遙か凍土のカナン
小説:遙か凍土のカナン
著者:芝村裕吏,
出版社:星海社,
レーベル:星海社FICTIONS,
巻数:全7巻,
漫画:マージナル・オペレーション前史 遙か凍土のカナン
原作・原案など:芝村裕吏,
作画:橋本晴一,
出版社:小学館,
掲載サイト:サイコミ,
レーベル:サイコミ,サイコミ×裏少年サンデーコミックス,
発表期間:2017年12月17日 - 2019年7月23日,
巻数:全3巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『遙か凍土のカナン』(はるかとうどのカナン)は、芝村裕吏による日本の小説。星海社FICTIONS(星海社)刊。挿絵はしずまよしのり。
橋本晴一によるコミカライズ「マージナル・オペレーション前史 遙か凍土のカナン」が『サイコミ』で2017年12月17日 より2019年7月23日まで連載された。
同作者の小説『マージナル・オペレーション』の前史とされ、主人公の姓も同じ「新田」であるが、本作では「ニッタ」、マージナル・オペレーションでは「アラタ」と読みは異なる。また両作品においては、日本政府に属するイトウさんなる変装の名人が登場している。
あらすじ
プロローグ
そんな新田の元に、ロシアの大将クロパトキンからの紹介で、まだ幼く可憐なコサック公女オレーナが家出同然で来訪してくる。日露戦争でコサック騎兵を打ち破った新田に、オレーナは「自らの夫となり、ウクライナ・コサックの再興を果たしてほしい」と懇願する。
自らの贖罪のため、オレーナの望みを叶えるべく陸軍を辞めた新田だったが、日本国内務省からは「公女に協力しつつ、極東にコサック国家を建設せよ」という特殊任務が与えられる。それは、ロシアと敵対しているウクライナ・コサックを極秘裏に支援し、北海道の北西に位置する極東地域に「東ウクライナ国を建設して、日本の盾にする」という壮大な軍事計画であった。
序盤
登場人物
主要人物
新田良造
オレーナ
グレン・ゴールド
パウロー
イワン・ミハイロヴィッチ・プーチン
日本
イトウさん
藤子
ロシア
アレクセイ・クロパトキン
ウラジミール・ナボコフ
ヨシフ・ジュガシヴィリ
マンネルヘイム
ウラジミール・グレゴリーエヴィチ・フョードロフ
アレクセイ・ブルシーロフ
その他
富士号
用語
コサック
シベリア共和国
コサックの流民、資本を出すユダヤ人、シベリアへと流刑された共産主義者等で構成されており、後にポーランド系住民も加わった。
日本軍によるシベリア出兵を防いだ後も存続し、「マージナル・オペレーション」の時代では赤い日本と呼ばれている。
書籍情報
小説
- 著:芝村裕吏、イラスト:しずまよしのり
- 公女将軍のお付き - 2013年11月15日発売、ISBN 978-4-06-138884-0
- 旅の仲間 - 2014年3月14日発売、ISBN 978-4-06-138892-5
- 石室の天使 - 2014年8月19日発売、ISBN 978-4-06-139902-0
- 未だ見ぬ楽土 - 2014年12月16日発売、ISBN 978-4-06-139908-2
- この国のかたち - 2015年6月16日発売、ISBN 978-4-06-139918-1
- さらば、愛しき姫君 - 2015年12月16日発売、ISBN 978-4-06-139932-7
- 旅の終わり - 2016年6月16日発売、ISBN 978-4-06-139944-0
漫画
第一巻は講談社より発行。サイコミのコミック販売関係の契約変更に伴い、2020年に小学館から新装版及び2巻以降が電子書籍として配信された。
- 橋本晴一(漫画)、芝村裕吏(原作)『マージナル・オペレーション 遙か凍土のカナン』講談社〈サイコミ〉、既刊1巻(続刊なし)
- 2019年1月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-514774-0
- 橋本晴一(漫画)、芝村裕吏(原作)『マージナル・オペレーション 遙か凍土のカナン』小学館〈サイコミ×裏少年サンデーコミックス〉、全3巻
- 講談社版の新装版 2020年4月30日発売、電子書籍のみ
- 2019年5月30日発売、電子書籍のみ
- 2020年6月30日発売、電子書籍のみ