秘拳伝説 獅子王伝
漫画
作者:小林たつよし,
出版社:小学館,
掲載誌:月刊コロコロコミック,別冊コロコロコミック,
レーベル:てんとう虫コミックス,
発表期間:1986年,1987年,
巻数:全3巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『秘拳伝説 獅子王伝』(ひけんでんせつ ししおうでん)は小林たつよしによる日本の漫画作品。『月刊コロコロコミック』(小学館)にて1986年2月号から1987年5月号まで連載され、その後『別冊コロコロコミック』(同)にて完結編が掲載された。単行本は全3巻で未収録エピソードあり。
概要
作者の前作『ドラゴン拳』と同じ拳法アクション漫画だが、『ドラゴン拳』が現代日本や中国を舞台にしていたのに対して、こちらは古代中国が舞台となっている。そのため前作以上にハードな内容となっており、言葉通りの命がけの戦いや切断、流血などのバイオレンス描写も多い。
拳法修行を通じた父と子の生き様の描写は、『ドラゴン拳』の裏テーマである「父と子」から結実したものである。
あらすじ
中国統一を果たした神帝であったが、その支配の磐石化には、全土に構えた僧兵により高い武力を持ちつつある武術寺・崇山少林寺への対策が課題であった。全面戦争は双方にとって望むところではない。そこで神帝は配下の龍虎組を使い、少林寺が聖寺として崇める獅子寺をみせしめとして焼き討ちにさせた。
修行の旅から帰った獅子王は、今まさに炎に呑まれ焼かれていく獅子寺の姿を見た。怒りに燃える獅子王は居合わせた敵を蹴散らすが、すでに両親は殺され、妻の麗華も無残な姿で事切れていた。
ただ一人難を逃れた息子・烈男(れお)を背負い、獅子王は龍虎組詰所に乗り込むが、組長・影虎の奮戦により、追い詰めたはずの神帝をあと一歩のところで取り逃がしてしまう。
獅子王と烈男、獅子の親子の復讐と修行の旅が始まった。
連載前半
獅子王親子の旅が描かれ、次々と襲い掛かる神王朝の刺客を親子2人が撃退していく話が続く。イガナ和尚の村・カシュガルに到着した後、親子は別行動を取る事に。
連載後半
烈男が主役となり獅子王の出番はほとんど無くなる。烈男の修行~魔神拳王院との戦いで本誌連載は終了。2人の再会はその後の完結編で実現した。
登場人物
獅子拳
獅子王(ししおう)
烈男(れお)
カシュガル
赤い旋風(あかいかぜ)
神王朝
幻羅(げんら)
黒鷹(こくよう)
熊王(くまおう)
般若蛇(はんにゃじゃ)
雷電(らいでん)
魔神拳王院
10歳になった村の子供を全て連れ去り、過酷な拳法修行を行わせる一団。拳王院は火山の上に作られており、様々な修行房を持つ。火山という部分を烈男たちに利用され、大崩壊を起こす。
その他
- 新連載予告での仮題は『ドラゴン熱拳児』。烈男のデザインも異なっているが、『コロコロ』の巻末コメント欄ではその時の顔が使われ続けた。
- 獅子王が鍛錬の中で『ドラゴン拳』の主人公、竜王拳と同じ構えと掛け声を出すというセルフパロディがある。
- 烈男がカシュガルから再び旅に出るまでの流れが連載時と単行本で異なっている。連載(1987年1月号)では烈男がイガナ和尚から獅子拳の極意を授かった上での旅立ちであったが、単行本では第3巻に収録された直前の回(1986年12月号)のラストが加筆修正され、玄武との決着をつけた後、神帝の兵から竜王の存在を知らされた烈男がそのまますぐに旅立っていくという流れになっている。1月号の回の殆どの部分は未収録だが、最終ページの数コマのみが修正された上で使われている。
脚注・出典
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