結物語
以下はWikipediaより引用
要約
『結物語』(ムスビモノガタリ)は、西尾維新による青春怪異小説。〈物語〉シリーズの通巻22巻目として講談社BOXレーベルにて2017年1月に刊行された。イラストはVOFANが手掛けている。
概要
現代の怪異を描き、『終物語』にて完結した〈物語〉シリーズのその後を描く〈物語〉シリーズ・オフシーズンの第4弾にして完結編。
主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)と仲間達のその後が描かれる。時系列は一気に5年後に飛び、暦は警察官になり、配属された「直江津署・風説課」にて新たな怪異に遭遇する。第一話「ぜんかマーメイド」、第二話「のぞみゴーレム」、第三話「みとめウルフ」、第四話「つづらヒューマン」の全四話構成になっており、いずれも新キャラクターが登場する。ただし各話のモノクロイラストはタイトルに冠されたメインキャラクターではなく従来のシリーズに登場したキャラクター(神原駿河、忍野扇、羽川翼、忍野忍)が描かれている。
パッケージイラストには23歳となった本作のメインヒロイン戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはらひたぎ)の白無垢姿が描かれており、第1巻である『化物語』の表紙と同じように右手にはホチキスが握られている。
あらすじ
高校三年生の春休みからこっち様々な怪異譚に関わってきた阿良々木暦は、高校卒業後、無事に大学に進学し、国家総合職試験に合格してエリート警察官になる。そんな暦が4ヶ月間の研修のために初めて配属されたのは、地元の直江津署に新設された「風説課」という怪異譚となる前の風説を取り締まる部署だった。半魚人の周防全歌(すおうぜんか)、ゴーレムの兆間臨(きざしまのぞみ)、人狼の再埼みとめ(さいさきみとめ)といった怪異の先輩達や、彼らをまとめる風説課唯一の人間・甲賀葛(こうが つづら)と共に、暦はこの地で噂される怪しい風説を調査していく。
登場人物
阿良々木 暦(あららぎ こよみ)
周防 全歌(すおう ぜんか)
神原 駿河(かんばる するが)
兆間 臨(きざしま のぞみ)
再埼 みとめ(さいさき みとめ)
羽川 翼(はねかわ つばさ)
甲賀 葛(こうが つづら)
書籍
- 西尾維新(著) / VOFAN(イラスト) 『結物語』 講談社〈講談社BOX〉、2017年1月11日第1刷発行(1月12日発売)、ISBN 978-4-06-283900-6