聖クレア・ファンタジー
舞台:高等学校,
以下はWikipediaより引用
要約
『聖クレア・ファンタジー』は小林弘利によるファンタジー小説。イラストは大嶋繁。 「聖クレア・ハイスクール」に集った少年・少女達を生き生きと描いた、全4巻のシリーズ。他に1冊の外伝がある。
あらすじ
主な登場人物は由季・邦彦・浩一の三人が高校3年間で体験する物語を、1年ごとに追っている。 1巻では1年生時、2巻では2年生時、3巻では3年生時、4巻では2年時の修学旅行が描かれている。 番外編にあたる作品では卒業後の彼らの活躍を描く。
登場人物
聖クレア関係
安登見 由季(あとみ ゆき)
矢野 邦彦(やの くにひこ)
松戸 浩一(まつど こういち)
身長は標準で、やや体格がいい。バクテリアをこよなく愛し、肉眼で認識が可能で会話もできる。自分の部屋でもバクテリアを入れたケースが山積みになっている。
「月が魔法をかけた夜」ではこの能力を活かし、秋の体の壊された細胞を再生するバクテリアの開発に成功した。ただしこれは全くの偶然で、外での犬の暴走に驚き思わず彼が窓を開けた所、やはりそれに驚いた猫が窓から乱入、机の上で暴れ回った結果である。ただしさすがにこの事は彼自身由季達には言えないでいる。
由季達とは中学からずっと一緒のクラス。部活動は微生物研究部だが、2巻で今日子と詩織が入部するまで部員は彼一人だった。部室は使われていない階段の踊り場。
その力が認められ、3年時の夏休みでは既に微生物研究所で研修生として働いている。卒業後は更にパスツール研究所に招かれた史上最年少研究員となっている。
笹本 今日子(ささもと きょうこ)
神崎 詩織(かんざき しおり)
山岸(やまぎし)
小長井 俊也(こながい としや)
デイリー・タイムス関係
その他
由季の母
単語
聖クレア・ハイスクール(せいくれあはいすくーる)
ただ生徒達にとっては居心地のいい場所で、その環境が彼らのやる気を刺激し、大学という4年間の寄り道よりも自分が持った夢に向かっての直線道路を選ばせるからこその進学率の低さである。
3巻で今日子は詩織にこの学校を生徒達を七色の色、様々な色に変化させるプリズムだと表現している。
デイリー・タイムス
由季や山岸の勤務先。
タイトル及び内容
月が魔法をかけた夜
(ISBN 408610802X)
由季達はたまたま訪れた新聞部の部室で3年生の柴田から、恋人である秋の心変わりに関する調査を依頼される。 色々と調べていく中、3人は秋に秘められた大きな秘密を知る事になる。一方町では狂犬が徘徊する一方、もう一つ得体の知れない動物が出現していた。
登場人物
柴田(しばた)
平沢 秋(ひらさわ あき)
浩一の活躍で体内の壊された細胞は何とか治癒に向かうが浩一自身「完治するのに何年、何十年かかるかわからない」と言われていた。しかし嬉しい計算違いが起き、彼女のこの病は約2年後に完治する。
ラッキー
保健所に捕縛されるが浩一に睡眠薬を投与され、その後も継続的に投与する事により寿命が訪れるまで眠り続ける事で処分を免れる。その後は町を出る事を決めた柴田と秋に引き取られ、二人の元で余生を送る。
風と天使が踊る夏
(ISBN 4086108674)
夏休みを利用して聖クレアではプール工事が行われていた。しかし夏休み最終日、校庭からなんと第二次世界大戦中日本の空を脅かせたB29が発掘される!!そして翌日、二学期が始まった校内で、校庭で、そして町内で次々と正体不明の何者かによっての破壊活動が起こる。 狩場悠二、デイリータイムスがここで初登場。
虹の彼方に続く道
(ISBN 408611075X)
夏休み真っ盛り。自室で由季は突然の腹痛・虫垂炎に襲われる。不幸にも日曜日だった為あちこちの病院をたらい回しにされるが、やっと辿り着いた病院で執刀にあたった医師は彼女をみて驚愕する。彼の妻は妊娠中事故に遭遇し植物状態となっていた。そして彼女と由季は非常によく似ていたのだ。 彼女の胎内の子供が絶望視される中、彼は由季の盲腸からクローン人間を作ってしまう。
登場人物
ユキ
抑制剤を打たなければそのまま死を待つだけだという事を本能的に悟るが、「自分にとって大切な人」を探して、偶然会った山岸と共に様々な人々の所へ訪れる。彼女にとって「いちばん大切な人」、それは最後の最後で会うことが出来た由季だった。
旅の神話をつなぐ空
(ISBN 4086112205)
2年生の秋、由季達は琵琶湖畔へと修学旅行へやってきた。そこには怪しい男女3人連れとアトピーを抱えた少女と母親、そして行方不明になった婚約者を探す女性とその友人、そして親類の結婚式に出席中の筈の山岸までやってきて辺りはにぎやかになって行く。 そんな中、この世界に居るわけがない者、中世の騎士、恐竜、ドイツ軍までが現れて由季達は調査に乗り出す事に。
夢の秘宝に変わる花
(ISBN 408611318X)
聖クレアで行われた同窓会、そこで由季は詩織から瑛子という後輩を紹介され、彼女の父親の捜索を依頼される。 一方デイリータイムスでは怪盗チャンス・ロンリーから「RAYブロック」という宝石を盗むという犯行予告が届いていた。そのRAYブロックを作った人物こそ、瑛子の父親だった事から、由季達は事件に関わって行くことになる。
登場人物
川下 瑛子(かわした えいこ)
川下 洋介(かわした ようすけ)
ある日突然失踪し、その失踪直前には知り合いの医院にかかっていた事までは判明していた。
チャンス・ロンリー
日本に現れた挨拶として「皆があっというもの」を盗むと宣言したが、盗まれたのは聖クレアの近くのファミリーマート。彼曰く、「悲劇の底から這い上がろうとする美」がそこに存在するらしいが、平山店長にはとんだ災難だった。
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