虹北恭助シリーズ
以下はWikipediaより引用
要約
『少年名探偵 虹北恭助の冒険シリーズ』(しょうねんめいたんてい こうほくきょうすけのぼうけんシリーズ)は、はやみねかおるによる推理小説シリーズ。講談社ノベルスより2000年から2009年にかけて刊行された。全5巻。挿絵・表紙絵はやまさきもへじ。やまさきの絵で漫画化もされた。
概要
虹北商店街にたたずみ、岩崎亜衣が後にバイトをする古書店「虹北堂」に、虹北恭助という少年が住んでいる。彼の渾名は「魔術師(マジシャン)」。商店街でおこった不思議な事件、日常の謎を、いとも簡単に解決しているからである。同じく虹北商店街に住む響子ちゃんをワトソン役に、彼の名探偵ぶりが描かれる。
主人公らは当初小学6年生で、「講談社ノベルス史上最年少!」「少年少女・新本格ミステリ」などの謳い文句で売り出された。
主要登場人物
虹北 恭助(こうほく きょうすけ)
野村 響子(のむら きょうこ)
若旦那
本名:清。商店街のカメラ屋「大怪獣」の店主。
映画(主に怪獣映画)を愛するあまり家業はほとんど番頭に任せてしまっている。虹北商店街振興会の企画で、商店街のプロモーションビデオを撮ることになった際、「名探偵はつらいよin虹北商店街」という怪獣映画と探偵映画、男はつらいよシリーズが混ざったような映画を製作し(協力者であるカフェのマスターと、イラストレーターの宮崎が金田一映画と「男がつらいよ」が好きだったため)、顰蹙を買うが、全く懲りておらず「名探偵はつらいよ」シリーズの続編はあと47作ある(とみられる)。度々恭助と響子を撮影に巻き込む。
なお、はやみねかおるの別シリーズの一編「怪盗クイーンと魔窟王の対決」にちらりと登場した謎の人物「ヤングマスター」とは、怪獣映画好きを自称していたことと名前からしておそらく同一人物だと思われる。
作品一覧
はやみねかおる著、講談社刊
- 『少年名探偵 虹北恭助の冒険』講談社ノベルス、2000年7月15日発行、ISBN 978-4-06-182138-5
- 『少年名探偵 虹北恭助の冒険』青い鳥文庫、2011年4月13日発行、ISBN 978-4-06-285211-1 (イラストが藤島康介に変更、おまけなど収録されていない)
- 『少年名探偵 虹北恭助の新冒険』講談社ノベルス、2002年11月5日発行、ISBN 978-4-06-182275-7
- 『少年名探偵 虹北恭助の新・新冒険』講談社ノベルス、2002年11月5日発行、ISBN 978-4-06-182287-0
- 『少年名探偵 虹北恭助のハイスクール・アドベンチャー』講談社ノベルス、2004年11月5日発行、ISBN 978-4-06-182402-7
- 『少年名探偵 虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件』講談社ノベルス、2009年8月19日発行、ISBN 978-4-06-182666-3
- 『少年名探偵 虹北恭助の冒険』青い鳥文庫、2011年4月13日発行、ISBN 978-4-06-285211-1 (イラストが藤島康介に変更、おまけなど収録されていない)
漫画版
やまさきもへじ画
- (旧版)『少年名探偵 虹北恭助の冒険 高校編』マガジンZKCDX、2003年9月22日発行、ISBN 978-4-06-334779-1
- (新版)『少年名探偵 虹北恭助の冒険 高校編』講談社BOX、2008年4月1日発行、ISBN 978-4-06-283662-3