小説

許されざる結婚


題材:結婚,

主人公の属性:探偵,



以下はWikipediaより引用

要約

『許されざる結婚』(ゆるされざるけっこん、The Virgin Heiress は、1939年に発表されたエラリイ・クイーンの長編推理小説。原題は『ドラゴンの歯』(The Dragon's Teeth)で、のちに改題された。

内容

エラリーとボー・ランメルという青年は、共同で探偵事務所を開設した。依頼人となった億万長者のコール氏は、相続者は未婚の血縁女性に限るという内容の遺言書を残し、数日後、自らが所有するヨット上で不可解な死を遂げた。彼の財産を相続する姪、ケリーとマーゴが発見されたが、次々と怪事件がおこる。

主な登場人物
  • ボー・ランメル - 元弁護士の青年。エラリーと探偵社をはじめる。
  • エラリー・クイーン - 主人公の名探偵。
  • チャドマス・コール - 億万長者。
  • ケリー - コール氏の姪。
  • マーゴ - 同じくコール氏の姪。
  • ヴァイ(ヴァイオレット) - ケリーの女友達。
  • モニカ・コール・ショーン - ケリーの母。
特徴

エラリー・クイーンの長編では、最もユーモア色が濃い作品。クイーン2人の分業体制が、日本で不明確な時期には、「悲劇四部作とは違う書き手ではないか」という説もあった。

特記事項
  • 原題の『ドラゴンの歯』(The Dragon's Teeth)には、トリックやプロットのネタばれが含まれている。
日本語訳書
  • 『処女の跡取り娘』 井上勇訳(角川文庫、初版1962年)
  • 『許されざる結婚』 井上勇訳(角川文庫、改訂版1979年) ISBN 4-04-250702-6
  • 『ドラゴンの歯』 青田勝訳(ハヤカワ・ミステリ文庫、1978年) ISBN 4-15-070127-X
  • 『ドラゴンの歯』 宇野利泰訳(創元推理文庫、1965年) ISBN 4-041-01455-7