緋弾のアリア
小説:緋弾のアリア
著者:赤松中学,
出版社:メディアファクトリー,KADOKAWA,
レーベル:MF文庫J,
巻数:既刊41巻,
小説:緋弾のアリアAA
著者:赤松中学&チームアミカ,
出版社:KADOKAWA,
レーベル:MF文庫J,
巻数:既刊4巻,
漫画:緋弾のアリア→ 緋弾のアリア 紫電の魔女→ 緋弾のアリア Gの血族
作画:こよかよしの,
出版社:メディアファクトリー→KADOKAWA,
掲載誌:月刊コミックアライブ,
レーベル:MFコミックス アライブシリーズ,
発表期間:2009年9月26日 -,
巻数:全16巻全4巻既刊5巻,
漫画:緋弾のアリアAA
作画:橘書画子,
出版社:スクウェア・エニックス,
掲載誌:ヤングガンガン,
レーベル:ヤングガンガンコミックス,
発表期間:2010年11月5日 - 2018年5月18日,
巻数:全14巻,
話数:全107話,
漫画:緋弾のアリアちゃん
作画:武シノブ,
出版社:メディアファクトリー,
掲載誌:月刊コミックアライブ,
レーベル:MFコミックス アライブシリーズ,
発表期間:2011年3月26日 - 2012年4月27日,
巻数:全1巻,
話数:全14話,
アニメ:緋弾のアリア
原作:赤松中学,
監督:渡部高志,
シリーズ構成:白根秀樹,
キャラクターデザイン:岩倉和憲,
音楽:尾澤拓実,
アニメーション制作:J.C.STAFF,
製作:TBS,
放送局:TBS,
話数:全12話 + テレビ未放送1話,
アニメ:緋弾のアリアAA
原作:赤松中学,
監督:川畑喬,
シリーズ構成:志茂文彦,
キャラクターデザイン:大島美和,
音楽:伊賀拓郎,
アニメーション制作:動画工房,
製作:ProjectAA,
話数:全12話,
インターネットラジオ:ラジオ・緋弾のアリア 武偵高広報室便り
配信期間:2011年3月25日 - 7月1日,
配信サイト:flying DOG,
配信日:金曜日,
配信回数:全13回,
インターネットラジオ:ラジオ・緋弾のアリア 武偵高広報室便り 出張版
配信期間:2011年4月21日 - 5月5日,
配信サイト:ガンガンONLINE,
配信日:木曜日,
配信回数:全2回,
インターネットラジオ:Radio 「緋弾のアリアAyane Ai」
配信期間:2015年9月23日 - 12月23日,
配信サイト:音泉,HiBiKi Radio Station,
配信日:水曜日,
配信回数:全13回,
以下はWikipediaより引用
要約
『緋弾のアリア』(ひだんのアリア、Aria The Scarlet Ammo)は、赤松中学による日本のライトノベル。イラストはこぶいちが担当。MF文庫J(メディアファクトリー→KADOKAWA)より2008年8月から刊行されている。略称は「緋弾」「アリア」「緋アリ」など。2020年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は900万部を突破している。
TBSほかにてテレビアニメ化され、2011年4月から同年7月まで放送された。また、アニメ放送と連動する形でソーシャルゲームがGREEおよびMobageにて配信された。
作者が同じ『やがて魔剱のアリスベル』(電撃文庫より刊行)と世界観を共有しており、登場人物も一部共通している。
2014年12月18日にはスピンオフ漫画『緋弾のアリアAA』(ひだんのアリア ダブルエー、Aria The Scarlet Ammo AA)のアニメ化が原作公式サイトなどで発表され、2015年10月から12月まで放送された。
あらすじ
凶悪犯罪に対抗するため、武力を行使する探偵「武偵」の存在が当たり前の社会。2009年、武偵を育成する東京武偵高校に通う青年・遠山キンジは、普通の生活を求めていた。しかし、ある日現れたSランク少女武偵である神崎・H・アリアと出会ったことにより、彼女を取り巻く戦いの日々に身を投じていくことになる。
I巻
だが、キンジはある理由からHSSを封印しており、同様の手口によるバスジャックの事件では、それを発動させず、その結果、アリアからパートナーの解消を言い渡され、彼女はイギリスへの帰国を決意する。しかし、キンジはアリアが乗る飛行機が武偵殺しに狙われていることに気づき彼女と合流。そこで一連の犯人は2人の同級生・峰理子だと判明する。二人は理子と戦い、理子は逃走する。その後、損傷した飛行機を空き地に着陸させ、事なきを得た。そして、キンジは条件付きでアリアのパートナーになることを決意する。
II・III巻
IV・V巻
VI・VII巻
VIII - XI巻
対決を終えたある日、キンジは自分以外のバスカービルのメンバーが重傷を負ったことを知る。それはキンジの妹を名乗るGIV(ジーフォース)の攻撃によるものだった。その後、ジーフォースはキンジと勝手に同居を始め、本人は武偵高校にインターン入学してくる。キンジは周囲に対して彼女は恋人ではなく自らの妹であることを示すため、ジーフォースにかなめと名前をつける。そして、ジーサードと対決することとなる。
XII巻
ある日、キンジは厄介事に巻き込まれそうになるが中学校時代の同級生で鏡高組組長の鏡高菊代に助けられる。キンジは菊代との再会、クラスメイトとなった望月萌との出会いを経て、ある決意をすることとなる。
そして、ジーサードはココの所属していた藍幇(ランパン)の孫の攻撃を受け、瀕死の重傷を負う。
XIII・XIV巻(香港編)
バスカービルは藍幇との戦いに何とか勝利する。しかしそこにカツェ=グラッセが現れ、彼女らが行おうとしている企みを阻止することとなる。
XV - XVII巻(欧州編)
そこではグレナダから逃げ出したリサと出会い、そして、ヨーロッパのグレナダ勢との対決することとなる。
グレナダとの対決後、あるきっかけでアリアにヒステリアモードのことがバレてしまう。
その後、アリアは緋緋神に覚醒する。
XVIII巻 - XXI巻(緋緋神編)
XXll巻 - XXV巻
XXVI巻 -
XXVII巻
リローデッド キャストオフ・テーブル
キンジ、アリア、白雪、理子、レキ、ジャンヌ、平賀文、風魔陽菜の8人が登場し、理子の提案でお互いの服を賭けてゲームで遊ぶ姿が描かれる。
あらすじ(AA)
Eランクの武偵間宮あかりはSランクの神崎・H・アリアの戦妹(アミカ)となることを志願し、課題をクリアしその座を勝ち取る。直後、あかりを溺愛する友人・佐々木志乃の横槍が入ったものの、なんとか事態は収拾される。そんな中、休日にあかり、志乃、火野ライカの3人が出かけたホテルで誘拐事件が発生する。そこで3人は人質となった武偵中学校の生徒・島麒麟を救出する。この事件で彼女に付きまとわれるようになったライカは、なし崩し同然に彼女を戦妹にすることになる。
チーム対抗戦・カルテットで高千穂麗率いるチームと戦うことになったあかりたちは、自分たちを見下した彼女を倒すべくアリアや理子の特訓を受け、見事勝利をもぎ取る。その喜びも束の間、アリアが「武偵殺し」の襲撃を受け負傷、一方のあかりもイ・ウーからの刺客・夾竹桃の接触を受ける。妹の命を握られ一時は彼女に降ろうとするも、アリアや友人たちの励ましで武偵として戦うことを決意、アリアとの共同作戦「AA」に基づき、夾竹桃を逮捕する。
登場人物
バスカービル
遠山 キンジ(とおやま キンジ)
声 - 間島淳司
本作の主人公。誕生日は7月5日。身長170センチメートル、体重63キログラム。血液型はA型。東京武偵高校在籍時は2年A組所属。専門科目は『探偵科』でランクはE。元々は『強襲科』であり、ランクはS。そのため『強襲科』の首席候補とまで噂されていた。チーム『バスカービル』のリーダー。二つ名は「哿(エネイブル)」。
遠山家に伝わる特異体質「ヒステリアモード(HSS)」の持ち主で、未完成ながら歴代の遠山一族でも最高の潜在能力を秘めているものの、発動条件の都合上キンジ本人は積極的に使うことを避けている。
かつては正義の味方に憧れて武偵を志していたが、兄・金一が「武偵殺し」を止められず行方不明になったうえに、世間からのいわれのないバッシングを受けたことで現実の無情さを覚え、武偵という存在に失望。普通の生活を送りたいと思い、武偵高から一般学校に転校しようと考えていた。そんな時、高校2年の始業日に『武偵殺し』の標的にされ、駆けつけたアリアと出会ったことから幾度もの事件に巻き込まれるようになる。
度重なるHSSの使用から、對卒(脳溢血)を患ってしまう。その解決方法として同じく對卒を発症していながらも任務に就き続けた父・金叉が生きている可能生を知り、武装検事になるべく勉学に励むようになっている。
その後、望んでいた形ではないものの一般校に編入したが思い描いていた普通との違いに戸惑い、自分の居るべき場所として東京武偵高に戻っている。だが、今までと目標は変わったものの、あくまで「普通の武偵」であり、超常現象などには巻き込まれたくはないと思っている。だが、そんな思いとは裏腹に転入したローマ武偵高でノーチラスによって拐われたベレッタの救出に向かい退学となった。
使用する銃は携帯武器はベレッタM92FSをフルオート、三点バースト化した通称「ベレッタ・キンジモデル」と、父の形見であるデザートイーグル.50AE。近接武器はマニアゴナイフ(スクラマ・サクスの破片を藍幇が回収・加工した品)。補助装備として、オープンフィンガーグローブ「オロチ」、特殊防弾ジャケット「八岐大蛇」を持つ。
クロメーテル・ベルモンド
キンジが女装をした姿の黒髪ロングの美女。偽名の由来は『銀河鉄道999』のメーテルを黒髪にしたような容姿から。設定上の出身はオランダで、胸の膨らみはアンパンを詰めて誤魔化している。口調は基本的には敬語だが、怒ると男口調になる。勝手にTwitterでアカウントを作られたりしており、武偵高で編入してすぐに姿をくらましたことで男子生徒からは「クロメーテルロス」略してクロロスと呼ばれる現象をおこすほど。キンジにとっては幸運なことが1つあり、クロメーテル状態だとHSSになりにくいという特性があった。
元々は『宣戦会議』で【師団】に裏切り者と疑われて逃亡する際の避難措置であったが、留年した際に蘭豹やクラスメイトの目を欺いたり、『武偵まん』を売り切るためになくなく女装をしている。実の兄である金一にも実際に見るまでキンジだと信じてもらえず、変装の達人である理子ですら正体を見抜けず、アニエス女学園に潜入する際にアリアたちに正体を披露した際にはその出来栄えに全員一様に驚いていた。キンジを師と慕う陽菜ですら分からなかった。
クロメーテル・ベルモンド
キンジが女装をした姿の黒髪ロングの美女。偽名の由来は『銀河鉄道999』のメーテルを黒髪にしたような容姿から。設定上の出身はオランダで、胸の膨らみはアンパンを詰めて誤魔化している。口調は基本的には敬語だが、怒ると男口調になる。勝手にTwitterでアカウントを作られたりしており、武偵高で編入してすぐに姿をくらましたことで男子生徒からは「クロメーテルロス」略してクロロスと呼ばれる現象をおこすほど。キンジにとっては幸運なことが1つあり、クロメーテル状態だとHSSになりにくいという特性があった。
元々は『宣戦会議』で【師団】に裏切り者と疑われて逃亡する際の避難措置であったが、留年した際に蘭豹やクラスメイトの目を欺いたり、『武偵まん』を売り切るためになくなく女装をしている。実の兄である金一にも実際に見るまでキンジだと信じてもらえず、変装の達人である理子ですら正体を見抜けず、アニエス女学園に潜入する際にアリアたちに正体を披露した際にはその出来栄えに全員一様に驚いていた。キンジを師と慕う陽菜ですら分からなかった。
神崎・H・アリア(かんざき・ホームズ・アリア)
声 - 釘宮理恵
本作のメインヒロイン。東京武偵高校3年。身長142センチメートル、体重34キログラム。誕生日は9月23日。血液型はO型。専門科目は『強襲科』でランクはS。チーム『バスカービル』の副リーダー。二つ名は「双剣双銃(カドラ)のアリア」。後にシャーロックから「緋弾のアリア(Aria the Scarlet Ammo)」の二つ名を継承している。好物は桃の形をした饅頭『ももまん』。雷と泳ぐことが苦手。父親がイギリス人とのハーフで、彼女自身はクォーター。祖母はデイムの称号を持っており、アリア自身は、英国の名探偵シャーロック・ホームズの曾孫にあたる。腹違いの妹がいる。
ピンクのツインテールに小学生のような体型で、赤紫(カメリア)色の瞳の美少女。チャームポイントは、おでこであったが『武偵殺し』のバスジャックの一件で、キンジを庇って負傷してからは、前髪で傷跡を隠している。
性格はわがままかつ直情的で、考えなしに事件に首を突っ込む気があり、他人の意見をほぼ無視して我を通そうとする傾向がある。性的な恥じらいは普通に持っているが「キスをしたら子供が出来る」と思うなど知識はずれている。
秘密結社『イ・ウー』によって被せられた母・かなえの冤罪を晴らすため、組織の人間を逮捕して裁判で証言させることを目的に行動している。14歳からロンドン武偵局の武偵としてヨーロッパ各地で活躍し、狙った相手を99回連続、かつ武偵法の範囲内で全員捕まえ、その間1度も犯罪者を逃がしたことがない。そのため武偵の間では有名人で、彼女に憧れる者も多い。
ホームズの子孫に備わる鋭い直感と優れた推理力の内、直感だけしか遺伝しなかったため、ホームズ家から落ちこぼれの烙印を押され冷遇されている。そのため、母親を除いてホームズ家との折り合いは悪い。
緋緋神と和解し、契約した後は超々能力者となった。超々能力の使用はまだ不完全で、使いこなせるのはレーザーのみ。瞬間移動は目に見える範囲でしか使えない。
携帯武器は、2本の小太刀とコルト・ガバメント・クローン2丁(ステンレスモデルとスチールモデルが各1丁)。
星伽 白雪(ほとぎ しらゆき)
声 - 高橋美佳子
本作のヒロインの1人。東京武偵高校3年。専門科目は『超能力捜査研究科 (SSR)』でランクはA。チーム『バスカービル』に所属。剣術と鬼道術を得意としている。実・義理含めた7人姉妹の長女でもある。誕生日は11月14日。血液型はAB型。白雪という名は、真の名を隠す諱であり、本名は「緋巫女(ひみこ)」。二つ名は「火焔(ほむら)の魔女」。
黒髪ロングの髪を結っており、大和撫子を絵に描いたような性格のスタイル抜群な美少女。また生徒会長・園芸部部長・手芸部長・女子バレー部長を兼任し、偏差値45も満たない武偵高で75を越える優等生である。料理が得意でよくキンジに弁当を作って渡している。
キンジの幼馴染で、身内以外で唯一の理解者である彼に好意を抱いている。遠山家と星伽家は何代かに1度婚姻関係や養子縁組を結ぶしきたりがあるため、キンジとは親戚関係にある。その想いの強さは、食事・掃除などの身の回りの世話を焼くだけに留まらず、彼の妻になったりたくさんの子供をもうけている場面を日常的に妄想するほどである。それゆえにキンジが他の女子と一緒にいることを許すことができず、彼に近づく女子は武力で排除しようとしている。
しかし、肝心のキンジにはその恋心を全く理解されていないことから、キンジのことで度々暴走しており、キンジと仲良くしているように見えるアリアや理子に、日本刀を持って襲い掛かったり、既成事実を作ろうとキンジに襲い掛かろうとするなど、少々危ない一面がある。
代々星伽神社を守ってきた武装巫女の1人として幼いころから外出を制限されて育ったため、一般常識を知らず神社や学校の外に対して怖がっていた。4・5歳のころに近くに住んでいたキンジと出会ってからは、自分から神社から出ることのできなかった彼女を、近所の花火大会に連れて行ってもらったことをきっかけに、彼を慕うようになった。
携帯武器は日本刀と鎖鎌とM60機関銃。
峰 理子(みね りこ)
声 - 伊瀬茉莉也
本作のヒロインの1人。東京武偵高校3年。専門科目は『探偵科』でランクはA。チーム『バスカービル』に所属。情報収集・操作や変装・変声術に長けている。誕生日は3月31日。血液型はO型。
身長147センチメートルで長い金髪をツーサイドアップに結った、童顔の美少女。武偵校の制服をフリルだらけの改造制服にして着ている。
普段はおバカキャラを演じているが、本性は冷酷で、裏理子(キンジ呼称)になると荒々しい口調になる。キンジが『HSS』であることを知る1人。
本名は理子・峰・リュパン4世であり、仏国の大怪盗アルセーヌ・リュパンの曾孫である。だが理子本人は「リュパン4世」と呼ばれることを激しく嫌っており、4世ではなく、理子個人として扱われたいと願っている。そのため、「ホームズの末裔を倒し初代リュパンを超えること」を目標としている。
遺伝学的に言えば祖先の素質を全く受け継いではおらず、隔世遺伝により能力を発現する可能性のある5世を産むための道具として、ブラドによってルーマニアに囚われて監禁されて育っている。幼い頃に両親を亡くして以来リュパン家は没落しており、理子自身はブラドに拾われている。
後にブラドの下から脱走し【イ・ウー】に身を寄せるも彼女を追って来たブラドに見つかり、「自身の解放」を条件に「武偵殺し」事件を起こす。そこでアリアと対決するも敗北したことで【イ・ウー】を脱退させられ、警察に出頭し司法取引によって東京武偵高に帰ってきた。
復帰早々、ブラドに奪われた母親の形見の十字架を取り返すべくキンジ・アリアと取引し、ブラドとの戦闘もあったが3人がかりで目的達成に成功する。結果的に初代リュパンを超えたことで、アリアを対等なライバルと認めている。キンジにはこのときブラドに嘲笑された自分を励ましてもらったことから好意を抱いているが、その本心を表に出すことは少ない。
携帯武器は、2本のタクティカルナイフと2丁のワルサーP99、デリンジャー、ウィンチェスターM1887(ソードオフ型)。
レキ
声 - 石原夏織
本作のヒロインの1人。東京武偵高校3年。専門科目は『狙撃科』でランクはS。チーム『バスカービル』に所属。名字を知る者は無く、本人も知らない。一般校での通名は「矢田レキ」。コーカサスハクギンオオカミのハイマキを自室で飼っている。
身長は150センチメートルで、ヘッドフォンを着けたショートカットの少女。入試でSランクに格付けされた天才児だが無口・無感情・無表情さらに性のことや自らの容姿にも無頓着のため「ロボット・レキ」のあだ名を持っており、特徴が無さすぎるために目立っていない。
生活習慣は変わっており、食事は野戦に備えてカロリーメイトばかり食べており、夜は狙撃銃を抱えたまま体育座りで眠っている。寮の自室には私物がほとんど無く、絶えずヘッドフォンで故郷の風の音を聞いている。
視力が6.0もあり、遠くのものをスコープ無しで観ることができる。狙撃範囲である絶対半径(キリングレンジ)は2051メートルで、『ヒステリアモード』のキンジでさえ逃げ切れることはできなかった。武器の整備と銃弾の作製を自分で行っている。用事がなければ21時には銃を抱えて体育座りで睡眠をとる。
狙撃の際には「私は一発の銃弾、銃弾は人の心を持たない。ゆえに、何も考えない。ただ、目的に向かって飛ぶだけ」と唱えている。狙撃の腕前は、跳弾狙撃(エル・スナイプ)や、二重跳弾狙撃(エル・エル)、狙撃による弾丸弾き(ビリヤード)などを使うことができるほどの狙撃の天才。その他にも、相手の脊椎に銃弾をかすませることで、瞬間的に圧迫して首から下を麻痺させる技も使える。
ウルス族と呼ばれる少数民族出身でモンゴル帝国の帝王チンギス・ハンの末裔。「蕾姫(れき)」と呼ばれたことが作中で1度ある。
携行武器は、ドラグノフ狙撃銃 (SVD) と銃剣。
ハイマキ
レキが飼っている雄のコーカサスハクギンオオカミ(モデルはホッキョクオオカミ)。元々はイ・ウーのブラドが刺客として送り込んだ内の一頭であるが、レキが手なずけたことで彼女に懐き、現在は武偵犬としてレキの部屋で一緒に暮らしている。魚肉ソーセージが大好物。
主人であるレキの命令には忠実であり、彼女を守るために何度も重傷を負っている。
東京武偵高校・生徒
武藤 剛気(むとう ごうき)
声 - 近藤孝行
身長190センチメートル近い大男で、ツンツン頭が特徴。東京武偵高校3年。専門科目は『車輌科』でランクはA。乗り物と名のつくモノならなんでも乗りこなすことができる特技を持っている。口癖は「轢いてやる」。
キンジの親友で、キンジが『強襲科』にいたころは、事件現場まで車輌で送ってくれたりしている。
携帯武器はコルト・パイソン。
不知火 亮(しらぬい りょう)
声 - 江口拓也
東京武偵高校3年。専門科目は『強襲科』でランクはA。
キンジの親友で、イケメンかつ礼儀正しく真面目な人物で、「武偵の中でも数少ない人格者」とキンジに言われている。武藤とは違って女性にモテる。
携帯武器は、L.A.M.(レーザー・エーミング・モジュール)付きのH&K MARK 23。
平賀 文(ひらが あや)
中空知 美咲(なかそらち みさき)
声 - 金元寿子
メガネをかけた少女で、前髪が長いため目が隠れている。東京武偵高校在籍時は2年C組所属。専門科目は『通信科』。ランクはB
極度のあがり症で、男性と会話する際はテンパってしまい、まともに会話することができなくなる。だが、通信機やボイスレコーダーを介するとアナウンサーのように滑舌が良くなる。聴力に長けており、常人には雑音にしか聞こえない音からでもその音を聴くだけで、周囲などの特徴を捉えることができるなどオペレーターとしての能力は優れている。反面、身体能力は武偵と思えないほど低いが、聴力だけならヒステリアモード時のキンジをも凌ぎ、聴覚だけで相手の位置を捉えて射撃が可能。
2年次の終盤、単位不足で留年となり神奈川武偵高に編入するが、そこでも成績不良で退学となる。進退窮まったところで同じ境遇になったキンジと武偵事務所を立ち上げ、経営が軌道に乗ってからはキンジから社長の座を譲られ事務所を任されている。
携行武器はコルト・アナコンダの8インチ・モデルと肥後守。
望月 萌(もちづき もえ)
鏡高 菊代(かがたか きくよ)
島 苺(しま いちご)
下級生
風魔 陽菜(ふうま ひな)
声 - 今村彩夏
黒髪ポニーテールの少女で、口当てで口元を覆い、長いマフラーの様な赤布を首に巻いている。東京武偵高校2年。専門科目は『諜報科』でランクはB。高名な相模の忍者の末裔だという噂があり、一人称は「某」、語尾に「ござる」を付けるなど典型的な忍者口調で話している。
キンジの『戦妹』であり、神奈川武偵高付属中学でキンジとの戦闘訓練で、『HSS』を発動させたキンジによって赤子の手をひねるように倒されてからは、キンジを尊敬するようになり、「師匠」と呼ぶようになっている。
情報収集には使えるために、キンジは報酬代わりに『戦妹』としている。普段は修行と称してバイトに精を出す赤貧少女であり、よく腹を空かせている。そのため、報酬が食べ物でも依頼を請け負うこともある。
携帯武器はクナイと火縄銃。その他にも手裏剣・煙玉・刀・鉤爪なども使用している。
武藤 貴希(むとう きき)
上級生・卒業生
時任 ジュリア(ときとう ジュリア)
東京武偵高校在籍時は3年生。専門科目は『超能力捜査研究科』。SSRの首席候補でハーフ。卒業後はモスクワ大学の超心理学科への推薦入学が決まっている。
脳波計(スキャンメトリー)と呼ばれる超能力の持ち主で、接触した人間の脳波から思考を読むことを得意としている。そして読み取った内容が、その本人に少しでも危険を及ぼすことだった場合、その本人に注意する自分ルールがあり、そのせいでみんなから避けられている。緋弾の力を引き出そうとするアリアに教授するが、力を使えない彼女を酷評している。
キンジに依頼され、マキリによって意識を失うCLA職員の関から金叉の情報を引き出すために依頼を受けた。マキリやノチゥを受け半殺しの体となる関を見ても動じなかった。彼女の力は死体の脳からでも読み取ることができ、読み取るだけでなく、任意で相手から記憶を消すこともできる。
成瀬 ゆかり(なるせ ゆかり)
声 - 佐藤聡美
東京武偵高校在籍時は3年生。専門科目は『特殊捜査研究科 (CVR)』。おっとりとした雰囲気の女性。理子からは「ゆかりん」の愛称で呼ばれる。
同性が好きな趣向から、CVRに所属しておりアリアを一目見たときから気に入ってアプローチを仕掛けたいと思っていたが踏み出せず、CVRの教科棟の近くでバスケットボールをしていたバスカービル面々を見つめていた。当初はキンジに気があるような雰囲気を醸し出しており、理子にもゆかりはキンジに惚れていると思われていたほど。そのため、理子はキンジとゆかりを交際させようとしていた。
念願のアリアと会話をして、居てもたってもいられずアリアに「お姉様」と呼んで欲しいと頼むが、そのさまに震え上がったアリアに逃げられてしまっている。
東京武偵高・教員
高天原 ゆとり(たかまがはら ゆとり)
声 - 中原麻衣
東京武偵高校2年A組担任で『探偵科』を担当している女性。22歳、独身。
キンジ達の担任であり、笑顔を絶やさない穏やかな性格で気が弱い。だが、武偵高に来る前は凄腕の傭兵であり、頭部を狙撃されて戦えない体になるまでは、「血塗れゆとり(ブラッディー・ユトリ)」と恐れられていた。
綴、蘭豹と3人でルームシェアをしているが無傷であり、キンジからは只者ではないと評されている。戦えなくなっているだけで殺気は放つことができる。
綴 梅子(つづり うめこ)
声 - 浅野真澄
東京武偵高校2年B組担任で『尋問科』の教諭。蘭豹の親友。
ダルそうな雰囲気かつ危ない雰囲気の女性。常にタバコらしき物を吸っており、それを使って生徒に根性焼きを行うなどサディスティックな面を持っている。生徒の個人情報に精通しており、情報通でもある。
尋問の技術においては日本でも五本の指に入る名人。
蘭豹(らんぴょう)
声 - 矢野亜沙美
東京武偵高校2年C組担任で『強襲科』の教諭。19歳。
長いポニーテールの女性で、香港の「貴蘭會(グイランフィ)」というマフィアのボスの愛娘。かつて香港で無敵の武偵と恐れられた女傑ではあるものの、その凶暴さゆえに香港に出入り禁止となっており、各地の武偵高をクビになりながら転々としている。
フィジカルはアリアを超えており、素手でバスを横転させるなどしている。
イ・ウー
シャーロック・ホームズ
声 - 山本格(CR緋弾のアリア)
【イ・ウー】のリーダーであり、「教授(プロフェシオン)」と呼ばれている。
史上最高の探偵シャーロック・ホームズ1世本人であり、『緋弾』の持つ延命効果によって150年以上の時を生きており、20代に見える外見を持つ。盲目であるものの、周囲に気付かれることはなかった。
格闘技・西洋剣術・拳銃の達人でもあり、現在の『武偵』の原型にもなっている天才。
未来予知と言っても良いレベルにまで研ぎ澄まされた優れた推理力「条理予知(コグニス)」と、イ・ウーのメンバーから習得した、多くの技術と超能力により圧倒的な強さを誇る。
『色金』でできている『緋弾』の力を用いることができる。『緋弾』を過去のアリアに撃ち、老化の進んだ状態でキンジと戦闘し圧倒するも自らの予知を覆して自身を倒したキンジを一目置くようになる。
その後、逃亡後に1度死んでいるがブラド女史によって蘇生と遺伝子改造を施されており、若さを取り戻しつつキンジと戦ったときの数倍の状態にまで力を付けている。
後に【N】を倒すべく行動を起こすが、ネモによる反撃によって意識不明の重体に陥っており、バチカンのシスターたちに治療を施されるものの意識を取り戻すのは難しい状態と診断されている。
携帯している武器は「アダムズ1872・マークIII」、「イクスカリヴァーン」。
ブラド
声 - 三宅健太
吸血鬼。ドラキュラ伯爵本人。【イ・ウー】のNo.2であり、「無限罪のブラド」という異名を持っている。
普段は、度重なる遺伝子の上書きによって、小夜鳴徹という別の人格と姿になってしまっている。
吸血鬼の状態では鬼のような外見となり、圧倒的な膂力を発揮するだけでなく、体内のどこかに4つ存在する『魔臓』という器官の機能によって、負傷しても瞬時に回復できる。そのため無敵に思えるが、『魔臓』のある場所には過去にバチカンの聖騎士によってつけられた目玉状の模様があるため、弱点が露出してしまっている。小夜鳴徹となっている際の礼儀正しい口調は消え、外見同様荒々しい言動と吸血鬼からは想像できない咆哮を放つ。
種としての吸血鬼は吸血により自分の遺伝子を上書きして進化する生物で、その多くは無計画な吸血により滅びたが、ブラドは計画的に人間の遺伝子のみを取り込むことにより生き残った個体であり、優れた人間の遺伝子を手に入れることに執着している。
120年前に建設中のエッフェル塔にて初代リュパンや3代前の双子のジャンヌ・ダルクと戦い引き分けている。現代ではリュパンの曾孫である理子を連れ去り、優れた遺伝子を残す為の母体とするべく監禁していた。その後、脱走した理子を追ってイ・ウーに辿り着き、そこで「教授(プロフェシオン)」と戦うも敗北。以後は理子の監視を含め組織に身を置くことになる。
キンジたちを追い詰めるが、キンジ・アリア・理子の3人の連携により4箇所の魔臓を同時に潰され再生能力を無効化され倒された。
小夜鳴 徹(さよなき とおる)
声 - 野島健児
東京武偵高の『救護科』の非常勤講師を務める男性。見た目は20歳。正体は【イ・ウー】のブラドが人間に擬態した時の姿・人格である。
誰に対しても敬語で話す礼儀正しい性格で、ブランドのスーツとネクタイを着込み、スラッとした細身で長髪の美青年であることから女生徒に人気がある。普段は横浜郊外に位置する『紅鳴館(こうめいかん)』の管理人をしている。
別人格であるブラドとは、意識することで会話ができる。紅鳴館の主であるブラドを彼と呼んでおり、居場所を問われたりした際には「遠くに行っている」と答えている。
武器は、クジール・モデル74。
小夜鳴 徹(さよなき とおる)
声 - 野島健児
東京武偵高の『救護科』の非常勤講師を務める男性。見た目は20歳。正体は【イ・ウー】のブラドが人間に擬態した時の姿・人格である。
誰に対しても敬語で話す礼儀正しい性格で、ブランドのスーツとネクタイを着込み、スラッとした細身で長髪の美青年であることから女生徒に人気がある。普段は横浜郊外に位置する『紅鳴館(こうめいかん)』の管理人をしている。
別人格であるブラドとは、意識することで会話ができる。紅鳴館の主であるブラドを彼と呼んでおり、居場所を問われたりした際には「遠くに行っている」と答えている。
武器は、クジール・モデル74。
パトラ
声 - 浜崎奈々(CR緋弾のアリア)
ツンと高い鼻と切れ長の目の、おかっぱ頭の美人。クレオパトラの子孫であり、本人はその生まれ変わりを自称している。「砂礫の魔女」の通り名を持っている。大の男嫌い。
元【イ・ウー】のNo.2の実力者だったが、素行の悪さから組織の厄介者となり、組織を追放されている。しかし自身を生まれながらのファラオだと思い込んでいるため、シャーロックが死んだら次の【イ・ウー】のリーダーとなり、エジプトを足がかりとして世界征服を目論んでいた。
世界最強の魔女の1人であり、ピラミッド状の建物が近くにあると無尽蔵に魔力が使えるようになる。
極東戦役終結後に金一と結婚。その後、彼との子を身ごもっている。日本で宝石・貴金属取扱店を営んでいる。
ジャンヌ・ダルク
声 - 川澄綾子
銀髪のサファイヤ色の瞳をした美少女。東京武偵高校3年。専門科目は『情報科』。テニス部に所属している。ジャンヌ・ダルクの子孫であり、その名を代々受け継いでいる。正式な名前はジャンヌ・ダルク30世。「魔剣(デュランダル)」や「銀氷(ダイヤモンドダスト)の魔女」などの通称を持っている。
【イ・ウー】のメンバーとして、『超偵』である白雪を仲間に迎えるために「魔剣」として東京武偵高に現れており、白雪を脅迫して拉致するものの、駆けつけたキンジとアリア、普段は抑えていた力を解放した白雪によって敗れ捕えられる。だが、政府との司法取引によって、表向きはパリ武偵高からの留学生として東京武偵高の生徒になっている。
3つほど歳の離れたピアという名の兄がいるが、一族のしきたりで成人後に義絶されており、現在はスイス人の男性と同姓結婚して暮らしている。仕事は画家をしているとのこと。
携帯武器は聖剣デュランダル。
ヒルダ・ツェペシュ
声 - 小澤亜李
金髪ツインテールにゴシック&ロリータの衣装を着込んだ少女。背中には蝙蝠の翼が生えている。ブラドの娘。ブラド同様にパトラによって『魔臓』の上に模様を刻み込まれている。影に入ることができる。
吸血鬼であり、「竜悴公姫(ドラキュリア)」と呼ばれている。その他にも「紫電の魔女」とも呼ばれており、自身に鰻の遺伝子を組み込んだため、意図的に電気を放つことができるようになっている。外部から電気を供給することで自身の発電量を超えた電気を操ることも可能。
幼少時代の理子を監禁しており、何かと因縁をつけて虐待を行っていた。スカイツリーでの戦いにおいて、理子によって『魔臓』をショットガンですべて撃ち抜かれて瀕死となるものの、ワトソンの提案で血液型が合う理子の輸血によって息長らえた。それ以降理子に対する態度が軟化しており、理子の影に入っている。
リサ・アヴェ・デュ・アンク
声 - 岩井映美里
メイドの女性。会計・看護をしていた。誕生日は8月2日。B・W・Hは90・58・83。出身はオランダ。
イ・ウー残党主戦派の一人で、治癒能力を備えているため眷属では自爆テロのような役割をさせられていた。ワトソンたち師団が滞在していたホテルに対戦車弾を撃ち込んだ後に逃走中。同じく師団からも追われる身となったキンジに出会い、共に逃走する。
武人に仕えてきた一族の出で、イ・ウーに入ったのも仕えるべき「勇者様」を探すためだったが見つからず、オランダにてキンジを主と見込んでキンジのメイドになる。
有事の戦闘力こそほぼ無いが、会計士・ナース・メイドとしての腕は超一流で、炊事・洗濯は勿論、買い物も交渉ができるのならば7割ぐらいならばまけさせることができる。イ・ウーでも核燃料を8割引で購入してきたほど。
しかし、その血筋には吸血鬼のライバルとされる「ジェヴォーダンの獣」という「百獣の王」の力が宿っている。発動する鍵は「満月」と「死の淵(アゴニサント)」で、発動すると金色の狼の姿へと変貌する。いわゆる狼女である。ブラドやヒルダと違って変身すると理性を失い、完全な獣と化す。気合いを入れれば耳と尻尾を出すことができ、くしゃみをするだけでも出てしまう。
極東戦役停戦後は、キンジに付いてくる形で日本にやってきて、東京武偵高の『救護科』に編入した。
星伽神社
星伽 粉雪(ほとぎ こなゆき)
声 - 小澤亜李(CR緋弾のアリア)、新田ひより(『AA』アニメ)
白雪の2歳下の義妹。黒髪のセミロングで端正な顔立ちの美少女であるが、大の男嫌いで、事故でキンジに押し倒された時には10回ほど御祓を行っている。星伽の規則を忠実に守る真面目な性格。姉の白雪が大好きで、お揃いの巫女装束を身に纏う。そのため、白雪が慕っているキンジに対して少し目つきがキツかったりする。
星伽家からの言付けを白雪に届けるために武偵高へやってきたが、白雪をつれて帰ることも目的であった。白雪を奪った武偵や武偵高、そしてキンジの批判を繰り返したが、騒動から救ってくれたのがキンジであったため、武偵を侮辱していたことを謝り、今度は本当の「学園見学」に来ると言って帰って行った。
携行する武器は懐刀。
星伽 風雪(ほとぎ かざゆき)
師団(ディーン)
メーヤ・ロマーノ
エル・ワトソン
声 - 大西沙織
東京武偵高校3年。専門科目は『衛生科』(以前所属していた武偵高で『強襲科』と『探偵科』の課程を修了している)。
シャーロック・ホームズの相棒であるJ・H・ワトソンの曾孫にあたる。アリアの婚約者(実際には彼女の祖母が勝手に決めた)。しかし、性別は女性であり、性別を偽って活動する『転装生(チェンジ)』として生活している。
祖父母の代からの取り決めによりアリアの婚約者となっていたが、ワトソン家には女性のエル一人しか生まれなかったため、性別を偽って生き続けている。
秘密結社【リバティー・メイソン】の諜報員で、一時期【イ・ウー】に出入りしていたこともある。極東戦役において優勢な【眷属】に付くことでアリアを守り、そして優秀な武偵になりうる彼女を引き入れることでワトソン家の組織での地位を保つことを目論み東京武偵高校に転校してくる。キンジをアリアから遠ざけようと様々な手を打ったが、なかなか婚姻を受け入れないアリアに業を煮やし彼女を拉致する。追跡してきたキンジと建設中の東京スカイツリーの上で対峙するも敗れ去り、同時に女性であることも見抜かれてしまう。しかし和解し、彼とアリアへの協力を約束、リバティー・メイソンの【師団】帰属の他、バスカービルの衛生武偵として契約した。なおこの戦いでキンジに優しくされたことで、彼に好意を持ち、自分が女性らしくするための「リハビリ」なる行為に度々付き合わせている。
「西欧忍者(ヴェーン)」・「全身武器(プレンティ)」の二つ名を持っており、医師であるワトソン家ならではの薬品を用いた戦術、擬死といった騙し討ちも使う。手先が器用でスカイツリーでのキンジとの戦いの時には何回もキンジの武器や銃弾をかすめ取っていた。
子爵の爵位を持っている他に金持ちで愛車はポルシェ911カレラ・カブリオレ。
携帯武器はSIG SAUER P226やククリナイフ。他状況に応じ多数。
玉藻(たまも)
カイザー
魔女連隊(レギメント・ヘクセ)
カツェ・グラッセ
声 - 本渡楓
魔女連隊の9代目連隊長。黒髪おかっぱ頭の魔女。「厄水の魔女」と呼ばれている。ベルベットのローブに黒のとんがり帽子を被った典型的な魔女そのもの。右目には臙脂色の眼帯をしており、そのマークは旧ナチス・ドイツのハーケンクロイツ。烏を使い魔としており、名前はエドガー。勝気な言動に加え非常に好戦的な性格で、メーヤとは敵対関係にある。イ・ウーにも在籍していたが、魔女連隊に帰隊するため自ら中退した。普段は学生。喫煙者。愛車はケッテンクラート
宣戦会議ではメーヤと仲間になることを拒み「眷属」に所属することを表明する。その後、ヒルダから殻金を受け取り姿をくらました。藍幇がバスカービルに敗北したのを見て香港ごと殲滅するために石油タンカー「シーマ・ハリ号」をジャックして香港の港に突っ込ませたが、キンジと機嬢によって重油の中に沈む爆弾を回収されて失敗に終わる。
年明けにフランスにてキンジと戦うものの飛行船から2人とも落下して雪山で遭難した。成り行きでキンジに使い魔のエドガー共々救われる形になり、キンジを自身の使い魔にして「眷属」に引き込もうとしている。
携帯している武器は金メッキが施されたルガーP08と、装飾が施された短剣。
イヴェリタ・イステル
ジーサード・リーグ
GIIIと同じ人工天才や、元はGIIIの追手だった者たちで構成されている武装集団。当初は中立だったが、リーダーであるGIIIがキンジに敗北したことにより、師団に帰属する。
GIII(ジーサード) / 遠山 金三(とおやま きんぞう)
男性。顔に派手なペイントを施していたり、奇抜なファッションなどを好む。キンジの父・金叉の遺伝子を50パーセント受け継いでおり、遺伝子上はキンジの半弟にあたる。左腕は義手。キンジとよく似ており、違いを挙げると瞳の色や肉体が筋肉質という点である。
アメリカ政府の機関ロスアラモスにより生み出された人工天才(ジニオン)であり、元アメリカのRランク武偵で大統領の警護を務めたこともある。頭脳や身体能力が常人よりも高く、IQは290を誇り、非公式ではあるがオリンピック記録を幾つも塗り替えているほど。
その実力はロスアラモス脱走時に追ってきた武装軍人を素手で倒すほど。
研究所にいたころ、自身の唯一の理解者だったサラ博士を事故で亡くしてからは、彼女を救う術を求め、かなめや他の『人工天才』を連れて脱走した。
戦闘力は第一世代の人間兵器最強。当初はキンジとは敵対していたが、彼に敗北してからは兄として熱烈に慕うようになった。
カリスマ性があり、各組織から暗殺者を派遣されても真っ向から返り討ちにしており、その全員を味方にしている。人だけでなく、AIであるアシ(オロチ)にすら好かれている。
GIV(ジーフォース) / 遠山 金女(とおやま かなめ)
声 - 山岡ゆり
キンジの妹を自称するボブカットの少女。GIIIと同じくロスアラモスによって生み出された人工天才の1人で、キンジの父・金叉の遺伝子を組み込まれている。
自分の価値をGIIIやロスアラモスに示すため、自身のHSS発現を目指しており、理論上存在し得る『双極兄妹』のパートナーとして見定めたキンジに接触した。かねてよりキンジに対して強烈な思いを抱いており、彼が他の女性と一緒に居ることに対して、激しい嫉妬心を抱いて性格も凶暴化する一面も持つ。
武器は先端科学兵装(ノイエ・エンジェ)である単分子振動刀(ソニック)・磁気推進繊盾(P・ファイバー)。
アンガス
九九藻(つくも)
アトラス
コリンズ
ロカ
マッシュ・ルーズヴェルト
LOO(ルウ)
オロチ
藍幇(ランパン)
曹操(ココ)姉妹
声 - 高野麻里佳
中国の秘密結社【藍幇】の構成員であり、かの中国の群雄曹操孟徳の子孫である四つ子の姉妹。姉妹全員が黒髪のツインテールに、お揃いの中国の民族衣装を着ており、姉妹の見分けがつかなく、中国語訛りの日本語で喋る。身長は140センチメートルほどで、14歳。衣装は4人共に共有しており、同じ衣装箪笥を使っている。
自分達姉妹を「万能の武人」、通称「万武(ワンウー)」を自称しており、孫子の兵法を用いて自分達の適切なタイミングと有利なポジションを取ることで、チームワークを生かした戦い方をする。
狙姐(ジュジュ)
ココ姉妹の長女で狙撃戦に優れ、ヘリの操縦もできる。狙撃範囲は2180メートルでありレキの絶対半径(キリングレンジ)をも上回る狙撃の達人。
『修学旅行I』においては先手の狙撃でキンジとレキを急襲し、2人を森に誘導して持久戦に持ち込むが、レキが放った2発の『武偵弾』により微光暗視照準器と集音器を失い戦線を離脱する。
携帯している武器は、M700。
炮娘(パオニャン)
ココ姉妹の次女で銃撃戦に優れる。三女の猛妹と同じく香港からの留学生として武偵高に潜入しており、銃技においては『HSS』状態のキンジ、アリア、カナ級の腕前。『水投げ』ではアリアを奇襲し、銃撃戦で引き分けている。
携帯している武器は、UZI。
猛妹(メイメイ)
ココ姉妹の三女で格闘戦と爆弾戦術に優れる。格闘戦では自身のツインテールを使い相手の首に巻きつける裸絞めと酔拳を得意とする。【イ・ウー】には「ツァオ・ツァオ」という呼び名で天才技師として滞在していた時期があるため、理子に『武偵殺し』事件に使われた「減速爆弾(ノン・ストップ)」の作り方を教えている。
携帯している武器は、柳叶刀と戦扇。
機嬢(ジーニャン)
ココ姉妹の四女。眼鏡を掛けている。
戦闘は得意ではなく、車両や武器開発などの後方支援を担当している。
狙姐(ジュジュ)
炮娘(パオニャン)
猛妹(メイメイ)
諸葛 静幻(しょかつ せいげん)
猴(コウ)
極東戦役における藍幇の代表。名古屋武偵女子校の制服を着用した少女。
その正体は人間ではなく、闘戦勝仏こと孫悟空。年齢は2千歳以上とされる。玉藻からは日本の鳳と並ぶ化生界の巨頭と呼ばれ、敵ばかりか味方からも恐れられている。
如意棒と呼ばれる瞳から発するレーザービームでジーサードを一瞬で倒した。如意棒は一度使うと次に使えるようになるまで22〜24時間ほどかかる。「どんなものでも貫ける矛」と称され、かつて貫けなかった物は中国が想定した大和の主砲防盾(厚さ67センチメートルの高張力鋼)のみ。
大昔に当時皇帝の実験で倭の国(日本)の巫女の秘術によって武神の人格「孫」を人為的に付け足された。普段は猴と呼ばれる主人格が生活しているが、戦闘は孫が担当する。ただし、猴は性格ゆえに戦うのを嫌っているだけで、猴も孫と同じく戦闘は可能。
人格の入れ替えは猴の意思によってもできるが、秘術の欠陥によって外部の人間によって人為的に入れ替えられる。かつては三蔵法師によって猴の同意のもと行われていたが、今はパトラが作り出した術を藍幇が使用することで、猴の意思に関わらず強制的に入れ替えている。
猴は幼い見かけの通りおっちょこちょいだがジーサードを殺してしまったと思っていたことをキンジに謝罪するなど、まじめである。この性格故にココたちからはいじめられている。名古屋武偵女子校の丈の短い制服を着ているのも狙姉に着せられた時に狙姉が気に入ったためにそれ以後も着せられているだけで、別に猴が好んで着ているわけではない。
孫は幼い見かけのため恋愛ができずにいたため恋愛に憧れており、好戦的な性格のためヒステリアモード時のキンジのことを少なからず好いている。その正体は色金の力によって生まれた不完全な緋緋神である。
緋緋神から解放された後は玉藻と仲良くなって共に行動している。
武器は青龍偃月刀などの長柄の武器。技は右眼から放つレーザー「如意棒」、瞬間移動を行う「斛斗雲」など。
鬼一族
覇美(ハビ)
閻(エン)
津羽鬼(ツバキ)
遠山家
遠山 金一(とおやま きんいち)
声 - 浪川大輔(CR緋弾のアリア)
長髪の男性でキンジの兄。19歳。ヒステリアモードのキンジ以上の実力を持つ有能な武偵で、キンジの憧れであり目標の人物。肩書きは「元・武偵庁特命武偵」。
『武偵殺し』による豪華客船沈没事故により事故死として報道されており、親族であるキンジ達ですら死んでいると思われていた。だが、実際には【イ・ウー】を内部から殲滅するために【イ・ウー】の眷属となっている。
『宣戦会議』ではどちらの陣営にも属さず、無所属。
極東戦役終結後、パトラと結婚して武偵引退を表明したものの、かなでの奪還作戦では引退戦としてヒステリア・ムンディオを発現させて参戦。ヴァルキュリアが騎乗するワイバーンを羅刹の一撃で倒した。
携帯している武器は、コルト・シングル・アクション・アーミー(ピースメーカー)が2丁と普段は髪の中に隠している、分離連結が可能な大鎌「サソリの尾(スコルピオ)」。
カナ
声 - 飯田友子(CR緋弾のアリア)
金一の女装した姿。長い三つ編みの美女の姿をしている。カナになっている間は常に『HSS』になることができ、その際は外見だけでなく性格や仕草といった全てが女性になってしまう。元々は母親が亡くなって落ち込むキンジを慰めようと思っての女装であった。
これにより『HSS』を長時間に渡って保つことができるが、その保持には大脳に大きな負担がかかるため、長時間の『HSS』を行った場合、10日前後の睡眠が必要となる。しかし、金一自身は望んでやっているわけではなくカナになるのは相当に恥ずかしいらしく、金一の姿の時にカナの名を出すとキンジでも容赦なく本気でぶっ飛ばされており、一種の禁句となっている。
キンジとはHSSの力を行き渡らせる方法が違い、炎のように燃えるキンジとは逆に水のように満ちていく。
キンジが女装することを知ってからは、妹が欲しかったと言っており喜びを露にしている。
スコルピオの間合いは177.7センチメートルあり、その中に入ったものを引っ掛け切るか弾け飛ばせる。
カナ
声 - 飯田友子(CR緋弾のアリア)
金一の女装した姿。長い三つ編みの美女の姿をしている。カナになっている間は常に『HSS』になることができ、その際は外見だけでなく性格や仕草といった全てが女性になってしまう。元々は母親が亡くなって落ち込むキンジを慰めようと思っての女装であった。
これにより『HSS』を長時間に渡って保つことができるが、その保持には大脳に大きな負担がかかるため、長時間の『HSS』を行った場合、10日前後の睡眠が必要となる。しかし、金一自身は望んでやっているわけではなくカナになるのは相当に恥ずかしいらしく、金一の姿の時にカナの名を出すとキンジでも容赦なく本気でぶっ飛ばされており、一種の禁句となっている。
キンジとはHSSの力を行き渡らせる方法が違い、炎のように燃えるキンジとは逆に水のように満ちていく。
キンジが女装することを知ってからは、妹が欲しかったと言っており喜びを露にしている。
スコルピオの間合いは177.7センチメートルあり、その中に入ったものを引っ掛け切るか弾け飛ばせる。
遠山 金叉(とおやま こんざ)
キンジの父親。武偵制度が日本に導入される前、法務省直属の武装検事として殉職した故人。身長195センチメートルの大男であり、デザートイーグルを使いこなす。日本史上36人目の武装検事。亡くなった妻とは、血縁者に星伽の養子がいたためその縁で出会っている。遠山一族で最強の人物であり、HSSの状態でなくても化物じみた強さを誇る(HSSを発動したキンジとGIIIが二人がかりで挑んでも全くかなわない)。キンジには「父さんに不可能は無い」と言わしめるほどの規格外の存在。
異名は「鬼検事(オルゴ)」もしくは「静かなる鬼(サイレント・オルゴ)」と呼ばれ、人のレベルを超えた殺気を放つ。しかし、職務上で人を殺しても罪に問われない武装検事ながらも、生涯人を殺したことはない。
自身は祖父の鏨叉(ざんざ)と鐵から100の技を継承し、生涯それ以上増やすことはなく、その技の内、金一に攻撃よりの48の技、キンジにカウンター・防御よりの52の技を伝授している。
1989年のSDA(Skilled Detective Armed)ランクでは、総合で8位に載っている。MI6のエージェントであるサイオン・ボンドの前任者に唯一勝った人物。
マキリと戦い殉職したとされているが、実際は自身を仮死状態にする遠山家の技を用いたことで生き延びていたが死んだとされていた。後にアメリカに偽名で入国し、スーパーチューズデーの折にバラク・オバマの護衛を務め、現在は身を隠しているが、ジュリアの脳波計によればネモの暗殺を請け負っているという。キンジと同じく對卒を患っていたが、現在も生き延びてHSSを使わざるを得ない仕事を請け負っていることから何らかの方法で克服したとキンジが推察し、行方を追っている。
現在は、マダム・ティーによって自分にまつわる記憶をほとんど消されており、アメリカ政府によって使役されるエージェントとして活動している。マキリだけでなく息子であるキンジのことすら認識できず敵として相対している。
遠山 鐵(とおやま まがね)
遠山 雪津(とおやま せつ)
遠山 金天(とおやま かなで) / GV(ジーフィフス)
キンジの2人目の妹。年齢は10→11歳。誕生日7月15日。身長135センチメートル。金叉の遺伝子と、ある超能力者の遺伝子を掛け合わせて生まれた第2世代の人工天才。
遺伝子上はGIII、かなめとはまた母親の違うキンジの半妹にあたる。第1世代であるGIII、GIVの存在は知っているが、直接の面識はキンジに引き会わされるまでなかった。
戦闘技能はほぼないが、超能力者の遺伝子の影響でPKや治癒能力を扱える。その身には逆色金が埋め込まれており、HSSの思考強化能力の併用により「神を操る」ために生み出された存在。
ロスアラモスの作戦中、自分の役割を恐れて逃亡。唯一頼れる遺伝子上の兄であるキンジのもとに転がり込み、名前を与えられ同居することになる。日本語は堪能だが知識を誤った解釈で覚えている面があり、キンジを「お兄ちゃん様」と呼ぶ、姉であるかなめの非常識な教えを素直に受け入れるなどでキンジを困らせている。
胸に埋め込まれていた逆色金は、パトラがシャーロックの『緋色の研究』を元に作り出した『パトラの鍵』を預かったかなめによってその機能を破壊されている。
ホームズ家
神崎 かなえ(かんざき かなえ)
声 - 大原さやか
アリアの母親で曲線を描いた長い髪をした、白磁の肌の美人。キンジ曰く「母親というより、年の離れたお姉さん」。
イ・ウーに「武偵殺し」をはじめとした冤罪を被せられ服役中の身となっており、自分の無実を証明すべく無茶しがちなアリアのことを常に気にかけている。
物語開始時は高等裁判所にて係争中であったが、アリアの手により引き出された理子・ブラド・ジャンヌの分の証言では刑を軽減しきれず、最高裁までもつれこんでいる。その理由は緋緋色金について全てを知っていたがためだったが、その緋緋色金が宇宙に帰されたことで拘束される理由がなくなったため、星伽から圧力をかけられた日本政府が動いたことで釈放された。
色金の秘密を黙秘していたのは、アリアの命を守るためであった。
アリアの父親と離婚しているため、現在は独身。
メヌエット・ホームズ
アリアの異母妹。14歳。クォーターであるアリアと異なり純血の英国人。曾祖父ゆずりの推理力を持っていて、女王陛下の諮詢を仰せつかったことがある。両足が不自由で車椅子での生活を余儀なくされており、サシェとエンドラの双子のメイドによって身の回りの世話をしてもらっている。推理の際の口癖は「小舞曲(メヌエット)のステップの如く順を追って」と言う。
色金の秘密を聞きだしに来たキンジをいきなり空気銃で撃ち、推理と車椅子に座りながらのバリツで完全に手玉に取った後、キンジを気に入り「自分を満足させたら色金の秘密を教える」と賭けを持ちかける。
推理力と天才的頭脳に物を言わせた毒舌でキンジ曰く「舌で相手を殺せる」。しかし、その頭脳が逆に不況を買って学校ではイジメに遭い、その相手を言葉で切り続けた結果、学校から登校禁止を言い渡された。以後、典型的な引きこもり生活を続けており、ネットゲームに大金を注ぎ込むほどのめり込んでいる。
アリア大好きでアリアの物は(アリア本人とキンジを含めて)自分の物にしたがっており、幼少のころからアリアと幾度となく賭けをしてその戦利品を家に飾っている。そのため、自宅にはアリアとの賭けで手に入れた商品を飾っている。
色金
緋緋色金 / 緋緋神(ヒヒイロカネ / ヒヒガミ)
公安0課
獅堂 虎巌(しどう とらお)
伊藤 可鵡韋(いとう かむい)
灘(なだ)
大門坊(だいもんぼう)
原田静刃(はらだ せいじ)
『やがて魔剱のアリスベル』の主人公。眷属側に雇われた二刀流の傭兵。通称「妖刕(ようとう)」。16歳。
キンジを襲うが、ヒステリアモードを発動させていなかったために偽物と思って見逃す。その際にキンジの死を予見し、後にそれは的中することになった。
その後は自分が存在していた時間軸に戻ったが、鵺と共に再び暦鏡で時間遡行を行い、経緯は不明だが0課に所属している。本人は0課での仕事をあくまで「ボランティア」と語っており、キンジが関わる案件のみ活動する。そして同じ獅童班の0課メンバーには、自分との任務の際には相手を殺害しないようにと釘を刺している。
錦糸町で鵺と共にアパートで暮らしており、そのアパートは度々0課の集いの場と化している。マキリによるシージャック事件後にアパートから出ていく準備をしており、キンジと簡易的ながらも別れを済ませた。
武器は2本の刀とレイジングブル、ショットガン。
ノーチラス / N
モリアーティ
ネモ・リンカルン
声 - 春野杏
軍帽を被った水色のツインテールの少女。フランス国籍の15歳。アリアと同じ超々能力者でありながら、自身をキンジとは対極の存在「可能を不可能にする女(ディスエネイブル)」と称する。
アリアとは違い、見えていない箇所にも瞬間移動できるなど超々能力を使いこなしているが、身に付けている瑠瑠色金の力を必要とする。そのため、瑠瑠色金が手元にないと能力が使えない。
かなでを『逆色金』ごと【N】の一員にするべく行動したが、キンジら遠山兄弟総出の奮闘によって失敗。仇敵であるキンジをアジトに連行して始末しようとするも、瞬間移動の際のアクシデントによってキンジに胸を掴まれて動揺した結果、座標がズレて海中に出てしまい、キンジと同様に遭難する。色金も紛失してやむを得ずキンジとともに無人島生活を共にするが、この経験によりキンジへの印象が変わっている。
ノーチラス内の階級を表す指輪の色は金色。
伊藤 マキリ(いとう マキリ)
黒い長髪の女性。可鵡韋の実姉。可鵡韋と同様『アクセス』の能力を持ち、常に最大である6速の状態で使用し続けることが可能。元公安0課のメンバーであり、4式を務めていた。その能力の高さから幼かったにもかかわらず、公安0課に半ば強引に加入させられた。だが、国のために尽くしていた。
かつてキンジの父・金叉を倒した人物であり、その戦闘で金叉の技「矢指」を奪い、改良を加えて自分の技としている。そのため「矢指」と比べて段違いに強化されており、無音のままマグナム弾と同等の飛距離と威力を備えた技となっている。その他にもキンジの技とは仕組みは違うものの、銃弾を指で止めることができ、技の多さが多様。
自衛隊が秘密裏に保有していた核ミサイルを使い、総理大臣の暗殺を行ったが、キンジと静刃、可鵡韋によって阻止されて、Nの指輪を失ったことでノーチラス内での序列が降格している。
指輪の色は鈍色から黒色に変わっている。
グランデュカ
イオ
ヴァルキュリア
メルキュリウス
エンディミラ・ディー
金髪の美女。エルフ。Nの提督付の文官。ネモが漂着して行方不明になった際には、その無人島を探し出し、瑠瑠色金が含まれたネックレスを新たにネモに手渡している。普段はネモの護衛として同伴しているが、ナイアガラの滝での金叉の襲撃の際にネモを安全地帯に避難させるためにテテティ、レテティとともに残りネモを逃がしている。
その後、Nに関する情報や金品の代わりにキンジの戦果としてキンジの奴隷になることを誓っており、キンジと行動をともにした。
元々はエルフの森にあったディー氏族の集落で暮らしていたが、魔女ラスプーチナによって森は焼き払われてしまっており、生き残ったエンディミラは仲間の敵であるラスプーチナを殺すことを目的としていたが、ラスプーチナが死んだと噂で聞いていた。
指輪の色はプラチナ。
携行武器はモーゼルC96。弓矢。
テテティ、レテティ
双子の少女。タヌキのような尻尾を生やしている。身長150センチメートルほど。キンジに接近を気づかれないほどの身のこなしで背後をとっている。エンディミラ同様にネモの護衛を務めている。2人とも喋ることができないため、手話によって意思疏通を行っている。だが、どんな国の言葉でも雰囲気で意味を理解する特技を持っている。エンディミラとともにキンジの戦果としてキンジの奴隷となった。
エンディミラ同様に、ラスプーチナによって住んでいた里を滅ぼされており、荒野をさ迷っていたところをエンディミラと出会い、闘いの果てに敗れておりエンディミラの奴隷となっている。
後にエンディミラによって、身柄は獣人の伏見に預けられることとなっている。
指輪の色は黒色。
アスキュレピョス
濃い藍色の髪の女性。彼女自身がヒュドラと呼ばれているが、実際はヒュドラを見たヴァルキュリアの同胞がアスキュレピョスと混同しているためであり、ヴァルキュリア自身は彼女を見たことがなく、話にしか聞いたことがなかった。ヒュドラを操っており、ヒュドラの中枢として指示を出す役割をしている。
ヒュドラの魔力回復のため、小城優子を名乗って顔を変え、アニエス女学園に潜入していた。彼女本人の魔力は低く、G3程度しかない。
小城 優子(おぎ ゆうこ)
眼鏡をかけた三つ編みおさげの小柄な女生徒。身長148.1センチメートルで体重41.1キログラム。3年星組。双與会書記。
アニエス学院には一般入試で首席で入学しており、学力が高い。怖がりであるにもかかわらず、夜の見回りなども担当している。
正体はアニエス学院に潜入しているアスキュレピョスであり、顔はヒュドラの肉を使った化粧で変えている。
ヒュドラ
乙葉 まりあ(おとは まりあ) / 有馬 鳩雄(ありま はとお)
薄いピンクのツーサイドアップの髪をした少女。所属は3年星組。関西弁で喋り、性格は快活。同じクラスになったクロメーテルに頻繁に絡んでいる。寮の部屋は303号室で部屋や服装も女の子らしいもの。
実はNの調査で潜入した大阪武偵高3年のSランク武偵の男子。髪は地毛であり、それをピンクに染めている。クロメーテルに正体を告げて捜査協力を申し込んだ。アニエス学院には半年間潜入している。
しかし、その実態もフェイクで正体はNの構成員。アニエス学院にはアスキュレピョスとヒュドラのバックアップ、および監視として潜入していた。
今まで男性なのに女性のような外見のため、地元の田舎でも忌み子として疎まれてきており、親戚の家をたらい回しされて育ってきた。そのため、Nの思想に共感している。
携行武器はグロックと軍用ナイフ、刃を射出できるバリスティック・ナイフ。
アニエス学院
アニエスという名前は校長である堀江の手掛けたゲーム内に出てくる「聖賢姫(せいけんき)プリンセス・アニエス」から取ったもの。
堀江 美由紀(ほりえ みゆき)
安達 ミザリー(あだち ミザリー)
金髪でハーフの女生徒。瞳の色は葡萄色。身長160.7センチメートルで体重53.9キログラム。3年星組で双與会の会長を務めている。語尾に「ですわ」をつけるしゃべり方。運動神経も良い。潜在的に超能力の素質を秘めており、女性の9人に1人の割合でいるG1ほどの力を持っている。過去にあった出来事により、男性を汚らわしいと思っている。
幼いころの出来事がきっかけで電車が好きになり、寮の消灯時間が来ても深夜遅くまで漫画を描いている。その同人誌は委託で販売している。
キンジには部屋から微かに臭うシンナーの香りで一応マークされていたが、その過程での身辺調査で駅での乱射事件を身を呈して庇ってもらってからキンジに恋心を抱いた。だが、クロメーテル=キンジとは気づいていなかったため、クロメーテルの持っていたキンジの証明写真からクロメーテルの好きな男性と認識して、友人の好きな男性を好きになってしまったと苦悩した。
来年度は東京大学に進学する予定であり、その旨を別れ際にキンジに告げている。
本編・その他
ハワード
サイオン・ボンド
山根 ひばり(やまね ひばり)
ベレッタ・ベレッタ
ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ社の令嬢にして、同社のガンスミス。ローマ武偵高の『車輌科』に在籍している。アリアが同校に通っていたころの友人であり、身長141センチメートルと同じく幼児体型。
日本のアニメが好きで日本文化に興味を抱いている。そんな中、(ヒステリアモード状態の)キンジのことを知って惚れ込み、彼への奨学金貸与を社に進言するが、彼が留年してしまったことで社内での立場が危うくなり、ローマに着いた途端に彼を拘禁し借金返済を迫っている。
銃社会において革命的な発明をしていたが、その成果を『ノーチラス』に狙われたために発明を破棄、それに代わる案「ジュスト」を発表したことで会社から追放された。
ガンスミスとしての腕は確かで装備科でSランクをとったが、別のことを極めたいという思いから車輌科に転科した。ただし、運転技術は低く、見栄を張って乗っているフェラーリの運転に苦労している。車輌科でのランクはEランク。
阿久津 珠穂(あくつ みほ)
Zセカンド
A子
猿田 邦彦(さるた くにひこ)
秋庭原 悠樹菜(あきばはら ゆきな)
女将(おかみ)
二宮 欽二(にのみや きんじ)
声 - 柳田淳一
『CR緋弾のアリア』で初登場したパチンコ版オリジナルキャラクター。二つ名は「残念な天才」。彼と戦闘に入った時点で大当たり濃厚のプレミアキャラで、二つ名の通り頭脳派だが戦闘能力は低い。自信満々でキンジらに挑むも、図式を解いている間は隙だらけになり時間も掛かるために大きな警戒もされること無くキンジらに倒される。また、キンジと名前の読みが同じだが特に言及される場面は無い。『P緋弾のアリアIII』にも登場。
AA主要人物
間宮 あかり(まみや あかり)
声 - 佐倉綾音
『緋弾のアリアAA』の主人公の一人。東京武偵高校2年。身長139センチメートル。専門科目は『強襲科』でランクはE→D→C。誕生日は10月25日。
一般の中学出身で、中3の3学期に武偵高の付属中に転校してきた。幼児体型でアリア以上の低身長の持ち主。上級生の中でも随一の実力を持つアリアに心酔とも言えるレベルで憧れており、彼女のパートナーになることを夢見ている。
武偵としての力量は同学年でも最下位に近いが、「アリアの隣にいたい」という信念は意地でも通すほど頑固。それを見たアリアから課された戦姉妹試験をクリアし、晴れて戦妹になる。
普段は少しドジで抜けた所があるものの、一度決めたことは必ず貫き通す意志の強さと粘り強さ、加えて小柄で華奢な体躯に似合わないタフさを持ち合わせており、その辺りはアリアから高く評価されている。アリアが自身のパートナーと定めたキンジに対しては一方的な嫉妬心を抱き、嫌っている。そのためキンジを心中では呼び捨てにしている。
実は公儀隠密の家系である間宮一族の本家「暁座」の出身で、人々を守るための術として一族秘伝の暗殺術を母から学んでいた。しかし2年前、その術を求めたイ・ウーの襲撃を受け一族は離散し、妹のののかと共に暮らしている。武偵高に入ったのは母の教えを守るためだったが、殺人を前提とした間宮の術は武偵法に抵触するため使えず、加えて学業の成績も良くないため、低ランクである。ひかり曰く本家にたまに出る同性カリスマ、天然物の「女人望」であり、それもあってか彼女に惹き付けられる女生徒は多い。
携帯している武器はマイクロUZIとタクティカルナイフ。
佐々木 志乃(ささき しの)
声 - 茅野愛衣
東京武偵高校2年。身長155センチメートル。専門科目は『探偵科』でランクはC。誕生日は11月18日。
あかりのクラスメイトで、武装検事の父を持つお嬢様。佐々木小次郎の末裔。自宅には宮本武蔵の末裔である双子のメイドがいる。普段はお淑やかで礼儀正しい大和撫子だが、初めての友人であるあかりのことを密かに溺愛しているヤンデレであり、その想いのあまり行き過ぎた行動に出てしまうなど、あかりが絡んだ途端に変質・変態的になるのが玉にキズで部屋にはあかりグッズやあかりに関するものを集めた『あかりちゃんボックス』が置いてある。あかりが心酔しているアリアに対して強い嫉妬・敵愾心を抱いているが、普段は巧妙に隠している。
普段はあかりをさん付けしているが、本人がいないもしくは本性を現している時はちゃん付けしている。
あかりがアリアと戦姉妹契約を結んだことを知り、彼女を取られまいと契約を無効にしようとするも失敗する。代わりにあかりとの戦姉妹グループを作ることで解決を図ることを決意し、教務課の紹介で白雪に会うが、課せられた戦姉妹試験を通じ、その人柄に触れることで自分の浅はかさを思い知り契約辞退を申し出る。しかしその本心を察していた白雪から「本当のことを正直に話す度胸」を評価され合格、彼女の戦妹になる。白雪からは武偵としての指導名目で、想い人に対するストーキング技術を教わっている。
携帯している武器は、柄を洋風にした刀と長刀「物干し竿」。佐々木家に伝わる「巌流」という居合斬りを主体とした剣術を習得しており、鞘無しで行う最速の居合「燕返し」と、数メートルの距離を一瞬で詰めてから行う居合斬り「飛燕返し」を使う。
火野 ライカ(ひの ライカ)
声 - M・A・O
東京武偵高校2年。身長165センチメートル。専門科目は『強襲科』でランクはB。あかりの男勝りなクラスメイト。髪型はポニーテールで、コウモリ型の髪飾りを着けている。誕生日は5月5日。日本人とアメリカ人のハーフ。
アメリカで活動する武偵ヒノ・バットを父に持つ。CQCが得意で、身体能力、視力・聴力も共に良く、そういった腕っ節の強く、女子アイドルグループが好きだったり、あかりにセクハラまがいのことをしたり、少女マンガを読むにしても男性キャラに感情移入したりなど、周囲からは「男女」と呼ばれており、本人も認めている。しかし、すれ違った理子を女らしいと憧れたり、部屋にこっそり少女マンガを隠し持っている。
可愛らしい少女人形を愛でる趣味があることから「女の子らしくなりたい」と思っている節があるが、本人も女の子らしくなることを半ば諦めている。
あかり達5人の中では良識的かつしっかり者な方で、あかりの天然ボケに突っ込んだり、志乃のあかりに対する行き過ぎた好意に呆れるなど、突っ込み役に回ることが多い。それと同時に作中で一番の苦労人でもあり、持ち前の短気さや血の気の多さが災いして不遇な目に遭うことも少なくない。金銭的に逼迫している様子は見受けられないが守銭奴な一面があり、「京菱アームサプライ倉庫物流」という武器庫で武器の運搬・整理のバイトをしている。
王子様タイプの戦姉を求めていた麒麟に見初められ、当初は「戦妹にして欲しい」と纏わりついてくる彼女を鬱陶しがって邪険にするも、内心では自身も麒麟の女子らしさに憧れていたことから、戦姉妹契約をかけた勝負で敢えて麒麟に敗れ契約。麒麟の戦姉となる。麒麟と戦姉妹契約を結んでからは、彼女が前戦姉の理子と仲良くしているのを見て嫉妬の念に駆られたり、水着姿の麒麟を見て「ヒラヒラの服着てなくてもカワイイ」とニヤケ顔になるなど、ライカ本人は否定しているがメロメロ状態で、後に彼女の伝手で強襲科とCVRを兼科している。しかし麒麟の己に対する過剰な愛情表現(主にセクハラ)には些か辟易しており、同様に志乃に溺愛されているあかりには共感、もとい同情めいた感情を抱いている。
携帯している武器はMagpul MASADA、トンファー、タクティカルナイフ。髪飾りは非常時にカッターとして使用される。
高千穂 麗(たかちほ うらら)
声 - ブリドカットセーラ恵美
東京武偵高校2年。専門科目は『強襲科』でランクはA。誕生日は4月8日。
CVRに勧誘されたこともある、容姿端麗な美少女。武装弁護士の家系出身で、武装検事を父に持つ志乃とは父親同士が裁判所で犬猿の仲。右手にはいつも扇子を持って歩いている。実家は鳥取で、感情が高ぶると因州弁(鳥取弁)口調になる。
金さえあれば何でもできると考えている高飛車かつサディストな性格で、特に小柄な女子を嫐る行為に快楽を見出す「チビ専」。カルテットで対戦相手になったあかり達を「仲良しごっこ」と小馬鹿にして、しかもカルテット当日には握手しようとしたあかりの手を閉じた扇で叩き払った。しかしそれにより奮起し特訓したあかり達に敗北することになる。以降、あかりの実力を認め彼女と友達になりたいと考えているが、コミュニケーション下手のために難航していた。それでも彼女なりの珍妙なアプローチを経て、遂にあかりから「友達」だと認められる。志乃と同様にあかりへの想いが行き過ぎ、敵対したが利害が一致した際には協力するストーカー仲間の関係。
原作者・赤松中学のお気に入りキャラでもある。
携帯している武器はスターム・ルガー・スーパーレッドホーク(英語版)、フェンシングのフルーレ。
島 麒麟(しま きりん)
声 - 悠木碧
東京武偵高校中等部3年所属。専門科目は『特殊捜査研究科 (CVR)』 でランクはC。誕生日は12月24日。
語尾に「〜ですの」と付ける上品な言葉遣いの小柄な美少女だが、男性には全く興味がない。2年時は理子と戦姉妹契約を結んでおり、同様に制服をフリルだらけに改造している。「ジョナサン」という名のキリンのぬいぐるみを多数所持・常備していて、その中に銃や鈍器を隠している。
理子と戦姉妹契約を結んでいた頃に、彼女から中国武術(カンフー)の防御に関する部分だけを教わっている。他にもどこで会得したかは不明だが、第48弾では空蝉の術を披露した。クレープが好物らしく、よく食べている。
理子との戦姉妹の契約が切れて残念がっていたが、気持ちを切り替え「王子様タイプ戦姉」を探すことを決意。その矢先に誘拐事件に遭い、その場に現れ自分を救ってくれたライカに一目惚れし契約を申し込み、勝負を経て戦妹となる。
あかり達のパーティーでは参謀役のポジションにあたり、突飛な発想力で予想だにしない作戦を立てるのが得意。
携帯している武器はレミントン・ダブルデリンジャーとコルト・アナコンダ(威嚇用、ジョナサンの中に隠してある)。
乾 桜(いぬい さくら)
声 - 不明
東京武偵高校中等部3年所属で他組織(警察)で研修を受けている架橋生(アクロス)。ランクはB。
非常に生真面目かつ勤勉な性格。成績優秀・運動神経抜群・父親は麻布警察署の署長という肩書に加えて、戦闘訓練は無敗・無遅刻無欠席・経歴に負けやミスが一切無い完璧さから、「『何でも持ってる』桜さん」の通称を得ている。
ランク定期外考査の時にあかりと出会い、彼女のそれまでの試験成績の低さから本人を目の前にして「一番弱そう」、更には「Sランク武偵になるための踏み台」と言い放つなど、完全に見下していた。最後の実戦試験ではあかりを圧倒し追い詰めるが、持ち前の根性で逆転したあかりに敗北を喫す。後日あかりが「実戦試験」の名前通り実戦を意識して戦ったことを知り、反面試験官へのアピールに固執し得点稼ぎばかりしていた自分を省みて恥じる。その際にあかりへの評価も「自分にはない何かを『持ってる』」と改め、彼女との戦姉妹契約を申し出た。以降は正式な契約こそないものの、あかりたちと行動を共にしている。
法と正義のために戦う女の子5人の戦隊番組「警察戦隊ピーポニャン」の「ピーポレッド」の大ファンで、あかりの努力家な面にピーポレッドの面影を重ねている。
携帯している武器はS&W M60と警棒、手錠。
名古屋武偵女子校
間宮 ひかり(まみや ひかり)
声 - 不明
名古屋武偵女子校1年。専門科目は『強襲科』。あかりの従姉妹で間宮一族の分家「宵座」の出身。
一人称が「ボク」のボーイッシュな少女。日焼けした肌の持ち主。夏休み明けから東京武偵校1年A組に研修生として転入する。あかりとは昔から仲が良く、彼女からは「ひかちゃん」と呼ばれている。性格はしっかり者に見えて、実は考えなしの猪突猛進だったりする。
過去に暗殺・諜報といった裏稼業をやらされてきた宵座に生まれ、幼い頃から影で生きることを強いられてきたせいもあって、襲撃を受け散り散りになり陰に隠れて生きることになった間宮一族の現状に強い不満を抱いている。間宮が襲撃を受けたのは技術を陰で秘していたせいだと考えており、間宮の技を名古屋女子で公開して最強軍団を作った後に、間宮を武偵業界一の武術ブランドにすることを決意、そのために「女人望」持ちのあかりを利用しようと目論んでいた(もっとも理由はそれだけではなく、ひかり自身があかりに惹かれていて、「2人で新しい間宮を作りたい」と思っているのもある)。
負けた方が勝った方の言うことを何でも聞くという間宮同士の決闘「一つ契」に則り、あかりと対峙。互いの秘技を出し合う熾烈な戦いの末に敗北し、のぞみ・こだまと共に名古屋へ帰っていった。
携帯している武器は手甲。
間宮 のぞみ(まみや のぞみ)
声 - 不明
名古屋武偵女子校の生徒。専門科目は『強襲科』。ひかりの腹違いの姉。ウェーブのかかったロングヘアに眼鏡という出で立ちの美少女。
異母妹のひかりを溺愛しており、自分達の計画が成功した暁の成功報酬の「ひかり着せ替え年間フリーパス(おさわりフリー)」を楽しみにしている。
ひかりがあかりと戦っている間、「『狐取るなら油揚げ』作戦」であかりを誘惑するための勝負下着を買いに来た志乃に「カリスマ店員」を装って接近、上手く取り入って時間稼ぎ出来たかに見えたが、実際は途中から看破されていた。ひかりがあかりに敗北してからは彼女と共に大人しく名古屋へ帰郷し、その途中鯱の襲撃から自分達を救ってくれたアリアを気に入り、鯱とセットでゴスロリ服を着せたいと思っている。
間宮 こだま(まみや こだま)
鯱 国子(しゃち こくこ)
声 - 不明
名古屋武偵女子2年筆頭の「軍紀委員長」。出征兵の監視と敗戦兵への制裁を受け持っている。出で立ちはアリアと似ており、違いは髪の色が黒という点など。一人称は「俺」。性格はかなり好戦的かつ凶暴。
あかり達に敗北したひかり達3人への制裁のため上京し、まとめて蹴散らすも、通りがかりで割り込んだアリア(とレキ)に惨敗した。この結果、アリアの強さに惚れ込み、「俺を嫁にしろ」と迫って彼女を困惑させた。
ナゴジョ戦では武極の腹心としてあかりたちを迎え撃つが、風圧で露になったナゴジョ制服を着たあかりの下着が、鯱の体が死角となって見えず、見えなかったために怒りを買い、理不尽な理由で志乃と麗に瞬殺された。
携帯している武器は2丁のスプリングフィールドXDと、新体操に使う様な合金製のリボン。
武極 昴(ぶきょく すばる)
名古屋武偵女子3年。統括委員長。制帽を被った長身長髪の女子生徒で、当代のナゴジョで1番強いとされている。左の二の腕に武偵高のタトゥーを入れている。
圧倒的カリスマと、常人の16倍の筋力を発揮できる特異体質を用いて旧校舎を占拠している。
徹底した武力第一主義かつ女性上位主義の持ち主で、男を排斥した「強い女だけの社会」の形成を目論んでいる。ナゴジョ支配から始まり、ゆくゆくは名古屋市を占領するだけに留まらず、独立国家「女日本」の建国を目標に掲げていたが、ひかりらを主体とする反対派とその協力者であるあかりたちの介入により失敗に終わる。その後は教師に諫められたことで方針転換し、武力ではなく愛をテーマにした女日本を目指すようになった。
武器は合金製の巨大な太刀。
間宮家
間宮 ののか(まみや ののか)
声 - 水瀬いのり
『AA』に登場。あかりの2歳下の妹で、一般校に通う中学生。ドジな姉を支えるしっかり者。
2年前にイ・ウー特戦隊の襲撃を受けた際に夾竹桃から符丁毒を打ち込まれており、『武偵殺し』によるバスジャックが起きたその日に毒が発症し視力を失ってしまうが、あかりに逮捕された夾竹桃が解毒法を自白したお陰で回復した。
間宮 みすず(まみや みすず)
声 - 早水リサ
『AA』に登場。あかりとののかの母親。娘たち同様、童顔だが巨乳。一見淑やかな雰囲気の美女だが、あかりの回想ではかなりの手練だったことが窺える。「戦時が来たら人々を守るために戦って欲しい」という願いの元、あかりとののかがまだ幼い内から彼女達に間宮の術を伝承した。
AA・その他
愛沢 湯湯(あいざわ ゆゆ)、愛沢 夜夜(あいざわ やや)
夾竹桃(きょうちくとう)
声 - 堀江由衣
『AA』に登場。理子の手引きによりジャンヌと共に武偵校に潜入していた『イ・ウー』の刺客。「魔宮の蠍」の異名を持つ猛毒使い。本名は鈴木桃子。千葉県出身。専門科は『鑑識科』。
セーラー服を普段着としている。日本人形の様に切り揃えられた黒髪を持つ、クールな雰囲気の美少女に見えるが、実年齢は24歳。東京大学薬学部卒。愛煙家らしく、煙管を愛用している(あかりには「喉の薬」と嘘をついている)。百合愛好家であり、「クリスチーネ桃子」というペンネームで自ら同人誌を執筆し、同期である理子やジャンヌにも手伝わせることがある。
「この世に自分の知らない毒が存在することが許せない」と公言するほどの毒使い。そのためには手段を選ばず、毒を他人に投与しては新たな毒の製法を強請り取るという行為を繰り返しており、風魔一族からも使用者でなければ解毒困難な猛毒「符丁毒」を奪っている。
間宮から奪った秘伝書から「鷹捲」を毒の一種と推測し、2年前にののかに打ち込んだ符丁毒の解毒を条件に「鷹捲」を得るべくあかりをイ・ウーに引き込もうと追い詰めるが、志乃を傷つけたことで怒ったあかりの鷹捲を喰らい敗北。求めていた物が毒でないことを身をもって知り、逮捕された。その後は夏コミへの参加を条件に司法取引を成立させ(AA4巻の巻末4コマより)、年齢を詐称しあかりのクラスメイトとして武偵高に編入している。あかりたちのことは同人誌のネタ元として密かにつけ回しており、その過程で第三者の暗躍などを知ると本人たちに警告している。
武器はワイヤー、M134。左手の爪にそれぞれ異なる毒を仕込んでいて、普段は手袋で隠している。更に体内に83種の毒を持っており、意図的に毒や薬の成分を分泌させて舌に滲ませられる。
水蜜桃(すいみつとう)
声 - 斎藤千和
アニメ版『AA』に登場。夾竹桃の姉で、本名は鈴木蜜子。26歳だが外見は緑色のショートヘアーの少女であり、妹以上に実年齢より若く見える。物静かな妹と比べ饒舌で、かつ口調が下品。ガトリング銃やグレネードランチャーを搭載した戦闘用特殊装甲車両を操る。
妹のバックアップのために武偵高近辺に潜伏していたが、あかりに逮捕された妹を奪還すべく現れ、アリアとあかりと交戦する。最後は2人に加え志乃ら仲間たちとの連携攻撃によって装甲車両を停止させられ逮捕、その後妹と共に司法取引を行った。
さしみ
海猫(うみねこ)
中村 ナジカ(なかむら ナジカ)
用語解説
武偵関連
武偵
武偵免許を持つ者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察に準ずる活動が可能になるが、あくまで武偵は金で動き、金さえ貰えれば武偵法の許す限りどんな仕事でも請け負うため「何でも屋」の側面がある。
また、同様に武装を許可された「武装弁護士」「武装検事」も存在する。
武偵ランク
そしてSの上には、小国の軍隊を1人で相手にできる実力をもつRランクが存在する。
武偵弾
武偵憲章
武偵法
武偵校
東京武偵高校
校則により校内での拳銃・刀剣の携帯が義務付けられており、制服は男女共に防弾繊維を使用した『防弾制服』である。進級に必要な単位は授業の他に、学園に寄せられる依頼をこなすことで獲得できる。
校章のモチーフは、犯罪を見いだす目と勇気を意味するトゲなどで構成されている。
強襲学部(アサルト)
強襲科・狙撃科などの戦闘向きの学科が属している。
強襲科(アサルト)
拳銃・刀剣その他の武器を用いた近接戦による強襲逮捕を習得する学科。主任は蘭豹。所属する学生の戦闘力は総じて高く、強襲科Sランクの生徒は、特殊部隊1個中隊と同等と評価される。日常的に激しい戦闘訓練があり、犯罪組織のアジトに突入する依頼が来るなど、他の学科と比較して、危険度は高い。卒業時の生存率が97.1パーセントと、約3パーセントの生徒が死亡するため、「明日無き学科」とも呼ばれる。
狙撃科(スナイプ)
狙撃、といった遠隔からの戦闘支援を習得する学科。主任は南郷。狙撃は極めて高い集中力を必要とするため、性格的な向き・不向きに左右される傾向が強く、強襲科への適正がある生徒には転科をうながすこともある。
諜報学部(レザド)
諜報科・尋問科という、主に犯罪組織、犯罪容疑者からの情報収集方法を習得する学科が属している。
諜報科(レザド)
特殊工作員を養成する学科。主任はチャン・ウー。犯罪組織に対する諜報・工作・破壊活動を主に学ぶ。学内での異変について、調査レポートを作成することもあるが、ガセが多いことでも有名。
尋問科(ダギュラ)
逮捕した犯罪容疑者から情報を引き出す方法いわゆる尋問を学ぶ学科。主任は綴。話術、心理学、人体学を学び、拷問方法ですら学ぶという噂もあるが、定かではない。
探偵学部(インケスタ)
主に犯罪調査、分析を担当する、探偵科・鑑識科が属する学部。
探偵科(インケスタ)
探偵術と推理学による調査・分析を習得する学科。主任は高天原。武偵高の中では比較的まともな教員が在籍しており、外部からの依頼で迷子や行方不明者を探したり、未解決事件のプロファイリングなども行っている。
鑑識科(レピア)
犯罪現場や証拠品の科学的検査を習得する学科。学内での事故や犯罪などの痕跡・遺留品の調査も担当している。探偵科と協力して捜査にあたることが多い。
兵站学部(ロジ)
実戦部隊の補助を担当する、装備科・車輌科が所属する学部。
装備科(アムド)
武偵活動における装備品の調達、カスタマイズ、メンテナンス方法を習得する学科。装備科はその性質上、機材の一括買い付けを行なっているため、他よりも安価で他学科の生徒へ弾薬などを販売している生徒もいる。
車輌科(ロジ)
武偵活動における車輌・船舶・航空機の運転操縦、整備を習得する学科。主任は江戸川。車輌科に在籍していると、取得可能な年齢に達していなくても運転免許を取得できるメリットがあるため、それ目当てで入学してくる学生も存在する。
通信学部(コネクト)
情報の伝達と集積を担う通信科・情報科が所属している。
通信科(コネクト)
通信機器を用いた情報連絡によるバックアップを学ぶ学科。事件現場で錯綜しがちな情報から必要なものを聞き分ける術のほか、盗聴なども学ぶ。緊急時だけでなく、イベント時などには学生や教員への連絡、放送を担当する。
情報科(インフォルマ)
情報処理機器を用いた情報収集と整理方法を学ぶ学科。大量に集積された有象無象の情報の中から、重要なものを選別して整理する方法が教えられる。校内用のイントラネットを管理しており、教務科からのお知らせや犯罪情報の掲載も行う。
衛生学部(メディカ)
負傷者や病人の治療にあたる、衛生科・救護科が所属する。衛生科は主に現場での治療を担当し、救護科は病院での治療を担当する。
衛生科(メディカ)
武偵活動の現場における、医療・救助活動を学ぶ学科。戦闘が行われている現場に飛び込んで治療を施すため、自衛程度の戦闘技術を習得する必要がある。
救護科(アンビュラス)
主に武偵病院に勤務する医師を育成する学科。主任は矢常呂。医師としての専門知識や技術を学ぶ。依頼や訓練で負傷、体調を崩した生徒の治療も担当している。専門棟には武偵病院が隣接している。
研究部(リサーチ)
超常的な知識や技術を研究する超能力捜査研究科・通称S研、美しい女性による捜査方法を研究する特殊捜査研究科・通称C研が所属している。
超能力捜査研究科 (SSR)
超能力・超心理学による犯罪捜査を行っている学科。日本各地の霊場で合宿を行うこともある。サイコメトリーやダウジングといった超能力捜査が主であるが、中には攻撃的な超能力をもつ人間もいる。
特殊捜査研究科 (CVR)
特殊条件下における犯罪捜査を学ぶ学科。主任は結城。いわゆる色仕掛けの罠ハニートラップの専門技術を磨く学科であり、美少女しか入科できない。諜報科でも手に負えないような相手に投入されるため、最も危険な任務に就く学科ともいえる。日焼けや寝不足などあらゆることに気をつけなければならない。
教務部(マスターズ)
武偵高の教員が在籍する、教務科が所属している。
教務科(マスターズ)
武偵高の教職員が所属している。前歴が自衛隊、警察OB、特殊部隊、傭兵、マフィア、殺し屋らしき人物まで多数在籍している。強襲科、地下倉庫と並ぶ東京武偵高の「3大危険地域」と呼ばれている。民間からの依頼の仲介は、教務科が行っている。
教養学部(コルト)
通常の高等教育のための学部。内容は一般高校と変わらない。
一般教科(ノルマーレ)
通常の高校と同じような一般教科を学ぶ学科。武偵高の生徒は全員ここに所属している。武偵高は専門学科ではなく、この一般学科でクラス分けされているため、同じクラスに様々な専門学科の生徒が混在している。
この他にもローマ武偵高の殲魔科(カノッサ)など、東京武偵高にはない学科もある。
中等部(インターン)
学園島外にあり、武偵高付属中学校の生徒が在籍している。武偵としての初歩的な教育が行われ、優秀と目された生徒はインターンとして武偵高に来ることもある。
強襲学部(アサルト)
強襲科(アサルト)
狙撃科(スナイプ)
チーム編成
登録したチームは国際武偵連盟 (IADA) に登録され、将来も武偵はそのチームで活動するため、それを踏まえた上で戦略的に優れた編成を考えなくてはならない。
チーム・バスカービル
第7巻のチーム編成においてアリアによって結成された。リーダーをキンジ、副リーダーをアリア、メンバーは白雪・理子・レキの遠・中・近が整った最強の5人で、後にワトソンが専属の衛生武偵になった。キンジはチーム申請直前まで自分がメンバーに入ってることを知らなかった。
宣戦会議においてはチーム・バスカービルが1つの組織としての認識を受けており、イ・ウーを壊滅させ、抗争のきっかけを作った本人としてリーダーであるキンジが宣戦会議に呼び出された。
チーム名の由来はアリアが所有している土地(デヴォン州ダートムアにある)で初代シャーロック・ホームズが解決した事件バスカービルの魔犬から。
コンステラシオン
ジャンヌ・中空知ら女子4人の通信系チーム。チーム名は「星座」の意。ジャンヌを含め問題児ばかりで構成されており、そのせいで修学旅行IIの単位を落としたため、バスカービルを脱退させられたキンジを監査役としている。年明けに補習としてフランスで研修を行った。
キャリアGA
車輌科の武藤・鹿取と装備科の安齋・平賀のチーム。チーム名の由来は「運搬(キャリア)」と剛気のG、文のAから。
チーム・バスカービル
宣戦会議においてはチーム・バスカービルが1つの組織としての認識を受けており、イ・ウーを壊滅させ、抗争のきっかけを作った本人としてリーダーであるキンジが宣戦会議に呼び出された。
チーム名の由来はアリアが所有している土地(デヴォン州ダートムアにある)で初代シャーロック・ホームズが解決した事件バスカービルの魔犬から。
コンステラシオン
キャリアGA
修学旅行I(キャラバン・ワン)
修学旅行II(キャラバン・ツー)
戦徒(アミカ)
エンブレム
3日内解消規則(スリーデイズ・キャンセル)
アミカ・グループ
カルテット
毒の一撃(プワゾン)
2つの班はそれぞれ「ハチ」と「クモ」の描かれた攻撃用のフラッグと、守るための物である「目」の描かれたフラッグが与えられる。ルールは「目」のフラッグに攻撃用のフラッグを接触させれば勝ちというもの。フラッグの隠匿・班員間での受け渡し・敵からの奪取なども可能。試験場は武偵高第11区全体で、区内にある物ならば何を使っても良い。使用武器は非殺傷弾(ゴムスタン)のみ。
以上のようにルールこそシンプルであるが、隠匿・強襲・逃げ足・チームワークなど様々な能力が試される。
武偵ランク定期外考査
戦兄、戦姉を持つ受験者がこの考査でランクを上げられなかった場合、その生徒の戦兄、戦姉には「人を育成できない」という評価が残り、彼ら彼女らの次回のランク考査に響く。
ガンチラ、ガンモロ
少女返り
絡指(らくし)
自覚宣言(マニフェスト)
合姉妹(ランデ・ビュー)
トライアングル
能力・道具
ヒステリアモード(ヒステリア・サヴァン・シンドローム)
その代わり、女性のことを最優先で考えることで物事の優先順位付けが正しくできなくなったり、女性にキザな言動や対応を取ってしまうなどの反作用がある。名称はキンジが独自に名付けたもの。
本来は子孫を残すための体質であるため、男なら「女を守るために強く」なり、逆に女なら「男が守りたくなるような女になり、男心をくすぐるような仕草をするようになる」。つまり男はより強くなるが、女は格段に弱くなってしまう(そのため、アメリカが構想した『HSS』で強化した男女のコンビ「双極兄妹〈アルカナム・デュオ〉」は破綻している。キンジとGIIIによる男同士のコンビが結成されると多大な戦果を挙げているため、意図しない形では成功したといえる)。ただし、女性でも思考力・判断力の上昇は起こる為、戦闘には向かないだけで全くの無意味というわけではない。女性でも本人が男性であるという認識があれば戦闘力も向上する(ただし、恋心などで女性であることを認識してしまうと戦闘力は低下する)。また、年齢と共に子孫繁栄の意志は衰えていくため、加齢と共に性能は低下していく(10代後半が最も性能を発揮できる年頃とされる)。さらに過度の使用は神経伝達物質の亢進による大脳新皮質への負担により、数人に一人脳溢血を煩う危険性がある諸刃の剣でもある。
発動キーはβエンドルフィンで、異性に対する興奮以外でもヒステリアモードになることは可能。
元々遠山家だけに伝わる能力であったが、金一がイ・ウーに潜入した際に他のメンバーに伝授したため、能力の一部概要については知られている。また、金叉の遺伝子を手に入れたアメリカの手により、能力を受け継いだGIIIとかなめが第1世代として、かなでが第2世代として生み出されている。
ヒステリア・ノルマーレ
ヒステリア・アゴニザンテ
ヒステリア・ベルセ
ヒステリア・レガルメンテ
ヒステリア・ワイズマン
ヒステリア・レヴェリ
ヒステリア・ムンディオ
乗能力
超能力(ステルス)
超能力者にはその能力の強さに応じてランクが付けられ、G(グレード)で表記される数字が大きいほど強い能力者である。高ランクの能力は強力であるが、その分精神力の消耗も激しく長時間の使用には耐えられない。
色金(イロカネ)
本質は意志を持つ金属であり、緋緋色金・瑠瑠色金・璃璃色金それぞれは意志を持っている。その意志は「一にして全、全にして一」。
緋緋色金(ヒヒイロカネ)
アリアの体内に埋まっている色金。現在は弾丸の形をとっていることから「緋弾」とも呼ばれる。能力としては全てを消し去る緋色の光弾を打ち出す「緋天・緋陽門」など、幾つかの現象を発生させることができる。
緋弾を継承させるには3つの条件がある。情熱的でプライドが高く子供っぽい性格であること。心理的に成長すること。能力を覚醒させるまで最低でも3年間は「緋弾」と共にあり続けること。
時間を超越する力もあり、この力により、シャーロックは3年前のアリアに「緋弾」を撃ち込んでいる。
緋緋神(ヒヒガミ)
緋緋色金に宿る意志。色金姉妹の長姉。本来人と関わらずに眠り続けることを望む他の色金姉妹と異なり、人間の情熱(恋心と闘争心)に魅入られて、色金を持つ者の意志を乗っ取って、人の世に混乱をもたらそうとしている。
殻金七星(カラガネシチセイ)
緋緋色金の保有者が緋緋神になることを恐れた星伽の巫女たちが編み出した7枚の特殊な殻(殻金)。緋緋色金に殻金を被せることで「法結び」だけを結ばせ、「心結び」から絶縁するというもの。アリアの体に埋まる緋弾にも殻金が被せてあった。
瑠瑠色金(ルルイロカネ)
ネバダ砂漠のエリア51に秘匿された色金で、現在は100年前のT型フォードの形にされている。
瑠瑠神(ルルガミ)
瑠瑠色金に宿る意志。色金姉妹の次姉。人と関わることを嫌っており、その禁を侵した緋緋神を殺す決意をしている。キンジ達の前に璃璃神を通して意志を現出させた。他の姉妹と違い特定の器を持たない。
璃璃色金(リリイロカネ)
ウルス族に伝わる色金。
璃璃神(リリガミ)
璃璃色金に宿る意志。色金姉妹の末妹。レキが言うところの「風」。瑠瑠神を呼び出すためだけにレキを器として現出し、ほとんど言葉を発しないまま姿を消した。
逆色金
神が人を乗っ取るための色金に対し、その神を人が乗っ取るため、ロスアラモスが作り上げた人工色金。色は白。瑠瑠色金を元に作られている。
緋緋色金(ヒヒイロカネ)
緋弾を継承させるには3つの条件がある。情熱的でプライドが高く子供っぽい性格であること。心理的に成長すること。能力を覚醒させるまで最低でも3年間は「緋弾」と共にあり続けること。
時間を超越する力もあり、この力により、シャーロックは3年前のアリアに「緋弾」を撃ち込んでいる。
緋緋神(ヒヒガミ)
殻金七星(カラガネシチセイ)
符丁毒(ふちょうどく)
先天性筋形質多重症
組織関連
イ・ウー(伊・U)
組織での活動目的は自己の鍛錬や目的の実現など、各自の自主性に委ねられている。組織内に法規が存在せず、メンバー同士でも自己の目的の障害になるなら排除してもよしとする程に自由である。イ・ウーはトップである教授の絶対的な力によって束ねられていたが、彼の死期が近づくにつれ不安定になっていく。2009年7月、イ・ウーは世界に対して侵略行為を行おうと目論む「主戦派(イグナティス)」と教授の気質を継ぎ純粋に己の鍛錬を目的とする「研鑽派(ダイオ)」に分かれて一触即発の状態にあった。しかし、作中の展開の結果、教授が寿命を迎えたことで組織は解散し、残ったメンバーは各地に散っていっていき、組織としては消滅した。しかし、この出来事が極東戦役の引き金となる。
極東戦役においては、研鑽派が「師団」、主戦派が「眷属」に属する。
藍幇(ランバン)
極東戦役では「眷属」に属していたが、代表である孫をキンジが賭けで負かしたことで「師団」に鞍替えした。
魔女連隊(レギメント・ヘクセ)
極東戦役では「眷属」に属する。
星伽神社
その実態は緋緋色金の監視者であり、その役目を負う巫女は代々「緋巫女」と呼ばれている。邪馬台国の女王卑弥呼もその一人だったが、彼女は緋緋色金の力で世界征服を目論見、のちの時代にも似たような思想を持つ者が現れるなど星伽も一枚岩ではなく、現在に至るまでに何度か外部に色金の流出を許してしまっている。
遠山家とは長い付き合いであり、何代かに一度婚姻や養子縁組を行いより深い関係を構築している。
ウルス族(ウルス)
星伽神社の伝承によると、色金の一つである璃璃色金とも繋がりがあり、過去にシャーロックが色金絡みの交渉に訪れていたことから、璃璃色金を所有している可能性が高い。
第7巻の宣戦会議ではレキが大使として参加し、ウルスが「師団」に所属することを表明した。
公安0課
全員が腕の立つ精鋭であり、強さ順に番号がふってある。獅堂は3で元メンバーのマキリは4。
宣戦会議(バンディーレ)
アリアとキンジの活躍によってイ・ウーが崩壊し極東戦役が始まったことで再び行われた。
極東戦役 (FEW)
各組織は宣戦会議で「師団」と「眷属」のどちらの連盟に付くか中立になるかを選び、追及する物と優秀な人材の奪い合いを目的に連盟同士が争い合う。傭兵の雇用も認められている。
極東戦役を終わらせるには「師団」か「眷属」の全滅または降伏であり、条件付きの降伏も認められる。また、戦いにおいて、裏切り(寝返り)・奇襲など傍から見れば姑息な手も許される。しかし全面戦争は禁じられている。
欧州戦線にキンジが介入した結果、「殺しても死なない男を投入されてはこっちが負けるに決まってる」として眷属が停戦交渉に応じ、一応の終結を見た。ワトソン曰く、今後はキンジが生きている限りは戦乱に陥ることは無いだろうとのこと。
Gの血族(コラテラル・ブロス)
鬼ノ國(キノクニ)
ノーチラス
遠山武偵事務所(とおやまぶていじむしょ)
間宮家
一族は要人警護などの表舞台に立つ本家の「暁座」、暗殺や諜報といった裏の仕事を受け持つ分家「宵座」が存在する。また、本家には「女人望」という、同性を惹き付けるカリスマ性を持つ女性がたまに現れる。
本家は茨城県にあったが、イ・ウー特戦隊の襲撃を受けてからは散り散りになっている。
技一覧
キンジ
銃弾斬り(スプリット)
二指真剣白羽取り(エッジ・キャッチング・ピーク)
銃弾撃ち(ビリヤード)
鏡撃ち(ミラー)
連鎖撃ち(キャノン)
砲弾撃ち(パトリオット)
一人銃弾撃ち(ひとりビリヤード)
白雪
緋炫毘(ヒノカガビ)
緋炫毘・双琥(ソウコ)
緋炫毘・胡蝶(コチョウ)
緋炫毘・環日(タマキビ)
間宮一族
鳶穿(とびうがち)
十弩(トウド)
鷹捲(たかまくり)
鷲抂(わしお)
梟挫(ふくろうざ)
鳳(おおとり)
金叉
絶閂(ぜっかん)
擬奇屍(もどきかばね)
既刊一覧
小説
英語版はデジタルマンガ(英語版)、台湾では尖端出版から、中国では湖南美術出版社から発行されている。21巻以降は表紙に巻数の算用数字が付記されている。
- 赤松中学(著) / こぶいち(イラスト) 『緋弾のアリア』 メディアファクトリー→KADOKAWA〈MF文庫J〉、既刊41巻(2023年12月25日現在)
巻数 | サブタイトル | 初版第一刷発行日 | 発売日 | ISBN | 台湾での出版日付 | 台湾でのISBN | 中国での出版日付 | 中国でのISBN | 英語版の出版日付 | 英語版のISBN |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | - | 2008年8月31日 | 2008年8月25日 | 978-4-8401-2401-0 | 2009年10月23日 | 978-957-10-4144-5 | 2012年9月20日 | 978-7-5356-5600-1 | 2013年8月28日 | 978-1-6131-3642-3 |
2 | 燃える |
2008年12月31日 | 2008年12月25日 | 978-4-8401-2600-7 | 2010年1月26日 | 978-957-10-4204-6 | 2012年10月5日 | 978-7-5356-5622-3 | 2014年5月22日 | 978-1-6131-3724-6 |
3 | 2009年3月31日 | 2009年3月25日 | 978-4-8401-2720-2 | 2010年4月12日 | 978-957-10-4252-7 | 2012年12月5日 | 978-7-5356-5788-6 | |||
4 | 堕ちた |
2009年8月31日 | 2009年8月25日 | 978-4-8401-2873-5 | 2010年7月9日 | 978-957-10-4319-7 | 2013年2月25日 | 978-7-5356-6010-7 | ||
5 | 2009年12月31日 | 2009年12月25日 | 978-4-8401-3126-1 | 2010年11月19日 | 978-957-10-4370-8 | 2013年6月5日 | 978-7-5356-6212-5 | |||
6 | 2010年4月30日 | 2010年4月23日 | 978-4-8401-3281-7 | 2011年2月9日 | 978-957-10-4422-4 | 2013年10月5日 | 978-7-5356-6525-6 | |||
7 | 2010年8月31日 | 2010年8月25日 | 978-4-8401-3486-6 | 2011年7月1日 | 978-957-10-4558-0 | |||||
8 | 2010年12月31日 | 2010年12月24日 | 978-4-8401-3678-5 | 2011年10月28日 | 978-957-10-4628-0 | |||||
9 | 2011年3月11日 | 2011年3月25日 | 978-4-8401-3859-8 | 2012年1月5日 | 978-957-10-4711-9 | |||||
10 | 2011年7月31日 | 2011年7月25日 | 978-4-8401-3969-4 | 2012年5月31日 | 978-957-10-4819-2 | |||||
11 | 2011年12月31日 | 2011年12月22日 | 978-4-8401-4331-8 | 2013年1月4日 | 978-957-10-5109-3 | |||||
12 | 2012年5月31日 | 2012年5月25日 | 978-4-8401-4579-4 | 2013年2月22日 | 978-957-10-5110-9 | |||||
13 | 2012年8月31日 | 2012年8月24日 | 978-4-8401-4682-1 | 2013年6月7日 | 978-957-10-5239-7 | |||||
番外編 | リローデッド キャストオフ・テーブル | 2012年12月25日 | 978-4-8401-4932-7 | 2013年8月16日 | 978-957-10-5281-6 | |||||
14 | 2013年4月30日 | 2013年4月25日 | 978-4-8401-5161-0 | 2013年9月18日 | 978-957-10-5357-8 EAN 471-770-22-5731-6(特裝版) |
|||||
15 | 2013年8月31日 | 2013年8月25日 | 978-4-8401-5283-9 | 2014年1月10日 | 978-957-10-5448-3 | |||||
16 | 星の砦の |
2013年12月31日 | 2013年12月25日 | 978-4-04-066156-8 | 2014年6月20日 | 978-957-10-5584-8 EAN 471-770-22-6085-9(特裝版) |
||||
17 | 緋弾の |
2014年4月30日 | 2014年4月25日 | 978-4-04-066717-1 | 2014年8月7日 | 978-957-10-5633-3 | ||||
18 | 星条旗の |
2014年8月31日 | 2014年8月25日 | 978-4-04-066954-0 | 2015年1月22日 | 978-9-57-105833-7 | ||||
19 | 2014年12月31日 | 2014年12月25日 | 978-4-04-067314-1 | 2015年5月21日 | 978-957-10-5963-1 EAN 471-770-226-654-7(特裝版) |
|||||
20 | 2015年5月31日 | 2015年5月25日 | 978-4-04-067612-8 | 2015年11月23日 | 978-957-10-6190-0 | |||||
21 | 2015年8月31日 | 2015年8月25日 | 978-4-04-067750-7 | 2016年4月1日 | 978-957-10-6540-3 | |||||
22 | 2016年4月30日 | 2016年4月25日 | 978-4-04-068011-8 | 2016年9月30日 | 978-957-10-6844-2 | |||||
23 | 2016年8月31日 | 2016年8月25日 | 978-4-04-068600-4 | 2017年2月2日 | 978-957-10-7093-3 | |||||
24 | 2016年12月25日 | 2016年12月23日 | 978-4-04-068772-8 | 2017年4月27日 | 978-957-10-7352-1 | |||||
25 | 2017年4月25日 | 2017年4月25日 | 978-4-04-069183-1 | 2017年8月11日 | 978-957-10-7452-8 EAN 471-770-226-654-7 (特裝版) |
|||||
26 | 闇穿つ |
2017年9月25日 | 2017年9月25日 | 978-4-04-069397-2 | 2018年2月1日 | 978-957-10-7927-1 | ||||
27 | 2018年1月25日 | 2018年1月25日 | 978-4-04-069607-2 | 2018年7月9日 | 978-957-10-8205-9 | |||||
28 | 2018年5月25日 | 2018年5月25日 | 978-4-04-069863-2 | 2018年11月8日 | 978-957-10-8307-0 | |||||
29 | 2018年8月25日 | 2018年8月25日 | 978-4-04-065096-8 | 2019年1月22日 | 978-957-10-8452-7 EAN 471-296-635-796-3(特裝版) |
|||||
30 | 2018年12月25日 | 2018年12月25日 | 978-4-04-065387-7 | 2019年4月3日 | 978-957-10-8515-9 | |||||
31 | 2019年6月25日 | 2019年6月25日 | 978-4-04-065794-3 | 2019年11月15日 | 978-957-10-8749-8 | |||||
32 | 蒼穹の |
2019年12月25日 | 2019年12月25日 | 978-4-04-064260-4 | 2020年7月31日 | 978-957-10-8922-5 | ||||
33 | 2020年6月25日 | 2020年6月25日 | 978-4-04-064731-9 | 2021年1月14日 | 978-957-10-9304-8 | |||||
34 | 2020年12月25日 | 2020年12月25日 | 978-4-04-680074-9 | 2021年8月2日 | 978-626-30-8323-3 | |||||
35 | 2021年6月25日 | 2021年6月25日 | 978-4-04-680514-0 | 2022年2月10日 | 978-626-31-6386-7 | |||||
36 | 2021年12月25日 | 2021年12月24日 | 978-4-04-680999-5 | 2022年10月6日 | 978-626-33-8487-3 | |||||
37 | 2022年6月25日 | 2022年6月24日 | 978-4-04-681479-1 | |||||||
38 | 2022年12月25日 | 2022年12月23日 | 978-4-04-682032-7 | |||||||
39 | 2023年6月25日 | 2023年6月23日 | 978-4-04-682565-0 | |||||||
40 | 2023年12月25日 | 2023年12月25日 | 978-4-04-682981-8 |
- 赤松中学(著) / こぶいち(イラスト) 『緋弾のアリアAA』 KADOKAWA〈MF文庫J〉、既刊4巻(2015年12月25日現在)
巻数 | 初版第一刷発行日 | 発売日 | ISBN |
---|---|---|---|
1 | 2015年1月31日 | 2015年1月23日 | 978-4-04-067354-7 |
2 | 2015年7月24日 | 978-4-04-067653-1 | |
3 | 2015年9月30日 | 2015年9月25日 | 978-4-04-067775-0 |
4 | 2015年12月25日 | 978-4-04-068060-6 |
漫画
緋弾のアリア → 緋弾のアリア 紫電の魔女 → 緋弾のアリア Gの血族
『月刊コミックアライブ』(同社)にて2009年11月号より連載開始。作画はこよかよしの。原作をほとんど差異なくコミカライズしたもの。2018年5月発売の単行本は当初従来のタイトルで発売される予定だったが、新章突入に合わせてタイトルが変更され、巻数と話数もリセットされた。2020年2月発売の単行本より、同様の理由でタイトルが再変更された。なお、これらは間を空けずに連載が続いており、総巻数は20を越えていることになる。2022年8月号まで掲載された後、『ComicWalker』の「アライブ+」レーベルに移籍して同年7月27日より連載されている。
- 赤松中学(原作) / こぶいち(キャラクター原案) / こよかよしの(作画) 『緋弾のアリア』 メディアファクトリー→KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉、全16巻
- 2010年4月23日発売、ISBN 978-4-8401-3316-6
- 2010年8月23日発売、ISBN 978-4-8401-3362-3
- 2011年3月23日発売、ISBN 978-4-8401-3770-6
- 2011年7月23日発売、ISBN 978-4-8401-4014-0
- 2011年12月22日発売、ISBN 978-4-8401-4080-5
- 2012年5月23日発売、ISBN 978-4-8401-4468-1
- 2012年12月22日発売、ISBN 978-4-8401-4765-1
- 2013年8月23日発売、ISBN 978-4-8401-5304-1
- 2013年12月21日発売、ISBN 978-4-04-066145-2
- 2014年8月23日発売、ISBN 978-4-04-066828-4
- 2014年12月22日発売、ISBN 978-4-04-067219-9
- 2015年8月22日発売、ISBN 978-4-04-067574-9
- 2016年1月23日発売、ISBN 978-4-04-067856-6
- 2016年9月23日発売、ISBN 978-4-04-068547-2
- 2017年3月23日発売、ISBN 978-4-04-069123-7
- 2017年9月23日発売、ISBN 978-4-04-069368-2
- 赤松中学(原作) / こぶいち(キャラクター原案) / こよかよしの(作画) 『緋弾のアリア 紫電の魔女』 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉、全4巻
- 2018年5月23日発売、ISBN 978-4-04-069832-8
- 2018年8月23日発売、ISBN 978-4-04-065147-7
- 2019年2月23日発売、ISBN 978-4-04-065558-1
- 2019年8月23日発売、ISBN 978-4-04-065869-8
- 赤松中学(原作) / こぶいち(キャラクター原案) / こよかよしの(作画) 『緋弾のアリア Gの血族』 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉、既刊5巻(2022年2月22日現在)
- 2020年2月21日発売、ISBN 978-4-04-064378-6
- 2020年8月20日発売、ISBN 978-4-04-064842-2
- 2021年2月22日発売、ISBN 978-4-04-680148-7
- 2021年7月21日発売、ISBN 978-4-04-680543-0
- 2022年2月22日発売、ISBN 978-4-04-681130-1
緋弾のアリアAA(ダブルエー)
『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2010年22号から2018年11号まで連載された。2015年10月に『ガンガンONLINE』で第1話の出張掲載を行った。作画は橘書画子。原作者の書き下ろしで、アリア達の後輩武偵「間宮あかり」を主人公に本編とは別視点で展開される。
- 赤松中学(原作) / こぶいち(キャラクター原案) / 橘書画子(作画) 『緋弾のアリアAA』 スクウェア・エニックス〈ヤングガンガンコミックス〉、全14巻
- 2011年3月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-3180-2
- 2011年7月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-3295-3
- 2011年12月22日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-3434-6
- 2012年5月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-3606-7
- 2012年12月22日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-3838-2
- 2013年8月22日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-3946-4
- 2013年12月21日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-4180-1
- 2014年8月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-4398-0
- 2015年1月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-4511-3
- 2015年9月18日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-4734-6
- 2016年1月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-4866-4
- 2017年4月21日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-5330-9
- 2018年1月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-5548-8
- 2018年8月23日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-7575-5820-5
緋弾のアリアちゃん
『月刊コミックアライブ』にて2011年5月号から2012年6月号まで連載された。作画は武シノブ。スピンオフ4コマ作品。
- 赤松中学(原作) / こぶいち(キャラクター原案) / 武シノブ(作画) 『緋弾のアリアちゃん』 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉、2012年5月23日、ISBN 978-4-8401-4469-8
関連書籍
- 『緋弾のアリア Illustrations こぶいち art works.』2012年8月24日発売、ISBN 978-4-8401-4657-9
- 『緋弾のアリア キャラクター&コミックコンプレックス』2015年11月21日発売、ISBN 978-4-0406-7844-3
- アンソロジーコミック。
- 『独唱 緋弾のアリアこぶいちアートワークス』2016年1月25日発売、ISBN 978-4-04-068003-3
- スペシャルBOOK『緋弾のアリア スカーレット・フェスタ』2019年3月25日発売、ISBN 978-4-04-065661-8
- 『赤紫 緋弾のアリア こぶいちアートワークス』2016年1月25日発売、ISBN 978-4-04-682867-5
- アンソロジーコミック。
モバイル
大バトル!探偵スクール〜緋弾のアリア〜
緋弾のアリア App
緋弾のアリア 時計アプリ
上記の以外に「公式モバイル『メディモ』」にて待ち受け・きせかえ・着うた・Flashゲームが配信され、その他、パチンコ機体「CR緋弾のアリア」との連動アプリが配信された。いずれも現在は配信終了している。
テレビアニメ
緋弾のアリア
TBSほかにて2011年4月から6月まで放送された。
スタッフ
- 原作 - 赤松中学(MF文庫J「緋弾のアリア」メディアファクトリー刊)
- 原作イラスト - こぶいち
- 監督 - 渡部高志
- シリーズ構成 - 白根秀樹
- アニメーションキャラクターデザイン - 岩倉和憲
- プロップデザイン - 梶谷光春、松下郁子
- 美術監督 - 丹伊田輝彦
- 色彩設計 - 伊藤由紀子
- 撮影監督 - 大河内喜夫
- 編集 - 西山茂
- 音響監督 - 明田川仁
- 音楽 - 尾澤拓実
- プロデューサー - 加藤正純、山口泰広、笹尾明正、小松茂明、林洋平、松倉友二
- アニメーション制作 - J.C.STAFF
- 製作協力 - メディアファクトリー、フライングドッグ、ムービック、J.C.STAFF
- 製作 - 東京武偵高校、TBS
主題歌
オープニングテーマ「Scarlet Ballet」
第12話では挿入歌としても使用された。
エンディングテーマ「カメリアの瞳」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1弾 | La Bambina | 白根秀樹 | 渡部高志 | 鈴木洋平 | 冨永詠二、氏家嘉宏、松下郁子 | 島村秀一 |
第2弾 | 双剣双銃(カドラ)のアリア | ヤスカワショウゴ | 山口頼房 | 野田めぐみ、竹森由加、山吉一幸 出野喜則、飯飼一幸 |
井本由紀 | |
第3弾 | ファースト・ミッション | 平林佐和子 | 島津裕行 | 佐藤光 | 笠野充志、のりみそのみ 安本学、森前和也 |
沼田誠也 |
第4弾 | 武偵殺し | ヤスカワショウゴ | 福田道生 | 嵯峨敏 | 神本兼利 | |
第5弾 | 武偵憲章1条 | 白根秀樹 | 橋本敏一 | 滝本祥子、井嶋けい子、冨永詠二 | 井本由紀 | |
第6弾 | 星伽の巫女 | ヤスカワショウゴ | 湖山禎崇 | 宮川智恵子 | 岩倉和憲 | |
第7弾 | かごのとり | 平林佐和子 | 鈴木洋平 | 斉藤良成、出野喜則、竹森由加 高橋賢、松浦里美、飯飼一幸 |
井本由紀 | |
第8弾 | 魔剣(デュランダル) | ヤスカワショウゴ | 池端隆史 | 沼田誠也、熊谷勝弘、氏家嘉宏 徳田賢朗、谷口繁則、牛尾優衣 松下郁子、滝本祥子 |
岩倉和憲 | |
第9弾 | 蜂蜜色の罠(ハニー・トラップ) | 白根秀樹 | 二瓶勇一 | 羽多野浩平 | 松本文男 | 井本由紀 |
第10弾 | 特訓 | ヤスカワショウゴ | 渡部高志 | 神保昌登 | 沼田誠也、高澤美佳、諸石康太 のりみそのみ、井本由紀 |
沼田誠也 |
第11弾 | 潜入 | 白根秀樹 | 山口頼房 | 野田めぐみ、斉藤良成 高橋賢、出野喜則 |
井本由紀 | |
第12弾 | ブラド | ヤスカワショウゴ | 湖山禎崇 | 岩倉和憲、氏家嘉宏、佐藤浩一 熊谷勝弘、松下郁子 |
岩倉和憲 | |
13弾 | 武偵が来たりて温泉研修 | 白根秀樹 | 池端隆史 松川朋弘 |
井本由紀、岩倉和憲、宮川智恵子 熊谷勝弘、大森理恵、佐藤浩一 |
BD/DVD第7巻収録の未放送エピソードである第13話には「第」はついていない。
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | TBSテレビ | 2011年4月15日 - 7月1日 | 金曜 1:25 - 1:55(木曜深夜) | TBS系列 | 製作局 |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2011年4月22日 - 7月8日 | 金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) | ||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2011年4月26日 - 7月12日 | 火曜 2:20 - 2:50(月曜深夜) | ||
鹿児島県 | 南日本放送 | 2011年4月28日 - 7月21日 | 木曜 1:10 - 1:40(水曜深夜) | ||
日本全域 | BS-TBS | 2011年5月8日 - 7月24日 | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | BSデジタル放送 |
WEBラジオ
『ラジオ・緋弾のアリア 武偵高広報室便り』のタイトルで、2011年3月25日に第0回が配信され、同年4月15日から7月1日まで毎週金曜日に配信された。また、同年4月21日から5月5日までガンガンONLINEにて出張版が配信された。パーソナリティーは釘宮理恵(神崎・H・アリア 役)と高橋美佳子(星伽白雪 役)。
ゲスト
CD
ラジオCD
ドラマCD
TBS 金曜 1:25 - 1:55(木曜深夜)枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
緋弾のアリア
|
緋弾のアリアAA
2015年1月27日、前述のアニメ化初報に続き、『月刊コミックアライブ』公式サイトでテレビアニメであることが発表され、2015年10月から12月まで放送された。ストーリーは原作に準拠しつつも、エピソードの改変や入れ替えが行われている。
スタッフ(AA)
- 原作・シリーズ構成協力 - 赤松中学
- 監督 - 川畑喬
- シリーズ構成 - 志茂文彦
- キャラクター原案 - こぶいち、橘書画子
- キャラクターデザイン - 大島美和
- プロップデザイン - 宮豊
- 総作画監督 - 久保茉莉子、菊永千里
- 銃器作画監督 - 藤澤俊幸
- 美術設定 - 高橋武之
- 美術監修 - 内藤健
- 美術監督 - 望月卓磨
- 色彩設計 - 竹内優太
- 撮影監督 - 工藤康史
- 3D - 渡辺悦啓
- 編集 - 松原理恵
- 音響監督 - えのもとたかひろ
- 音楽 - 伊賀拓郎
- 音楽制作 - フライングドッグ
- 音楽プロデューサー - 西辺誠
- プロデューサー - 山下愼平、神長敬祐、福田正夫、山佳孝典、鎌田肇、礒谷徳知
- アニメーションプロデューサー - 中村陽介
- アニメーション制作 - 動画工房
- 製作 - ProjectAA(KADOKAWA、フライングドッグ、藤商事、インテル、動画工房、AT-X)
主題歌(AA)
オープニングテーマ「Bull's Eye」
エンディングテーマ「パルス」
各話リスト(AA)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1弾 | もう一人のA | 志茂文彦 | 川畑喬 | 久保茉莉子、曾我篤史、東島久志 | |
2弾 | 危険な関係 | 徳山太郎 | 橋口洋介 | 菊池政芳、藤田真弓、海保仁美 吉村恵、絢菜 | |
3弾 | 戦妹(アミカ)志願 | 吉川博明 | 岡田堅二朗 | 平塚知哉、曾我篤史、渡辺舞、崎口さおり 佐藤このみ、富田佳亨、小宮山由美子 | |
4弾 | カルテット・前編 | 原口浩 | 野木森達哉 | 菊池政芳、藤田真弓、杉本光司 桜井このみ、Park Jaesuk | |
5弾 | カルテット・後編 | 十川誠志 | 藤澤俊幸 | 則座誠 | 曾我篤史、立口徳孝、飯田光尋、白石悟 飯飼一幸、飯塚葉子、坪田慎太郎 |
6弾 | 小悪魔たちの依頼 | 志茂文彦 | 博多正寿 | 浅見松雄 | 杉本光司、海保仁美、菊池政芳、山崎輝彦 菅野智之、許亨準、金二星 |
7弾 | あかり争奪戦 | 十川誠志 | 吉川博明 | 渕上真 | 中本尚、東島久志、立口徳孝 曾我篤史、染谷友梨花 |
8弾 | プール・トラップ | 赤松中学 | 原口浩 | 橋口洋介 | 海保仁美、菊池政芳、藤田真弓 山崎輝彦、杉本光司 |
9弾 | 家庭訪問 | 志茂文彦 | 川畑喬 | 江副仁美 | 平塚知哉、千葉山夏恵、佐藤このみ 三井麻未、川島尚 |
10弾 | ファーストミッション | 十川誠志 | 江副仁美 | 野木森達哉 佐藤和磨 |
菊池政芳、藤田真弓、海保仁美、山崎輝彦 杉本光司、飯飼一幸、山岡峻 |
11弾 | 決戦 | 志茂文彦 | 吉川博明 原口浩 |
則座誠 渕上真 |
東島久志、立口徳孝、長尾圭悟、佐藤このみ 中本尚、千葉山夏恵、三井麻美、冨田佳亨 |
12弾 | 二人のA | 川畑喬 | 久保茉莉子、曾我篤史、栗田聡美 佐藤このみ、菊池政芳、海保仁美 藤田真弓、山崎輝彦、杉本光司 |
放送局(AA)
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年10月6日 - 12月22日 | 火曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
2015年10月7日 - 12月23日 | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
サンテレビ | 兵庫県 | |||
KBS京都 | 京都府 | |||
水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
2015年10月8日 - 12月24日 | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2015年10月15日 - 12月31日 | 木曜 12:00 更新 | GYAO! | 第1話無料、第2話以降有料 |
バンダイチャンネル | 第1話無料、第2話以降有料 | ||
木曜 22:30 - 23:00 | ニコニコ生放送 | ||
木曜 23:00 更新 | ニコニコチャンネル | 第1話無料、第2話以降有料 |
BD / DVD(AA)
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2015年12月25日 | 第1話 - 第2話 | ZMXZ-10311 | ZMBZ-10321 |
2 | 2016年1月27日 | 第3話 - 第4話 | ZMXZ-10312 | ZMBZ-10322 |
3 | 2016年2月24日 | 第5話 - 第6話 | ZMXZ-10313 | ZMBZ-10323 |
4 | 2016年3月23日 | 第7話 - 第8話 | ZMXZ-10314 | ZMBZ-10324 |
5 | 2016年4月27日 | 第9話 - 第10話 | ZMXZ-10315 | ZMBZ-10325 |
6 | 2016年5月25日 | 第11話 - 第12話 | ZMXZ-10316 | ZMBZ-10326 |
WEBラジオ(AA)
『Radio「緋弾のアリアAyane Ai」』のタイトルで、2015年9月23日から2015年12月23日まで、音泉とHiBiKi Radio Stationにて配信された。初回はプレ放送となり10月7日から毎週水曜に更新。パーソナリティは佐倉綾音(間宮あかり 役)と茅野愛衣(佐々木志乃 役)。
ゲスト
公開録音『<音泉>公開録音祭り 2016冬 第2部 Radio「緋弾のアリアAyane Ai」』
イベント『MF文庫J 夏の学園祭2016 Radio「緋弾のアリアAyane Ai」復活ステージ!』
ラジオCD「Radio『緋弾のアリアAyane Ai』」
パチンコ・パチスロ
いずれも製造・販売元は藤商事。また、Ⅱ以降はオリジナル楽曲が多数収録されている。
パチンコ
- CR緋弾のアリア(2014年)
- CR緋弾のアリアII(2017年)
- CR緋弾のアリアAA(2018年)
- P緋弾のアリアIII(2019年)
- P緋弾のアリア〜緋弾覚醒編〜(2021年)
- P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~319Ver.JMZ
- PA緋弾のアリア~緋弾覚醒編~甘デジver.(2023年) FRA
パチスロ
- パチスロ緋弾のアリア(2016年)
- パチスロ緋弾のアリアⅡ
(2023年2月6日導入)
備考
ショッパー
- テレビアニメの放送に合わせて、2011年4月19日より数量限定で秋葉原の一部店舗(アニメイト秋葉原店、AKIHABARAゲーマーズ本店、コミックとらのあな秋葉原店B、ソフマップアミューズメント館)でコラボショッパーがレジ袋といて配布された。
- テレビアニメ「緋弾のアリアAA」のBlu-ray&DVD第1巻の発売を記念してゲーマーズ全店で数量限定でコラボショッパーがレジ袋として配布された。
ゲーム
- 2011年9月9日発売の'プリズムコネクトという ムービック×エンスカイのトレーディングカードゲームに作品を提供している。プレシャスメモリーズの姉妹品のTCG。
- PlayStation 3とPlayStation Vita用のクロスオーバー作品の超ヒロイン戦記(2014年2月6日発売)に出演している。
- ファンタシースターオンライン2で間宮あかりと神崎・H・アリアのヘアスタイルや武器を持って遊べる、ACスクラッチ「スカーレットディレクティブ」が2015年11月25日から12月22日までの間発売された。
- 乖離性ミリオンアーサーで間宮あかり、神崎・H・アリア、佐々木志乃、火野ライカ、島麒麟、高千穂麗が登場。さらに間宮あかりがサポート妖精になった。期間は2015年12月16日から28日までの間。2017年1月10日より期間限定で復刻されている。
- アカシックリコードで「緋弾のアリアAA コラボ10ステップ召喚!」や「緋弾のアリアAAコラボシナリオ」などでキャラクターが登場。期間は2017年4月30日から5月16日までの間。
- 2018年5月27日からMF文庫Jと「RPGアツマール」とのコラボで制作された同著者の作品『チアーズ!』の無料ゲームでコラボシナリオが配信された。
乗車券
- ゆりかもめの各駅にポスターを掲載し、「緋弾のアリアAA」デザインの1日乗車券が2015年9月28日から10月28日にかけて1000枚限定で発売。
回遊イベント
- 「緋弾のアリアAA × ネットとリアルで体感ゲーム 聖地巡礼イベント -お台場回遊ミッション-」という回遊イベントが「緋弾のアリアAA」の舞台にもなっているデックス東京ビーチにて2015年10月15日から12月27日まで開催された。スマートフォンへ「ネットとリアルで体感ゲーム」のアプリをインストールする必要がある、VRゴーグルを使用するイベントで、その参加権は「VRで二次元へ行ける本」という書籍を購入することで得られる。参加特典として新規収録ボイスによるキャラ着電や、VRゴーグル対応の等身大フォトスポットで記念撮影などができる。
飲食関係
- 2015年10月25日から11月29日までカラオケパセラの秋葉原電気街店と昭和通り館でコラボフードメニューが提供されていた。店舗によってメニューはそれぞれ異なっている。
- 2015年12月18日から27日までキュアメイドカフェとのコラボカフェが開催され、コラボフードメニューが提供された。ちなみに「緋弾のアリアAA」の第3話にキュアメイドカフェが登場している。
- 2015年12月24日から2016年1月5日までアニメガカフェのヴィーナスフォート店でコラボフードメニューのほか、限定グッズが販売された。