背の眼
以下はWikipediaより引用
要約
『背の眼』(せのめ)は、道尾秀介による日本のホラー小説、及びそれを原作とする2012年のテレビドラマ。
概要
小説家を目指し、“10年経っても芽が出なかったら諦めよう”と決めていた作者が、10年目に書き上げた初めての長編作品で、第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した、作者のデビュー作。「真備シリーズ」の1作目。
2008年に小池ノクト作画で漫画化され、『コミックバーズ』(幻冬舎)にて連載された。単行本は全3巻。
2012年に「BS日テレ ドラマ・プレミア 真備庄介霊現象探求所シリーズ 背の眼」としてテレビドラマ化される。
あらすじ
――レエ……オグロアラダ……ロゴ……
福島県白峠村を訪れた作家の道尾秀介。村ではここ数年、児童の神隠し事件が起こっているという。河原を散策していると、妙な声が聞こえてきた。そこは、神隠し事件で最初にいなくなった少年の切断された頭部だけが流れ着いた場所だった。この声は少年の霊の声なのか、気味の悪くなった道尾は、予定を切り上げて東京へ帰り、霊現象を探求する友人・真備庄介に相談を持ちかける。
同じ頃真備は、白峠村とその隣町・愛染町で相次いだ自殺者の友人・上司たちから似たような相談を受けていた。死ぬ直前に撮っていた写真に写る彼らの背中に奇妙な眼が写り込んでいる、自殺する理由は何もなかった、その眼が自殺を引き起こしたのではないかというものだった。
なぜ眼だけが写ったのか、道尾が聞いたゴビラサという言葉の意味とは……。
登場人物
真備 庄介(まきび しょうすけ)
道尾 秀介(みちお しゅうすけ)
北見 凜(きたみ りん)
歌川 春芳(うたがわ はるよし)
呂坂 幹男(ろさか みきお)
書籍情報
いずれも幻冬舎より刊行
- 単行本:2005年1月20日発行 ISBN 4-344-00731-X
- ノベルス:2006年1月26日発行 ISBN 4-344-00923-1 C0293
- 文庫本:2007年10月4日発行 (上):ISBN 978-4-344-41036-7 / (下):ISBN 978-4-344-41037-4
- 漫画
- 第1巻 2009年1月24日発行 ISBN 978-4-344-81538-4
- 第2巻 2009年7月発行 ISBN 978-4-344-81693-0
- 第3巻 2010年1月発行 ISBN 978-4-344-81848-4
- 第1巻 2009年1月24日発行 ISBN 978-4-344-81538-4
- 第2巻 2009年7月発行 ISBN 978-4-344-81693-0
- 第3巻 2010年1月発行 ISBN 978-4-344-81848-4
テレビドラマ
2012年3月31日、「BS日テレ ドラマ・プレミア」にて放送。
キャスト
- 真備庄介 - 渡部篤郎
- 道尾秀介 - 平山浩行
- 北見凜 - 成海璃子
- 歌川秋子 - 森脇英理子
- 白い女 - 街田しおん
- 溝之木亮平 - 山崎竜太郎
- 山岸 - 本田博太郎
- 歌川春芳 - 佐戸井けん太
- 糠沢長次 - 竜雷太
- 真下有紀、小野敦子、剣持直明、中西龍雅、橋本智哉、河原田ヤスケ、伊藤圭 ほか
スタッフ
- 脚本 - 清水友佳子
- 演出 - 小松隆志
- 音楽 - 仲西匡
- ED - 奥華子「悲しみだけで生きないで」
- サウンドデザイン - 石井和之
- 音響効果 - スポット
- 技術協力 - アップサイド、ブル
- 美術協力 - テレビ朝日クリエイト
- 照明協力 - サンライズアート
- CG - イレブングラフィックス
- 編集協力 - バウムレーベン
- ロケ協力 - 恵那市、瑞浪市、相模原フィルムコミッション、岐阜フィルムコミッション、明知鉄道 ほか
- プロデュース - 新井久子、浅井千瑞
- 製作著作 - BS日テレ、メディアミックス・ジャパン