群青シネマ
題材:映画,
舞台:高度経済成長期の日本,高等学校,
以下はWikipediaより引用
要約
『群青シネマ』(ぐんじょうシネマ、英題:Last Summer Cinema)は都戸利津による日本の漫画作品。『別冊花とゆめ』(白泉社)にて、2009年8月号から2010年6月号にかけて連載された。全9話。コミックスは同社の花とゆめコミックスレーベルより全2巻。
あらすじ
1961年夏。四国の瀬戸内地方にある全寮制の男子高のイタズラ3人組の朝日・たまき・京一郎は、東京の大学の研究室へ行ってしまった恩師の水野を驚かせようと、8ミリカメラによる映画の自主制作を思いつく。失敗を繰り返しながらも懸命に取り組む3人。だが、3人の絆に暗雲が立ちこめ始める。
主な登場人物
里見 たまき(さとみ たまき)
弥方 京一郎(やかた きょういちろう)
作風
本作には1980年代の白泉社少女漫画らしい雰囲気があり、登場人物たちの意図と違った意外な評価が描かれた「男子が主人公の、ピュア少女マンガ」である。白泉社系の少女漫画作品では男子の主人公が多く見られるが、「性と暴力」の生々しい表現や「勝利」を重要視しない傾向があり、本作もそれに当てはまり、描かれていない。
四国地方が舞台となっているが、作者の都戸によると「8ミリの説明とモノローグを方言でやると読みづらいかも」という理由により登場人物が方言を話していない。
書誌情報
- 都戸利津 『群青シネマ』 白泉社〈花とゆめコミックス〉、全2巻
- 2010年1月25日初版発行(1月19日発売)、ISBN 978-4-592-19091-2
- 2010年8月25日初版発行(8月19日発売)、ISBN 978-4-592-19092-9
- 読み切り「大町くんの思い出」(初出:『別冊花とゆめ』2005年5月号)を同時収録
- 読み切り「大町くんの思い出」(初出:『別冊花とゆめ』2005年5月号)を同時収録