葛本さんちの四兄弟
漫画
作者:木下聡志,
出版社:集英社,
掲載誌:ジャンプスクエア,
レーベル:ジャンプ・コミックス,
発表期間:2008年,2009年,
巻数:全3巻,
話数:全12話,
以下はWikipediaより引用
要約
『葛本さんちの四兄弟』(くずもとさんちのよんきょうだい)は、木下聡志による日本の漫画作品。『ジャンプスクエア』(集英社)にて2008年8月号より2009年7月号まで連載された。話数カウントは「○超目」。
作品概要
ご町内の事件を解決する超理当番に任命された葛本四兄弟が超能力で解決するサクセスストーリー。 作者の前作『ドラゴノーツ-THE RESONANCE-』(原案:ドラゴノーツプロジェクト、原作:NAS)とは違い少年漫画の出で立ちだが、連載開始時から青年漫画に近い内容になっている。
登場人物
葛󠄀本家
超民の一家。両親がいなくなったことで、今の家族構成は一心・空次・未大・満夜の4人のみ。超理当番を任されることになるがアクシデントにより自宅を破壊されてしまい、お隣さんである桂木家に居候することになる(最終巻のおまけ書き下ろしによる3年後にて自宅が再建されている)。
葛本 空次(くずもと そらじ)
本作のメイン主人公。葛本家の次男。テッペンボールとウノが大好き。白鳳学園中等部3年B組。年齢は14歳。通称「ソラ」。
普段はどこか優柔不断でヘタレだが、熱血漢の性格を持つ。テッペンボールのギザスターレッドが身につけているゴーグルを着用している。未大からは疫病神と呼ばれているほどの犬猿の仲である。
美火子とは幼馴染であるが幼少時、不良に絡まれた際、超能力を使うと追放されてしまうという掟に縛られていた為、美火子に「アタシより強くなりなさい! アタシを守れる男になりなさい」という条件でゴーグルを預けられてしまうが、美火子の因縁である二村敏光に絡まれた際に偶然身に着けてしまう。
能力は空気を自由自在に操る空気使い(エアリアル・マスター)であるが、能力の使い方が下手であるため通常はエア・リコーダー程度しか使えない。
葛本 未大(くずもと みひろ)
葛本 一心(くずもと いっしん)
桂木家
葛本家の隣家。
桂木 美火子(かつらぎ びびこ)
本作のメインヒロイン。桂木家の次女で空次の幼馴染。白鳳学園中等部3年B組。年齢は14歳。通称「ビビコ」。
幼少時は年相応の女の子だったが、現在は不良グループの女番長として舎弟を従えており、喧嘩も強く言動も勝気なものへと変わっている。怒るとモンスターの如く凶悪な顔になり、主にソラが瀕死寸前にまでブチのめされている。
しかしながら少女漫画を好むなど、内面自体は普通の少女である。空次に対しては恋心を抱いている様子だが、素直になれないところがある(所謂ツンデレ)。
とある理由によりソラのゴーグルを預けてしまう。因縁である敏光に絡まれ窮地に陥るが、空次の超能力で助けられる。
喧嘩の強さは私立にもかかわらず、校内では公認となっているようである。
桂木 海希(かつらぎ しいの)
桂木 恵実(かつらぎ えいみ)
超内会
藤影 揚羽(ふじかげ あげは)
橘 剛生(たちばな ごうき)
當麻家
當麻 王治郎(たいま おうじろう)
當麻 姫子(たいま ひめこ)
當麻家の次期当主である女の子で、(本人曰く)空次の許嫁。小柄な和風の美少女だが、空次達とは同い歳である。
幼少時はおしとやか且つ気の弱いだけの箱入り御嬢様であり、幼少時に出会った空次との交流によってどういう訳なのかは不明だが、空次をいじめることが大好きな超ドSの魔性に目覚めてしまい、力ずくで半ば強引に婚約(服従)させた。
しかしその内では空次に対する強い愛情と依存があり、空次から嫌われたり拒絶される事を強く恐れている。空次に彼の付けているゴーグルを渡す事を強く拒絶された際には、ショックのあまり号泣してしまっている。
能力は超覚醒(ブースター)。他者の超能力の効力を上げ、潜在能力を引き出す唯一無二の能力。その反面、身体を蝕む欠点がある。
敵
その他
蒲生 田子作(がもう たごさく)
梨田 慧人(なした けいと)
用語
茨城県當麻町(いばらきけんたいまちょう)
名前の由来は作者の出身地である奈良県當麻町(現・葛城市)から。
超内会(ちょうないかい)
超理当番(ちょうりとうばん)
鋼の掟
超理当番に科せられた掟の事。超民にとってこの掟は絶対であり正体がばれてしまうと當麻町を追放され、南極に隔離される。その後、身を密め孤独に余生を送る。主な掟は以下の通り。
単行本
ジャンプ・コミックスにて発売。