野村24時
以下はWikipediaより引用
要約
『野村24時』(のむらにじゅうよじ)は、板倉梓による日本の4コマ漫画。
概要
冴えない人生を過ごしてきた野村中也は、突如失踪した父の借金を背負わされる。そんな時に同僚の田中雪から、バイトと家庭教師、そして居候を持ちかけられる。35歳独身男性と三姉妹が同居するちょっと変わったホームコメディ4コマ漫画。
『まんがライフオリジナル』(竹書房)2009年11月号に掲載後、2010年3月号 - 5月号に掲載。その後、2010年11月号から2014年9月号まで連載された。話数表記は「野村その○」(○内は回数)。最終回のみ「last scene」。
登場人物
野村 中也(のむら ちゅうや)
35歳独身。
母とは2歳で死別し、父は17歳の時に蒸発。13年勤務している小さい会社「山本不動産」は一向に給料が上がらない上に、父の借金の保証人になっていたため突然借金持ちになってしまう。
同僚の田中雪の薦めで田中家に居候することになり、雪の妹・月が働くコンビニのバイトと、同じく雪の妹・花の家庭教師を兼任することになる。
田中家やその近所からは「番犬」と認識されており、立場(居候の上にバイト先の先輩)もあるため、年下の月に対しては敬語を使う。
職場の不動産会社は、無遅刻無欠勤であるが空気のような存在であり、バイト先のコンビニでは小さなミスが多い。酒にはめっぽう弱い。
一応それなりの大学(台詞では「R大学」)は出ており、英語も多少話せ理解できる。ただし、泳げないカナヅチ。
最初は父親を探すことは「人を恨むのは疲れる」として探していなかったが、父親からの借金が更に増えた時に、月に諭され父親を探しを決意する。
マカオで父親が重体で入院したと連絡が入り、マカオへ会いに行った際のホテルで雪に告白し、雪もこれを受け入れた。
名前の由来はボヤいてばかりいる事から、連載当時の東北楽天ゴールデンイーグルス監督の野村克也氏から。
田中 雪(たなか ゆき)
田中家の長女でOL。野村とは同僚。
天然であり、無自覚で鋭い毒を放つ。
野村を家に迎えた張本人であり、彼が3つの仕事を兼任することを提案したのも彼女。
非常にスタイルが良く、ボーっとしているところがあったり、時にはしっかりしていたりのオンオフが激しい。話の切り替えも早い。
怒らせると妹たちからは恐れられ、野村も試練を受ける事があるが、ゴキブリが苦手。酒にはめっぽう強い。
野村を連れてきたのは「番犬」としてと本人は認識していたが、妹の月からは最初から野村が好きだったのが分かったと指摘されたが、なかなか認めたがらなかった。
なお田中家には父と母が以前はいたとされているが、何故三人姉妹だけになったのかは劇中では触れられていない。
3姉妹の名前の田中の由来は、「野村と仲よし」という事で田中将大選手から。
田中 月(たなか つき)
田中 花(たなか はな)
斉藤 ユウコ
鶴岡
榎本
永井 レイ
山本
単行本
- 板倉梓『野村24時』 竹書房〈バンブーコミックス〉、全3巻
- 2011年12月31日初版発行(2011年12月17日発売)、ISBN 978-4-8124-7710-6
- 2013年7月26日初版発行(2013年7月12日発売)、ISBN 978-4-8124-8343-5
- 2014年9月31日初版発行(2014年9月17日発売)、ISBN 978-4-8124-8785-3