紫色のクオリア
小説
著者:うえお久光,
出版社:アスキー・メディアワークス,
レーベル:電撃文庫,
巻数:全1巻,
漫画
原作・原案など:うえお久光,
作画:綱島志朗,
出版社:アスキー・メディアワークス,
掲載誌:コミック電撃大王,
レーベル:電撃コミックス,
発表期間:1月27日,8月27日,
巻数:全3巻,
話数:全18話,
以下はWikipediaより引用
要約
『紫色のクオリア』(むらさきいろのクオリア, QUALIA the purple)は、うえお久光によるSFライトノベル。2009年7月に電撃文庫から刊行。
特徴
当初は綱島志朗とのコラボレーション企画として「電撃文庫MAGAZINE 11月号増刊」に執筆された短編であり、そこに中篇『1/1,000,000,000のキス』と短編『if』を書き下ろして書籍化された。古今東西のSF小説へのオマージュ(手塚治虫『火の鳥』、アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』、カート・ヴォネガット『スローターハウス5』、グレッグ・イーガン『万物理論』など)が盛り込まれ、内容自体もワイドスクリーン・バロック的な構造を取っている。
とりわけ『1/1,000,000,000のキス』は高く評価されており、ダ・ヴィンチや本の雑誌などライトノベルをあまり取り扱わない雑誌でも称賛され、「SFが読みたい!」2010年度版国内篇ランキングでは10位にランクインした。
2010年秋より2013年10月号まで「コミック電撃大王」にて綱島志朗による漫画版が連載された。全3巻。第3巻にはうえお久光が書き下ろした「箱の中の手紙」が収録される。
あらすじ
毬井についてのエトセトラ
「人間がロボットに見える」という少女毬井ゆかり。彼女に舞い込んだのは、ある猟奇殺人事件。ゆかりの友人である波濤学も、その事件に舞い込まれていく。
1/1,000,000,000のキス
マナブはある日、腕に埋め込まれたケータイを通じて平行世界にいる自分と交信できるようになる。一方、天才少女アリス・フォイルは留学生としてゆかりに接近し、天才を保護する組織「ジョウント」に勧誘するが、思わぬ悲劇が起こる。マナブは平行世界を渡り、無限の試行を行って「ジョウント」に闘いを挑む。ゆかりを取り戻す、ただそれだけのために。
登場人物
波濤学(はとう まなぶ)
毬井ゆかり(まりい ゆかり)
アリス・フォイル
書籍
文庫
- 『紫色のクオリア』ISBN 978-4-04-867904-6
漫画
- 『紫色のクオリア 1』ISBN 978-4-04-886412-1 2012年2月27日発行
- 『紫色のクオリア 2』ISBN 978-4-04-891187-0 2012年11月27日発行
- 『紫色のクオリア 3』ISBN 978-4-04-866012-9 2013年10月26日発行