迷い家ステーション
以下はWikipediaより引用
要約
『迷い家ステーション』(まよいがステーション)は小山田いくによる日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に1992年20号から1993年14号まで連載された。単行本は少年チャンピオン・コミックスより全5巻。
上越新幹線で東京から1時間ちょっとの在来駅「湯の屁」から走る第三セクター「虹湯鉄道」は電化されておらずディーゼル機関車が走っている。湯の屁から1時間弱の終着駅「迷い家」を舞台にした人情物。
あらすじ
主な登場人物
堺 鉄行(さかい てつゆき)
安曇 正直(あずみ まさなお)
安曇 森人(あずみ もりと)
安曇 菜月(あずみ なつき)
伏見(ふしみ)
倉持 日奈子(くらもち ひなこ)
日尾 茜(ひお あかね)
おタネ婆ちゃん
キハ22
C56
戦時中に南方戦線に送るため、軍に徴発された90両の1台。車体番号はプレートが削られたため、不明。僻地であった迷い家の唯一の交通手段だった機関車を戦地に送りたくなかった有志によって駅構内に埋められていた。埋めたメンバーはほとぼりが冷めた頃に自分たちで掘り出して再生することを約束していたが、戦後の混乱で散り散りになり、徐々に鬼籍に入ってしまっていた。そのたびに約束の証として分けられていた運転用のパーツが形見として集まっていき、全てのパーツが揃った時には最後の1人も既に危篤状態でそのまま亡くなったが、遺言を受けた孫によって森人の下に届けられた。
森人を中心に有志で整備を進めていたが、本社に異動した鉄行の伝手で本格的な修復が行われ、イベント列車「迷い家号」として再生する。
書誌情報
- 小山田いく 『迷い家ステーション』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、全5巻
- 1992年9月発行 ISBN 4-253-04801-3
- 1992年11月発行 ISBN 4-253-04802-1
- 1993年1月発行 ISBN 4-253-04803-X
- 1993年3月発行 ISBN 4-253-04804-8
- 1993年5月発行 ISBN 4-253-04805-6