護衛神エイト
ジャンル:ファンタジー,
以下はWikipediaより引用
要約
護衛神エイト(ガーディアンエイト)は、吉崎観音の漫画作品。漫画雑誌『月刊少年ガンガン』の1997年13号から1999年5・6合併号まで連載、全5巻。
概要
基本的な筋立ては、エイトの成長譚である。謎の男No.64がハーバラ王国の姫ミリアにつかわした謎の少年エイトは頭が空っぽであるが、冒険、修行、出会い、戦いなどあまたの経験を通して学習、成長する。
この本筋に、物語の舞台であるハーバラ王国のある世界、ファンタジーゾーン(以下FZ)の秘密、謎の男No.64と謎の会社との抗争などの筋が、主人公エイトと関わりないところで展開し、物語に深みを加えている。
最終巻である第5巻の巻末に「予告編」と見られる描写があり、吉崎には続編の構想があった。
また、本編内容や人名・地名などに、様々な『ファミコン』へのオマージュを見て取れる。単行本でも作者がゼビウスについて熱く語っている(一戸建てを買って庭にゼビウスマップを作るのが夢)。
また地名には「ハーバラ城(=秋葉原)」「奥ダーマ(=奥多摩)」など東京の地名をもじったものもある。
ストーリー
プロローグ
パズル好きのハーバラ王国の王女ミリアの誕生日の日。王女は突如現れた謎の宅配便屋から謎のパズルを渡される。さっそくそのパズルを解きに掛かる王女だが、ほぼ同時刻に謎の三人組の攻撃を受けてしまう。砲撃にも眼もくれずパズルを解くのに夢中の王女。そしてパズルを解いた時、中から、『ミリアをまもるためにうまれた』というガーディアン エイト が現れ、三人組を撃退する。そして物語は始まった。
キャラクター
【】内は元ネタとなったゲーム機・ソフトの名称。
エイト
ガーディアン8号式。ミリア王女を守るように設定されている。最初は一切のデータを消された状態だったが、物語が進むにつれて人格・能力ともに成長を遂げていく。
この「成長機能」を搭載されたガーディアンはエイトただ一人である。他のガーディアンのように特別優れた能力が与えられた訳ではなかったが、最強のバトルドール・ゼロに勝つための「可能性」である。
より強くなるために、城にやってきた最強の武道家アーバンに弟子入りし、彼と共に奥ダーマに行き謎の少年ロックと出会い友達になる。ロックと共に修行し、自らの力を最大限引き出す「人派」の技術と雷気の力を習得。
急いで城に戻るも目の前で魔王の部下にミリアをさらわれ、アイスとバジリスの助けを借りて魔王の待つ「死の荒野」へ向かう。そこで封印を解かれたゼロ(=エドザック)と戦い、魔王と分裂したゼロから自分が「世界の可能性」だと告げられる。
ゼロが分解し、魔王はかつての力に加え「カガク」の力も得た理想の姿に進化する。エイトもゼロの意識と融合しマリオから魔法の力を譲り受け「バージョン8.0」へと進化、シックスやフォウ、トゥーなど他のガーディアンやNo.64、アイスといった多くの力を借りて最後の戦いを挑む。
得意技は「エイトくんキック」「アーバンボール」など。
ファ=ミリア【ファミリーコンピュータ】
アイス=クライミー【アイスクライマー】
バイトで入ってきた世話役。苦労人。エルフ。限定解除級魔法使いで、かつて魔王の配下だった魔獣四天王の3体を使い魔としている。
魔法使いとしては本作一の力を誇り、魔王と戦えるレベル。使用魔法は「魔壁」「豪破円盤」「拡散爆球」など多数。
百年前、エルフの魔法学校で悪行の限りを尽くしていたスチール三姉弟を死の荒野に追放。その際長女スチールに「若返りの呪い」をかける。
魔法や助言、部下の魔獣を使ってミリアやエイトを助ける。最終決戦では魔王との魔法戦に加え、「若返りの呪い」でコングをかつての勇者の姿にするなどの活躍を見せた。
筋肉質男性恐怖症なため、スチール三姉弟のアイアンやアーバンは苦手である。
読者とスタッフの間で一番の人気を誇る。
コングじい【ドンキーコング・スーパーマリオブラザーズ】
スチール
アイアン
エニアック
魔王
かつて世界を支配しようとし、勇者マリオに倒された魔王。「絶対魔法防御陣」「魔王陣式流星群」など強力な魔法を使いこなす。
実体を無くし虚空をさまよっていたが、エニアックと接触、融合しプログラム人格として復活。さらにバトルドール「ゼロ」にインストールされ肉体と「カガク」の力を得る。
その後ミリアを助けようと死の荒野までやってきたエイトと戦闘に入るも苦戦。P.D.Gをはじめ観戦者を失望させる。その後自己能力値を修正し戦いを有利にするが、器であるゼロ自身の意思が覚醒。自ら制御球を破壊し人格プログラムを分裂させ、殺戮の意思「ジェノサイド」へと進化する。
その後魔王としての意識を取り戻し、分解したゼロのデータを元に、過去の自らを超える究極の魔王の姿を作りあげ、再び世界を支配しようとする。
エニアックと融合して魔王エニアック、ゼロの肉体を得て魔王エドザックを名乗るが、自身の名前は作中に出てこず、「魔王」としか呼ばれない。かつて戦ったコングによれば「ギガデンジャラスゴデガンデボゲズラー」だというが真偽は不明。
ゼロワン&ゼロツー
フォー
シックス
ゼロ
No.64(ウィル・イッルス・トリッシムス)
ガーディアンシリーズの製作者。子供達や弱者のためにサイバドールを作るが、それをカンパニーに利用されそうになり、カンパニーを出し抜く画策をする。世界征服プログラム「エニアック」に密かに乱数因子(気まぐれ)を組み込み、魔王と融合する原因を作った。またバトルドール「ゼロ」に自身の意思を与えた。
謎の宅配便屋を名乗りハーバラ城に現れ、記録が消去され封印されたエイトをミリアに渡す。そしてエイトの成長を陰で見守る。
ゼロの封印が解かれ、エイトとの戦いになるとカンパニーへ反逆。抹殺のためゼロワン・ゼロツーが送りつけられるも機転により勝利。エイトと合流し魔王を倒す手助けをした。
戦いの後も元の世界へ帰らず(そもそもプロテクトがかけられ帰れないが)、奥ダーマのアーバン宅の隣に引っ越して暮らすようになる。
ドミナ
テン
アーバン・チャンプ【アーバンチャンピオン】
用語
サイバドール(ガーディアン)
5巻の巻末に11番目と見られるサイバドール、形式番号10が描かれている。
制御球(コントロールボール)
死の荒野
カンパニー
ファンタジーゾーン(FZ)【ファンタジーゾーン】
P.D.Gによるとカンパニーがその気になればFZ全てを消し去る事が可能。5巻の巻末にカンパニーの亡霊がFZに攻撃を仕掛ける場面が描かれている。
電脳空間
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