超ぽじてぃぶ! ファイターズ
以下はWikipediaより引用
要約
『超ぽじてぃぶ!ファイターズ』(ちょうぽじてぃぶ ファイターズ)は、2004年4月4日から2006年3月26日までテレビ東京・テレビ北海道で毎週日曜日17時15分から17時20分に放送されていた、北海道日本ハムファイターズを題材にしたアニメ番組。実在のプロ野球チームを題材にしたアニメ番組としては、2020年時点ではこれが最後に放送された作品である。
概要
1996年から2004年3月まで同枠で放送されていたファイターズ情報番組「超野球ファイターズ」を、ファイターズの北海道移転に伴い大幅にリニューアル。同時に北海道でのネットを開始した。原作は第2シリーズまでの監督である白土武。開始当初のストーリーは一話完結であったが、次第に連続性を重視するようになっていった。
ファイターズの選手を実名で登場させ、北海道のファンへの浸透を図ることが主目的でシーズン中は公式戦試合日程の告知が表示された。それに加え、タイトルの「超ぽじてぃぶ!」からもわかるように、どんな苦境に陥ってもくよくよしない、前向きに進んでゆくことの大事さを、野球を通して伝えていく。
登場人物も2〜3頭身が基本で子供向けショートアニメの体裁をとっているが、シリーズを追うごとに、『無駄に熱い登場人物』、『子供には分からないような小ネタ・パロディの挿入』、「ルールをほとんど無視した試合展開がなされる」、「登場人物が超人的能力を身に付ける」、「一部登場人物が過激な発言を繰り返したため出演停止になる」など『普通ではありえない展開が起こる』といった要素が次第に盛り込まれてゆき、結果的には2分半ながらもクオリティの高い作品に仕上がっている。中にはアニメ本編で起こった出来事が、現実で本当に起こってしまったものがある。
特に、岸誠二が監督に就任したシリーズでは上記の部分が色濃く出ており、さらに並木のり子が一人で九人、羽豆幸子が13人のキャラクターを演じ分け(同時では両者とも一人八役が最大)、ついには岸監督がこちらが「真の超ぽじ」と語る松本剛彦を作画監督に据えたチームティルドーン制作回と、その他の回とでは全く別物といえるほどの作画の出来に差が出てしまうという珍事も発生した。
以上のこともあり、シリーズを通して好評であったが、2023年現在までソフト化および動画配信化はされておらず、一般視聴は困難である。
シリーズ概要
本作品は半年間で1シリーズの構成であり、合計4つのシリーズに分かれている。
2004年4月 - 2004年9月 (シリーズ名なし、通称「無印シリーズ」)
同年10月 - 2005年3月 「闘魂野球伝」シリーズ
2005年4月 - 同年9月 「燃えるぜ焼けるぜ!」シリーズ
第14話でこの話が製作された2005年4月末時点でほとんど一軍登板の無かった岩本勉が本塁打を放つが、7月4日のこの回の放送を待たずに5月21日の読売ジャイアンツ戦で本当に本塁打を打ってしまった。
同年10月 - 2006年3月 「11魔人!」シリーズ
登場人物
キャラ紹介文は「燃えるぜ焼けるぜ!」シリーズ以降のものである。
ファイターズ選手
「闘魂野球伝」までは明確な主人公は立てずメインキャラとして活躍。「燃えるぜ焼けるぜ!」シリーズからは作中の随所でダイ達にヒントを与え続ける先輩的な役割が多くなる。
トレイ・ヒルマン(声:近藤広務)
他、ファイターズにまつわる人物多数。
「燃えるぜ焼けるぜ!」シリーズ以降のオリジナルキャラ
超ぽじ小チームおよび関係者
「燃えるぜ焼けるぜ!」シリーズから登場。超ぽじ小チームのユニフォームは試合に勝ち進むごとに形状が変化し、最初は白い一般的なユニフォームであったが、話が進むにつれて各人物のイメージにあったデザイン、カラーリングに変わっていく。また、試合の際には特殊なサングラスをかけて臨む。このサングラスは試合中の体力や精神状態が「ポジティブパワー」として反映されているらしく、「ポジティブモード」になると強いパワーを発揮できる。(逆に「ネガティブモード」になると力が発揮されないどころか精神的に弱くなってしまうことがある。)
ダイ(声:並木のり子)
ミナミ(声:並木のり子)
ナナミ(声:並木のり子)
ミーナ(声:並木のり子)
まーくん(声:並木のり子)
ンなだ(声:並木のり子)
サブロー(声:並木のり子)
シロー(声:並木のり子)
ケンタロー(声:中原健太郎)
一郎(声:藤井啓輔)
次郎(声:矢部雅史)
「燃えるぜ焼けるぜ!シリーズ」でのライバル達
スタッフ
- 原作 - 白土武
- 企画協力 - 北海道日本ハムファイターズ、エノキフィルム
- 監督 - 白土武(闘魂野球伝まで)、岸誠二(燃えるぜ焼けるぜ!シリーズから)
- 構成 - 山野辺一記(闘魂野球伝まで)、三井秀樹(燃えるぜ焼けるぜ!シリーズから)
- キャラクターデザイン - 篠原健二
- 美術監督 - 佐藤ヒロム、宮越歩、佐南友理
- 作画・仕上げ - トランス・アーツ、フロントライン、チームティルドーン、ゴールデンベル、株式会社イージア
- 背景 - イタルスタジオ、三浦智、チームティルドーン
- 音響効果 - 奥田維城
- 音響制作 - オフィス薫、トライアングルプロダクション
- 編集 - デジタルスタジオ・ジャパン
- アニメーション制作 - トランス・アーツ
- アニメーションプロデューサー - 今成英司
- プロデューサー - 武石英三、郷司尚良
- 製作 - テレビ東京、I&S BBDO、エノキフィルム
主題歌
「Funky Fighters」久保田利伸- 未CD化
提供
- 日本ハム(1社提供、提供クレジットは後付けのみで、カラー表示)