身につけていき、時には大人の余裕も見せるようになる。またユーモアのセンスに富み、仲間内での会話では軽妙な遣り取りを交わすことが多く、仮面怪人に対しても巧みなレトリックを弄して煙に巻くケースが見受けられる。正々堂々とした立ち振る舞いを好み、状況によっては敵にも情けをかける一方、騙し討ちなどの卑怯な手段を使う者に対しては激しい怒りを見せる。変装術、格闘術、オートバイの運転などにも長けている。
第1話の冒頭でイーグル関東支部が黒十字軍の襲撃を受けた際、黄金仮面に分隊長である兄を殺されている。これ以外の親族は第12話で「俺の姉は黒十字軍に殺された」と剛本人が述べている。
初期に着用していた白いスーツは誠の要望により作られたが、撮影初日に着用した誠はイメージと異なっていたと述べている。
海城役には次作『ジャッカー電撃隊』で桜井五郎/スペードエース役を演じた丹波義隆も候補に挙がっていた。
アカレンジャー
海城剛が変身する赤い戦士。
格闘能力と指揮能力に秀でており、総合能力ではアオに分があるものの、見事なリーダーシップでメンバーの危機を救ったこともたびたびあった。海城はかつてイーグル内のサッカー部でエースストライカーだったため、ゴレンジャーストーム/ゴレンジャーハリケーンではフィニッシュのキッカーを務める。
設定ではアカのマスクはプロトタイプで、これを基に他のメンバーのマスクが開発された。
岡田勝によると、変身後のアカは、新堀和男が一人で演じた。新堀と海城役の誠直也は現場で打ち合わせを何度も行い、誠は新堀が演じたアカに対して「背は高く恰好が良かったので全然心配していなかった」と述べており、殺陣担当が変更されて新堀がアカレンジャーを降板した際には、「あのふてぶてしい感じは俺に合ってるから、アカレンジャーはやっぱり新堀のほうがいいな」と漏らした。
誠によれば、新堀は他のメンバーよりコンマ数秒遅く立ち回りを行っており、リーダーとしてのスケール感を表現しているという。また、アカの特徴である重心を落としたガニ股の走りは、ラグビー経験のある誠の走りを真似たものである。
造形を担当したエキス・プロダクションの前澤範は、アカを他の4人より目立つようにしようという考えからブーツを白い400ミリメートルのものにするなどしていたが、制作スケジュールから精神的な余裕はなく深く考えてはいなかったと述べている。
新命 明()
ゴレンジャーのサブリーダーで、イーグル東北支部の唯一の生き残り。メンバー最年長の25歳。一人称は「俺」。
性格はクールな二枚目。東北支部では射撃などの実戦訓練の指揮官を務めていた分隊長だった。かつてレーサーを目指していたこともあり、メカの操作や各種飛行メカの運転技術に長けており、車輛は言うに及ばず、船舶や航空機も動かせる。人間嫌いでメカを愛するが、子供には優しい一面も持っている。バリブルーン、バリドリーンなどの機長を務めるため、非常緊急出動の要請を受けるまで秘密基地に待機していることが多い。諜報活動などの際は、大岩と行動をともにすることも多い。
一見、気障で斜に構えた冷たい人間のようにみえるが、メンバーを思いやる優しさと敵の罠を見破るクールさを併せ持ったチームワークを大事にする大人の性格であり、アカが不在のときはサブリーダーとして見事な指揮を執ることも多く、メンバーからの信望も厚い。加えて仲間思いであり、メンバーが危機に陥ったときは江戸川総指令の制止を振り切って出撃しようとすることもあった。海城とは意見の相違で対立することもあるが、アイコンタクトで意思の疎通を図れるほど互いを信頼している。ときには感情を露わにして海城に窘められる場面もあった。
普段はテンガロンハットを被ることが多い。白いギターを愛用しており、愛煙家でもある。
主演作『仮面ライダーV3』など、既にヒーロー俳優として実績のあった宮内洋がアオに起用された理由のひとつに、当時赤色は「女の子の色」という認識が強く、リーダーのアカが視聴者に受け入れられなかった場合の保険という意味合いもあった。しかし、宮内は当時レギュラー出演していた『刑事くん』(TBS)の撮影などで多忙だったこともあり、「1人のヒーローの下でヘコヘコ働く下っ端なんて嫌です!」と固辞していた。これは、宮内が未だ誰も見ぬ新シリーズ「戦隊ヒーロー」の図式を理解していなかったためであるが、東映サイドはもとより、原作者の石森がどうしても気障でクールなサブリーダーであるアオの配役に宮内を切望し、「アカレンジャーは宮本武蔵、君=アオレンジャーは佐々木小次郎のイメージでやってくれればいいんだよ」と力説して何とか説得し、5人の個性を生かしたチームヒーローものという図式を理解した宮内は、新命をバリブルーンの機長に据えて別撮りで済むシーンを多くすることによってスケジュールの問題をクリアする目処もついたため、ようやくオファーを受けた。ただし、初期は撮影に参加せず、変身後の声のみの出演となったエピソードもある。そのため制作側も宮内には非常に気を遣い、オープニングの登場順でもアオ=新命のクレジットを通常の2番目(アカ→アオ→キ→モモ→ミド)ではなく5番目(アカ→キ→モモ→ミド→アオ)にする、宮内の十八番である素顔のスタントアクションを多くこなすなど、番組内の新命のスタンスが主人公である海城と極力同等(それ以上のケースすらある)に近いものになった。
アオレンジャー
新命明が変身する青い戦士。
専用の弓矢ブルーチェリー(ウルトラブルーチェリー)による遠距離攻撃やキック技を得意とする。バリブルーンまたはバリドリーンで駆けつけることも多く、単独での格闘は少ない。
変身後のアオは、岡田勝によると中村文弥と中屋敷鉄也が入れ替わりで演じた。中村は主に前期、中屋敷は後期を担当した。
大岩 大太()
ゴレンジャーのムードメーカーで、イーグル九州支部の唯一の生き残り。23歳。一人称は「おいどん」。ゴレンジャーの男性メンバーの変身前は主に苗字で呼び合っていたが大岩大太は「大ちゃん」と呼ばれている。ただし、第67話でカンキリ仮面との戦いに駆けつけた際はアカから一度だけ名字で呼ばれた。
力自慢でカレー好きの九州男児。九州地方の方言らしき言い回しを用いる。挿入歌によれば10人兄弟らしい。細かいことにはこだわらない性格的には純朴な底抜けのお人好しで、女性や子供にも優しいが、敵にそこを突かれて策略に嵌り捕獲されることも多い。
三枚目だが、江戸川の迂闊な一言から彼の正体がゴレンジャーの総司令であることに真っ先に気付くなど、洞察力に優れており、黒十字軍に捕えられた際、助けに来た仲間に手旗信号やなぞなぞで罠の存在を知らせるなど、機転も利く。戦闘時は得意な柔道を駆使して相手を投げ飛ばす、また自身の怪力や頭突きなどを武器とした格闘戦を挑むことが多い。その一方で、精密技術班員だったこともあり、精密機器や通信関係のスペシャリストという理知的な側面を併せ持ち、相手を撹乱する作戦にも力を発揮する。
カレーライスに関しては目がなく、黒十字軍が用意したカレーでさえも我慢できずに食べてしまう。カレーは大岩をおびき出すエサによく使われるが、一服盛られることは少なく、第9話で痺れ薬入り、第36話で睡眠薬入りのカレーを食べてしまったぐらいだった。また、江戸川総司令がスナック「ゴン」のマスターとしてカレー教室を開いた際には、受講者の作ったカレーを大量に食べていた。「ゴン」では必ず大盛りカレーを注文し、多いときは一度に4杯を注文して綺麗に平らげていた。それらは、黒十字軍の起こした事件で急遽出動するなどの止むを得ない事情があったとはいえ、ほとんどツケであり、マスターの江戸川からは第3話という早い時期から代金を払えとボヤかれていた。
第55話で急遽九州支部の教官に栄転するが、第67話で2代目キレンジャー大五郎の殉職を知り、キレンジャーに再任する。
なぞなぞは苦手なようで、太郎や明日香になぞなぞを出されると「何じゃらホイ?」と九官鳥のゴンや他の人に振って、いつもゴンに馬鹿にされている。
演じた畠山麦は、石森に師事していた漫画家すがやみつるの友人であることが縁で起用された。
熊野 大五郎()
第55話から第67話に登場。元はイーグルのゴレンジャー予備隊員だったが、大岩が古巣の九州支部教官に栄転したため、成績優秀者の大五郎が2代目キレンジャーに昇格した。一人称は「俺」。大岩大太の呼び名「大ちゃん」は熊野にも受け継がれるが、海城と新命からは「大五郎」と名前で呼ばれることもあった。
カレーが大好物の大岩とは異なり、ナポリタンやあんみつなどの甘いものを好む大の甘党で、釣りを趣味とする。相撲が得意な肉弾派で猪突猛進気味の性格。しかしそれが仇となり、第67話で自らの不注意によって細菌兵器カビカXをカンキリ仮面に奪われ、これを原因とするパトカーの交通事故で太郎が怪我をしたことに責任を感じ、名誉挽回をかけて1人で戦うもカンキリ仮面が放ったカンキリカッターが腹部に刺さり戦死した。
この大岩交代および復帰劇は、大岩役の畠山が、映画『沖縄やくざ戦争』の競演が縁で松方弘樹から指名されて、松方主演のドラマ『あがり一丁!』(日本テレビ)で主人公の弟分の板前、純役でレギュラー出演することになり、急遽ピンチヒッターが必要になったためである。このため、初登場となった第55話のオープニングでは畠山の映像に熊野大五郎/だるま二郎の名をテロップする形となっており、だるまの映像を用いた新オープニングへの差し替えは第56話からとなっている。
キレンジャー
大岩大太または熊野大五郎が変身する黄色の戦士。
初代・2代目ともに怪力を生かした肉弾戦を得意としている。
キレンジャーのマスクは、エキスプロの前澤によると畠山の容貌に合わせて丸く作られたとのことである。
ペギー 松山()
ゴレンジャーの紅一点で、イーグル北海道支部の唯一の生き残り。18歳。一人称は「私」。
化学分析班員であったため、爆弾開発のスペシャリストで、変装と化学分析、爆弾処理が得意。非常に落ち着いた性格で、明日香の抑え役に廻ることもたびたびある。女性ながら格闘能力も一般イーグル隊員を凌駕しており、空手の有段者でもある。他に能なども嗜んでいる。
父がスイス人、母が日本人のハーフであり、挿入歌では弟の存在が語られている。恋仲だった北海道支部時代の上官、醍醐次郎は支部壊滅の際に戦死した。
服装はベストとホットパンツに白いブーツを着用していることが多い。香水はシャネルの五番。髪型はロングヘアーだが、第4話で変装の際、ショートヘアーのかつらを着用したことがある。
映画『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』ではゴレンジャーのメンバーでは唯一変身前の姿でも登場。
役名は歌手のペギー葉山を捩った名前である。なお「松山」という名前も葉山の代表曲「南国土佐を後にして」の舞台である高知県の隣、愛媛県の県庁所在地「松山市」に引っかけたお遊びである。
モモレンジャー
ペギー松山が変身する桃色の戦士。
爆発物の扱いに長けており、イヤリング爆弾のほか、ゴレンジャーストーム/ゴレンジャーハリケーンの使用時は自らが開発したボール爆弾のセッティングも務める。また、手刀やキックによる攻撃も得意とする。
岡田勝によると、変身後のモモは小沢章治がメインで演じた。
明日香 健二()
イーグル関西支部の生き残りの新人隊員で、メンバー最年少の17歳。一人称は「僕」または「俺」。
ゴレンジャーの中ではマスコットキャラクター的な存在で、動物や自然をこよなく愛する。黒十字軍によるイーグル支部襲撃の際、他の4人は攻撃に巻き込まれ負傷しているが、明日香だけは支部施設の屋上にある鳩小屋で鳩の世話をしていたため毒ガス攻撃を免れており、直接の被害は受けていない。若さゆえに血気盛んな面が強い。その性格ゆえか新命からは「坊や」と呼ばれることも多い。
挿入歌によるとなぞなぞが得意なようで、作中でも時々大岩になぞなぞを出している。
当初キャスティングされたのは、新人歌手の岸明彦で、撮影会では彼が明日香役として参加しているが、クランクイン直後に降板したために、急遽伊藤幸雄がその代役を務めることになった。岸が降板したために第1話の撮影は「通常の倍の時間がかかった」と監督の竹本弘一は回想している。
ミドレンジャー
明日香健二が変身する緑色の戦士。
格闘能力は高く、軽い身のこなしで持ち味のスピードを駆使して遠近用万能武器ミドメランを使って戦う。
岡田勝によると、変身後のミドは湯川泰男がメインで演じた。
ゴレンジャーのサポートメンバー
江戸川 権八()
イーグル日本ブロック総司令官であり、ゴレンジャーの創設者。普段は新宿駅付近にあるスナック ゴンのマスターに扮している。
当初はゴレンジャーの面々にも正体を隠し、声のみで指令を下していた。しかし、第2話でマスターの姿のまま大岩を「キ」とうっかり呼んだため、大岩に正体を勘付かれてしまう。結局、第3話ではマスターの姿でゴレンジャーに命令することになってしまい、以後はゴレンジャールームにも姿を見せて直接命令を下すようになった。
戦闘訓練や操縦訓練も受けており、「ゴン」で暴れる黒十字軍の攻撃をかわしたことがある他、第20話ではバリブルーンを操縦する場面がある。
料理人としての腕も確かで、得意料理はカレー。第37話では料理教室(カレーの作り方)なども開いている。
詰将棋などを趣味としており、それを参考に作戦を考えたこともある。
企画書(第2稿)での名称は大前田権八であった。
イーグル連絡員
007 / 加藤 陽子()
イーグル連絡員の中では最も長期に渡って活動した。普段はスナック ゴン → フルーツパーラー ゴンのウェイトレスに扮している。主にゴレンジャーのサポート活動が中心で、第37話、第58話ではモモレンジャーに転換することもあった。パイロットとしての訓練も受けており、第66話ではバリドリーン、第47・50・65・67・70・71話ではバリタンクの予備パイロットとして参戦したこともある。
総司令やゴレンジャーメンバーからは通常「007」と呼ばれるが、大岩からは戦闘中であっても「陽子ちゃん」と呼ばれている。大岩のことは他のメンバー同様「大ちゃん」と呼んでいる。
企画書(第2稿)では大前田権八の娘大前田陽子という設定であった。
演じる鹿沼えりは、小山ゆうえんちでゾルダーに追いかけられて高所から飛び降りるシーンの撮影の際に背中を負傷し、最終回には未出演となった。残っていたアフレコは寝たままの状態で行ったという。
007 / 加藤 陽子()
イーグル連絡員の中では最も長期に渡って活動した。普段はスナック ゴン → フルーツパーラー ゴンのウェイトレスに扮している。主にゴレンジャーのサポート活動が中心で、第37話、第58話ではモモレンジャーに転換することもあった。パイロットとしての訓練も受けており、第66話ではバリドリーン、第47・50・65・67・70・71話ではバリタンクの予備パイロットとして参戦したこともある。
総司令やゴレンジャーメンバーからは通常「007」と呼ばれるが、大岩からは戦闘中であっても「陽子ちゃん」と呼ばれている。大岩のことは他のメンバー同様「大ちゃん」と呼んでいる。
企画書(第2稿)では大前田権八の娘大前田陽子という設定であった。
演じる鹿沼えりは、小山ゆうえんちでゾルダーに追いかけられて高所から飛び降りるシーンの撮影の際に背中を負傷し、最終回には未出演となった。残っていたアフレコは寝たままの状態で行ったという。
その他のイーグル連絡員(各支部隊員・諜報員)
黒のベレー帽に緑の軍服を着用。ゴレンジャーをサポートする他、科学研究員は新武器の開発も行っている。仮面怪人がイーグル各支部を強襲する際に戦死する者が多い。ゾルダーに化け潜入や諜報活動も行うが、大半は見破られて殉職する。見破られる理由の一つとして、イーグルで用意したゾルダーの衣装が本物のゾルダーと材質が異なることがガンマン仮面の言動から示唆されている。特殊探知機を体にかざされ、黒十字軍の正式構成員でないことを見破られた者もいた。基地に潜入する際に合言葉に引っ掛かり処刑装置の串刺しに遭う者、情報を掴んで逃げる際に矢に射られる者、極めつけは毒グモの実験台で白骨化する者まで出し、その任務は過酷を極めた。
その他のイーグル連絡員(各支部隊員・諜報員)
黒のベレー帽に緑の軍服を着用。ゴレンジャーをサポートする他、科学研究員は新武器の開発も行っている。仮面怪人がイーグル各支部を強襲する際に戦死する者が多い。ゾルダーに化け潜入や諜報活動も行うが、大半は見破られて殉職する。見破られる理由の一つとして、イーグルで用意したゾルダーの衣装が本物のゾルダーと材質が異なることがガンマン仮面の言動から示唆されている。特殊探知機を体にかざされ、黒十字軍の正式構成員でないことを見破られた者もいた。基地に潜入する際に合言葉に引っ掛かり処刑装置の串刺しに遭う者、情報を掴んで逃げる際に矢に射られる者、極めつけは毒グモの実験台で白骨化する者まで出し、その任務は過酷を極めた。
ゴレンジャーの戦力
共通装備
ゴレンジャースーツ
ゴレンジャーの変身プロセスは「転換」と呼ばれる。転換アクションは「ゴー!」というかけ声とともにジャンプして着地する、もしくはその場で回転するだけで完了し、特にアイテムは使用しない。着用する際瞬間的に10万ボルトの高電圧がかかるため、彼らのような訓練を受けたメンバーのみが着用できる。高電圧に耐えるため、転換の際には精神集中が必要である。
撮影用スーツはジャージを改造している。マスクはFRP製で、ゴーグル部分は強度の都合から一体成型となっている。シンプルなデザインのため、従来のヒーローマスクのような分割線の筋彫りや噛み合わせなどが設けられなかったが、材質の向上によりパーツを歪ませずに前後での分割が可能となった。
1975年1月によみうりランドにて開催された第1回撮影会では材質が異なっていた。マントは、第1回撮影会では石森がデザインした丈が長く、アカレンジャー以外の四人も襟が幅広いもので、ベルトの形状なども異なるものであった。この撮影会でバーディーの実演を行ったところ、火が合成繊維のマントに燃え移ってしまい、すぐに劇中の短いものに変更されたそうである。なお、第2回撮影会は1975年2月に新宿西口公園にて本編スーツを着用したゴレンジャーが、出演俳優および武者仮面を除く第5話までの仮面怪人とともに参加したものが開催されている。
ニューゴレンジャースーツ
通信機
キーカード
バーディー
強化ヘルメット
個人武器・技
アカレンジャー
レッドビュート
ヤリビュート
ドリルビュート
アミビュート
ニューレッドビュート
レッドビュートパンチ
レッドハンター(別名:レッドハンド、レッドアンカー、レッドアーム)
エレキビュート
レッドビュート6人斬り
ニューレッドビュート
レッドビュートパンチ
レッドハンター(別名:レッドハンド、レッドアンカー、レッドアーム)
エレキビュート
レッドビュート6人斬り
ニューレッドビュート
レッドビュートパンチ
レッドハンター(別名:レッドハンド、レッドアンカー、レッドアーム)
エレキビュート
レッドビュート6人斬り
ニューレッドビュート
レッドビュートパンチ
レッドハンター(別名:レッドハンド、レッドアンカー、レッドアーム)
エレキビュート
レッドビュート6人斬り
シルバーショット
オートコントローラー
レッドキック
レッドパンチ(アカレンジャーパンチ)
シルバーショット
オートコントローラー
レッドキック
レッドパンチ(アカレンジャーパンチ)
アオレンジャー
ブルーチェリー
チェリーミサイル
ブルー回転アタック
ウルトラブルーチェリー
オートコントローラー
ブルーキック
避雷針
ウルトラブルーチェリー
オートコントローラー
ブルーキック
避雷針
キレンジャー
YTC()
キーステッカー
棒部分の色は当初茶色だったが黄色に変更した。
キー木魚
キーステッカーを木魚のバチくらいの長さに変形させたもの。これでゾルダーたちの頭を連続で殴りつける鉄拳ドレミ打ちという技がある。殴る際にはド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの音階による効果音が入る。「キレンジャーさま怒りの鉄拳ッ!、ドレミ打ち!」がキメ台詞。
キー木魚
メガトン頭突き(爆弾頭突き)
阿蘇山投げ()
阿蘇山落とし
阿蘇山キック
阿蘇山絞め
メガトン頭突き(爆弾頭突き)
阿蘇山投げ()
阿蘇山落とし
阿蘇山キック
阿蘇山絞め
モモレンジャー
イヤリング爆弾
モモミラー
モモカード
モモセセリ
ミドレンジャー
ミドメラン
ニューミドメラン
ミドパンチャー
ミドキック
ミドキック
必殺技
ゴレンジャーストーム
キとミドの蹴る順番が入れ替わったり、モモ→キ→アオ→ミド→アカの順に蹴ることも数回あった。第9話からボールの色がパスされたメンバーに合わせて変わるようになり、アカレンジャーにパスされるとスパイクが生えるなどの強化が施された。必ずしもゴレンジャー全員が揃う必要はないらしく、第13話ではモモ→キ→アカの順で3人だけが使用するシーンも見られる。第23話ではバーディーで飛行しながら空中でパスやシュートを行う空中ゴレンジャーストームを使用した。
第2話で早くも武者仮面に通用しないなど、仮面怪人に破られる場面も多く戦隊の必殺技としては弱い部類である。
設定上モモレンジャーがその場で組み立てて出していることから、敵に応じた改造も可能で、角仮面戦では爆弾の中から子爆弾が現れるゴレンジャーストーム親子爆弾による時間差攻撃を使用している。
必殺技の内容は決定まで難航し、撮影前日まで検討が行われた。東映プロデューサーの平山亨は、アメリカ映画で手榴弾をリズミカルにパスするシーンをイメージソースに挙げている。殺陣師の岡田勝は「キックが入るが、イメージはバレーボール」と述べている。
ゴレンジャーストーム・ニューパワー作戦
第27話から登場したゴレンジャーストームの強化型。ボールが敵の弱点や特性に応じて変化する。第35話ではスチール仮面戦にミドレンジャーのミドメランを、第37話ではアカレンジャーのレッドビュートを組み合わせて使用することもあった。
東映プロデューサーの吉川進は、変形を加えたのは最後にもう1つサービスをという意図があったものであることを述べている。
ゴレンジャーハリケーン
使用するボールはエンドボールと呼ばれ、繰り出し方も変わり、当初はアカの「モモ!ゴレンジャーハリケーンだ!」の掛け声でモモがジャンプしてエンドボールを取り出し全員が横一列に整列し、アカの「ゴレンジャーハリケーン・○○(変形するものの名前)」・「アタック!」の掛け声を合図にモモからキ→ミドへとパスした後ミドからのパスをアオがジャンプして受け取り(右手のみの場合と両手の場合あり)右手で地面にセッティングして「アカ、クラウディングトライだ」と声をかけ、アカが「オーケー!」と返してから「トイヤー!」と言ってジャンプし、アオが地面に直立させたエンドボールをアカが「エンドボール!」の掛け声とともに片足で蹴りこむようになった。また、仮面怪人を中心にエンドボールを奪おうとするゾルダーたち黒十字軍側とゴレンジャーとの攻防戦が描かれることも多くなった。当初はゾルダーを全員倒さないうちにエンドボールが繰り出されており、ラグビー競技のようにゾルダーを掻き分けながらボールをパスを行い、バス回しの途中で黒十字軍側がいったんボールを奪う場面もよく見られる。ただし、第67話で殺陣が大野剣友会からJACに変わってからは、ゾルダーを掻き分けながらボールをパスするシーンは第79話(スケート仮面の回のアイスホッケーバージョン)だけである。このボールも敵に応じた改造が可能で、第53話や第61話などで改造されている。
第67話からはさらに繰り出し方が変わり、アカの「モモ!ゴレンジャーハリケーンだ!」の掛け声で全員が縦一列に整列してモモが横回転してエンドボールを取り出し、アカの「いくぞ!」の掛け声を合図に全員が「オー!」と言ってジャンプをして各ポジションに散り、モモが「オッケー!ゴレンジャーハリケーン・○○(変形するものの名前)」と言い、モモ(空中で離し)→ミド(回転しながら空中で蹴る)→キ(フライングヘッドバット)の順でパスされ、キからのパスをアオが回転しながら「オーライ!」と言って両手で受け取り地面に押さえ、アカが両足で蹴りこむように変更された(ただし第69話から第71話の3話のみ、モモが空中で離したボールをミド→キ→アオの順に宙返りしながらタッチし最後にその空中のボールをアカが蹴り込んでいる)。受け答えは「ゴレンジャーハリケーン・○○(変形するものの名前)」と言うのがアカからモモに変わった以外はほぼ同じ。
「ゴレンジャーストーム」同様、こちらもボールが敵の弱点や苦手なものに応じて変形するが、その内容は次第にギャグ色の強いものになり、それを受けた怪人のリアクションも回を追うごとにエスカレートしていき、幹部である火の山仮面マグマン将軍ですら例外ではなかった(マグマン将軍の項を参照)。
岡田勝はモチーフについて、インタビューにより「ラグビー」と述べているものと、「アメフト」と述べているものがある。書籍『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』では「アメリカンフットボールのような陣形」と解説している。岡田は、5人に役割分担をさせやすいことを理由に挙げている。名乗りのポーズ(個人の名乗りも含む)も第67話から第71話までは大野剣友会のものが踏襲されたが、第72話以降はJACオリジナルのポーズに変更されている。ハリケーンを繰り出す前の、中腰になって片手を前に出すポーズは、やくざや香具師が仁義を切る際の「お控えなすって」のポーズを殺陣師の岡田勝が採り入れたもの。
ゴレンジャーストーム・ゴレンジャーハリケーンの変形
話数
名称
相手
ゴレンジャーストーム
第13話
(子爆弾入り)
角仮面
第27話
モグラ
鉄の爪仮面
第28話
スッポンダー
鉄グシ仮面
第29話
ダブルパワー
扉仮面
第31話
リールシュート
鉄カン仮面
第32話
薪わり
大ナタ仮面
第33話
桃太郎
鉄ひめ仮面
第34話
青天狗
赤面仮面
第35話
ミドメランストーム
スチール仮面
第37話
ビュートフィニッシュ
フォーク仮面
第38話
錨
海賊仮面
第39話
ハンマー
岩面仮面
第40話
手まり
鉄カゴ仮面
第41話
ハラハラコイン
鉄獅子仮面
ゴレンジャーハリケーン
第43話
ブリリアントカッター
ダイヤモンド仮面
第44話
電気コンロ
エレキ仮面
第45話
二段ロケッター
剣ザメ仮面
第46話
石炭
機関車仮面
第47話
青い鳥
鳥牙仮面
第48話
レンズカバー&マグネシウム
カメラ仮面
第49話
ドクロ
つの骨仮面
第50話
バタフライ(蝶)
鉄ワナ仮面
第51話
黄金銃
ガンマン仮面
第52話
設計図
電話仮面
第53話
ストレート
野球仮面
変化球
第54話
タマゴ
火の山仮面マグマン将軍
第55話
耳の栓
大耳仮面
第56話
火の玉作戦
蛇口仮面
第57話
入れ歯
トサカ仮面
第58話
観音菩薩
パラボラ仮面
第59話
かすみ網
死の鳥仮面
第60話
真珠
妖貝仮面
第61話
クワガタ虫
牛靴仮面
第62話
骨ガラスープ
アバラ仮面
第63話
チャンネル
テレビ仮面
第64話
マグネットロック
時計仮面
第65話
焚火
落ち葉仮面
第66話
扇風機
風車仮面
第67話
缶詰
カンキリ仮面
第68話
アンプル
注射仮面
第69話
パインカッター
パイナップル仮面
第70話
空気入れ
タイヤ仮面
第71話
ピアニスト
ピアノ仮面
第72話
銀の舟
イカリ仮面
第73話
ゴレンジャー
剣道仮面
第74話
視力検査
眼鏡仮面
第75話
給油タンク
ストーブ仮面
第76話
クモの巣
鉄グモ仮面
第77話
冷凍スプレー
鉄ヘビ仮面
第78話
製氷機
マンモス仮面
第79話
アイスホッケー
スケート仮面
第80話
手毬
鋼鉄虎仮面
第81話
大火鉢
鉄ビン仮面
第82話
ヨーヨー
ヨーヨー仮面
第83話
鉄の罠
ダイガー仮面
第84話
ギロチン
黒十字総統
カシオペア
その他の合体技
ゴレンジャーチャージ
ゴレンジャーサークル
不意打ちキック
ゴレンジャーの使用マシン・メカ
ゴレンジャーマシーン
スターマシーン
バリブルーン
バリドリーン
バリタンク
バリキキューン
スペック
名称
全長
全高
重量
スピード
初登場
レッドマシーン
2.8 m
300 kg
300 km/h
ブルーマシーン
500 kg
250 km/h
グリーンマシーン
400 kg
レッドスター
2.6 m
280 kg
350 km/h
第55話
ブルースター
3 m
450 kg
300 km/h
グリーンスター
350 kg
250 km/h
バリブルーン
42 m
84 t
マッハ0.98
第1話
バリドリーン
50 m
95 t
マッハ1.1
第42話
バリタンク
13 m
9.5 t
100 km/h
第42話
バリキキューン
5.5 m
10 t
第69話
施設
ゴレンジャー基地
また、イーグル隊員が警備をするゲートも存在しており、そちらではゲートを通る際にレントゲンカメラによる撮影で侵入者をチェックされており、そのチェックに引っかかった場合、基地への通路が遮断され、別ルートへと導く仕掛けになっている。
スナック・ゴンは、第44話でのエレキ仮面軍団によるゴレンジャー基地探索の際に内装を破壊されてしまったため、第45話からは場所を移転した上で、フルーツパーラー・ゴンにリニューアルされた。
黒十字軍
黒十字総統が率いる、人間社会の完全破壊と地球征服を目的とする国籍不明の悪の軍隊。モットーは「破壊と殺戮」。世界規模の組織を有し、アフリカ(日輪仮面将軍)・中央アジア(鉄人仮面テムジン将軍)・北欧(火の山仮面マグマン将軍)には大幹部が配置されている。大幹部以外にもアラビア砂漠の鉄カゴ仮面など幹部級の実力を有する仮面怪人が各地に存在している。歴史も古く、ゴールデン仮面大将軍のような古代からの構成員も存在する。大組織であるがそれに留まらずイーグル構成員を金で寝返らせたり、死者を蘇生改造して仮面怪人にする、アトランティスの遺産、コンドラー戦闘爆撃隊を入手する、宇宙忍団を呼びよせるなど戦力増強もたびたび行っている。作戦面では一般的な怪人の能力に依拠したテロ作戦以外にも最初に日本を攻撃した際に黄金仮面、武者仮面、青銅仮面、ヒスイ仮面、毒ガス仮面の五人の仮面怪人を同時に投入するなど大規模作戦も実行、そのいずれもイーグル支部を壊滅させるなど精度が高かった。
- プロデューサーの吉川進は、ハイテクを駆使するヒーロー側との対比や子供へのわかりやすさなどから、プリミティブなイメージで統一したと述べている。脚本陣はストーリーの打ち合わせはせず、石森の描いた怪人デザイン画から好きなものを選んで好きなように書いていた。
黒十字総統()
基本的には冷酷非情な性格ではあるが、寛容な一面もあり、見所がある部下に対しては失敗をしても罪に問わなかったり、組織内で諍いが起きたときは仲裁役に回り、組織に対して忠誠を示す部下を大いに褒め称えるなど、大組織の首領としての手腕は高い。
自らゴレンジャーをも圧倒する絶大な戦闘力を持つが、最終話でカシオペアX線()という宇宙線が弱点であることを見ぬかれ、ゴレンジャーハリケーン・カシオペアで追い詰められ、彼自身が機械生命体であり黒十字城そのものであることが明かされる。最終的にはゴレンジャーによって爆薬を積んだバリドリーンとスターマシーンごと黒十字城は爆散した。
映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では黒十字総統が生まれ変わった黒十字王が登場。
第1話から総統を演じたのは安藤三男であり、エキスプロの前沢代表は、俳優として頭巾で顔の隠れた役柄に不満を持った安藤から個人的に相談を受け、のちに顔の出る衣装を作り、これに応えている。前半期の総統は始終腕組みをしているものだったため、安藤の負担も大きく、前沢は腕をピアノ線で吊るように工夫したという。シリーズ後半に安藤の病気療養による降板により、八名信夫への交代とともに総統の性格も変更された。
日輪仮面 | |
---|---|
身長 | 195 cm |
体重 | 160 kg |
出身地 | アフリカ |
日輪仮面()
鉄人仮面テムジン将軍 | |
---|---|
身長 | 210 cm |
体重 | 220 kg |
出身地 | モンゴル |
鉄人仮面テムジン将軍
軍人型の大幹部で、肋骨軍服調の戦闘用ジャケットを纏っている。初登場時に座乗していた車両は、軍用車両を思わせる四輪駆動車。戦いぶりも実力本位の真っ向勝負が多く、初対決でゴレンジャーを出し抜き、古代アトランティスの飛行船を奪取してみせるなど、ゴレンジャーを大いに苦しめる。また、第35話ではコンドラー爆撃隊という一人乗りの小型戦闘機隊を指揮しており、黒十字軍の空戦力を高めた功績も大きい。
指揮能力、行動力は黒十字軍の中でも秀でており、部下との信頼関係も厚いため、鋼鉄軍団は文字どおりの「鉄の結束力」を誇る。自身の戦闘能力も高く、ムチとロケット弾を放つ三つ又の槍を武器とし、眼から破壊光線を放つことも可能。だが失敗が相次ぎ、さらに第42話で地下ミサイル基地をバリブルーンに破壊されたため、総統から火の山仮面マグマン将軍との共同作戦を命じられる。誇りを傷つけられたテムジンはゴレンジャーに最後の勝負を挑む。瞬時に物体を凍結させ吸着する凍結装置を搭載した戦闘用ジャケットによってゴレンジャーストームを2度も防ぎ、バリブルーンを奪いゴレンジャーに特攻を仕掛けるも、アオのコントローラーによりバリブルーンの制御を奪われ、さらに機内温度の上昇によってジャケットに貼り付いたストームが解凍されたためにバリブルーンとともに爆死した。その死に様を黒十字総統は激賞する。笑うとき、口元に手を当てる癖がある。
ラフデザイン画での名称は「鉄面将軍」や「モンゴラー」、「ゴーレム」や「ゴラーム」であった。
第20話の初登場シーン、および1975年7月に開催された撮影会では軍服風のスーツではなく、タイツ姿にマントを羽織っただけのものが使用されている。
火の山仮面マグマン将軍 | |
---|---|
身長 | 250 cm |
体重 | 120 kg |
出身地 | アイスランド・ヘクラ火山 |
火の山仮面マグマン将軍
ゴールデン仮面大将軍 | |
---|---|
身長 | 196 cm |
体重 | 86 kg |
出身地 | 古代エジプト |
ゴールデン仮面大将軍
仮面怪人
ゴレンジャーの攻撃に倒されると「炎の中で悶え苦しむ」シーンが描写される(これは大幹部も同じ)。
シリーズが進むにつれ題材とするカテゴリが増え、武器や鉱物、遊具、生物、家電製品、日用品、スポーツ用品など様々なモチーフを用いた怪人が現れた。中には複合名詞や物質名詞を名乗る者もいる。金属系やメカニック系のモチーフも多い。
シリーズ後期には、風貌や言動を含めた存在自体がギャグとしか思えない仮面怪人が数多く登場し、怪人が変装もせず公然と都会の雑踏の中を駆け抜けたり、街角の売店で新聞を買うなど、従来の特撮作品にない演出がなされた。ただしこのような「ギャグ系」怪人でも、登場回のストーリーや展開する作戦にはシリアスなものも多く、ゴレンジャー5人が団結しないと太刀打ち出来ない猛者揃いであった。
曽田博久は「ゴレンジャーの怪人を見て怖がる子供はいないでしょう。怪人を観て怖がりたいなら『仮面ライダー』を観ればいいわけですからね」とコメントしていて、怪人のコミカルさは割り切ったものだった。石森のデザインには「パチンコ仮面」(「チューリップ仮面」、「チンジャラ仮面」の付記あり)というものもあったが、吉川プロデューサーに没にされたという。
曽田によれば、各話の登場怪人は既に用意されていた石森のデザインの中から脚本家が選んでストーリーを執筆しており、脚本家から怪人についての注文を出すことはなかったという。当初は上原正三が優先的に選んでいたが、上原が多忙になると次第に曽田が先に選ばせてもらうようになった。
仮面怪人の造形はエキスプロによって行われ、石森のラフスケッチを前澤範が造形用に起こしていた。石森も前澤も同時期に同じスタッフで担当していた『仮面ライダーストロンガー』と差別化しようとの思いがあり、「とにかくコミカルで面白いものを」とのコンセプトを念頭に置いたという。「色彩豊かなゴレンジャーのキャラクターに負けないように」と、前澤はスタッフに「仕上げをとにかく綺麗に」と徹底したと語っている。ゴレンジャーの仮面怪人は顔にギミックのついたものが多いが、これはギミック好きな吉川の直接指示によって加えられたものという。また、エキスプロの八木功は、当時の東映生田スタジオはノウハウの蓄積によって撮影スケジュールが短くなっていたため、全身を作り込んでいては間に合わなかったと証言している。
戦闘員
ゾルダー
全身を黒タイツに包み、黒いレザーベスト、目の縁取りが付属しているヘッドキャップを装着している初期のマスクにはストッキング素材が使われ、目や鼻や口が透けて見えている。1クール放映を終えたころから、視界が取りやすいようスーツアクターの眼部が剥き出しとなった。武器は黒十字ナイフ、黒十字機関銃、バズーカ砲など。直属の仮面怪人の戦法に従い、特殊技を体得した者もいる。また、専用のジープも支給されている。鉄人仮面テムジン将軍配下の黒十字コマンド部隊は軍服を着用している。鼓笛隊に扮した者や、男女の人間態で行動した者もいる。
任務には忠実で、戦闘時に捕まっても黙秘を貫き、作戦のための自爆も厭わない。その一方で「キレンジャーが自分の解けなかったナゾナゾを戦闘中に捕まえたゾルダーに答えさせる」「野球仮面配下のゾルダー最後の1人が背番号0を見せて『俺は補欠だ!』と叫ぶ」と言ったコミカルな描写も多い。
劇場版『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』などにも登場。
黒十字忍団
科学班
鋼鉄軍団親衛隊員
第42話でテムジン将軍がコンドラーで出撃した後の消息は不明。
アフリカ軍団親衛隊員
最終回、大将軍が撃破された際に敬礼し、その後は総統の側近として行動。最終戦闘時に2人ともアカレンジャーを攻撃するが、かわされてお互いの斧が当たり死亡。
狼部隊
足軽隊
その他
特殊構成員
サイボーグQ
死神博士
この時のボール爆弾は後に蛇口仮面(第56話)が同型の物を使用。
博士を演じた八名信夫はこの死神博士としての出演の後、病気で降板した安藤に代わって2代目黒十字総統に起用される。
黒十字軍の戦力
虹の要塞
アトランティス号
鉄人仮面は富士火山帯の地下に水爆を仕掛け、日本を沈没させて第二のアトランティスにする「アトランティス計画」を立案し、アトランティス号はゴレンジャーへの陽動作戦に利用されるが、第23話で乗っていた針金仮面と共に空中ゴレンジャーストームによって爆散した。
コンドラー
羽ばたいて飛行するオーニソプターで、基本的にゾルダーが操縦するが、話によってはその回の仮面怪人や大幹部自らが搭乗することもある。バリブルーンおよびバリドリーンと対戦すると必ず1機だけ撃墜されて撤退するのがパターンである。「アトランティス計画」では水爆を搭載したこともある。
戦艦
移動要塞ナバローン
第43話では名前を聞いたキレンジャーが「はて、どっかで聞いたような名前たい」と言っている。
ツタンカーメン号
バットラー
黒十字城
万一に備えてダミーが複数存在する。黒十字城・バットラー・コンドラーの黒十字軍戦略航空部隊は、イーグルとゴレンジャーを苦しめたが、最終話でバリドリーンとスターマシーンの自爆攻撃を受けて滅んだ。
移動車両
黒十字軍装甲車(黒十字装甲車)
キャスト
レギュラー
- 海城剛 / アカレンジャー - 誠直也
- 新命明 / アオレンジャー - 宮内洋
- 大岩大太 / キレンジャー - 畠山麦 (1 - 54, 67 - 84)
- 熊野大五郎 / キレンジャー - だるま二郎 (55 - 67)
- ペギー松山 / モモレンジャー - 小牧りさ
- 明日香健二 / ミドレンジャー - 伊藤幸雄
- 加藤陽子(イーグル連絡員007) - 鹿沼えり (71話まで)
- 林友子(イーグル連絡員008) - 白川恵美(26話まで)
- 中村春子(イーグル連絡員009) - 本田みき(20話まで)
- 加藤太郎 - 小沼宏之
- 黒十字軍総統 - 安藤三男(55話まで)→八名信夫(56 - 84)
- 江戸川権八 - 高原駿雄
声の出演
ナレーター以外は全てノンクレジット
- 日輪仮面 - 増岡弘 (15 - 20)
- 鉄人仮面テムジン将軍 (20 - 42)、火の山仮面マグマン将軍 (45 - 54)、ゴールデン仮面大将軍 (54 - 84) - 飯塚昭三
- 火の山仮面マグマン将軍 (42 - 44) - 依田英助
- ゴン - 京田尚子 (32 - 54、61、62)
- ナレーター - 田中信夫 (1 - 14)、大平透 (15 - 84)
主なゲスト出演者
カッコ内は出演話数。
- 海城分隊長 - はやみ竜次 (1)
- 幼稚園の先生 - 松谷紀代子 (1)
- 工藤博士 - 山本廉 (2)
- 工藤コウイチ - 菅野裕 (2)
- 黒十字軍科学者 - 杉義一(3)
- イーグル秘密工作員003 - 長沢大(3)
- 無藤博士 - 北原義郎 (4)
- 黒十字軍科学者 - 打田康比古 (4)
- イーグル隊員 - 加藤寿、日吉としやす (6)
- ルミ - 川島ゆかり (6)
- ルミの両親 - 片山滉、笠原玲子 (6)
- 白石 - 平松慎吾 (7)
- 白石リカ - 坂口浩子 (7)
- 先生 - 中村万里 (7)
- 警官 - 潮健志 (7)
- スコット - トニー・セテラ (8)
- エミ - エイミー岡田 (8)
- 医師 - 中村孝雄 (8)
- スネークセンター職員 - 叶年央(8)
- ジェイムス・サチコ - 安達由紀(8)
- ユキ - 蝦名由紀子 (10)
- 工藤博士 - 宇南山宏 (11,70)
- 黒十字軍科学者 - 水原仗二(11)
- 江口所長 - 柄沢英二 (14)
- 清崎博士 - 晴海勇三(14)
- 執事 - 潮健志 (14)
- 白滝博士 - 笹川恵三 (14)
- 洋館の美女(ドクロ仮面) - 安達由紀(14)
- プールサイドの子供 - 鈴木まさゆき(16)
- みどり - 池谷智南 (18)
- ミス・サファイヤ - 賀川雪絵 (19)
- ミス・サファイヤの手下 - 新海丈夫、木下陽夫 (19)
- 清水博士 - 轟謙二 (21 - 23)
- イサム - 庄野たけし (21 - 23)
- 松本博士 - 稲川善一 (26)
- 内山博士 - 倉石一旺 (26)
- イーグル秘密情報員0010 - 斉藤真 (27)
- 吉野博士 - 入江正徳 (28)
- 吉野たみ - 瀬島充貴 (28)
- 大田黒 - 大田黒武生(28)
- 博士 - 梶哲也 (29)
- 黒十字軍のスパイ - 上野山功一 (31)
- 秋月参謀 - 小林勝彦 (32)
- イーグル参謀 - 中田博久 (33)
- 黒十字軍科学者 - 村上幹男 (34)
- イーグル科学者 - 大矢兼臣 (34)
- 街のおばさん(ゾルダー) - 由起艶子 (34)
- 水木亜矢(サイボーグQ) - 富士谷ひろみ (36)
- 黒潮十兵衛 - 轟謙二 (38,39)
- 十兵衛の兄 - 名川定郎(38)
- 隕石を拾った子供たち - 鈴木まさゆき、伊坂あゆみ、伊坂あきら、伊坂ひろみ、森川ひとみ、森川ふとし (39)
- イーグル連絡員008 - 内藤みどり (40)
- 能協力 - 野村四郎 (40)
- 谷口博士 - 富田浩太郎 (41)
- 谷口マコ - 松下実加 (41)
- 幼稚園の先生 - 奈三恭子 (47)
- 女の子 - 戸川絵夢 (48)
- イーグル中央研究所所長(つの骨仮面) - 杉義一(49)
- 講談師(鉄ワナ仮面) - 潮健児(50)
- ミスターX - 依田英助 (51)
- 若山教授 - 片山滉 (52)
- 清水博士 - 村上幹夫 (52)
- イーグル秘密情報員0079 - 柄沢英二 (52)
- 高木総司令 - 大木史朗 (52)
- 黒十字軍科学者 - 細井雅男 (52)
- 青年 - 小林文隆 (52)
- 死神博士 - 八名信夫 (53)
- 刑務所の医師 - 大矢兼臣 (53)
- 西多摩市の市長(トサカ仮面) - 田島義文 (57)
- トラックの運転手 - ラビット関根 (57)
- 喫茶店でペギーを探す男 - 南雲佑介 (57)
- 母親 - 安達由起 (58)
- 子供 - 田遠実 (58)
- 左久井アナウンサー - 岸野和彦(58)
- 大郷分隊長 - 轟謙二 (59,60)
- 中林 - 山本廉 (59)
- 中林夫人 - 由起艶子 (59)
- 横井博士 - 杉義一 (60)
- 洋館の女性 - 田中京子 (62)
- 自転車の少年 - 猪野塚弘之 (62)
- 駐在 - 人見きよし (62)
- 黒田博士 - 加地健太郎 (66)
- 黒田博士の妻 - 沢柳迪子 (66)
- 黒田博士の息子 - 谷村隆之 (66)
- 研究員 - 西園寺宏(67)
- 医師 - 村上幹夫 (67)
- イーグル諜報部員 - 和田一壮 (68)
- 中原団地の子供 - 七五三木猛明 (68)
- 警官 - 亀山達也、畑中猛重(69)
- 主婦 - 山本緑、八百原寿子(69)
- イーグル諜報部員0017 - 岩田広之(70)
- 松井教授 - 斎藤英雄 (71)
- 謎のバレリーナ - 蓮見里美 (71)
- イーグル小隊長 - 松本伊佐武(73)
- イーグル隊員 - 大田黒武生、叶年央(73)
- 村山 - 岸野一彦(75)
- 村山の妻 - 金子弘美(75)
- ガソリンスタンドの店員 - 三橋洋一(75)
- 記者 - 岸本功(75)
- 小村道子(鉄ヘビ仮面) - 藍とも子 (77)
- 太田典子 - 小関典子(77)
- 典子の両親 - 纓片達雄、花原照子 (77)
- 村の駐在 - 里木佐甫良 (77)
- 黒川隊員 - 大前均 (78)
- TVアナウンサー - 篠原大作 (78)
- 江崎貴美子(ブラックシャドウ9) - 岡田杏子 (79)
- 航空社員 - 浦信太郎 (79)
- スポーツクラブ支配人 - 山崎満 (79)
- 工事現場監督 - 高杉哲平 (79)
- アパートの大家 - 北川巧 (79)
- 冬季訓練の指導官(ゾルダー) - 島村卓志 (79)
- スポーツクラブ会員(刺客サイボーグ) - 原田力 (79)
- 田村博士 - 相沢治夫 (80)
- 田村陽一 - 寺嶋浩昭 (80)
- 横田鉄也少尉 - 伴直也 (81)
- 横田めぐみ(鉄也の妹) - 結城なほ子 (81)
- イーグル裁判長 - 稲川善一 (81)
- イーグル検察官 - 川上大輔 (81)
- イーグル弁護人 - 平松慎吾 (81)
- 石原純子(イーグル諜報部員003) - 日野麗子 (82)
- マジシャン(ヨーヨー仮面) - 滝雅也 (82)
- 大古次郎 (ダイガー仮面) - 池田駿介 (83)
- 川辺教授 - 弘松三郎 (83)
- 新田博士 - 南祐輔 (83)
- 広木博士 - 山本武 (83)
- 医師 - 酒井郷博 (83)
スーツアクター
66話までは大野剣友会が、67話以降はジャパンアクションクラブ(JAC)がアクションを担当した。前者では剣戟を応用した集団戦が、後者ではスピード感あるアクションが特徴となっており、それぞれの得意分野が取り入れられている。
新堀和男によると大野剣友会時代のベストメンバーは「アカ・新堀、アオ・中屋敷、キ・前田、モモ・栗原、ミド・中村」とのことであるが、実際にこの組み合わせが実現したのは1,2回程度だという。
アカレンジャー役を務めたJACの大葉健二(高橋健二)は、JAC担当になった当初は誠直也から要望を出されたが、誠がアフレコでスタントの様子を見てからは何も言われなくなり、大葉は自分たちが認められたと感じたという。
大野剣友会 (1 - 66)
- アカレンジャー、日輪仮面、火の山仮面マグマン将軍、鉄人仮面テムジン将軍、仮面怪人(機関車仮面ほか)、アオレンジャー(代役) - 新堀和男
- アカレンジャー(トランポリン)、ミドレンジャー(代役)、仮面怪人(武者仮面、ガンマン仮面 ほか) - 湯川泰男
- アオレンジャー(後期)、鉄人仮面テムジン将軍、機関車仮面 - 中屋敷鉄也
- アオレンジャー(代役)、黄金仮面 - 河原崎洋夫
- アオレンジャー - 湯浅洋行
- キレンジャー、仮面怪人 - 前田直高
- キレンジャー - 天野正登
- キレンジャー - 田中耕三郎
- モモレンジャー(初期) - 内藤みどり
- モモレンジャー - 清田真妃
- モモレンジャー - 栗原良二
- アオレンジャー(トランポリン)、キレンジャー、モモレンジャー、仮面怪人(ガンマン仮面、電話仮面、青すじ仮面ほか)、ゾルダー - 上田弘司
- モモレンジャー、仮面怪人 - 小沢章治
- ミドレンジャー、アカレンジャー(代役)、アオレンジャー(初期) - 中村文弥
- ミドレンジャー、日輪仮面、仮面怪人 - 橋本春彦
- ミドレンジャー - 尚川泰男
ジャパンアクションクラブ (67 - 84)
- アカレンジャー - 高橋健二
- アオレンジャー、アカレンジャー(代役)、仮面怪人 - 岡本美登
- キレンジャー - 建部豊
- モモレンジャー - 横山稔
- ミドレンジャー - 村上潤
- アカレンジャー(代役) - 春田三三夫
- アオレンジャー(代役) - 益田哲夫
スタッフ
- 原作 - 石森章太郎
- 連載 - 週刊少年サンデー( - 第55話)、てれびくん(第49話 - 第84話)、小学館学習雑誌、テレビランド
- 脚本 - 上原正三、高久進、新井光、曽田博久、平山公夫、藤川桂介
- プロデューサー - (東映)平山亨、吉川進(第5話 - )、深沢道尚(第64話 - 第71話)、(NET)萩野隆史
- 音楽 - 渡辺宙明
- 音楽制作 - あんだんて
- 撮影 - 原秀夫、森喜弘、吉田重業、高梨昇、山沢義一、小川康男、加藤弘章
- 照明 - 戸塚和夫、城田昌貞、安藤真之助、小宮山靖夫、元持秀雄、小林和夫、銀屋謙蔵
- 美術 - 小川富美夫、市丸博幸、阿部三郎
- 仕上制作 - 映広音響
- 録音 - 太田克己
- 編集 - 菅野順吉、松本高行
- 効果 - 平田靖、松田昭彦、伊藤克己、大平隆義(イシダサウンドプロ)
- 選曲 - 村田好次
- 助監督 - 平山公夫、福島孔道、高橋正治、天間敏広、松本喜隆、小林俊夫、真川敏夫
- 記録 - 紀志一子、川村澪子、堀よし子、平田穂美、船津一、安倍伸子、植村よし子、久保田民子、宮瀬淳子、田畑三代
- 技斗
- 大野剣友会(第1 - 66話)高橋一俊(第1 - 23話)、池田力也(第24 - 26話)、岡田勝(第27 - 66話)
- JAC(第67話 - 第84話)山岡順二
- 進行主任 - 大里俊博、小迫進、野津修平、川上正行、山中喆、原田良彦、川口秀雄、工藤孝行
- 特殊造形 - エキスプロダクション
- メークアップ - 佐藤せつ子、のざねまさえ、入江プロ、北島操
- 装置 - 日向勤
- トランポリン - 湯川泰男(第1話 - 第66話)
- 衣裳 - 東京衣裳
- 現像 - 東映化学
- 特撮研究所 - 鈴木昶
- 特撮監督 - 矢島信男(ノンクレジット)
- 大平特殊効果 - 菊地潔
- オートバイアクション - 室町健三
- オートバイ協力 - スズキ自動車
- 制作担当 - 佐久間正光、大里俊博、伊東暉雄
- 監督 - 竹本弘一、山田稔、田口勝彦、折田至、北村秀敏、小西通雄
- 制作 - NET、東映
- 大野剣友会(第1 - 66話)高橋一俊(第1 - 23話)、池田力也(第24 - 26話)、岡田勝(第27 - 66話)
- JAC(第67話 - 第84話)山岡順二
- 特撮監督 - 矢島信男(ノンクレジット)
音楽
主題歌
オープニングテーマ「進め! ゴレンジャー」
エンディングテーマ
「秘密戦隊ゴレンジャー」(第1 - 63話)
バトルシーンでも使用された。後半にはインストゥルメンタル版も使用されている。番組名がタイトルに使われたため、オープニングと混同されることがある。
「見よ!! ゴレンジャー」(第64 - 84話)
メイン・ヴォーカルのささきいさおの担当部分にはメロディーがないため、厳密には歌唱ではなくナレーションで参加していることになる。メロディーがあるのはバックコーラス部分のみである。歌詞は第64話から第68話までは前半1番+後半3番が使用され、バリキキューンが登場した第69話からは1番に変更された。また第66話まではテロップが「秘密戦隊ゴレンジャー」のままだった。
挿入歌
「とべ! バリブルーン」(第13・19・22・23・28・32話)
第15・24・26・35・37・39・42話ではインストゥルメンタル版が使用された。
「青い空からアオレンジャー」
第17話ではインストゥルメンタル版が使用された。
「ナゾナゾのミドレンジャー」
第22話ではインストゥルメンタル版が使用された。また、中盤では予告編BGMとしても使用された。
作曲した渡辺は子供向けにしたと述べており、印象に残った曲に挙げている。
放送日程
サブタイトルはいずれも「○○! ××」(第64話から「○○!! ××」)というフォーマットで統一。また色名が必ず入れられている。
1975年12月13日に第14話、1976年1月24日に第20話、2月21日に第25話、3月6日に第26話、8月14日に第53話、8月21日に第54話、1977年3月5日に第1話、3月19日に第2話を再放送。
1976年6月26日は、「アントニオ猪木対モハメド・アリ」中継を始めとしたスポーツ特別番組『格闘技世界一決定戦』(19:30 - 21:21)のため放送休止。「猪木対アリ」戦では本番組よりモモレンジャー役の小牧リサと、同局で放映中の『ベルサイユのトラック姐ちゃん』より山本由香利(ゆか里)が、劇中の衣装で登場し花束贈呈を担当。その模様は試合中継映像のDVD「燃えろ! 新日本プロレス エクストラ 猪木VSアリ 伝説の異種格闘技戦」にて確認できる。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 技斗 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1975年 | 4月 5日1 | 真赤な太陽!無敵ゴレンジャー | 上原正三 | 高橋一俊 | 竹本弘一 | |
4月12日 | 2 | 青い地球!死の砂漠化計画 |
| |||
4月19日 | 3 | 大逆襲!黄色いつむじ風 |
|
山田稔 | ||
4月26日 | 4 | 紅のキック!砕けミクロ大作戦 |
| |||
5月 | 3日5 | みどり色の怒り 不死身ガス人間 |
|
田口勝彦 | ||
5月10日 | 6 | 赤い謎!スパイルートを海に追え |
| |||
5月24日 | 7 | ピンクの月光!オオカミ部隊 | 山田稔 | |||
5月31日 | 8 | 黒い恐怖!殺しの毒牙 |
|
| ||
6月 | 7日9 | 青い影法師 バリブルーン秘密戦略 |
|
上原正三 | 折田至 | |
6月14日 | 10 | 赤い風船!風速100メートル | ||||
6月21日 | 11 | みどり色の戦慄!耳地獄からの脱出 |
|
山田稔 | ||
6月28日 | 12 | 銀色の超エネルギー!焦熱地獄 |
|
| ||
7月 | 5日13 | ピンクの秘密!人間爆弾を倒せ | 上原正三 | 田口勝彦 | ||
7月12日 | 14 | 赤い棺桶!ドクロ屋敷の怪 |
|
曽田博久 | ||
7月26日 | 15 | 青い大要塞!大暴れバリブルーン |
|
上原正三 | 竹本弘一 | |
8月 | 2日16 | 白い怪奇!鏡の中の目 |
| |||
8月 | 9日17 | むらさき色の遊園地!悪魔の墓場 |
|
|
山田稔 | |
8月16日 | 18 | 戦慄の黒十字軍!(秘)作戦で攻撃せよ | 平山公夫 | |||
8月23日 | 19 | 青い火花!海に浮かぶスパイ戦線 |
|
藤川桂介 | 田口勝彦 | |
8月30日 | 20 | 真赤な死闘!日輪仮面対アカレンジャー | ‐ | 上原正三 | ||
9月 | 6日21 | 青い驚異!古代から来た怪飛行船 |
|
山田稔 | ||
9月13日 | 22 | 黄色い空襲!アトランティスの悪夢 |
| |||
9月20日 | 23 | みどりの空中戦!怪飛行船の最期 |
| |||
10月 | 4日24 | 青い怒り!強烈ミドメラン大逆襲 |
|
池田力也 | 田口勝彦 | |
10月11日 | 25 | 真赤な導火線!八ツ目の魚雷攻撃 |
| |||
10月18日 | 26 | 青すじ七変化!恐怖の毒薬博士 |
|
曽田博久 | ||
10月25日 | 27 | 黄色い物体Q! ゴレンジャー基地SOS |
|
上原正三 | 岡田勝 | 折田至 |
11月 | 1日28 | 赤い大噴火!地底基地に潜入せよ |
|
山田稔 | ||
11月 | 8日29 | 赤い追撃!なぞの封印列車 |
|
曽田博久 | 折田至 | |
11月15日 | 30 | 金色の火柱!機雷連続大爆発 |
|
|
山田稔 | |
11月22日 | 31 | 黒い挑戦状!怒れ五つの正義の星 | 平山公夫 | |||
11月29日 | 32 | 青い熱風!バリブルーン応答なし |
|
上原正三 | 北村秀敏 | |
12月 | 6日33 | 赤い標的!にせものゴレンジャー出現 | 曽田博久 | |||
12月20日 | 34 | 黄色いスパイ戦!見たかYTCの威力 |
|
上原正三 | ||
12月27日 | 35 | 黒い大怪鳥!コンドラー戦斗爆撃隊 |
|
田口勝彦 | ||
1976年 | 1月10日36 | 真赤な猛進撃!動く要塞無敵戦艦 |
| |||
1月17日 | 37 | 真白い閃光!黒十字総統の正体 |
| |||
1月31日 | 38 | 青い断崖!悪魔の海賊宝さがし |
|
曽田博久 | 山田稔 | |
2月 | 7日39 | 真赤な日本海!怪隕石の超能力 |
| |||
2月14日 | 40 | 紅の復讐鬼!地獄のモモレンジャー |
|
上原正三 | 田口勝彦 | |
2月28日 | 41 | 黒い大逆転!鳥取砂丘の攻防戦 |
|
曽田博久 | 山田稔 | |
3月13日 | 42 | 黒の鉄人死す!さらばバリブルーン | ‐ | 上原正三 | 竹本弘一 | |
3月20日 | 43 | 真赤な |
| |||
3月27日 | 44 | 青い万能戦車!バリタンク発進 |
| |||
4月 | 3日45 | 暗黒の剣鮫!海の殺し屋襲来 | 山田稔 | |||
4月10日 | 46 | 黒い超特急!機関車仮面大暴走 |
| |||
4月17日 | 47 | 赤い大逆襲!怒りのゴレンジャー |
| |||
4月24日 | 48 | 黒い補給基地!遊園地危機一髪 |
|
|
田口勝彦 | |
5月 | 1日49 | みどりの大脱走!卍のトリックプレイ |
|
曽田博久 | ||
5月 | 8日50 | 青い翼の秘密!危うしバリドリーン |
| |||
5月15日 | 51 | 青いニセ札づくり!夕陽のガンマン |
|
山田稔 | ||
5月29日 | 52 | ピンクの電話鬼!殺しのダイヤル |
|
上原正三 | ||
6月 | 5日53 | 赤いホームラン王!必殺の背番号1 |
|
曽田博久 | ||
6月19日 | 54 | 真赤な挑戦!火の山最期の大噴火 | ‐ | 上原正三 | 田口勝彦 | |
7月 | 3日55 | 金色の大将軍!ツタンカーメンの呪い |
| |||
7月10日 | 56 | 青い夏休み!魔の殺人海岸 |
|
|
山田稔 | |
7月31日 | 57 | 黒い包囲網!五つの顔のペギー |
|
曽田博久 | ||
8月 | 7日58 | 真赤な野望!総統閣下の黄金城 |
|
上原正三 | ||
9月 | 4日59 | 真赤な南国!謎のゴールド大作戦 |
| |||
9月11日 | 60 | 青い瀬戸内海!浮ぶ秘密要塞島 |
|
曽田博久 | ||
9月18日 | 61 | 桃色のKOパンチ!エンドボール勝負 |
| |||
9月25日 | 62 | 白い怪奇!死神館の罠 |
|
上原正三 | 田口勝彦 | |
10月 | 2日63 | 黒い電光石火!飛び出す大砲 |
|
曽田博久 | ||
10月16日 | 64 | 青いUFO!! 宇宙軍団大襲来 |
|
上原正三 | 竹本弘一 | |
10月23日 | 65 | 真赤な決死隊!! 殴りこみ黒十字城 |
| |||
10月30日 | 66 | 赤い人質交換!! バットラー大爆撃 |
|
| ||
11月 | 6日67 | 真赤な特攻!! キレンジャー夕陽に死す |
|
上原正三 | 山岡順二 | 小西通雄 |
11月13日 | 68 | ピンクの反乱!! 針・針・針の大攻撃 |
|
| ||
11月20日 | 69 | 五色の新兵器!! バリキキューン発進 |
|
上原正三 | 山田稔 | |
11月27日 | 70 | 青い逆襲!! 宇宙特急をストップせよ |
| |||
12月 | 4日71 | 真赤な大決戦!! 地球移動計画 |
| |||
12月11日 | 72 | 青い機密!! 解体されたバリドリーン |
|
竹本弘一 | ||
12月18日 | 73 | 黒いつむじ風!! 勝負だ!一直線 |
| |||
12月25日 | 74 | 青い大寒波!! 地球氷づけ作戦 |
|
| ||
1977年 | 1月 8日75 | 真赤な火炎地獄!! ストーブ仮面の陰謀 |
|
上原正三 | 田口勝彦 | |
1月15日 | 76 | 真赤な潜入!! 君は海城剛を見たか? |
|
曽田博久 | ||
1月22日 | 77 | 黒い恐怖!! 吸血へび女 | 上原正三 | |||
1月29日 | 78 | 黒い妨害電波!! 原始の雄叫び |
|
|
山田稔 | |
2月 | 5日79 | 真赤な追跡!! 姿なき暗殺者の正体 |
|
上原正三 | ||
2月12日 | 80 | 真赤な敵中横断!希望への脱出 |
|
曽田博久 | ||
2月19日 | 81 | 黒い疑惑!! 殺人スパイの罠 | 上原正三 | 田口勝彦 | ||
2月26日 | 82 | 黒い魔術師!! 人形館の怪?! |
|
曽田博久 | ||
3月12日 | 83 | オレンジ色の初恋!! 吼える大都会 |
|
上原正三 | ||
3月26日 | 84 | 真赤な大勝利!! |
‐ | 山田稔 |
放送局
- NETテレビ(制作局):土曜 19:30 - 20:00
- 北海道テレビ:土曜 19:30 - 20:00
- 青森放送:火曜 17:55 - 18:25
- テレビ岩手:金曜 18:00 - 18:30
- 秋田放送:木曜 17:00 - 17:30
- 山形テレビ:月曜 18:00 - 18:30
- 宮城テレビ:金曜 18:00 - 18:30(1975年10月3日まで)
- 東日本放送:土曜 19:30 - 20:00(1975年10月4日から)
- 福島中央テレビ:月曜 18:00 - 18:30
- 新潟放送:金曜 17:30 - 18:00
- テレビ山梨:月曜 18:00 - 18:30
- 長野放送 : 火曜 18:00 - 18:30
- 静岡放送:金曜 17:30 - 18:00
- 静岡けんみんテレビ:日曜 18:30 - 19:00(1979年7月1日 - )
- 北日本放送:水曜 16:50 - 17:20(1975年10月8日放送開始)
- 石川テレビ:火曜 18:00 - 18:30
- 福井放送:火曜 18:00 - 18:30(1976年4月6日放送開始)
- 名古屋放送:水曜 19:00 - 19:30
- 朝日放送:土曜 18:00 - 18:30(先行放送)
- テレビ岡山:金曜 17:00 - 17:30(1976年2月13日 - )
- 広島ホームテレビ:土曜 19:30 - 20:00
- テレビ山口:日曜 11:30 - 12:00
- 四国放送
- 瀬戸内海放送:土曜 19:30 - 20:00
- テレビ愛媛
- テレビ高知
- 九州朝日放送:水曜 19:00 - 19:30( - 1976年3月)→ 土曜 19:30 - 20:00(1976年4月 - )
- 熊本放送:日曜 11:30 - 12:00
- 大分放送:土曜 18:00 - 18:30 (1976年4月10日 - )
- 宮崎放送:木曜 17:20 - 17:50 ( - 1976年3月)→ 水曜 17:20 - 17:50 (1976年4月 - )
- 鹿児島テレビ : 火曜 17:55 - 18:25
- 沖縄テレビ
- 東日本放送:土曜 19:30 - 20:00(1975年10月4日から)
- 静岡けんみんテレビ:日曜 18:30 - 19:00(1979年7月1日 - )
劇場版
いずれも東映まんがまつりの一編として公開された。
『秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』
テレビシリーズ再編集版
『秘密戦隊ゴレンジャー』
『秘密戦隊ゴレンジャー 青い大要塞』
『秘密戦隊ゴレンジャー 真赤な猛進撃!』
『秘密戦隊ゴレンジャー 火の山最後の大噴火』
これらの作品は2003年7月21日発売の『スーパー戦隊THE MOVIE BOX』および、単品では2004年7月21日発売の『スーパー戦隊THE MOVIE VOl.1』に収録されている。2011年11月21日発売の「復刻!東映まんがまつり 1976春」には「真赤な猛進撃!」のみ収録されている。
2020年11月2日、第33回東京国際映画祭ジャパニーズ・アニメーション部門で『真っ赤な猛進撃!』、『爆弾ハリケーン』に加えて『ジャッカー電撃隊VS秘密戦隊ゴレンジャー』を上映。
エピソード
- 主演の誠直也と宮内洋が写真週刊誌の対談で語ったところによると、ロケ中は、煙草を隠れて吸ったり、立ち小便をしないなど、見学に来た子どもたちのイメージを壊さないように苦労したそうである。そんな苦労を共にしたためか、誠と宮内らのキャストは仲が良く、男性キャストのみで撮影後の飲み会に繰り出すこともしばしばだったという。
- 1998年にインナーブレイン社から発売されたPCソフト『秘密戦隊ゴレンジャーのしくみ』によると、当時撮影で東京から御殿場方面へゴレンジャーの役者が、個別に自家用車で高速道路を移動していたところ、次から次へと速度超過で警察に止められた。バラバラに移動していたが、奇しくも高速で5人揃ってしまったと宮内洋は語っている。
映像ソフト化
特記のない限り、いずれも発売元は東映ビデオ。
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)ソフトは1986年 - 1991年にかけて全20巻が発売された。各巻3話、59話分+劇場版1本を収録。発売当初はあくまでも傑作選の予定だったため、収録順は放送順と一致していない。19巻のジャケットには、『超獣戦隊ライブマン』に登場するジェットファルコンの画像が誤って使用されていた。
- LD-BOXは1998年11月21日 - 1999年5月21日にかけて全3集が発売された。初の全話収録でのソフト化である。
- DVDは2003年4月21日 - 8月8日にかけて、全14巻が発売された。各巻6話収録で、1 - 3巻、4 - 6巻、7 - 9巻、10 - 12巻、13・14巻はそれぞれ同時リリースされた。
- 2008年7月21日発売の『石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX』に第1話が収録されている。
- 2011年4月発売の『スーパー戦隊 1stエピソードコレクション I』に第1話が収録されているほか、ペイ・パー・ビューで劇場版『爆弾ハリケーン!』が視聴可能。
- Blu-rayは2017年2月8日から10月4日にかけてBOX全5巻が発売された。各巻3枚組・17話収録。また2021年4月14日発売の『スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975 - 1981』に計8話が収録されている。
- 2008年7月21日発売の『石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX』に第1話が収録されている。
- 2011年4月発売の『スーパー戦隊 1stエピソードコレクション I』に第1話が収録されているほか、ペイ・パー・ビューで劇場版『爆弾ハリケーン!』が視聴可能。
CS放送・ネット配信
CS放送
- 東映チャンネル
- 2005年8月 - 2006年5月
- 2017年3月 - 12月(「スーパー戦隊ワールド」枠、後者はHD放送)
- 2007年9月 - 2008年2月(「アンコールアワー」枠)
- ファミリー劇場
- 2001年 - 2003年
- 2010年 - 2011年
- 2005年8月 - 2006年5月
- 2017年3月 - 12月(「スーパー戦隊ワールド」枠、後者はHD放送)
- 2007年9月 - 2008年2月(「アンコールアワー」枠)
- 2001年 - 2003年
- 2010年 - 2011年
ネット配信
- 東映特撮 YouTube Official
- 2011年8月1日 - 2012年5月20日
- 2014年10月25日 - 2015年8月15日
- 2021年1月26日 - 11月16日
- 東映特撮ニコニコおふぃしゃる
- 2022年10月29日 -
- 2011年8月1日 - 2012年5月20日
- 2014年10月25日 - 2015年8月15日
- 2021年1月26日 - 11月16日
- 2022年10月29日 -
その他の展開
キレンジャーのカレー発売
『アニメック』の特集
音盤ソフトの展開
放送終了後の1996年にBGM集『秘密戦隊ゴレンジャー MUSIC COLLECTION』が発売され、2004年には5000枚限定で再発売された。ただし、当時は「バリドリーンの歌」「ゴレンジャーがやってくる」のインストゥルメンタル版の音源が発見できなかったことや、CD1枚という容量の都合により、多くの未収録曲がある。
2016年5月25日、『秘密戦隊ゴレンジャー オリジナル・サウンドトラック』が発売された。前述の音源が新たに発見されたこともあり、同盤では本作品のために作られたBGM全曲を、2枚組にて収録している。
パチンコ・パチスロ化
ゲーム化
同年発売のドリームキャスト用の『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』にもゴレンジャーが参戦した。
2001年9月に同じくバンプレストから発売された『スーパー特撮大戦2001』では、ゴレンジャーが参戦した。
2010年3月より、バンダイから稼動開始のデータカードダス『スーパー戦隊バトル ダイスオー』の第1弾にアカレンジャーが参戦。第2弾ではキレンジャーとミドレンジャーが、第3弾でアオレンジャーとモモレンジャーが参戦しゴレンジャー全員が参戦を果たした。
エイプリルフール企画
復刻堂
バラエティ番組
シリーズ内の他作品への登場
各作品での詳細はそれぞれのリンク先を参照。
『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』
スーパー戦隊大集合
『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』
『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』
『海賊戦隊ゴーカイジャー』
テレビシリーズ:ゴレンジャー全員(1話、アカレンジャーの声は誠直也)、バリブルーン(50話)、海城(最終話)
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦:ゴレンジャー全員およびバリブルーン、同作品ではそれに加えて黒十字総統の設定を踏まえた「黒十字王」というキャラクターも登場。海城のみ素顔でも登場。またノンクレジットではあるが、アオレンジャーの声を宮内洋が当てている。
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船:野球仮面(声は永井一郎)、ゾルダー
テレビシリーズ:ゴレンジャー全員(1話、アカレンジャーの声は誠直也)、バリブルーン(50話)、海城(最終話)
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦:ゴレンジャー全員およびバリブルーン、同作品ではそれに加えて黒十字総統の設定を踏まえた「黒十字王」というキャラクターも登場。海城のみ素顔でも登場。またノンクレジットではあるが、アオレンジャーの声を宮内洋が当てている。
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船:野球仮面(声は永井一郎)、ゾルダー
『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』
『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』
『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い! オール戦隊大集会!!』
『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』
『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』
参考文献
- 大全集シリーズ(講談社)
- 『秘密戦隊ゴレンジャー大全集 : ジャッカー電撃隊』講談社〈テレビマガジン特別編集〉、1988-06-31。ISBN 4-06-178409-9。
- 『テレビマガジン特別編集 戦隊シリーズ20周年記念 超世紀全戦隊大全集』講談社、1993年11月14日。ISBN 4-06-178416-1。
- 『全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。
- 『宇宙船SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集』監修 金田益実、朝日ソノラマ、1998年5月30日。ISBN 4-257-03533-1。
- 岩佐陽一 編『秘密戦隊ゴレンジャー大全 仮面怪人大百科』双葉社、2001年2月10日。ISBN 4-575-29186-2。
- 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 上巻』勁文社、2002年。ISBN 4-7669-3975-1。
- 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 下巻』勁文社、2002年。ISBN 4-7669-4108-X。
- 『スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編』メディアワークス、2002年8月30日。ISBN 4-8402-2139-1。
- 特撮映画研究会 編『怪獣とヒーローを創った男たち』辰巳出版〈タツミムック〉、2002年12月。ISBN 4-88641-808-2。
- 『全怪獣怪人大事典(上巻)東映篇』編集:井上嘉大、英知出版、2003年3月20日。ISBN 4-7542-2016-1。
- 『スーパー戦隊画報』 第1巻、竹書房、2005年9月7日。ISBN 4-8124-2219-1。
- 『決定版 全スーパー戦隊 完全超百科』講談社、2006年4月25日。ISBN 4-06-304567-6。
- 『30大スーパー戦隊超全集』構成 間宮“TAKI”尚彦、小学館、2007年3月8日。ISBN 978-4-09-105112-7。
- 『なつかしの東映×石ノ森 ヒーロー大図鑑』講談社、2010年10月29日。ISBN 978-4-06-364833-1。
- 『決定版 全スーパー戦隊 パーフェクト超百科』講談社、2011年5月25日。ISBN 978-4-06-304815-5。
- 『東映スーパー戦隊35作品記念公式図録 百化繚乱 戦隊怪人デザイン大鑑 1975-1995』グライドメディア、2011年12月15日。ISBN 978-4-8130-2163-6。
- 『スーパー戦隊戦士列伝 赤の伝説』角川書店、2012年7月28日。ISBN 978-4-04-110216-9。
- 『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』講談社 編、講談社、2014年11月20日。ISBN 978-4-06-218566-0。
- 『東映ヒーロー仮面俳優列伝』鴬谷五郎、辰巳出版、2014年12月20日。ISBN 978-4-7778-1425-1。
- 講談社 編『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1975 秘密戦隊ゴレンジャー》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2018年3月24日。ISBN 978-4-06-509616-1。
- 『決定版 全スーパー戦隊 コンプリート超百科』講談社、2018年2月26日。ISBN 978-4-06-304848-3。
- 『スーパー戦隊』学研プラス〈学研の図鑑〉、2021年4月20日。ISBN 978-4-0540-6788-2。
- 『スーパー戦隊 TOY HISTORY 45 1975-2021』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2022年4月1日。ISBN 978-4-7986-2745-8。
- 『秘密戦隊ゴレンジャー大全集 : ジャッカー電撃隊』講談社〈テレビマガジン特別編集〉、1988-06-31。ISBN 4-06-178409-9。
- 『テレビマガジン特別編集 戦隊シリーズ20周年記念 超世紀全戦隊大全集』講談社、1993年11月14日。ISBN 4-06-178416-1。