絆 (小杉健治)
以下はWikipediaより引用
要約
『絆』(きずな)は、小杉健治による日本の小説。
1987年、第41回日本推理作家協会賞長篇部門を受賞、1988年、第98回直木賞候補となる。
これまでに3度テレビドラマ化されている。詳細は#テレビドラマを参照。
あらすじ
夫殺しの罪を問われている弓丘奈緒子。最初は否認していた奈緒子だが、偽装工作が露顕してからは自白し、起訴後も罪を認める姿勢を貫いていたため、情状酌量が裁判の争点になると注目されていた。検察官が読み上げた起訴状にも、事実に間違いない、と述べる奈緒子だが、弁護人の原島は無罪を主張する。凶器を購入したのは奈緒子自身、夫には愛人がおり、離婚の話も出ていた。本当に奈緒子は無実なのか、無実ならばなぜ罪を受け入れようとするのか。
登場人物
原島 保
司法記者
テレビドラマ
日本テレビ版(1996年)
1996年10月8日、日本テレビ系列「火曜サスペンス劇場」の15周年記念作品としてテレビドラマ化。脚本:掛札昌裕、演出:長谷和夫。
キャスト
- 弓丘奈緒子 - 十朱幸代
- 原島保 - 滝田栄
- 三津井沢子 - 高部知子
- 中西良太
- 杉田かおる
- 山下規介
- 弓丘美砂子 - 早勢美里
- 三上真一郎
- 中尾日出子 - 風祭ゆき
ほか
テレビ東京版(2002年)
2002年3月20日、テレビ東京系列「女と愛とミステリー」にて『渡哲也サスペンス 絆』というタイトルでテレビドラマ化。
キャスト
- 原島保:渡哲也
- 水木邦夫:渡辺いっけい
- 弓丘奈緒子:伊藤蘭
- 弓丘美砂子:邑野未亜
- 筒見仁造(市橋寛吉):村田雄浩
- 市橋晴彦:天宮良
- 大沼幹也:片桐竜次
- 木村昇
- 山西道広
- 金沢検事:誠直也
- 森次晃嗣
- 川幡由佳
- 佐藤仁哉
- 関根道代:長谷部香苗
- 高山千草
- 野口ふみえ
- 土屋大輔
- 弓丘勇一:山田百貴
- 佐々木麻由子
- 萩原紀
- 小野祥子
- 原島彩:遊井亮子(原島の娘)
- 原島亜樹子:松原智恵子(原島の妻)
スタッフ
- 監督:澤田幸弘
- 脚本:洞澤美恵子
- 選曲:合田豊
- 法律監修:菅原哲朗
- バイオリン指導:松本花菜、石井啓太
- 技術協力:ビデオフォーカス
- 照明協力:APEX
- 美術協力:KHKアート
- 装飾:山崎美術
- 制作協力:国際放映
- プロデューサー:大久保直実、森川一雄
- 製作:テレビ東京、BSジャパン、ビデオフォーカス
テレビ朝日版(2006年)
2006年4月29日、テレビ朝日系列「土曜ワイド劇場」のシリーズ『事件』の第12作として、「妻はなぜ嘘の自白をしたか?」が放映された。
キャスト
- 伊丹秀一:北大路欣也(原作の原島)
- 加瀬直人:山下徹大
- 本多和美:山下容莉枝
- 弓丘奈緒子:中田喜子
- 弓丘美砂子:水橋貴己
- 市橋寛之:甲本雅裕
- 市橋晴彦:尾美としのり
- 八木孝雄:高橋元太郎
- 金沢郁夫:石丸謙二郎
- 弓丘勇次郎:山崎一
- 倉田テル:大山のぶ代
- 藤田宗久
- 真実一路
- 春田純一
- 悠木千帆