聖刻群龍伝
小説:聖刻群狼伝
著者:千葉暁,
出版社:中央公論新社,
レーベル:C★NOVELSファンタジア,
巻数:全4巻,
小説:聖刻群龍伝
著者:千葉暁,
出版社:中央公論新社,
レーベル:C★NOVELSファンタジア,
巻数:全23巻+外伝5,
漫画:聖刻群龍伝
原作・原案など:千葉暁,
作画:藤井英俊,
出版社:中央公論新社,
巻数:全2巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『聖刻群龍伝』(せいこくぐんりゅうでん)は、千葉暁作のロボット・ファンタジー小説。
概要
中央公論新社にて1997年から刊行されている。メインイラストレイターは藤井英俊。シリーズの序章であり、1996年から1998年にかけて刊行された聖刻群狼伝についても本項で扱う。
舞台である西方西部域は、中世ヨーロッパに似た封建制社会である。操兵と練法師を除けば文明水準も同じくらいだが、数十年後の東方と中原が舞台である聖刻1092のように神々が主役ではなく、あくまで神に翻弄される人間たちの苦悩や生き様を描いている。そのためロボットの戦闘シーンだけでなく国家の興亡や陰謀、政治思想などが描かれている架空戦記でもある。
「龍虎の刻」1巻の時点ではこれが最終章とされていたが5巻まで続いても完結せず、最終的に「龍睛の刻」4巻で完結した。
ストーリー
聖刻群狼伝
聖刻群龍伝 西方大陸篇
聖刻群龍伝 昇龍の刻
聖刻群龍伝 亢龍の刻
聖刻群龍伝 龍攘の刻
聖刻群龍伝 龍虎の刻
聖刻群龍伝 龍睛の刻
登場人物
八匹の龍
デュマシオン・イスカ・コーバック
主人公。愛称ディア。イシュカーク第二公子であり故国解放後に国主となった。見た目は平凡な青年。人を引き付ける魅力と戦の才能はあるが、父親からは愛されず家臣からも軽んじられて育ったため自信が欠けている。また非情になれきれない性格のため窮地に陥りやすく、一時は引きこもりになって前世である古代の悪霊に乗っ取られかけたこともあった。その危機もローエンの犠牲によって克服し、完全に成熟した大人になった。克服後は結婚し子供をもうけ、乱世の西方西部域を安定させるべく他国の雄たちと戦っている。
サイオンの神聖ロタール帝国を打ち破り、レクミラーの第二帝国と西方西部域を二分する新ロタール連邦の議長となって、新しい時代に向けた政策を進めている。
乗機は群狼伝では「ソレイヤード」、群龍伝では「王者の操兵(ルーヴェン・ブロイ・アイネス)」。ただし当人はこの正式名称を好まず、改めて「ソレイヤードII世」と命名・呼称している。
ガイザス・ナカーダ・ドライアーン
サイオン・トゥール・アウスマルシア
レクミラー・エリダ・ゴーディス
エリダーヌ国主。傲岸不遜な覇王で、国内では崇拝され国外では警戒されていた。サイオンが死に新ロタール連邦が建国されると、エリダーヌとその従属国からなる第二帝国を建国し、初代皇帝に即位する。
他の八匹の龍は見下していたが、デュマシオンはライバルと見なした。直接対決こそなかったが、陰では敵対行動や支援を行い、自分と互角の力を持つまでに成長することを楽しんでいた。帝国崩壊後、全面対決すると思われていたが、重病で消息不明となって、ようやく復帰すると模擬演習にデュマシオンを呼び寄せ、決闘して死亡した。
龍の王のことをよく知り、龍の王に事ある毎に誘惑されていたが、はねのけて相手にしなかった。
乗機はエリダーヌ国正式重操兵「ドライドン」と素体を同一にする王専用機「獅子心王(ウルク・ギルガメッシュ)」。
タイロン・ドレーバ・ラングリッド
ソーキルド・デラ・モンデート
ハダート・ヒクソス・オライオン
デュマシオンの家臣
ローエン・ユーディス
デュマシオンの乳兄弟で、最も信頼する忠臣であり剣の師でもある。文武両道に優れ「操兵闘技大会」個人戦2回優勝の実力を持ち、その実績により(一代限りのものではあるが)帝国騎士の称号を持つ。剣の名声は帝国中に知れ渡っており、辺境の小国イシュカークを知らなくとも、ローエン・ユーディスの名を知らない者はいないとまでいわれる。駐在武官として帝都ルーフェンに長期間勤めていたことから、イシュカーク貴族の中では比較的広い視野と見聞を持っているが、ルーファスやサライといった外国から招いた家臣には見劣りすることに思い悩むようになる。
乗機は操兵闘技大会優勝の恩賞として下賜された青い操兵「ラシュード」、群狼伝においてデュマシオンが手に入れた古操兵「金虎の操兵(ゴルト・ティーガ)」。
ルチャ
フィーン・ランツェン
サライ・ランツェン
エアリエル
アグライア
ミア・スィクローヌ
コーバック家
オラスト・イスカ・コーバック
ラオダメイア・イスカ・コーバック
コラム・イスカ・コーバック
神聖ロタール帝国
ルース・ルーファス
練法師
アーシェラ・アレイ・ベール
デュマシオンの幼馴染。もともと龍の王に仕える練法師匠合至高の宝珠の練法師「紅玉(ピゾー)」として育て上げられたが、デュマシオンが自らの配下を得るための旅に出る際、練法師としての法に縛られることを嫌がって自ら間者に身を落とし、下部組織である黒き刃の頭首としてデュマシオンの影になって仕える。
「火」の練法を得意とする。
乗機は「シャール・シンマ」。元々は練法師としてのアーシェラに匠合から与えられた呪操兵であるが、間者に身を落としたことで操れなくなった為、仮面をそのままに陰行機の機体に装着することで、間者としてのアーシェラにも操れるように調整された軽量級狩猟機である。物語の進行に伴って機体は呪操兵に戻ったり、また陰行機に変わったりしているが、仮面は同じ物を使用しているため、機体名は常に「シャール・シンマ」のままである。
アモル・アル・ベール
サルディス
工呪会
イザーク・ラドラ
用語
龍の器
古シュルティ文明
シュルティ古操兵
バルーザ人
国家
イシュカーク
ナカーダ
エリダーヌ
神聖ロタール帝国
龍の帝国
操兵
ソレイヤード
ソレイヤードII世
歩の操兵
銀熊の操兵(シルバ・スティーア)/金虎の操兵(ゴルト・ティーガ)/槍の操兵(ウォーゼル・クラー)
フォルケ・グラーフ
翼と鉤爪を持つ四肢を備えた、所謂「ドラゴン」に似た形状をしている。炎を吐く能力があると後書きで言及されているが、劇中で用いられたことはない。
フォルケ・ロー
グラーフと事なり「手」を持たない、所謂「翼竜」に似た形状をしている。足の鉤爪以外には、これといった武装は持っていなかったが、後に鉄球の発射装置が追加装備される。
ガルディーネ・ドラウ
長い首を持つ、所謂「首長竜」に似た形状をしており、その頭部から放つ高圧の水流で敵を攻撃する。
ガルディーネ・ウー
人馬操兵(ケントゥーリオ)
人馬重操兵(ヴァルード)
既刊一覧
- 聖刻群狼伝1 1996年7月 ISBN 4125004226
- 聖刻群狼伝2 1996年10月 ISBN 4125004331
- 聖刻群狼伝3 1997年5月 ISBN 4125004641
- 聖刻群狼伝4 1997年7月 ISBN 4125004854
- 聖刻群龍伝1 西方大陸編 ISBN 978-4125005096
- 聖刻群龍伝2 西方大陸編 ISBN 978-4125005157
- 聖刻群龍伝3 西方大陸編 ISBN 978-4125005577
- 聖刻群龍伝4 西方大陸編 ISBN 978-4125005775
- 聖刻群龍伝 昇龍の刻1 ISBN 978-4125006024
- 聖刻群龍伝 昇龍の刻2 ISBN 978-4125006567
- 聖刻群龍伝 昇龍の刻3 ISBN 978-4125006772
- 聖刻群龍伝 昇龍の刻4 ISBN 978-4125007267
- 聖刻群龍伝 亢龍の刻1 ISBN 978-4125007427
- 聖刻群龍伝 亢龍の刻2 ISBN 978-4125007601
- 聖刻群龍伝 亢龍の刻3 ISBN 978-4125008042
- 聖刻群龍伝 龍驤の刻1 ISBN 978-4125008325
- 聖刻群龍伝 龍驤の刻2 ISBN 978-4125008530
- 聖刻群龍伝 龍驤の刻3 ISBN 978-4125008912
- 聖刻群龍伝 龍驤の刻4 ISBN 978-4125009827
- 聖刻群龍伝 龍虎の刻1 ISBN 978-4125010137
- 聖刻群龍伝 龍虎の刻2 ISBN 978-4125010748
- 聖刻群龍伝 龍虎の刻3 ISBN 978-4125012797
- 聖刻群龍伝 龍虎の刻4 ISBN 978-4125012896
- 聖刻群龍伝 龍虎の刻5 ISBN 978-4125012919
- 聖刻群龍伝 龍睛の刻1 ISBN 978-4125013039
- 聖刻群龍伝 龍睛の刻2 ISBN 978-4125013107
- 聖刻群龍伝 龍睛の刻3 ISBN 978-4125013152
- 聖刻群龍伝 龍睛の刻4 ISBN 978-4125013633
- コミック聖刻群龍伝1 ISBN 978-4120030826
- コミック聖刻群龍伝2 ISBN 978-4120031175
電子書籍
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