第三の時効
以下はWikipediaより引用
要約
『第三の時効』(だいさんのじこう)は、横山秀夫による連作警察小説。全6篇が収録されており、全篇とも集英社の『小説すばる』に掲載された。第16回山本周五郎賞候補作。
作者が初めて事件を捜査する刑事を主人公にした「F県警強行犯シリーズ」の第1作目。
全編とも2002年から2005年にかけてTBSにてテレビドラマ化された。 2020年からはテレビ東京にてテレビドラマ化されている。
登場人物
- 刑事部長
- 尾関守
- 捜査第一課課長
- 田畑昭信
- 捜査第一課強行犯捜査一係
- 朽木泰正 - 班長:「青鬼」。捜査手法は「理詰め型」。
- 田中 - 主任
- 森隆弘
- 殿村
- 矢代勲
- 島津:前職は捜査第二課知能犯捜査係。田畑の所轄時代の部下。
- 捜査第一課強行犯捜査二係
- 楠見 - 班長:「冷血」。捜査手法は「搦手型」「謀略型」。公安あがり。女性に対して極めて辛辣。
- 植草 - 主任
- 宮嶋
- 蒲地
- 阿久津
- 捜査第一課強行犯捜査三係
- 村瀬 - 班長:「天才」。捜査手法は「閃き型」「天才型」。動物的カンの持ち主。
- 伴内 - 主任
- 東出裕文 - 警部補:村瀬不在中に班長代理を務める。
- 石上 - 警部補:東出・氏家と同期。
- 吉池
- 三谷
- 須藤
- 暴力団対策課
- 湯浅 - 課長
- 小浜 - 特捜班長
- 氏家忠宏:東出・石上と同期。前職は生活安全課。
- 尾関守
- 田畑昭信
- 朽木泰正 - 班長:「青鬼」。捜査手法は「理詰め型」。
- 田中 - 主任
- 森隆弘
- 殿村
- 矢代勲
- 島津:前職は捜査第二課知能犯捜査係。田畑の所轄時代の部下。
- 楠見 - 班長:「冷血」。捜査手法は「搦手型」「謀略型」。公安あがり。女性に対して極めて辛辣。
- 植草 - 主任
- 宮嶋
- 蒲地
- 阿久津
- 村瀬 - 班長:「天才」。捜査手法は「閃き型」「天才型」。動物的カンの持ち主。
- 伴内 - 主任
- 東出裕文 - 警部補:村瀬不在中に班長代理を務める。
- 石上 - 警部補:東出・氏家と同期。
- 吉池
- 三谷
- 須藤
- 湯浅 - 課長
- 小浜 - 特捜班長
- 氏家忠宏:東出・石上と同期。前職は生活安全課。
各話掲載情報
- 沈黙のアリバイ(『小説すばる』2001年9月号掲載)
- 第三の時効(『小説すばる』2002年2月号掲載)
- 囚人のジレンマ(『小説すばる』2002年4月号掲載)
- 密室の抜け穴(『小説すばる』2002年7月号掲載)
- ペルソナの微笑(『小説すばる』2002年9月号掲載)
- モノクロームの反転(『小説すばる』2002年11月号掲載)
書誌情報
- 単行本《集英社》:2003年2月5日発行、ISBN 978-4-08-774630-3
- 文庫本《集英社文庫》:2006年3月25日発行、ISBN 978-4-08-746019-3
テレビドラマ
TBS版
『横山秀夫サスペンス』は、2002年から2005年までTBS系「月曜ミステリー劇場」で放送されたシリーズ。全6回。
タイトルは『沈黙のアリバイ』(第1作) → 『第三の時効』(第2作) → 『密室の抜け穴』(第3作) → 『ペルソナの微笑』(第4作) → 『囚人のジレンマ』(第5作) → 『モノクロームの反転』(第6作)
ドラマでは山梨県警捜査一課が舞台となっている。
キャスト(TBS版)
山梨県警察本部(TBS版)
- 尾関泰嗣(刑事部長) - 寺田農
- 田畑昭信(捜査第1課 課長) - 橋爪功
- 朽木泰正(班長・警部) - 渡辺謙(第1作)
- 島津剛志(巡査部長) - 大浦龍宇一(第1作)
- 田中裕二(刑事) - 唐渡亮(第1作・第2作)
- 森雅夫(刑事) - 田中要次(第1作)
- 森隆弘(田畑に頼まれ二班に出向) - 緒形直人(第2作)
- 小山内(刑事) - 宮本大誠(第5作)
- 楠見正俊(班長・元公安) - 段田安則(第2作・第4作 - 第6作)
- 矢代勲(刑事) - 金子賢(第4作 - 第6作)(小学生:鎌田拓充〈第4作〉)
- 宮嶋(刑事) - 金山一彦(第2作)
- 植草(主任) - 大河内浩(第2作)
- 吉田(刑事) - 吉田慎之介(第2作)
- 古澤忠之(主任刑事) - 深水三章(第4作・第6作)
- 鈴木(刑事) - 浪花勇二(第4作)
- 赤星(刑事) - 浜田大介(第4作・第6作)
- 阿久津(刑事) - 由地慶伍(第5作・第6作)
- 村瀬透(班長) - 伊武雅刀(第3作・第5作・第6作)
- 東出裕文(警部補・第5作は一班に班長代理として出向) - 石橋凌(第3作・第5作・第6作)
- 石上孝志(警部補) - 隆大介(第3作)
- 松田秀行(巡査部長) - 田中哲司(第3作・第5作)
- 西山知子(刑事) - 真瀬樹里(第3作)
- 清水道明(刑事) - 古川康大(第3作・第6作)
- 鈴木真一(刑事) - 小川剛生(旧・小川剛)(第3作・第6作)
- 佐藤仁(刑事) - 信太昌之(第3作・第5作)
- 金子(刑事) - 日向丈(第3作)
- 井上(刑事) - 大門裕明(第3作)
- 安原(刑事) - 松本航平(第3作)
- 伴内孝(刑事) - 上田耕一(第5作)
- 是永貴志(刑事) - 永田良輔(第6作)
- 氏家忠宏(巡査部長) - 光石研(第3作)
- 小浜修造(課長・警部) - 丹古母鬼馬二(第3作)
- 湯浅(警部補) - 中西良太(第3作)
その他(TBS版)
- 野口京子(楠見班長の婚約者・12年前にひき逃げにあい中央厚生病院に植物状態で入院中) - 木内友三(第4作・第6作)
ゲスト(TBS版)
第1作「沈黙のアリバイ」(2002年)
第2作「第三の時効」(2003年)
第3作「密室の抜け穴」(2003年)
第4作「ペルソナの微笑」(2004年)
第5作「囚人のジレンマ」(2004年)
第6作「モノクロームの反転」(2005年)
スタッフ(TBS版)
- 原作 - 横山秀夫
- 企画 - 越智貞夫
- 脚本 - 久松真一、森岡利行
- 監督 - 清弘誠(第1作)、榎戸耕史(第2作・第3作・第5作)、長谷川康(第4作・第6作)
- プロデューサー - 杉本明千世
- 制作 - アミューズ(第1作 - 第4作)、コブラピクチャーズ(第4作 - 第6作)、TBS
放送日程(TBS版)
話数 | 放送日 | タイトル | 原作 | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2002年7月 | 8日沈黙のアリバイ | 「沈黙のアリバイ」 (「第三の時効」所収) |
久松真一 | 清弘誠 | 16.1% |
2 | 2003年2月24日 | 第三の時効 | 「第三の時効」 (「第三の時効」所収) |
榎戸耕史 | 16.1% | |
3 | 5月 | 5日密室の抜け穴 | 「密室の抜け穴」 (「第三の時効」所収) |
森岡利行 | 15.5% | |
4 | 2004年5月 | 3日ペルソナの微笑 | 「ペルソナの微笑」 (「第三の時効」所収) |
久松真一 | 長谷川康 | |
5 | 9月13日 | 囚人のジレンマ | 「囚人のジレンマ」 (「第三の時効」所収) |
榎戸耕史 | 13.4% | |
6 | 2005年6月13日 | モノクロームの反転 | 「モノクロームの反転」 (「第三の時効」所収) |
長谷川康 |
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯
テレビ東京版
『横山秀夫サスペンス』は、2020年からテレビ東京「月曜プレミア8」で放送されているシリーズ。
タイトルは『沈黙のアリバイ』(第1作) → 『モノクロームの反転』(第2作) → 『第三の時効』(第3作) → 『ペルソナの微笑』(第4作)
ドラマでは山梨県警察が舞台となっている。
キャスト(テレビ東京版)
山梨県警察本部刑事部(テレビ東京版)
- 尾関守(刑事部長) - 岩松了(第1作 - 第3作)
- 田畑昭信(捜査第一課長) - 平田満
- 朽木泰正(班長・警部) - 仲村トオル
- 島津正人(取調官・巡査部長) - 音尾琢真(第1作)
- 田中誠二(主任・刑事) - 飯田基祐(第1作・第2作)、松嶋亮太(第4作)
- 殿村勝(刑事) - 内田朝陽(第1作・第2作)、永岡佑(第4作)
- 森隆弘(刑事) - 尾上寛之(第1作・第2作)、吉沢悠(第3作)
- 矢代勲(刑事) - 白石隼也(第1作・第2作)、風間俊介(第4作)(7歳:福島永大〈第4作〉)
- 楠見昌平(班長・警部) - 松重豊(第3作 - )
- 植草俊之(主任・刑事) - 大西武志(第3作)
- 宮嶋義雄(刑事) - 池田努(第3作)
- 阿久津巧(刑事) - 菅原健(第3作)
- 羽村瑞希(刑事) - 入来茉里(第3作)
- 村瀬恭一(班長・警部) - 岸谷五朗
- 東出裕史(主任・刑事) - 平山祐介(第1作・第2作)
- 石上博(刑事) - 吉成浩一(第1作 - 第3作)
- 吉池俊(刑事) - 西興一朗(第1作・第2作)
- 須藤康弘(刑事) - 藤原智之(第1作 - 第3作)
- 三谷孝幸(刑事) - 福崎峻介(第1作・第2作)
その他(テレビ東京版)
- たっちゃんの母親(たっちゃんの葬儀から5日後に自殺) - 水崎綾女(第1作・第2作)
- たっちゃん(15年前に朽木が同乗していた捜査車両に轢かれて死亡した聴覚障害がある子ども) - 大岡周太朗(第1作・第2作)
ゲスト(テレビ東京版)
第1作「沈黙のアリバイ」(2020年)
第2作「モノクロームの反転」(2020年)
第3作「第三の時効」(2021年)
第4作「ペルソナの微笑」(2023年)
スタッフ(テレビ東京版)
- 原作 - 横山秀夫
- 脚本 - 青島武
- 監督 - 麻生学、朝烏ツワ子
- 助監督 - 坂梨公紀、安原正恭
- 警察監修 - 尾崎祐司、古谷謙一
- アクション指導 - 田渕景也、劔持誠
- 技術協力 - バル・エンタープライズ
- 美術協力 - KHKアート
- チーフプロデューサー - 中川順平
- プロデューサー - 木下真梨子(テレビ東京)、小松幸敏(テレビ東京)、木下真梨子(テレビ東京)、平部隆明(ホリプロ)
- 制作プロダクション - ホリプロ(第1作・第2作・第4作ではノンクレジット)
- 製作著作 - テレビ東京、BSテレ東
放送日程(テレビ東京版)
話数 | 放送日 | タイトル | 原作 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2020年10月26日 | 沈黙のアリバイ | 「沈黙のアリバイ」 (「第三の時効」所収) |
青島武 | 麻生学 |
2 | 11月 | 9日モノクロームの反転 | 「モノクロームの反転」 (「第三の時効」所収) | ||
3 | 2021年11月29日 | 第三の時効 | 「第三の時効」 (「第三の時効」所収) |
朝烏ツワ子 | |
4 | 2023年1月23日 | ペルソナの微笑 | 「ペルソナの微笑」 (「第三の時効」所収) |