達人伝-9万里を風に乗り-
漫画
作者:王欣太,
出版社:双葉社,
掲載誌:漫画アクション,
レーベル:アクションコミックス,
発表期間:2013年1月8日 - 2023年1月4日2023年4月18日 - 2023年5月16日,
巻数:既刊32巻,
話数:全199話+エピローグ全3話,
以下はWikipediaより引用
要約
『達人伝-9万里を風に乗り-』(たつじんでん きゅうまんりをかぜにのり)は、王欣太による日本の漫画。『漫画アクション』(双葉社)にて、2013年2号から2023年2号まで連載後、エピローグ編を2023年9号から2023年11号まで連載。
紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、荘子の孫・荘丹が天下の達人を集結し、秦の野望と戦う活躍を描く。
ストーリー
小国に住む青年、荘丹は親友の勧めで琰王に仕える兵士となるが、ある日、都に侵攻してきた隣国の斉の軍勢に王と親友を殺されてしまう。民の皆殺しを回避すべく、斉の大将軍に「9年のうちに秦に対抗できる達人たちを集める」と咄嗟の大法螺を吹き、受け入れられ、大陸へ彼らを探す旅に出る。まもなく出会った無名と丁烹と共に「丹の三侠」と呼ばれ活躍することとなる。
登場人物
丹の三侠
荘丹(そう たん)
無名(ウーミン)
荘丹の故国
秦国
異人(いじん)→ 子楚(しそ)
嬴政(えい せい)
朱姫(しゅき)
范雎(はん しょ)
呂不韋(りょ ふい)
李斯(り し)
黥骨(げいこつ)
秦の刺客として荘丹の国に現れ、琰王と王族、玄信らを手にかけた。曲芸のような超絶武技を操る褐色肌の巨漢で、片言で話す。信陵君暗殺に失敗した際に寵愛する従者を失ったことで精神の平衡を失い、その恨みの矛先を荘丹の郷里に向ける。長平で昭王の御者を務めていた際に玄峻の復讐の刃を受けるが生存しており、隻手隻眼の姿で昭王から白起への使者として再登場する。昭王の死後は再び精神の平衡を失い、王の陵墓を暴くという暴挙に出る。蒙驁に取り押さえられ拘束されていたが、政の目に留まり配下とされる。黄河周辺から撤退する秦軍を追撃する連合軍の背後を脅かすが、丹の三侠らと交戦し最後は9代目盗跖(玄修)の報仇の刃に討ち取られる。
白起(はく き)
王齕(おう こつ)
董摎(とう きゅう)
蒙驁(もう ごう)
羋戎(び じゅう)
鄭奐(てい かん)
向寿(しょう じゅ)
盗跖一味
盗跖(八代目)(とう せき)
玄修(げん しゅう)→ 盗跖(九代目)
盗扇(とう せん)→ 盗跖(十代目)=
謀幹(ぼう かん)
斉国
孟嘗君(もうしょうくん)
朱涯(しゅ がい)
孟嘗君の食客たち
楚国
春申君(しゅんしんくん)
項燕(こう えん)
荀子(じゅんし)
趙国
平原君(へいげんくん)
廉頗(れん ぱ)
趙括(ちょう かつ)
孟梁(もう りょう)
毛遂(もう すい)
毛公(もうこう)
三千決死隊
李談(り たん)
李牧(り ぼく)
龐煖(ほう けん)
魏国
信陵君(しんりょうくん)
戦国四君の一人。魏の公子。豪放磊伯な偉丈夫。大勢の食客を抱え、各地の情報に通じ盗跖とも旧知の仲で機転も利くが、無邪気だが遠慮のないその発言はよく高い地位の者からの怒りを買う。緻密な計略よりは勢いでなんとか乗り切ってしまうタイプで、蔡要の評では「矛盾だらけ」の人物。「戦は嫌いじゃ」が口癖だが、盗跖、黥骨、王齕など超人的な武を振るう者たちにも立ち向かい得る強靭な精神と肉体の持ち主。語尾に「〜ぞい」とつける癖がある。丹の三侠を平原君に紹介する。邯鄲包囲戦では兄の魏王に趙への加勢を禁じられていたが、荘丹の説得で晋鄙の軍を奪い邯鄲へ救援に向かう。終戦後もしばらく趙にとどまっていたが、末期の平原君に後を託され、改めて反秦の軍を上げるため帰国し、異母兄である安釐王に謝罪と出兵の許可を求めるが、逆に責任を問われて投獄されてしまう。
その後、反秦の気勢が上がり春申君が檄を発すると、王の許しが出、20万の軍を授けられると共に、連合軍の盟主となる。秦王の危篤により急遽撤退する秦軍を函谷関まで追撃し、天下に秦国撃滅の檄を飛ばすが、李斯の策に乗せられた安釐王により帰国を命じられ、無念の内に撤退する。帰国後は門戸を閉ざし、誰とも面会せぬまま他界する。
安釐王(あんきおう)
蔡要(さい よう)
魏斉(ぎ せい)
須賈(しゅ か)
侯嬴(こう えい)
韓国
周(洛陽)
東周君(とうしゅうくん)
市井の人々
紀昌(き しょう)
荘子(そうし)
劉邦(りゅう ほう)
書誌情報
- 王欣太 『達人伝-9万里を風に乗り-』 双葉社〈アクションコミックス〉、既刊32巻(2022年8月25日現在)
- 2013年9月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84292-0
- 2013年9月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84293-7
- 2013年11月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84313-2
- 2014年2月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84357-6
- 2014年5月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84412-2
- 2014年8月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84472-6
- 2014年11月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84540-2
- 2015年2月27日初版発行、ISBN 978-4-575-84577-8
- 2015年5月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84627-0
- 2015年8月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84675-1
- 2015年11月27日初版発行、ISBN 978-4-575-84717-8
- 2016年3月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84776-5
- 2016年6月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84818-2
- 2016年9月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84858-8
- 2016年12月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84905-9
- 2017年3月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84952-3
- 2017年6月28日初版発行、ISBN 978-4-575-84997-4
- 2017年9月28日初版発行、ISBN 978-4-575-85036-9
- 2018年1月27日初版発行、ISBN 978-4-575-85100-7
- 2018年4月28日初版発行、ISBN 978-4-575-85144-1
- 2018年8月28日初版発行、ISBN 978-4-575-85199-1
- 2018年12月28日初版発行、ISBN 978-4-575-85248-6
- 2019年4月26日初版発行、ISBN 978-4-575-85302-5
- 2019年8月28日初版発行、ISBN 978-4-575-85345-2
- 2019年12月27日初版発行、ISBN 978-4-575-85397-1
- 2020年4月27日初版発行、ISBN 978-4-575-85438-1
- 2020年8月27日初版発行、ISBN 978-4-575-85485-5
- 2020年12月26日初版発行、ISBN 978-4-575-85530-2
- 2021年4月27日初版発行、ISBN 978-4-575-85572-2
- 2021年8月26日初版発行、ISBN 978-4-575-85627-9
- 2022年1月27日初版発行、ISBN 978-4-575-85687-3
- 2022年8月25日初版発行、ISBN 978-4-575-85751-1