誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。
小説
著者:おかゆまさき,
出版社:アスキー・メディアワークス,
レーベル:電撃文庫,
巻数:全2巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。』(だれもがおそれるあのいいんちょうが ぼくのせんぞくメイドになるようです)は、おかゆまさきによる一連のライトノベル作品。イラストはosaが担当。レーベルは電撃文庫(アスキー・メディアワークス)。
概要
著者のおかゆまさき曰く、「究極のやきもき恋愛コメディ」。本作を書いたきっかけは、友人との会話の中で、ネタ出し会のようになっていた時に行き詰まり、「じゃあメイドをしたい欲望を抑えられない女の子と知り合って、秘密のメイド行為に振り回される主人公ならいいのか!?」という発言が突破口となり、そのまま作品にしたとのこと。また、本書が気に入った際は、友人のブログやTwitterでの拡散を希望しているとも書かれている。
本書はタイトルが長いことでも有名である。本書を略す際は「委員長メイド」または、「もがれる」となる。作者はどちらが正しいかは言及しておらず、作者自身も二つとも使用している。
登場人物
物語は基本的に透の一人称で進む。また、ところどころは三人称で進むことがある。
主要人物
浮原 透(ふわら とおる)
鈴木 未翠(すずき みすい)
透と同じクラスで、クラス委員長。「半月メガネに固く縛った三つ編みおさげ」という、いかにも委員長っぽい見た目をしている。
「規律の絶対零度(オーダー オブ アブソリュート ゼロ)」と名付けられるほど真面目な性格で、曲がったことを許さない。生徒だけでなく、教師にも注意をすることがある。このため、担任の菅原とはあまり仲が良くない。成績は優秀で、両親が外交官という関係上、英語・ドイツ語を操るトライリンガルでもある。
本人によると、委員長の姿は作り出したもので、本来の自分の姿はスピカの方が近いとのこと。声もスピカの時の声が地声で、委員長の時の声は作り出している。
小学生の頃から委員長をやっていた。最初はいやいやだったが、周囲の期待に応えようと努力していた結果、自分自身を見失ってしまった。ある時に、親戚のおじさんが経営しているメイドカフェで働かないかと誘われる。実際に働いた時に、今まで抱えていた気持ちが軽くなったことから、これから本当の自分の姿を見出した。それ以降は、ストレスの発散場所としてメイドカフェで働くが、透に正体がばれてしまったことからメイドカフェを辞めて、透の専属メイドとして働き出す。
最初はストレスを発散するために透の専属メイドをやるだけだったが、ストレスが強くなるに従って透への要求もエスカレートしていった。最終的に、学校でメイドカフェをやりたいと透に告げ実際に行うが、担任に見つかってしまい透と共に謹慎処分を受ける。自分自身のせいで透を巻き込んでしまったことの後悔から、スピカを失ってしまうが、透がクラス全員に掛け合い協力したことで、再びスピカを取り戻す。
得意料理は「ふにゃんふにゃんオムライス@にゃんにゃんたいむ付き」。
吹多くん(ふきたくん)
その他
『セミマン 〜余命一週間のヒーロー〜』(セミマン よめいいっしゅうかんのヒーロー)
既刊一覧