漫画

脳外科医 竹田くん


舞台:医療機関,

漫画

作者:「脳外科医 竹田くん」製作委員会,

出版社:

掲載サイト:https://dr-takeda.hatenablog.com/,

発表期間:2023年1月 -,

話数:142,



以下はWikipediaより引用

要約

『脳外科医 竹田くん』(のうげかい たけだくん)は、2023年1月からブログサービスの「はてなブログ」で連載されているWEB漫画であり、医療系の「ホラー漫画」とも評されている。架空の地方都市である赤池市にある市民病院で、未熟な手術技術により様々な医療事故を起こす脳神経外科医の竹田と、その竹田の上司でありながら彼に翻弄される「僕」こと古荒の姿を描いている。2023年連載中の時点で作者は明らかになっておらず、クレジットは「脳外科医 竹田くん」製作委員会になっている。

兵庫県の赤穂市民病院で過去に起こった医療事故がモデルになっているといわれ、手術エピソードや患者の後遺症などの描写は現役の医師からみても「病院関係者が制作協力しているとしか思えないほどリアル」「関係者の方がまず間違いなく関わっている」と評されている。

地名や病院名だけでなく登場人物の名前やキャラクターデザインも実在する関係者からとっていると思われ、赤穂市民病院で医療事故を相次いで起こした男性医師やその上長の個人情報がインターネット上で拡散される事態も発生した。

あらすじ・構成

全三部である。第一部「医療事故篇」(1話-55話)では竹田が市民病院に着任してから様々な医療事故を起こす過程を、第二部「野望篇」(56話-106話)では事故を連発したことが原因で冷遇される竹田が、失地回復のために様々な行動に出る様子を、第三部「隠蔽工作篇」(107話-142話)では竹田の起こした医療事故が全国報道され、脳神経外科学会から市民病院自体が処分を受けた顛末を描く。

主な登場人物
赤池市民病院
脳神経外科

竹田 (たけだ)

脳外科医。滋賀の医局に所属していたがフリーの身分である。
口は上手いが止血が出来ない、カテーテルを雑に扱う、腰椎の構造を理解していないなど外科医としての技術が根本的に未熟であり、患者への思いやりも薄い。それゆえ滋賀の医局を破門され(医局の教授曰く「史上最低の医師」)、前に勤務していた京都の病院では手術を許可されなかった。赤池市民病院でも劇中で11件もの医療事故を起こしたため、臨床工学技士らに「殺人行為に加担したくない」と手術の参加を拒否され、看護師らに「あいつのせいで(被害に遭った)患者の世話が大変」「自分の家族を診せたくない」と称される。
相次ぐ事故により病院側から手術禁止処分を受け、もとより悪かった職員らとの関係や勤務態度が更に悪化。遂には弁護士を雇って病院と上司の古荒ら病院関係者をパワハラで訴える。
古荒 (こあら)

脳外科長。ベテランの脳外科医だがお人好しなところがある。
当初は名だたる脳外科医が指導を放棄した竹田を教育することに使命感を持っていたが、それにより彼の起こすミスに対し甘くなってしまい、自分の患者をも執刀させ脳死状態(のちに死亡)にさせてしまうなど連続医療事故を止められなかった。
竹田の手術禁止処分の後、外部有識者として手術動画を見たかつての指導医に叱責され事態の重さを理解するが、部屋の鍵を取り戻そうとした竹田と揉み合いになり、彼が転倒したため訴訟を起こされる。
山崎

脳神経外科に所属。竹田、古荒の同僚。

病院職員

富士

院長。
黒石

副院長、医療安全推進室長を兼務する。
森中

医療安全推進室の職員。
杉下

医療安全推進室の職員。
野洲

臨床工学技士の技師長。
銀谷

医療秘書。
陰濱

看護師。
院沢

看護師。
(氏名不明)看護師長

看護師長。

研修医。
金田

研修医。
東出

事務局長。
芝井

医療課長

医療関係者

浅尾

脳外科医、竹田の前職場である京都の病院に所属。
海崎

滋賀の医科大学の教授、竹田の指導医。
薬師丸

黒石の知人、脊髄の専門医。
坂下

赤池中央病院の職員。
東郷

総合医療センターの職員。

報道関係者

(氏名不明)記者A

地元新聞A社の編集長。
(氏名不明)記者B

地元新聞B社の記者。
(氏名不明)大手メディア記者

大手メディア記者

その他関係者

赤松

赤池市の市長。
不破

弁護士。
(氏名不明)竹田の父親

竹田の父親

医療事故(医療過誤)の被害者

被害者A

氏名不明 07月 30代女性 脳腫瘍摘出術→8割遺残→生還
被害者B

氏名不明 09月 80代男性 水頭症診断(不確定?)→嚥下機能障害
被害者C

氏名不明 09月 ??代男性 三叉神経痛(手術が不必要?)→聴力障害
被害者D

氏名不明 09月 90代女性 脳塞栓症→カテーテル穿孔に起因する頭蓋内出血→死亡退院
貝山(被害者E)

10月 75歳女性 頸部脊柱管狭窄症→四肢麻痺
被害者F

氏名不明 ??月 ????? カテーテル手術→手術時間超過による大量被爆
被害者G

氏名不明 年末? 80代男性 脊髄手術(前方より)→嚥下機能廃絶
被害者H

氏名不明 01月 60代男性 脳室腹腔シャント術→チューブ遺残、心臓腔内に迷入
福永(被害者I)

01月 74歳女性 後方減圧椎弓切除術→歩行困難+膀胱直腸障害と+神経障害性疼痛
冬国(被害者J)

02月 ????? 脳腫瘍摘出術→(脳破壊?)心停止
被害者K

氏名不明 0?月 80代女性 カテーテル手術→脳穿孔→死亡退院
被害者L

氏名不明 03月 80代女性 脳室腹腔シャント術→肺挫傷
被害者M

氏名不明 夏? ????? カテーテル手術→容態悪化
被害者L

氏名不明 ??月 重症患者 竹田が赤池市民病院を退職した後の初患者。
カテーテルを静脈と動脈の双方に入れるはずが、誤って2本とも動脈に入れてしまう。被害者Kのように乱暴な挿入はしなかったものの、誤挿入の後に思いっきり(乱暴に)引き抜いたためカテーテルが千切れて動脈内に残留。患者の容態回復後に別の心臓血管外科医が抜去した。
本件について病院は医療過誤扱いになっている模様。