金星特急
ジャンル:恋愛,
以下はWikipediaより引用
要約
『金星特急』(きんせいとっきゅう)は、嬉野君による日本のライトノベル。イラストは高山しのぶが担当。『小説ウィングス』(新書館)にて2009年5月から2012年8月まで連載され、文庫版はウィングス文庫(新書館)より2010年1月から刊行されている。
ストーリー
絶世の美女「金星」の花婿に選ばれれば、この世の栄華は思いのまま。だが花婿候補を運ぶ特別列車「金星特急」に乗って、帰ってきた者は一人もいない。一目惚れした「金星」に会うため、入ったばかりの高校を中退して「金星特急」に乗り込んだ錆丸。やたらと腕の立つ正体不明の無愛想男・砂鉄と、天然大喰らいの美貌の騎士・ユースタスを仲間に、錆丸の途方もない旅が幕を開ける。
登場人物
主要人物
アカシ 錆丸(あかし さびまる)
赤い髪が特徴的だが顔立ちは普通の小柄な少年。人が好く、好奇心旺盛で物怖じしない性格。花街で育ったため、人間観察と女性の扱いに長けている。
産みの母親は花魁で、父親は西洋人だが、育ての親は別にいる。ある理由から成長が止まっており、体質も特殊となっている。
初恋の少女、金星に会うために特急に乗り込んだ。ペットのトカゲのウェルをいつも持ち歩いている。特急の切符代わりのピアスの石は瞳の色と同じでオリビン。
砂鉄とユースタスと一緒に行動していたが、ひとり誘拐されて特急に乗り遅れた後は夏草と三月を雇い、特急を追う。
旅を通して心身ともに成長していく。また、テレビの効果により「蝶の子」として世界的に英雄視され、人気を集めていく。
砂鉄(さてつ)
ユースタス・ユーハン・ユレンシェーナ
アルベルト・サヴォイア
花婿候補
セトウチ・ヨウ
レジナルド・ヒューズ
バドル・アッディーン
行方不明の女性
彗星
マリア
上海
劉強(リュウチャン)
フランス領インドシナ連邦
棕櫚王(シュロオウ)
ジョン・ダン
吐蕃国
月氏
黒曜(こくよう)
彗星(すいせい)
雷鳥(らいちょう)
無名(むみょう)
夏草(なつくさ)
三月(さんがつ)
ロヴェレート王国
トリポリ
ハサン
その他
穂村 伊織(ほむら いおり)
ハハリ・ジュニア
ザメンホフ
既刊一覧
本編
- 嬉野君(著) / 高山しのぶ(イラスト) 『金星特急』 新書館〈ウィングス文庫〉、全7巻
- 2010年1月10日発売、ISBN 978-4-403-54148-3
- 2010年6月10日発売、ISBN 978-4-403-54153-7
- 2010年12月10日発売、ISBN 978-4-403-54161-2
- 2011年6月10日発売、ISBN 978-4-403-54168-1
- 2011年12月9日発売、ISBN 978-4-403-54177-3
- 2012年6月8日発売、ISBN 978-4-403-54180-3
- 2012年12月8日発売、ISBN 978-4-403-54186-5
- 嬉野君(著) / 高山しのぶ(イラスト) 『続・金星特急 竜血の娘』 新書館〈ウィングス文庫〉、既刊4巻(2022年9月9日現在)
- 2021年3月10日発売、ISBN 978-4-403-54228-2
- 2021年9月10日発売、ISBN 978-4-403-54231-2
- 2022年3月10日発売、ISBN 978-4-403-54237-4
- 2022年9月9日発売、ISBN 978-4-403-54244-2
外伝
- 嬉野君(著) / 高山しのぶ(イラスト) 『金星特急・外伝』 新書館〈ウィングス文庫〉、2013年11月10日発売、ISBN 978-4-403-54197-1
番外編
- 嬉野君(著) / 高山しのぶ(イラスト) 『金星特急・番外編 花を追う旅』 新書館〈ウィングス文庫〉、2020年6月10日発売、ISBN 978-4-403-54222-0
関連書籍
- 嬉野君(著) / 高山しのぶ(著) 『高山しのぶ 金星特急画集』 新書館、2013年3月23日発売、ISBN 978-4-403-65062-8