美少女戦士セーラームーン
漫画
作者:武内直子,
出版社:講談社,
掲載誌:なかよし,
レーベル:講談社コミックスなかよし,KCデラックス,KCピース,講談社漫画文庫,
発売日:1992年,7月6日,1997年,4月4日,2003年,9月22日,2004年,7月23日,2013年,11月29日,2014年,5月28日,2018年,9月28日,2019年,1月31日,
巻数:旧版単行本:全18巻新装版:全12巻完全版・文庫版:全10巻,
話数:旧版単行本:全52話新装版・完全版・文庫版:全60話,
アニメ:美少女戦士セーラームーン(無印 → R → S → SuperS → セーラースターズ)
原作:武内直子,
音楽:有澤孝紀,
アニメーション制作:東映動画,
製作:テレビ朝日,東映エージエンシー,
放送局:テレビ朝日系列,
話数:全200話+スペシャル1話,
以下はWikipediaより引用
要約
『美少女戦士セーラームーン』(びしょうじょせんしセーラームーン)は、武内直子による日本の漫画及びメディアミックス作品。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で1992年2月号から1997年3月号まで連載された。単行本は旧版全18巻、新装版全12巻、完全版・文庫版全10巻。本作を原作とするメディアミックス作品群については、#メディアミックス展開を参照。
概要
『るんるん』に掲載された武内の読み切り漫画『コードネームはセーラーV』を原案に、講談社と東映の合同によるメディアミックス企画としてスタートした。基本設定は全メディアミックス共通だが作品ごとに内容が異なり、原作漫画はラブロマンス要素が強く、主人公の前世から続く恋と戦いを描いたメルヘン風SFとなっている。
1991年、少女マンガ誌『なかよし』の1992年2月号から原作漫画の掲載が始まった。連載第1回から読者アンケートでトップを取るなど順調に人気を伸ばした。『なかよし』の読者メイン層である小学校4年生~中学生の女の子がファンの中心だった。同年3月、TVアニメの放送と同時にファンの層は上下の世代へと拡大し、『なかよし』読者の増加につながった。
1993年に『なかよし』の発行部数が205万部突破した頃の看板作品であり、連載開始と同時にテレビアニメ化されて少女を中心に大人の女性、男性の間にまで幅広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域をはるかに超えたブーム・社会現象となる。ミュージカル化、テレビドラマ化等もされた。1993年度の第17回講談社漫画賞少女部門受賞。2023年1月時点で単行本の全世界累計発行部数は4600万部を突破している。
アメリカでは1995年からテレビアニメが放送された後の1997年からMixx Publications(現:TOKYOPOP)発行の雑誌『Mixx-Zine』で連載され、1998年には同社から単行本が出版されたが2000年代前半には絶版になった。2011年からは講談社のアメリカ法人Kodansha USAより新訳で新装版が出版されている。2011年9月13日に発売された新装版第1巻は9月、10月の2カ月連続で売上1位となっており、姉妹作の『コードネームはセーラーV』も9月は2位、10月は6位にランクインする快挙となった。
1994年8月、セーラームーンの原画展を東京・新宿の伊勢丹にて開催。2016年5月には原画展が六本木ヒルズ展望台・スカイギャラリーで開催され、来場者は10万人を突破した。
2000年代には武内が個人事務所「プリンセス・ナオコ・プランニング(通称PNP)」を設立。現在本作品の版権管理元はPNPにあり、コピーライトにも版元の講談社の代わりに記述されている。
2013年からは20周年企画が展開され、高級ガチャガチャシリーズや『プレミアムバンダイ』のミラクルロマンスシリーズで大人向けコスメや大人向け玩具、資生堂やGU等の有名ブランドとのコラボ商品が発売されたり、ネルケプランニング主導で再ミュージカル化された。90年代のテレビアニメ版が完全オリジナル展開だったことから2014年には原作漫画に忠実なアニメ化を目指した『美少女戦士セーラームーンCrystal』、2021年には劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』が公開された。2016年には『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』が発売された。
2016年より初のオフィシャルファンクラブPretty Guardiansが発足。
2017年も様々な25周年企画が進行中である。その一環として初の常設専門店「セーラームーンストア」が9月23日、ラフォーレ原宿に開設された。
韓国では1997年に『달의 요정 세일러문』(月の妖精セーラームーン)のタイトルで登場人物の名前を変更して翻訳出版・アニメ放送されたが、2021年に完全版が『미소녀 전사 세일러문』(美少女戦士セーラームーン)のタイトルで登場人物の名前を日本語版と同じに戻しセミコロン(朝鮮語版)から出版された。
2022年からは誕生30周年企画が進行。
制作背景
1991年初頭、姉妹誌るんるん設立メンバーの小佐野文雄が、なかよしで『Theチェリー・プロジェクト』を連載中の武内直子に「セーラー服の美少女によるアクションもの」を提案し、短編漫画『コードネームはセーラーV』が掲載された。
サイレントメビウス そして サイレントメビウス その後、なかよしの漫画原作のテレビアニメ『きんぎょ注意報!』の後番組企画を探していた関係者の目に『セーラーV』が止まり、長編用に企画を練り直して東映動画によるテレビアニメとの二作同時展開作品(メディアミックス)としてスタートした。
武内は『美少女仮面ポワトリン』と『スーパー戦隊シリーズ』に影響を受けたと語っている。当時戦闘美少女ものは存在したが「女性だけの戦隊チーム」は少女向けのオリジナル作品としては初の試みであった。この頃から 「戦闘美少女系魔法少女」が認知され、以降類似ジャンルの作品が多数制作されている。連載初回で読者アンケート1位を獲得し、単行本の初版部数が50万部を突破。
作品の舞台は武内が実際に住んだことがある東京都港区麻布十番で、登場する施設などは実在の場所をモデルにしている。高校では天文学部所属で大学では薬学を学び、占いに詳しい武内の理系方面の知識が生かされてモチーフにはギリシャ神話の月の女神セレーネーとエンデュミオーンの悲恋が使われた。宝石商の娘である武内はネームに詰まると山梨の宝石博物館を訪れて構想を練るほどの鉱物マニアであり、敵キャラクターの名前は鉱物から名付けられている。
小佐野によると、武内は当初キャラクターの衣装を個別デザインしたが、アニメ展開のため統一化された。武内は『女の子には個性や好きなものがある』と考えて二週間後に完成した現行デザインの原型ではピアスの数を片方で変えたり、胸元と腰のリボンの配色を変える抵抗を行った。
原作の第1話だけセーラームーンが仮面をつけているが、テレビアニメ版初代ディレクターの佐藤順一によると、武内に「仮面をつけてほしい」と要望されたが「目の周りに物があると相当巧い人(アニメーター)じゃないと可愛く描けない。」「アニメーターの手間を少しでも減らしたい。」という理由で外された。
初代武器アイテムのムーンスティックのデザインは武内自身が希望したが、原稿のスケジュールが逼迫していた。最後は『明日金型制作に入らなければ年末商戦に間に合わない。』という中で、深夜の喫茶店で武内が走り書きした紙ナプキンをバンダイの担当者が朝一番の新幹線で大阪の業者に納品して事なきを得た。こうして完成したムーンスティックの玩具は大ヒットし、「女の子向けアニメのグッズはある程度以上の売り上げを見込めない。」という業界のセオリーを覆した。第二期以降のアイテムのデザインはバンダイ側が受け持ち、第二期・第三期の担当者には鉄道車両をデザインした経歴を持つ元工業デザイナーの深野洋一が抜擢された。
作品の長期化に伴い、「代替わりとしてちびうさを主役にしては?」という意見がテレビ局や制作会社から挙がったが(1994年3月号で結果発表されたキャラクター投票ではちびうさが月野うさぎを抑えて一位を獲得した)、「やっぱり主役を大事にしたい。」という思いもあり、ダブルヒロインにすることになった。
漫画の本編外に登場する「おさBU」は小佐野の愛称。
あらすじ
第一部 ダーク・キングダム編
東京の十番中学校に通う主人公・月野うさぎは、泣き虫でおっちょこちょいだけど底抜けに明るい中学2年生。ある日、人間の言葉を喋る不思議な黒猫・ルナと出会ったうさぎは、愛と正義のセーラー服美少女戦士・セーラームーンに変身し、街の人々のエナジーを奪う「ダーク・キングダム」の妖魔と戦うことになる。
慣れない戦いに苦戦していたうさぎだが、同じくセーラー戦士に変身するIQ300の天才少女・水野亜美/セーラーマーキュリー、火川神社の霊感少女・火野レイ/セーラーマーズ、転校生の怪力少女・木野まこと/セーラージュピター、正義の味方セーラーVの正体・愛野美奈子/セーラーヴィーナスたちが集まり、妖魔退治を順調に続けていく。
セーラー戦士はルナに「伝説の秘宝・幻の銀水晶と月のプリンセスを探し出し、ダーク・キングダムから守れ」という指令を受ける。果たして月のプリンセスとは誰か、セーラームーンを見守るような行動をする謎の紳士・タキシード仮面の目的は?そしてセーラー戦士とダーク・キングダムの戦いの行方は?全ての謎のカギは、うさぎたちの前世の記憶に隠されていた。
第二部 ブラック・ムーン編
ダーク・キングダムとの戦いが終わり、うさぎとタキシード仮面の正体である地場衛は前世からの恋が叶って恋人同士になった。うさぎと衛がデートしていると、突然空から小さな女の子が落ちてきた。その子は「月野うさぎ」を名乗り、うさぎのいとこ・ちびうさとして月野家に住むことになる。生意気なちびうさに手を焼くうさぎだったが、ちびうさは何らかの目的で「幻の銀水晶」を探していた。
そんな時、新たな敵「ブラック・ムーン一族」がうさぎたちの住む十番街に出現する。彼らの正体は「太陽系第10番惑星ネメシス」を本拠地にする未来人であり、その狙いは未来から逃げたちびうさを抹殺し、過去の地球を征服して歴史を変えることだった。
過去と未来を繋ぐ「時空の扉」の番人・セーラープルートの力を借り、未来の世界に向かったうさぎたちは、そこでちびうさが未来のうさぎと衛の娘であること、未来のうさぎたちが未来の地球「クリスタル・トーキョー」を率いていることを知り、未来の地球を守ろうと決意する。しかし、ちびうさがブラック・ムーンの幹部ワイズマンの洗脳でブラックレディに変身し、ブラック・ムーンの仲間になってしまう。
第三部 デス・バスターズ編
ブラック・ムーン一族との戦いも終わり、うさぎたちは平和な日常を取り戻していた。しかし、衛とレイは世界が崩壊する不穏な予知夢を見るようになり、程なくして私立学校・無限学園の生徒が怪物に襲われる事件が起こる。
うさぎたちは、無限学園の高等部に通う天才レーサー・天王はるかと美少女バイオリニスト・海王みちるに出会う。セーラーちびムーンに変身する力を手に入れたちびうさは、無限学園の理事長である土萠創一教授の娘・土萠ほたると出会い、親友になった。
新しいセーラー戦士・セーラーウラヌスに変身するはるかと、セーラーネプチューンに変身するみちるは、新たな敵「デス・バスターズ」の本拠地である無限学園に潜入しており、そこへ大学生の冥王せつなに転生したセーラープルートも現れ、ウラヌス、ネプチューン、プルートたち外部太陽系セーラー戦士が集まった時、強力な武器の「三つのタリスマン」が揃う。うさぎとちびうさは、未来にあったアイテム「伝説の聖杯」の力で、スーパーセーラー戦士にパワーアップする。
やがてうさぎたちは、ほたるの正体が世界を崩壊に導く破滅と誕生の戦士・セーラーサターンの生まれ変わりだと知る。ウラヌス、ネプチューン、プルートは今の世界を守ろうと、サターンが目覚める前にほたるを殺そうとする。時を同じくして、デス・バスターズはほたるをある計画に利用しようとしていた。
第四部 デッド・ムーン編
ちびうさは未来に帰る準備を始め、うさぎたちは高校受験に無事合格。それぞれの夢に向かって新たな生活を送ろうとしていた。
ある日、日本で今世紀最大の皆既日食が起きる。太陽が欠け始めたその瞬間、うさぎ、ちびうさ、衛の前にペガサスが現れ、助けを求めて消えてしまった。そして新月が太陽を完全に覆い隠し、東京が闇に包まれると「デッドムーン・サーカス団」を名乗る飛行船が現れた。サーカス団が来日した十番街はお祭り騒ぎとなり、うさぎたちはどうやらサーカス団が怪しいと警戒するが、衛が突然謎の病で倒れてしまう。
同じ頃、なぜか未来に帰れなくなったちびうさは、夢の中でペガサスが変身した少年・エリオスに出会う。エリオスは地球国に伝わる「ゴールデン・クリスタル」を解放して地球の聖地「エリュシオン」を救う「乙女」を探しており、ちびうさに鈴型のアイテム「クリスタル・カリヨン」を渡した。正体を現したデッド・ムーンとの戦いで、セーラー戦士はスーパー変身の力を手に入れる。
デス・バスターズとの戦いの後で姿を消したはるか、みちる、せつなは転生したほたるを育てていたが、うさぎと衛の危機を察知してセーラーサターンに覚醒したほたるを連れて戻り、集結したセーラー戦士は新しいパワーアップを果たす。
第五部 シャドウ・ギャラクティカ(セーラースターズ)編
夢と希望に胸を膨らませ、高校生活を満喫するうさぎたち。ハーバード大学への留学に出発する衛を見送るうさぎだが、謎の女性に襲われて衛が消えてしまう。それを見たうさぎは部分的な記憶喪失になり、衛がアメリカに旅立ったと思い込む。
ある日、人気アイドルグループ「スリーライツ」とみちるのライブコンサートに行ったうさぎたちは、セーラー戦士を名乗る新たな敵「シャドウ・ギャラクティカ」に襲われる。さらに、謎の3人組のセーラー戦士・セーラースターライツや、ちびちびと名乗る謎の少女まで現れる。
セーラー戦士はシャドウ・ギャラクティカに「セーラークリスタル」を奪われて消えていく。仲間を失ったうさぎは衛も消えたことを思い出し、セーラースターライツ、スターライツが仕える火球皇女、ちびちびと共に、シャドウ・ギャラクティカの本拠地「ギャラクティカ・パレス」がある「ギャラクシー・コルドロン」に向かう。
シャドウ・ギャラクティカとの戦いでちびちび以外の仲間を失ったうさぎは、未来から駆けつけたちびうさとセーラーカルテットと合流し、謎に包まれたちびちびの正体を知る。そして戦いは銀河の未来を賭けた決戦にまで発展し、うさぎはかつてない過酷な運命と向き合うこととなる。
登場人物
セーラー戦士
基本用語・アイテム
各登場人物、敵対組織の個別ページも参照。
第一部
セーラー戦士(全メディアミックス作品)
月の王女を守る四守護神または内部太陽系セーラー戦士、王国の外から外敵を見張る外部太陽系セーラー戦士がいる。スーパーセーラー戦士→エターナルセーラー戦士の順でパワーアップ。
生まれた時から特別な能力があり、原作漫画では覚醒時点で月の王国の眷属に戻る。ただしテレビアニメなどのメディアミックス作品では、前世から距離を置いて敵と戦うために力を使う感覚。原作では飛行能力を持つが、テレビアニメでは高いジャンプ能力に変更された。全員で手を繋いで心をひとつにすれば遠い星や敵の結界の内側にも瞬間移動できる。
キンモク星の王女を守るセーラースターライツが登場した第五部によると、銀河中に星の守護を持つセーラー戦士がいる。原作者の武内直子によると全員が女の子。変身前が男性の場合は女性化するケースがある(原作漫画のセーラーウラヌス、テレビアニメのセーラースターライツ)
原作漫画
幻の銀水晶(全メディアミックス作品)
第一部でセーラー戦士とタキシード仮面、ダーク・キングダムが探していたが、月の王女の生まれ変わり・月野うさぎの愛する者を思う涙から現れた。第二部終盤でちびうさの涙からも現れた。秘めた力を解放すると、蕾が開くように蓮の花弁に似た水晶に包まれる(テレビアニメでは『劇場版R』以降)。
原作漫画
涙の雫のような形。再生と浄化の力を司る太陽系のエネルギー源。真の力を解放すると「月の真の輝き」と同じ光を降らせて暗黒の闇を塵に還し、人々の病気や死を癒やす。正の感情(プラスエネルギー)によって作動し、地球から負の感情(マイナスエネルギー)を取り除いたり、月の人間に永遠の若さと千年の命を与えた。銀水晶の力でも暗黒を受け入れて魔物化した人間は救えないらしい。終盤では銀河を統べる聖石と呼ばれ、セーラームーンとちびムーンのセーラークリスタルに変身した。
テレビアニメ
桔梗カットのような形。暗黒のエナジーを祓って魔物化した人間を元通りの人間に戻せる。持ち主のエナジーを代償にしてどんな願いも叶えるが、セーラー戦士のエナジーを注ぐとエナジーの消費をやわらげられる。世界の書き換えにも使われたが、第三期以降は他のアイテムに取って代わられて重要な役割は果たさなくなる。
実写ドラマ
魔物化した人間を元の人間に戻したり、ルナを人間の女の子にした。前世の時代ではエンディミオンを失ったセレニティの負の心を増幅させて世界を滅ぼしてしまった。
原作漫画
テレビアニメ
実写ドラマ
ダーク・キングダム(全メディアミックス作品)
太古の昔から幻の銀水晶及び月と地球の支配を企み、地球の人間を洗脳して戦争を起こさせ、先代月の女王クイーン・セレニティに封印された。
エナジー(全メディアミックス作品)
原作漫画
テレビアニメ
赤いバラ(テレビアニメ)
セーラーVゲーム(原作漫画、テレビアニメ)
原作
テレビアニメ
ルナカラ(実写ドラマ)
黒水晶(テレビアニメ)
虹水晶(テレビアニメ)
神の掟(原作漫画、テレビアニメカセットコレクション3、実写ドラマ、『Crystal』)
ムーンフェイズの懐中時計(原作漫画)
星空のオルゴール(テレビアニメ)
聖石(原作漫画)
伝説の聖剣(原作漫画、実写ドラマ、『Crystal』)
原作および『Crystal』
実写
第二部
魔界樹(テレビアニメ『R』)
ブラック・ムーン一族(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』)
原作
テレビアニメ
時空の鍵(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』)
セーラープルートによると時間の行き来は「残された最後の禁忌(タブー)」だが、30世紀の世界を救おうとしたちびうさがこの鍵の力で20世紀に来た。タイムパラドックスを防ぐため、歴史を変えることはできない。
邪黒水晶(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』)
「過去の銀水晶」と「未来の銀水晶」(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』)
妖花キセニアン(劇場版『R』)
第三部
デス・バスターズ(原作漫画第三部、テレビアニメ『S』)
聖体(原作漫画第三部)
純な心の結晶(テレビアニメ『S』)
魔具(原作漫画第三部・テレビアニメ『S』)
原作と『Crystal』
テレビアニメ
タイオロン・クリスタル(原作漫画第三部)
伝説の聖杯(原作漫画第三部、テレビアニメ『S』)
原作
テレビアニメ
救世主(原作漫画第三部、テレビアニメ『S』)
原作
テレビアニメ
第四部
デッド・ムーン(原作漫画第四部、テレビアニメ「Supers」、Eternal)
原作
テレビアニメ
乙女(原作漫画第四部、テレビアニメ「SuperS」)
原作
テレビアニメ
夢の鏡(テレビアニメ『SuperS』)
動物が正体のデッド・ムーン幹部のアマゾントリオにはないが、ペガサスによると生き物なら美しい夢を持つことができるらしい。
ゴールデン・クリスタル(原作漫画第四部以降、テレビアニメ第四部)
原作
テレビアニメ
セーラークリスタル(原作漫画第四部以降)
第五部によるとセーラー戦士の核。抜かれると菱形に変形して肉体は塵に還るが、セーラークリスタルさえあれば復活できる。ギャラクシーコルドロンの海に溶けて消えては転生する。
守護力精霊(原作漫画第四部)
ホーリームーンカリス(原作漫画第四部、テレビアニメ『スターズ』)
原作
テレビアニメ
シルバームーン・クリスタル(原作漫画第四部以降)
第五部
シャドウ・ギャラクティカ(原作漫画第五部、テレビアニメ『スターズ』)
原作
テレビアニメ
火球皇女の香炉(原作漫画第五部、テレビアニメ『スターズ』)
スターシード(原作漫画第五部、テレビアニメ『スターズ』)
原作
テレビアニメ
セーラーウォーズ伝説(テレビアニメ『スターズ』)
作中に登場する地名
ファンタジー要素を除けば、ほとんどの場所は現実の東京都港区麻布十番周辺に実在する施設などがモデル。
第一部
麻布十番商店街(全メディアミックス作品)
区立十番中学校(全メディアミックス作品)
一の橋公園(原作漫画、テレビアニメ、『Crystal』)
ジュエリーOSA・P(原作漫画、テレビアニメ、『Crystal』)
ルネサンスホール(実写ドラマ)
クラウン(全メディアミックス作品)
原作と『Crystal』
テレビアニメ
実写
司令室(原作、実写ドラマ、『Crystal』)
フルーツパーラークラウン(原作漫画、テレビアニメ、『Crystal』)
仙台坂上のバス停(原作漫画第一部、テレビアニメ第一部、『Crystal』)
火川神社(全メディアミックス作品)
モデルは東京都港区元麻布の氷川神社(原作)、東京都港区赤坂の赤坂氷川神社(テレビアニメ)。実写ドラマのロケ地は東京都渋谷区の渋谷氷川神社。
テレビアニメ
T・A女学院(全メディアミックス作品)
私立元麻布高校(原作漫画、実写ドラマ、『Crystal』)
第二部によると中学校もあり、中等部と高等部でネクタイの色が異なる。衛によると「やる気のあるやつだけが生き残れる、ハングリーできたねえ学校」。モデルは港区元麻布に存在する麻布中学校・高等学校。
東京国際空港(テレビアニメ)
スタジオダイブ(テレビアニメ第一部)
社訓は「うるさいので私語は数十秒で切り上げてくれ」。浩美と和子のモデルで、登場回の作画監督だった松下浩美・只野和子夫妻が所属していたスタジオ・ライブのパロディ。
D国大使館(原作漫画第一部、テレビアニメ第一部、『Crystal』)
東京タワー(原作漫画、『Crystal』)
スターライト・タワー(テレビアニメ第一部)
KO大学(原作漫画、『Crystal』)
第三部でせつなが、第四部では衛が入学する。モデルは東京都港区に存在する慶應義塾大学三田キャンパス。原作者の武内直子は後に慶應大に吸収合併された共立薬科大学卒。
麻布工業大学(テレビアニメ)
マーレ・セレニタティス(原作漫画第一部、『Crystal』)
シルバー・ミレニアム(全メディアミックス作品)
原作
実写版
ムーン・キャッスル(原作漫画第一部、テレビアニメ第一部)
原作と『Crystal』
クリスタル・タワー(原作漫画第一部、『Crystal』)
地球国(全メディアミックス作品)
「月の王国は地球の生命の進化を一方的に監視している」と訴えたダーク・キングダムに乗っ取られ、無限の力と永遠の若さを与える「幻の銀水晶」を目的にシルバー・ミレニアムを侵略したが、シルバー・ミレニアム滅亡と同時に滅んだ。
第四部で「ゴールデン・キングダム」という名前が明かされ、王家が「ゴールデン・クリスタル」を守護したことが判明する。
区立十番病院(テレビアニメ第一部以降、実写ドラマ)
明和大学病院(実写ドラマ)
超次元空間(原作漫画第一部、『Crystal』)
第二部
有栖川宮記念公園(原作漫画第二部、『Crystal』)
港区立十番小学校(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』後半)
惑星ネメシス(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』)
原作
テレビアニメ
時空の狭間(原作漫画・テレビアニメ『R』)
原作
時空の扉(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』)
テレビアニメ
クリスタル・トーキョー(原作漫画、テレビアニメ『R』)
原作
テレビアニメ
クリスタル・パレス(原作漫画第二部、テレビアニメ『R』後半)
小惑星(劇場版『R』)
安らぎの井戸(テレビアニメカセットコレクション3)
第三部
無限三角洲(原作漫画第三部、『Crystal』)
私立無限学園(原作漫画第三部、テレビアニメ『S』、『Crystal』)
実はデス・バスターズのエネルギー源となる優秀な人間の魂を狩る目的で造られた。
原作
テレビアニメ
コンドミニアムタワー(原作漫画第三部、『Crystal』)
はるか、みちる、冥王せつなの3人は無限洲を見張るため、それぞれのコンドミニアムタワーで暮らしていた。3人の部屋番号は、誕生日に1,000を加えた番号(はるか:誕生日1月27日→部屋番号:1127、みちる:誕生日3月6日→部屋番号:1306)、または誕生日のアナグラム(せつな:誕生日10月29日→部屋番号:1209)である。モデルは港区に存在するタイムズニューピア竹芝ノースタワー。
ムゲン・C・パーク(原作漫画第三部、『Crystal』)
J医科大学病院(原作漫画第三部、『Crystal』)
見原台総合病院(テレビアニメ『S』)
彗星スノー・カグヤ(原作漫画番外編および劇場版『かぐや姫の恋人』)
正体は原始太陽系の頃に地球を支配しようとした氷の女王で、一度はクイーン・セレニティに追い払われたが、45億年の放浪を経て再び地球に衝突する軌道をとる。分身のスノー・ダンサーたちを使い、人々を幸せな夢に閉じ込めようとした。
第四部
都立十番高校(原作漫画第四部以降、テレビアニメ『スターズ』、『Crystal』)
原作第三部初期設定では無限学園編入前のはるかも通っていた(後にみちると編入。女子制服で通学する)。ミュージカルでは男子制服を着用するモデルは港区に存在する都立六本木高校。
聖地エリュシオン(原作漫画第四部、テレビアニメ『SuperS』、劇場版『Eternal』)
原作
テレビアニメ
東西大学(テレビアニメ『SuperS』)
カレイドスコープ昔館(原作漫画第四部)
セーラー戦士の城(原作漫画第四部、劇場版『Eternal』)
第五部では外部戦士の城にムーンとスターライツ、火球がたどり着き、ギャラクシア勢力との戦闘がホログラムで流されていた。
ブラック・ドリーム・ホール(劇場版『ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』)
マジパンヌ・キャッスル(劇場版『ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』)
第五部
キンモク星(原作漫画第五部、テレビアニメ『スターズ』)
原作によると、キンモク星の「丹桂王国」がスターライツと火球皇女の故郷。名前は金木犀(キンモク星)の中国名「丹桂」に由来。中国に「月には桂の木(金木犀)が生えている」という民話がある。
ギャラクシーコルドロン(原作漫画第五部)
ここでの星はすべての命の核になるスターシードとセーラークリスタルのこと。原初の海に溶けた星に命を返されて新しい星を生むが、輝く星になれない邪悪な闇も生み出す。可能性が生まれる場所でもある。守護精霊に管理されたセーラークリスタル「コスモス・クリスタル」を宿す。
銀河テレビ(テレビアニメ第五部)
ハンマープライス堂(原作漫画第五部番外編)
その他
アルトゥカ帝国(ミュージカル『かぐや島伝説』)
かぐや島(ミュージカル『かぐや島伝説」)
番外編
コードネームはセーラーV
本作品の原案となった作品。愛野美奈子が主人公で、舞台はダーク・キングダムとの戦いの1年前。中学1年生の美奈子がアルテミスと出会ってセーラーVに変身し、悪の芸能プロダクション「ダーク・エージェンシー」と戦い、前世の記憶を取り戻してセーラーヴィーナスに覚醒するまでのストーリー。
ちびうさ絵日記
『なかよし』の姉妹誌である『るんるん』に連載された、ちびうさの日常を描いた作品。全3作(TVオークションでの落札者用に描かれた「ヒミツのハンマープライス堂」を含めれば全4作)。
「ちびうさ絵日記(番外編)」はテレビアニメ第4シリーズSuperSのテレビスペシャルにて『ちびうさの冒険! 恐怖、吸血鬼の館』のタイトルでアニメ化され、「ちびうさ絵日記(虫歯編)」はSuperSの153話『恐怖の歯医者さん? パラパラの館』でほぼ同様の内容のストーリーがアニメ化されている。普段は攻撃力がそれほどでもないちびうさの必殺技も、第2作と第3作では敵を一撃で倒すほどの実力を持つ。
収録巻 | 話数 | サブタイトル | 掲載 |
---|---|---|---|
5 | 第1話 | ちびうさ絵日記(番外編) | 1993年7月号 |
10 | 第2話 | 七夕カウント・ダウンにご用心の巻 | 1994年7月号 |
15 | 第3話 | ちびうさ絵日記(虫歯編) | 1995年3月号 |
17 | 第4話 | ヒミツのハンマープライズ堂の巻 | 1996年8月号 |
かぐや姫の恋人
うさぎのパートナーである黒猫のルナの恋を描いたストーリー。1994年東映制作の映画『劇場版 美少女戦士セーラームーンS』の原作用に執筆された。漫画版はKCなかよしデラックスとして特別製本の単行本で発売された後、本編コミックス第11巻に収められた。
収録巻 | サブタイトル | 掲載 |
---|---|---|
11 | かぐや姫の恋人 | 1994年11月描き下ろし |
カサブランカ・メモリー
火野レイが主役のエピソード。あまり語られることのないレイの家庭環境と初めての恋愛を知ることができる。本編コミックス第11巻に収められた。
収録巻 | サブタイトル | 掲載 |
---|---|---|
11 | カサブランカ・メモリー | 1993年9月号 |
受験戦争編
本編主人公である「月野うさぎ」以外のセーラー戦士である「水野亜美」「木野まこと」「火野レイ」「愛野美奈子」をそれぞれ主人公としたスピンオフ連作短編で『るんるん』(講談社)に短期連載された。ストーリーは全て高校受験に絡めたストーリーとなっている。
『まこちゃんのユーウツ』(5月号掲載)、『亜美ちゃんの初恋』(7月号掲載)、『レイと美奈子の女子校バトル』(11月号掲載)の3作。旧版単行本13巻に所収。「亜美ちゃんの初恋」は短編発表の同年に全国東映系でアニメーション映画『美少女戦士セーラームーンSuperS』の併映作品として劇場アニメ化・公開されている。
収録巻 | 話数 | サブタイトル | 掲載 |
---|---|---|---|
13 | 第1話 | まこちゃんのユーウツ | 1995年5月号 |
第2話 | 亜美ちゃんの初恋 | 1995年7月号 | |
第3話 | レイと美奈子の女子校バトル | 1995年11月号 |
ぱられる せぇらぁむ〜ん
結婚した月野うさぎ、水野亜美(夫婦とも勤務医)、火野レイ(神社で巫女をしており、夫は神主兼教師)、木野まこと(夢だった自分の店(花屋かケーキ屋かは不明)を持つ)、愛野美奈子(夫はお笑い番組担当のAD)らの子供たちが登場する短編漫画。子供たちの名前は月野こうさぎ、水野あみ、火野れい、木野マコ、愛野ミナで、全員小学校3年生(ちびうさ、ほたるは中学校3年生になっている)。夫は全員婿養子らしい。舞台は「とある次元のとある星」となっているため、パラレルワールドの物語である可能性がある。
『美少女戦士セーラームーン 設定資料集』に収録された。後に『美少女戦士セーラームーンショートストーリーズ2』や完全版以降の文庫版にも再録されている。
メディアミックス展開
原作漫画との同時進行により1992年から東映動画制作のテレビアニメが制作された。その後テレビアニメ版ベースの劇場アニメ化、ゲーム化、カセットドラマ化、ミュージカル化もされる。2003年には原作漫画版ベースのテレビドラマが制作された。
2012年7月6日に行われた『20周年記念トークイベント』で「セーラームーン誕生20周年記念作品」として原作漫画に忠実な新作アニメの2013年夏の公開が発表される。その後幾度の延期を経て2014年7月から『美少女戦士セーラームーンCrystal』のタイトルでWebアニメが公開され、後に修正版を深夜アニメとして放送。20周年記念プロジェクトの一環として後述のS.H.Figuartsによるアクションフィギュア化、ネルケプランニングによる原作ベースのミュージカル版制作が発表された。2018年には漫画をベースにしたノベライズが発売された。
アニメ
『美少女戦士セーラームーン』
1992年3月7日から1997年2月8日にかけてテレビ朝日系で東映動画制作によるテレビアニメ5作品が全200話放映され、劇場版も3作品上映。第1期から第2期『美少女戦士セーラームーンR』、第3期『美少女戦士セーラームーンS(スーパー)』、第4期『美少女戦士セーラームーンSuperS(スーパーズ)』、第5期『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』の順で制作された。
監督は佐藤順一(第1期〜R第59話)、幾原邦彦(第60話〜SuperS最終話)、五十嵐卓哉(セーラースターズ)。スタッフの殆どが共通する前番組『きんぎょ注意報!』の流れを引き継いで友情コメディ作品に路線変更された。作画上の都合から小物などを少なくしたポップなキャラクターデザインになりストーリーやキャラクター設定を大幅にアレンジしたが、家族愛など独自のテーマ性も加わっている。当時社会現象を引き起こし、後継作品にも多くの影響を与えた。
『美少女戦士セーラームーンCrystal』
2014年7月から東映アニメーション制作のWebアニメがネット配信され、後に深夜アニメとしてテレビ放送された。2017年までに深夜枠で第3期まで放送され、第4期は2021年に『美少女戦士セーラームーンEternal』のタイトルで前後編の劇場アニメ化がなされた。第5期は2023年に『美少女戦士セーラームーンCosmos』のタイトルで前後編の劇場アニメ化がされた。
監督は境宗久(第1期〜第2期最終話)、今千秋(第3期〜Eternal)。前述のテレビアニメのリメイクではなく「原作漫画に忠実なアニメ化」をコンセプトにしているが、一部独自の設定とストーリーが含まれている。
ミュージカル
1993年から2005年までバンダイ制作によるミュージカルシリーズが上演された。テレビアニメをベースに原作漫画の設定の一部も使用されている。脚本・演出は富田祐弘(1年目)、平光琢也(2年目〜7年目)、斎木潤也(7年目〜12年目)。
2013年から2017年までネルケプランニング制作によるミュージカルシリーズが上演され、原作漫画をベースにテレビアニメの設定の一部も使われた。脚本・演出は平光琢也。
ゲーム
テレビアニメを題材とした各種ゲーム作品。家庭用ゲームソフト以外にもアーケードゲームの格ゲーが製作された。
カセットコレクション
テレビアニメの関連商品としてアニメイトで販売されたカセットドラマ。やや過激な下ネタや楽屋ネタも多いパラレル的なギャグ作品だが、第3作のみ本編に準じたシリアスストーリーとなっている。後にCD化もされている。
テレビドラマ
2003年10月から2004年9月まで放映された特撮実写ドラマ版。監督は田﨑竜太、シリーズ構成は小林靖子。
設定は原作漫画第一部がベースだが、セレニティとエンディミオンの禁断の恋をめぐるセーラー戦士と四天王の葛藤を描いたドラマ要素をプラスして「悪のセーラーマーキュリー」を登場させるなど独自のストーリー展開になっている。武内デザインによるオリジナルセーラー戦士プリンセス・セーラームーンとセーラールナも登場した。
ファンクラブ
2016年4月発足。4月10日東京体育館にてキックオフイベントが実施され、三石琴乃、堀江美都子、野島健児、ももいろクローバーZが登板した。
4-Dアトラクション
『美少女戦士セーラームーン ザ・ミラクル 4-D』
『美少女戦士セーラームーン ザ・ミラクル 4-D 〜ムーン・パレス編〜』
『美少女戦士セーラームーン ザ・ミラクル 4-D 〜ムーン・パレス編 デラックス〜』
ショー・レストラン
ショーの上演もあるレストラン「SHINING MOON TOKYO」が2019年、作品の舞台である麻布十番に開店した。
スーパーライブ
イルミネーション
『美少女戦士セーラームーンEternal』とのコラボで、2021年に開催された。
アイスショー
『美少女戦士セーラームーン Prism On Ice』のタイトルで、公演予定していたアイスショー。ストーリーは原作第1期のダーク・キングダム編。エフゲニア・メドベージェワが月野うさぎ/セーラームーン役を演じる他、フィギュアスケーターが内部太陽系戦士、タキシード仮面、ダーク・キングダムのキャラクターを演じる。スペシャルキャストとしてバンダイ版ミュージカルで初代月野うさぎ/セーラームーン役を演じたANZAがクイーンセレニティ役を務める。
キャストのナレーションは『美少女戦士セーラームーンCrystal』の声優陣で、ミュージカル版でも脚本として関わる平光が脚本を担当し、小坂明子と月蝕會議が音楽を担当。
2020年6月5日から6月7日までの期間を予定されていたが、新型コロナウイルス騒動による社会的な影響を受け、当初予定されていた2020年の公演は中止。振替公演は2021年6月4日から6月6日までの期間を予定されていたが、更に2022年6月へと延期になり、更に2023年予定に延期となった。
2022年2月24日より、世界状況などの理由から、公演の中止が発表された。
キャスト
- 月野うさぎ/セーラームーン:エフゲニア・メドベージェワ(声 - 三石琴乃)
- 地場衛/タキシード仮面:アンドリュー・ポジェ
- 水野亜美/セーラーマーキュリー:宮原知子(声 - 金元寿子)
- 火野レイ/セーラーマーズ:長洲未来(声 - 佐藤利奈)
- 木野まこと/セーラージュピター:アリッサ・シズニー(声 - 小清水亜美)
- 愛野美奈子/セーラーヴィーナス:ベッキー・ベレスウィル(声 - 伊藤静)
- クイーンセレニティ:ANZA
- クイン・ベリル:坂槙眞三子
- ジェダイト:無良崇人
- ネフライト:ディラン・モスコビッチ
- ゾイサイト:橋本誠也
- クンツァイト:ジェイソン・ブラウン
サブタイトルと新装版・完全版について
オリジナル版
- 全て『なかよし』より掲載されている。話数は旧単行本より。現在絶版。
収録巻 | 話数 | サブタイトル | 掲載 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
第一部 ダーク・キングダム編 | ||||||
1 | Act1 | うさぎ—SAILORMOON | 1992年2月号 | |||
Act2 | 亜美—SAILORMERCURY | 1992年3月号 | ||||
Act3 | レイ—SAILORMARS | 1992年4月号 | ||||
Act4 | Masquerade—仮面舞踏会 | 1992年5月号 | ||||
Act5 | まこと—SAILORJUPITER | 1992年6月号 | ||||
2 | Act6 | タキシード仮面—TUXEDO MASK | 1992年7月号 | |||
Act7 | 地場衛—TUXEDO MASK | 1992年8月号 | ||||
Act8 | 美奈子—SAILOR V | 1992年9月号 | ||||
Act9 | セレニティ—PRINCESS | 1992年10月号 | ||||
3 | Act10 | MOON—月 | 1992年11月号 | |||
Act11 | 再会—ENDYMION | 1992年12月号 1993年1月号 | ||||
Act12 | 決戦—REINCARNATION | 1993年2月号 | ||||
4 | Act13 | 終結そして始まり—Petit etranger | 1993年3月号 | |||
第二部 ブラック・ムーン編 | ||||||
4 | Act14 | ブラック・ムーン・コーアン—SAILORMARS | 1993年4月号 | |||
Act15 | ブラック・ムーン・ベルチェ—SAILORMERCURY | 1993年5月号 | ||||
Act16 | ブラック・ムーン・ペッツ—SAILORJUPITER | 1993年6月号 | ||||
5 | Act17 | ブラックムーン・カラベラス—SAILORVENUS | 1993年7月号 | |||
Act18 | タイムワープ—SAILORPLUTO | 1993年8月号 | ||||
Act19 | クリスタルトーキョー—KING ENDYMION | 1993年9月号 | ||||
6 | Act20 | NEMESIS—錯綜 | 1993年10月号 1993年11月号 | |||
Act21 | NEMESIS—暗躍 | 1993年12月号 | ||||
Act22 | 攻撃—BLACK LADY | 1994年1月号 | ||||
7 | Act23 | 再生—NEVER ENDING | 1994年2月号 1994年3月号 | |||
第三部 デス・バスターズ編 | ||||||
7 | Act24 | 無限1 予感 | 1994年3月号付録 | |||
8 | Act25 | 無限2 波紋 | 1994年4月号 | |||
Act26 | 無限3 2人-NEW SOLDIERS | 1994年5月号 | ||||
Act27 | 無限4 セーラーウラヌス-天王はるか セーラーネプチューン-海王みちる |
1994年6月号 | ||||
Act28 | 無限5 セーラープルート-冥王せつな | 1994年7月号 | ||||
9 | Act29 | 無限6 3戦士 | 1994年8月号 | |||
Act30 | 無限7 変身-SUPER SAILORMOON | 1994年9月号 | ||||
Act31 | 無限8 「無限迷宮」1 | 1994年10月号 | ||||
Act32 | 無限9 「無限迷宮」2 | 1994年11月号 | ||||
10 | Act33 | 無限10 ∞-「無限大」 | 1995年1月号 1995年2月号 1995年3月号 | |||
第四部 デッド・ムーン編 | ||||||
12 | Act34 | 夢1—日食ドリーム | 1995年4月号 | |||
Act35 | 夢2—マーキュリー・ドリーム | 1995年5月号 | ||||
Act36 | 夢3—マーズ・ドリーム | 1995年6月号 | ||||
13 | Act37 | 夢4—ジュピター・ドリーム | 1995年7月号 | |||
Act38 | 夢5—ヴィーナス・ドリーム | 1995年8月号 | ||||
14 | Act39 | 夢6—ニュー・ソルジャー・ドリーム | 1995年9月号 1995年10月号 | |||
Act40 | 夢7—エリュシオン・ドリーム | 1995年12月号 | ||||
15 | Act41 | 夢8—デッド・ムーン・ドリーム | 1996年1月号 1996年2月号 | |||
Act42 | 夢9—アース アンド ムーン・ドリーム | 1996年3月号 | ||||
第五部 セーラースターズ編 | ||||||
16 | Act43 | スターズ1 | 1996年4月号 | |||
Act44 | スターズ2 | 1996年5月号 | ||||
Act45 | スターズ3 | 1996年6月号 1996年7月号 | ||||
17 | Act46 | スターズ4 | 1996年9月号 | |||
Act47 | スターズ5 | 1996年10月号 | ||||
Act48 | スターズ6 | 1996年11月号 | ||||
18 | Act49 | スターズ7 | 1996年12月号 | |||
Act50 | スターズ8 | 1997年1月号 | ||||
Act51 | スターズ9 | 1997年2月号 | ||||
Act52 | スターズ10 | 1997年3月号 |
新装版
新装版(セーラームーンリニューアル版)は、実写ドラマ版が放映された2003年夏に『美少女戦士セーラームーン』旧版単行本全18巻と『コードネームはセーラーV』旧版単行本全3巻を再編集・CG修正したもの(MacのAdobe Photoshopを表紙とカラー扉に使用)。実写版に合わせて小道具が書き換えられたり、部分のモノクローム絵、セリフまでも修正された。巻頭はカラーページ等で、一部ストーリーも変わるほど加筆されている。また、2013年1月から色味の調整などの微修正がされ、20周年記念の新しい帯付きで再発売されている。
2〜4巻には、作者が当時の製作状況やキャラクターの初期設定について述べている2Pの4コマ漫画が、あとがきとして掲載されている。
収録巻 | 話数 | サブタイトル | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
本編 | ||||||
1 | Act1 | うさぎ—SAILORMOON | ||||
Act2 | 亜美—SAILORMERCURY | |||||
Act3 | レイ—SAILORMARS | |||||
Act4 | 仮面舞踏会—Masquerade | |||||
Act5 | まこと—SAILORJUPITER | |||||
Act6 | タキシード仮面—TUXEDO MASK | |||||
2 | Act7 | 地場衛—TUXEDO MASK | ||||
Act8 | 美奈子—SAILOR V | |||||
Act9 | セレニテイ—PRINCESS | |||||
Act10 | 月—MOON | |||||
Act11 | 再会—ENDYMION | |||||
3 | Act12 | 敵—QUEEN METARIA | ||||
Act13 | 決戦—REINCARNATION | |||||
Act14 | 終結 そして 始まり—PETIT ETRANGER | |||||
Act15 | 侵入—SAILORMARS | |||||
Act16 | 誘拐—SAILORMERCURY | |||||
4 | Act17 | 秘密—SAILORJUPITER | ||||
Act18 | 侵略—SAILORVENUS | |||||
Act19 | タイム・ワープ—SAILORPLUTO | |||||
Act20 | クリスタル・トーキョー—KING ENDYMION | |||||
Act21 | 錯綜—NEMESIS | |||||
5 | Act22 | 思惑—NEMESIS | ||||
Act23 | 暗躍—WISEMAN | |||||
Act24 | 攻撃—BLACK LADY | |||||
Act25 | 対決—DEATH PHANTOM | |||||
Act26 | 再生—NEVER ENDING | |||||
6 | Act27 | 無限1—予感 | ||||
Act28 | 無限2—波紋 | |||||
Act29 | 無限3—2人 NEW SOLDIERS | |||||
Act30 | 無限4—SAILOR URANUS 天王はるか SAILOR NEPTUNE 海王みちる | |||||
7 | Act31 | 無限5—SAILOR PLUTO 冥王せつな | ||||
Act32 | 無限6—3戦士 | |||||
Act33 | 無限7—変身 SUPER SAILORMOON | |||||
Act34 | 無限8—「無限迷宮」1 | |||||
Act35 | 無限9—「無限迷宮」2 | |||||
8 | Act36 | 無限10—無限大―上空 | ||||
Act37 | 無限11—無限大―審判 | |||||
Act38 | 無限12—無限大―旅立ち | |||||
Act39 | 夢1—日食ドリーム | |||||
9 | Act40 | 夢2—マーキュリー・ドリーム | ||||
Act41 | 夢3—マーズ・ドリーム | |||||
Act42 | 夢4—ジュピター・ドリーム | |||||
Act43 | 夢5—ヴィーナス・ドリーム | |||||
Act44 | 夢6—ニュー・ソルジャー・ドリーム | |||||
10 | Act45 | 夢7—ミラー・ドリーム | ||||
Act46 | 夢8—エリュシオン・ドリーム | |||||
Act47 | 夢9—デッド・ムーン・ドリーム | |||||
Act48 | 夢10—プリンセス・ドリーム | |||||
Act49 | 夢11—アースアンドムーン・ドリーム | |||||
11 | Act50 | スターズ1 | ||||
Act51 | スターズ2 | |||||
Act52 | スターズ3 | |||||
Act53 | スターズ4 | |||||
Act54 | スターズ5 | |||||
12 | Act55 | スターズ6 | ||||
Act56 | スターズ7 | |||||
Act57 | スターズ8 | |||||
Act58 | スターズ9 | |||||
Act59 | スターズ10 | |||||
Act60 | スターズ11 | |||||
ショートストーリーズ | ||||||
1 | 第1話 | 転校生にご用心! | ||||
第2話 | 七夕にご用心! | |||||
第3話 | 虫歯にご用心! | |||||
第1話 | まこちゃんのユーウツ | |||||
第2話 | 亜美ちゃんの初恋 | |||||
第3話 | レイと美奈子の女子校バトル!? | |||||
- | ヒミツのハンマープライス堂 | |||||
2 | - | かぐや姫の恋人 | ||||
- | カサブランカ・メモリー | |||||
- | ぱられる せぇらぁむ〜ん |
完全版・文庫版・オールカラー版
完全版は、『美少女戦士セーラームーン』生誕20周年企画特別出版として、再刊された原作コミックの完全版。カバーイラストは原作者・武内直子の最新描き下ろしで、雑誌掲載時のカラーページを再現したA5版サイズ。武内自身が監修した美麗な豪華装丁で、全原稿にデジタルリマスターを施し再編集版としている。2013年11月27日から各月2巻が発売。全12巻の予定だったが、11巻・12巻は『コードネームはセーラーV』全2巻として扱われ、2014年の5月に発売された。
元は特製BOX入り愛蔵版として2012年10月から発売予定だったが、後に大幅に発売延期となり、「愛蔵版」を「完全版」に名称変更して刊行された。
2020年6月29日、その完全版を元に原作者の武内直子完全監修のもと、漫画全ページに着彩を施された『美少女戦士セーラームーン オールカラー完全版』1巻、2巻が電子書籍で配信開始。表紙は原作者・武内直子の最新描き下ろし。
収録巻 | 話数 | サブタイトル |
---|---|---|
1 | Act.1 | うさぎ SAILORMOON |
Act.2 | 亜美 SAILORMERCURY | |
Act.3 | レイ SAILORMARS | |
Act.4 | Masquerade 仮面舞踏会 | |
Act.5 | まこと SAILORJUPITER | |
Act.6 | タキシード仮面 TUXEDO MASK | |
Act.7 | 地場衛 TUXEDO MASK | |
2 | Act.8 | 美奈子 SAILOR V |
Act.9 | セレニテイ PRINCESS | |
Act.10 | MOON 月 | |
Act.11 | 再会 ENDYMION | |
Act.12 | 敵 QUEEN METARIA | |
Act.13 | 決戦 REINCARNATION | |
Act.14 | 終結 そして 始まり PETIT ETRANGER | |
3 | Act.15 | 侵入 SAILORMARS |
Act.16 | 誘拐 SAILORMERCURY | |
Act.17 | 秘密 SAILORJUPITER | |
Act.18 | 侵略 SAILORVENUS | |
Act.19 | タイム・ワープ SAILORPLUTO | |
Act.20 | クリスタル・トーキョー KING ENDYMION | |
Act.21 | 錯綜 NEMESIS | |
4 | Act.22 | 思惑 NEMESIS |
Act.23 | 暗躍 WISEMAN | |
Act.24 | 攻撃 BLACK LADY | |
Act.25 | 対決 DEATH FANTOM | |
Act.26 | 再生 NEVER ENDING | |
ちびうさ絵日記 第1話 | 転校生にご用心! | |
※ | カサブランカ・メモリー | |
5 | Act.27 | 無限1 予感 |
Act.28 | 無限2 波紋 | |
Act.29 | 無限3 2人 NEW SOLDIERS | |
Act.30 | 無限4 SAILORURANUS 天王はるか SAILORNEPTUNE 海王みちる | |
Act.31 | 無限5 SAILORPLUTO 冥王せつな | |
Act.32 | 無限6 3戦士 | |
Act.33 | 無限7 変身 SUPER SAILORMOON | |
6 | Act.34 | 無限8 「無限迷宮」1 |
Act.35 | 無限9 「無限迷宮」2 | |
Act.36 | 無限10 無限大—上空 | |
Act.37 | 無限11 無限大—審判 | |
Act.38 | 無限12 無限大—旅立ち | |
ちびうさ絵日記 第2話 | 七夕にご用心の巻 | |
※ | かぐや姫の恋人 | |
7 | Act.39 | 夢1 日食ドリーム |
Act.40 | 夢2 マーキュリー・ドリーム | |
Act.41 | 夢3 マーズ・ドリーム | |
Act.42 | 夢4 ジュピター・ドリーム | |
Act.43 | 夢5 ヴィーナス・ドリーム | |
Act.44 | 夢6 ニュー・ソルジャー・ドリーム | |
8 | Act.45 | 夢7 ミラー・ドリーム |
Act.46 | 夢8 エリュシオン・ドリーム | |
Act.47 | 夢9 デッド・ムーン・ドリーム | |
Act.48 | 夢10 プリンセス・ドリーム | |
Act.49 | 夢11 アース アンド ムーン・ドリーム | |
ちびうさ絵日記 第3話 | 虫歯にご用心! | |
受験戦争編 | ||
第1話 | まこちゃんのユーウツ | |
第2話 | 亜美ちゃんの初恋 | |
第3話 | レイと美奈子の女子校バトル!? | |
9 | Act.50 | スターズ1 |
Act.51 | スターズ2 | |
Act.52 | スターズ3 | |
Act.53 | スターズ4 | |
Act.54 | スターズ5 | |
Act.55 | スターズ6 | |
10 | Act.56 | スターズ7 |
Act.57 | スターズ8 | |
Act.58 | スターズ9 | |
Act.59 | スターズ10 | |
Act.60 | スターズ11 | |
※ | ヒミツのハンマープライス堂 | |
※ | ぱられるセーラームーン |
逸話
- 劇中で火野レイが巫女をしていた「火川神社」の拝殿の外観は、東京都港区麻布十番に実在する「氷川神社」の拝殿とほぼ同じである(特にアニメ版)。このためブーム最盛期に「氷川神社」はファンから「聖地」とされ、参拝に訪れ、御札・お守り・おみくじなどの売上やお賽銭がブーム前よりも格段に増えた。現在も熱心なファンは時々参拝に訪れているという。なお「火川神社」の拝殿の外観が実在の「氷川神社」の拝殿の外観と酷似しているのは、原作者の武内直子が学生時代に麻布十番近郊に居住していたためとされている。氷川神社の祭神はスサノオノミコトで、本社は埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)にある。麻布十番の氷川神社は、大宮の氷川神社の末社である。
- 最も若い部類にあたる幼年女子層。彼女たちをひきよせるものは、優れた存在への憧れ、自分もそうなりたいと思う性向があり、セーラームーンが幼年層女子の変身願望の対象となる「正統派ヒーロー」であり、彼女たちの憧れを刺激していた。
- その他、麻布十番には劇中に登場する商店街入口、一の橋公園、ゲームセンター「クラウン」(本物はパチンコ店、その後閉店して現在はマクドナルドになっている)など随所にモデルとなった町並みが存在する。
- 東京・表参道のQ-pot cafeとコラボによる『Q-pot X セーラームーンカフェ』が2015年から毎年6月末から7月下旬又は8月中旬頃まで定例コラボイベントで実施された。
- ヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスが日本で撮影した短編映画(小錦八十吉と共演)で、最後のキメゼリフは「月にかわっておしおきよ!」である。
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』には本作をパロディした月光刑事と美茄子刑事が登場した。
- ロシアのフィギュアスケート選手、エフゲニア・メドベージェワは本作のファンを公言しており、日本のメディアとのインタビューで主題歌歌詞を披露したり、選手権大会のエキシビションで本作を寸劇的に再現する演目をコスプレ込みでこなしたりするほどである。
書誌情報
漫画
全て講談社より発売されている。
- 『美少女戦士セーラームーン』旧版単行本、レーベルは講談社コミックスなかよし、全18巻
- 1992年7月6日第1刷発行(7月1日発売)、ISBN 4-06-178721-7
- 1992年10月6日第1刷発行(10月1日発売)、ISBN 4-06-178731-4
- 1993年4月6日第1刷発行(4月1日発売)、ISBN 4-06-178744-6
- 1993年7月6日第1刷発行(7月1日発売)、ISBN 4-06-178753-5
- 1993年11月6日第1刷発行(11月1日発売)、ISBN 4-06-178764-0
- 1994年3月5日第1刷発行(3月1日発売)、ISBN 4-06-178772-1
- 1994年7月6日第1刷発行(6月30日発売)、ISBN 4-06-178781-0
- 1994年11月2日第1刷発行(10月27日発売)、ISBN 4-06-178790-X
- 1995年2月6日第1刷発行(2月1日発売)、ISBN 4-06-178797-7
- 1995年6月6日第1刷発行(6月1日発売)、ISBN 4-06-178806-X
- 1995年7月6日第1刷発行(7月3日発売)、ISBN 4-06-178809-4
- 1995年9月6日第1刷発行(9月1日発売)、ISBN 4-06-178814-0
- 1995年12月6日第1刷発行(12月1日発売)、ISBN 4-06-178820-5
- 1996年3月6日第1刷発行(3月4日発売)、ISBN 4-06-178826-4
- 1996年7月5日第1刷発行(7月3日発売)、ISBN 4-06-178835-3
- 1996年9月6日第1刷発行(9月4日発売)、ISBN 4-06-178841-8
- 1996年12月6日第1刷発行(12月4日発売)、ISBN 4-06-178849-3
- 1997年4月4日第1刷発行(4月2日発売)、ISBN 4-06-178858-2
- 『美少女戦士セーラームーン かぐや姫の恋人』1994年11月17日第1刷発行(11月11日発売)、ISBN 4-06-319548-1
- 『美少女戦士セーラームーン』新装版単行本 、レーベルはKCデラックス、全12巻
- 2003年9月22日第1刷発行(9月19日発売)、ISBN 4-06-334776-1
- 2003年9月22日第1刷発行(9月19日発売)、ISBN 4-06-334777-X
- 2003年10月23日第1刷発行(10月22日発売)、ISBN 4-06-334783-4
- 2003年11月21日第1刷発行(11月20日発売)、ISBN 4-06-334803-2
- 2003年12月22日第1刷発行(12月20日発売)、ISBN 4-06-334828-8
- 2004年1月23日第1刷発行(1月22日発売)、ISBN 4-06-334835-0
- 2004年2月23日第1刷発行(2月21日発売)、ISBN 4-06-334842-3
- 2004年3月23日第1刷発行(3月20日発売)、ISBN 4-06-334857-1
- 2004年4月23日第1刷発行(4月22日発売)、ISBN 4-06-334865-2
- 2004年5月21日第1刷発行(5月20日発売)、ISBN 4-06-334873-3
- 2004年6月23日第1刷発行(6月22日発売)、ISBN 4-06-334885-7
- 2004年7月23日第1刷発行(7月22日発売)、ISBN 4-06-334896-2
- 『美少女戦士セーラームーン ショートストーリーズ』新装版単行本(短編集) 、レーベルはKCデラックス、全2巻
- 2004年8月23日第1刷発行(8月21日発売)、ISBN 4-06-334910-1
- 2004年9月22日第1刷発行(9月19日発売)、ISBN 4-06-334915-2
- 『美少女戦士セーラームーン』完全版単行本、レーベルはKCピース、全10巻
- 2013年11月28日発売、ISBN 978-4-06-364933-8
- 2013年11月28日発売、ISBN 978-4-06-364934-5
- 2013年12月26日発売、ISBN 978-4-06-364935-2
- 2013年12月26日発売、ISBN 978-4-06-364936-9
- 2014年1月25日発売、ISBN 978-4-06-364937-6
- 2014年1月25日発売、ISBN 978-4-06-364938-3
- 2014年2月26日発売、ISBN 978-4-06-364941-3
- 2014年2月26日発売、ISBN 978-4-06-364942-0
- 2014年3月26日発売、ISBN 978-4-06-364943-7
- 2014年3月26日発売、ISBN 978-4-06-364944-4
- 『美少女戦士セーラームーン』武内直子文庫コレクション、レーベルは講談社漫画文庫、全10巻
- 2018年9月28日発売、ISBN 978-4-06-513586-0
- 2018年9月28日発売、ISBN 978-4-06-513587-7
- 2018年10月31日発売、ISBN 978-4-06-513950-9
- 2018年10月31日発売、ISBN 978-4-06-513951-6
- 2018年11月30日発売、ISBN 978-4-06-514079-6
- 2018年11月30日発売、ISBN 978-4-06-514080-2
- 2018年12月28日発売、ISBN 978-4-06-514081-9
- 2018年12月28日発売、ISBN 978-4-06-514082-6
- 2019年1月31日発売、ISBN 978-4-06-514083-3
- 2019年1月31日発売、ISBN 978-4-06-514084-0
- Sailor Moon, Paperback, Kodnsha Comics
- Sailor Moon 1 Paperback, Kodansha Comisc, ISBN 978-1-935-42974-6
- Sailor Moon 1 Paperback, Kodansha Comisc, ISBN 978-1-935-42974-6
原画集・資料集
- 美少女戦士セーラームーン 原画集 (全6冊)
- 『美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.I』1994年8月18日発売、ISBN 4-06-324507-1
- 第一部「ダーク・キングダム編」の原画46点を収録。武内直子作の「アニメバージョン!」と「美少女戦士セーラームーン第一部 オールキャラクター」も収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 『美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.II』1994年8月18日発売、ISBN 4-06-324508-X
- 第二部「ブラック・ムーン編」の原画43点を収録。武内直子作の「美少女戦士セーラームーン第2部 オールキャラクター」も収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 『美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.III』1996年8月22日発売、ISBN 4-06-324518-7
- 第三部「デス・バスターズ編」の原画50点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 『美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.IV』1996年8月22日発売、ISBN 4-06-324519-5
- 第四部「デッド・ムーン編」の原画50点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 『美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.V』1997年8月18日発売、ISBN 4-06-324522-5
- 第五部「セーラースターズ編」の原画45点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 『美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.∞』1997年6月30日発売、USAG I-00-000000-0I(同人誌)
- 「美少女戦士セーラームーン」の一部声優・アニメーター作のイラストを収録。武内直子作の一部企画設定稿も収録。
- 『美少女戦士セーラームーン 設定資料集』1999年9月22日発売、ISBN 4-06-324521-7
- 第一部「ダーク・キングダム編」の原画46点を収録。武内直子作の「アニメバージョン!」と「美少女戦士セーラームーン第一部 オールキャラクター」も収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 第二部「ブラック・ムーン編」の原画43点を収録。武内直子作の「美少女戦士セーラームーン第2部 オールキャラクター」も収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 第三部「デス・バスターズ編」の原画50点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 第四部「デッド・ムーン編」の原画50点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 第五部「セーラースターズ編」の原画45点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
- 「美少女戦士セーラームーン」の一部声優・アニメーター作のイラストを収録。武内直子作の一部企画設定稿も収録。
原画集CD
- 『美少女戦士セーラームーン スクリーンセーバー』、ISBN 4-06-208387-6
- 初期作品から最新作までに原画の中から、39点を収録。
- 『美少女戦士セーラームーン フォトCD原画集1 ダーク・キングダム編』、ISBN 4-06-207451-6
- 書籍版第1册「ダーク・キングダム編」から原画55点を収録。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。キャラクター別と掲載号に検索可能。
- 『美少女戦士セーラームーン フォトCD原画集2 ブラック・ムーン編』、ISBN 4-06-207452-4
- 書籍版第2册「ブラック・ムーン編」から原画52点とフォトCD版のみに収録。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。キャラクター別と掲載号に検索可能。
- 『CD-ROM原画集 美少女戦士セーラームーン(Windows & Macintosh)』、ISBN 4-06-207788-4(Win)、ISBN 4-06-207242-4(Mac)
- 書籍版第1册・第2册から原画を収録。キャラクター別、掲載号別に原画を検索可能。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。おまけ特典「麻布十番、天王洲などのイメージ風景」も収録。
- 初期作品から最新作までに原画の中から、39点を収録。
- 書籍版第1册「ダーク・キングダム編」から原画55点を収録。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。キャラクター別と掲載号に検索可能。
- 書籍版第2册「ブラック・ムーン編」から原画52点とフォトCD版のみに収録。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。キャラクター別と掲載号に検索可能。
- 書籍版第1册・第2册から原画を収録。キャラクター別、掲載号別に原画を検索可能。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。おまけ特典「麻布十番、天王洲などのイメージ風景」も収録。
参考文献・関係資料
- 只野満仲・徳田兼二 『SAILORMOON SPECULATE』キネマ旬報社、1994年12月発売、ISBN 4-87376-114-X
- セーラームーン・シスターズ 『好き好きセーラームーン』キネマ旬報社、1993年12月発売、ISBN 4-87376-073-9
- 十番街イレギュラーズ 『セーラームーンの秘密 美少女戦士たちのプライヴァシー』データハウス、1993年7月発売、ISBN 4-88718-162-0
- 十番街イレギュラーズR 『セーラームーンの秘密もっとR』データハウス、1993年12月発売、ISBN 4-88718-193-0
- 十番街イレギュラーズ・スーパーズ 『美少女戦士の研究 セーラームーン最後の秘密』データハウス、1995年12月発売、ISBN 4-88718-263-5
オフィシャルブック
- 『セーラームーン オフィシャルファンブック (SAILOR MOON OFFICIAL FANBOOK)』1993年なかよし付録、非売品
- 『美少女戦士セーラームーン 20周年記念BOOK』講談社、2016年10月20日発売、ISBN 978-4-06-364997-0
ノベライズ
- 池田美代子『小説 美少女戦士セーラームーン』、レーベルは青い鳥文庫、全3巻
- 「選ばれた戦士」2018年6月23日発売、ISBN 978-4-06-511926-6
- 「月の王国のプリンセス」2018年11月24日発売、ISBN 978-4-06-513730-7
- 「聖なる戦い」2019年3月16日発売、ISBN 978-4-06-515023-8