漫画

蛍火の灯る頃に


漫画

原作・原案など:竜騎士07,

作画:小池ノクト,

出版社:双葉社,

掲載誌:月刊アクション,

レーベル:アクションコミックス,

発表期間:2015年12月25日 - 2018年2月24日,

巻数:全4巻,

話数:全22話,



以下はWikipediaより引用

要約

『蛍火の灯る頃に』(ほたるびのともるころに)は、原作:竜騎士07、作画:小池ノクトによる日本の漫画作品。『月刊アクション』(双葉社)にて、2016年2月号から2018年4月号まで連載。『蛍火の灯る頃に』のように、「灯」を赤文字で表記することもある。「頃に」シリーズの1作。

あらすじ

自堕落な生活を送っていた忠村幸人は、祖母の葬儀のために父親の故郷である【平坂村】を訪れることになった。過疎化が進むその村で、幸人は従兄弟や叔父たちと再会する。葬儀が終わり、一段落ついたかと思われたその晩、祖母の遺体が行方不明になる。これは村で起きる【怪異】の序章に過ぎなかった。

登場人物
本編

鷹野美代子(たかの みよこ)

オカルト研究者であり、旅人。日本各地のオカルト伝承を研究するのが趣味。ニ十本のお子様ランチの旗をお守りとして持ち歩いている。
同作者の作品『ひぐらしのなく頃に』に登場する鷹野三四と容姿や設定が酷似している。
忠村幸人(ただむら ゆきと)

忠村家長男で、正志の息子。26歳。社会人経験はあるものの、現在は無職。
忠村月(ただむら ゆえ)

正志の再婚相手の連れ子。19歳。祖母の遺産問題を引き起こした責任をつねに感じており、その影響で献身的で控えめな性格になった。
忠村正志(ただむら まさし)

幸人の実父であり、月の義父。
忠村信輝(ただむら のぶてる)

正志の弟。信輝・輝美・輝也の実父。正志と年齢が近いことにコンプレックスを抱いている。
忠村輝美(ただむら てるみ)

信輝の長女。26歳。
忠村輝也(ただむら てるや)

信輝の長男で、輝美の弟。24歳。
忠村常雅(ただむら つねまさ)

正志と信輝の弟。

プロローグ小説

ベルンカステル

奇跡の魔女。使いの黒猫を通して、ラムダデルタに新たなカケラを贈る。
ラムダデルタ

絶対の魔女。鷹野美代子を駒として選び、ベルンカステルのカケラにゲームとして参加する。

作風

ライター・編集者の五十嵐大によると、竜騎士07の『うみねこのなく頃に』や『ひぐらしのなく頃に』などはミステリーであるが、本作は本格的ホラーである。作画を担当している小池ノクトは、「ホラー界の旗手」とされている。作中の平坂村は黄泉比良坂を語源としており、「平坂村は、現世と黄泉の世界とが入り混じった空間になってしまっている」と、ホラー好きであればピンとくる内容である。主人公たちが危機的状況を脱する描写は、「サバイバルホラー的な側面」もあり、読者がハラハラさせられる作品となっている。

関連書籍
  • うみねこのなく頃に〜最後で最初の贈りもの〜(双葉社)

2015年12月18日発売、ISBN 978-4-575-30977-5
竜騎士07による『蛍火の灯る頃に』のプロローグ小説が収められている。同じ内容のものが、2017年3月11日より特設ページにて連載形式で公開された。

書誌情報
  • 竜騎士07(原作)・小池ノクト(作画)『蛍火の灯る頃に』双葉社〈アクションコミックス〉、全4巻
  • 2016年9月12日発売、ISBN 978-4-575-84848-9
  • 2017年3月11日発売、ISBN 978-4-575-84943-1
  • 2017年9月12日発売、ISBN 978-4-575-85027-7
  • 2018年4月12日発売、ISBN 978-4-575-85138-0