退引町お騒がせ界隈
以下はWikipediaより引用
要約
『退引町お騒がせ界隈』(のっぴきちょうおさわがせかいわい)は遠藤淑子による日本の漫画作品。1989年から1990年にかけての『花ゆめEPO』および『花とゆめ』(白泉社)への読み切りシリーズ『退引町1丁目15番地』『退引町2丁目7番地』『退引町3丁目17番地ホームランハイツ』『退引町番外地』および『燃えろ!勇翔高校女子バレー部』の掲載を経て、1990年から1991年にかけて『花とゆめ』にて『退引町お騒がせ界隈』のタイトルで連載された。本項ではこの一連のシリーズについて述べる。
花とゆめコミックスでは読み切りシリーズは『退引町1丁目15番地』にまとめられており、『退引町お騒がせ界隈』での連載については全2巻。白泉社文庫ではシリーズ全体が『退引町お騒がせ界隈』のタイトルでまとめられており、全2巻。
あらすじ
架空の町・退引町を舞台に、個性豊かな住人達による大さわぎの日常を描く。主役がエピソードごとに変わるのが特徴。
主な登場人物
中西家
中西一太(なかにしいちた)
中西克也(なかにしかつや)
中西薫(なかにしかおる)
『ホームランハイツ』関係者と退引町住民
森胆石(もりたんせき)
小島渚(こじまなぎさ)
間柴基史(ましばもとし)
大家のおばあさん(おおやのおばあさん)
星ゆかり(ほしゆかり)
ホームランハイツの住人。白泉(しらいずみ)女学院に通う高校生。ケニアからの帰国子女。大家のおばあさんの友人の孫。両親は国外にいるため大家のおばあさんが保護者代理を務める。
外国では日本から来たということで、日本に帰ってきてからは帰国子女だからという理由で目立ってしまうため、「目立たないようにしても目立ってしまう自分」に存在意義を見いだしていたが、退引町は個性的な住人たちが大騒ぎを繰り返しているため目立つことができず埋もれてしまった。
「あかり」「はかり」「いかり」など、名前をよく間違えられる。
小島渚の父親がやって来る事になった回では、渚の危機を救うためホームランハイツの住人全員で、昔通っていた学校でのイベント「男女あべこべの日」を取り入れ、住人全員とコスプレをした。
小原康(おはらしずか)
藤村麻子(ふじむらあさこ)
蔵原頼之(くらはらよりゆき)
退引町近辺の領主であった蔵原藩(維新後は蔵原子爵家)の末裔。住民達からは「蔵原の若様」と呼ばれ親しまれている。子爵家の遺産自体は頼之の父の没後どさくさに紛れて親戚が持っていってしまったため、ボロボロの屋敷と一部の土地しか残っていない。だが、先々代の蔵原子爵が戦後の退引町の復興に貢献したことから、住民、特に商店街が恩義を感じており(遺産を取られてしまったのは葬儀の際の会場の管理に甘さがあったから、という負い目もあるようではあるが)、生活力の無い頼之を支援している。そのため、お金はあまりないが生活には困っていない。
のんびりした性格で、遺産を取られたこともあまり気にしていない一方、骨とう品狙いの借金取りに自分が作った陶器を渡すなどしたたかな一面もある。この時渡した陶器がきっかけで才能を認められ、本格的に陶芸活動を始めることになった。
真山青花(まやませいか)
及川美喜(おいかわみき)
河野文子(こうのともこ)
松浦宏恵(まつうらひろえ)
渡辺志保(わたなべしほ)
他作品との関連
登場人物の項で述べたように、間柴は「シンシアリー」、小原は「ハネムーンは西海岸へ」という作者の別作品の登場人物であり、それぞれの作品と同じ世界での物語である。
また、作者の後年の作品「幸せな食卓」では、退引町のコミュニティFMと思われる「FMのっぴき」が登場するなど、同じ世界での物語であることを示唆するシーンがある。
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