小説

落語娘


題材:落語,



以下はWikipediaより引用

要約

「落語娘」(らくごむすめ)は、永田俊也の小説。2005年に講談社より刊行された永田俊也のデビュー単行本『落語娘』収録作。女性落語家を主人公とした作品。

および、それを原作として日本で2008年8月に公開された映画作品。

あらすじ

叔父の影響で12歳の時に落語に目覚めた香須美は、プロの落語家を目指しひたすら落語に励んでいた。大学の落研で学生コンクールを総なめにして、古典の名手・三松屋柿紅の門を叩いたが、入門を断られてしまう。そんな香須美は、三々亭平佐に拾われて、なんとか前座になるのであった。しかし、平左は業界でも札付きの問題児で、一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしたり、遊びでこさえた借金を押し付けてくる始末。ついに寄席にも出入り禁止状態に…。そんな時、香須美は落研の後輩でスポーツ紙の記者をしている清水から、平左が「緋扇長屋」に挑むという話を聞く。実はこの噺は、関わった噺家が次々と怪死を遂げたために封印された、曰くつき呪われた落語だった。

登場人物
書誌情報
  • 落語娘(2005年12月12日、講談社、ISBN 978-4-06-213220-6、「ええから加減」を併録)
  • 落語娘(2008年6月13日、講談社文庫、ISBN 978-4-06-276004-1、「ええから加減」を併録)
映画

中原俊監督、ミムラ主演により映画化され、日活配給により2008年8月23日に公開された。

キャスト
  • 三々亭香須美 - ミムラ
  • 三松家柿江 - 益岡徹
  • 古閑由香里 - 伊藤かずえ
  • 清水和也 - 森本亮治
  • 藤崎秀行 - 利重剛
  • 桔梗家金雀 - ベンガル
  • 上下家楽吉 - 大河内浩
  • 紺々亭喜多楼 - 勝矢
  • 椿家庵どん - 花ヶ前浩一
  • 蓮花亭笑佑 - 久保晶
  • 神崎 - 安藤彰則
  • 三松家順平太 - 若松力
  • 飄家志んじ - 高橋俊次
  • 少女・香須美 - 藤本七海
  • 芝川春太郎 - 金田龍之介(特別出演)
  • 竹花亭幸助 - 笑福亭純瓶
  • 清司 - 佐藤大介
  • お加世 - 河村春花
  • 捨五郎 - 武田秀臣
  • 花魁 - 園英子
  • 宮下ディレクター - 尾関伸嗣
  • 小梅婆さん - 中村まり子
  • 40年前の登志子 - 井上紀子
  • 安藤厚生労働大臣 - 峰岸徹
  • 評論家風の男 - なぎら健壱
  • 謎の男 - 春風亭昇太(特別出演)
  • 石田登志子 - 絵沢萠子
  • 三々亭平佐 - 津川雅彦
スタッフ
  • 監督:中原俊
  • 原作:永田俊也「落語娘」(講談社刊)
  • 脚本:江良至
  • 落語監修・指導:柳家喬太郎、隅田川馬石、柳家喬之助
  • 撮影:田中一成(J.S.C.)
  • 編集:矢船陽介
  • 音楽:遠藤浩二
  • 主題歌:JiLL-Decoy association「一途な星」(PONY CANYON)
  • 「落語娘」製作委員会:ポニーキャニオン、日活、衛星劇場、テレビ東京、ポニーキャニオンエンタープライズ
  • 制作:エクセレントフィルム
  • 配給・宣伝:日活株式会社
  • 特別協力:落語協会、落語芸術協会、上方落語協会
  • 宣伝協力:リベロ
関連商品

DVD
落語娘(2009年3月4日、ポニーキャニオン、PCBE-73219)