緑の毒
以下はWikipediaより引用
要約
『緑の毒』(みどりのどく)は、桐野夏生による日本の小説。『野性時代』(角川書店)にて2003年から2011年にかけて断続的に連載された(2007年から2008年は休載)。
初出
掲載誌は角川書店発行の『野性時代』(2011年1月号以降の誌名は『小説野性時代』)
- 夜のサーフィン(2003年12月号、「完全主義者」改題)
- 象のように死ね(2004年12月号)
- 受け返し(2006年5月号)
- お前じゃないが仕方ない(2009年10月号、「おまえじゃないがしかたがない」改題)
- 淋しい奴は前に跳ぶ(2009年6月号)
- 気炎女(2009年12月号)
- 弥生先生のお見立て(2010年2月号)
- 傲慢と偏見(2010年4月号、「お前には向かない職業」改題)
- 月よりの死者(2010年8月号)
- ピーフラ会のゆうべ1(2010年10月号)
- ピーターフラットで起きたこと(2011年1月号、「ピーフラ会のゆうべ2」改題)
- 妻の責任(2011年3月号)
- 地獄で会うホトケ(2011年4月号)
- 川辺康之、破滅す(2011年5月号、「阿部康之、破滅す」改題)
あらすじ
開業医の川辺康之は妻の浮気の腹いせに、寝ている女性の部屋に忍び込み、スタンガンと薬で昏睡させ、レイプをし快楽を味わうという所業を繰り返していた。
川辺にレイプされた被害者の一人が犯罪被害者のネット掲示板に書き込みをしたのをきっかけに、被害女性たちが次々と名乗り出始め、自分たちの記憶を頼りに犯人探しを始める。彼女たちは、警察に被害届を出すより、自分たちで復讐したいと考えるようになり結束していく。
登場人物
川辺クリニック
レイプ事件関係者
鹿田 亜由美(しかた あゆみ)
参考文献
- 桐野夏生 『緑の毒』 ISBN ISBN 978-4-04-874235-1