金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート-
題材:異世界への転生・転移,転生,
小説
著者:十本スイ,
出版社:KADOKAWA,
レーベル:富士見ファンタジア文庫,
巻数:全17巻,
漫画
作画:尾﨑祐介,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:月刊ドラゴンエイジ,
レーベル:ドラゴンコミックスエイジ,
巻数:既刊20巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート-』(こんじきのワードマスター ゆうしゃよにんにまきこまれたユニークチート)は、十本スイによる日本のライトノベル作品。イラストはすまき俊悟が担当している。富士見ファンタジア文庫 (KADOKAWA) にて2014年より2018年まで刊行された。2019年10月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は150万部を突破している。
尾﨑祐介によるコミカライズが『エイジプレミアム』(同)にて2014年11月号(Vol.39)より2015年9月号(Vol.49)まで連載後、『月刊ドラゴンエイジ』(同)2015年8月号より連載中。『ComicWalker』(同)でも配信されている。
あらすじ
同級生の丘村日色、青山大志、鈴宮千佳、皆本朱里、赤森しのぶは異世界【イデア】の国王によって勇者として転生させられるが、王女によれば転生した勇者の数は4人だけだという。ステータスを確認してみると日色の称号は《巻き込まれた者》であり、彼以外の4人の転生に“文字通り”巻き込まれていた。そもそもつるむのが好きではなかった日色は、国王に不審なものを感じたこともあり、1人で冒険を始める。
人間界・獣人界編(第1巻 - 第7巻)
魔界編(第8巻 - 第11巻)
彼はグルーミー草原にて、倒れているシウバ・プルーティスを助けると、シウバがヒイロにお供する形で共に冒険をすることになる。シウバはリリィン・リ・レイシス・レッドローズの執事であり、ヒイロの協力の元、彼女から頼まれていた金バラの入手に成功した。
その後、リリィンは礼としてヒイロをもてなした際、彼のユニーク魔法の強さに惹かれ、共に冒険をするように持ちかける。半ば強引ではあるが、お互いの野望もあり、ヒイロは、リリィン、シウバ、そしてリリィンのメイドのシャモエ・アーニールと共に魔界への旅へとくりだす。一行は道中バンブーヒルを訪れた際、バンブーベアというモンスターに育てられた人間・ニッキと出会う。養親を失ったニッキは、強くなるためにヒイロに弟子入りするという形でパーティに加わる。また、この時点でニッキは言葉が喋れないため、ヒイロは「競争相手がいた方が言語の上達が早い」という理由で、ライドピークのミカヅキを文字魔法「人間化」によって人間の姿に変える。
魔界大戦編(第12巻 - )
そして人魔同盟締結会議当日、魔人、人間そして獣人のそれぞれの裏切り行為により魔界では人間族、魔神族、獣人族が入り乱れ戦いとなる。
登場人物
ヒイロとヒイロと共に冒険をする者たち
丘村日色
この物語の主人公。丘村日色、オカムラヒイロ、ヒイロオカムラ、タロウタナカ。巻き込まれてイデアに転生した。魔法は無属性。ユニーク魔法使いであり「文字魔法」使い。その能力はしばしばチートと本人も言っている。
その行動原理は徹底的な自分至上主義。自分の利益にならないなら何の躊躇もなく困っている者を無視する。乱暴者ではないので、能動的に絡むようなことはしない。一方で、一切の偏見を持たずニュートラルな態度で接するため、ミュアを始めとしてまっすぐさに好意を抱くものも多い。
本と食への興味が強く、異世界の様々な本を読んだり独特な食事を楽しむためだけに世界を回っており、アノールドたちからはこの2つで興味を釣れば彼の協力を得られると看破されている。
彼の魔法は、描いた文字を媒介として日色の想像力による補正付きであらゆる現象を発現させるものであり、その強制力は異世界のルールを完全に無視する。最初は直近に対して1文字だけ発動するだけでかなりのMPを消耗する代物だったが、レベルの向上に従い複数の文字を同時に発動したり遠くに飛ばしたりもできるようになった。
たった数字で無数の意味を包括しうる「日本語」を使っての発動であるため、1文字だけでも汎用性が高い。また、消費MPは文字数や遠近など発動方法に依存するため、該当する言葉さえあれば致命傷からの回復や高威力攻撃ですら割と気軽に行える。また、異世界において日本語は未知の言語であり、何を発動しようとしているか分かりづらいため初見殺しとしての性質も高い。
アノールド・オーシャン
ウィンカァ・ジオ
リリィン・リ・レイシス・レッドローズ
転生人
青山大志
人間族
ルドルフ・ヴァン・ストラウス・アルクレイアム
獣人族
闇飼・クロウチ
既刊一覧
小説
十本スイ(著) / すまき俊悟(イラスト) 、KADOKAWA〈富士見ファンタジア文庫〉、全17巻
タイトル | 初版発行日(発売日) | ISBN |
---|---|---|
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- | 2014年5月25日(5月20日) | 978-4-04-070114-1 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 2 | 2014年7月25日(7月19日) | 978-4-04-070131-8 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 3 | 2014年11月25日(11月20日) | 978-4-04-070385-5 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 4 | 2015年3月25日(3月20日) | 978-4-04-070386-2 |
金色の文字使い外伝-ユニークチートの異世界探訪記- | 2015年5月25日(5月20日) | 978-4-04-070554-5 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 5 | 2015年7月25日(7月18日) | 978-4-04-070556-9 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 6 | 2015年11月25日(11月20日) | 978-4-04-070557-6 |
金色の文字使い外伝2-ユニークチートと導かれし仲間たち- | 2016年1月25日(1月20日) | 978-4-04-070555-2 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 7 | 2016年3月25日(3月19日) | 978-4-04-070558-3 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 8 | 2016年7月25日(7月20日) | 978-4-04-070959-8 |
金色の文字使い外伝3-ユニークチートの魔界見聞録- | 2016年9月25日(9月17日) | 978-4-04-070962-8 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 9 | 2016年12月20日(同日) | 978-4-04-070960-4 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 10 | 2017年3月20日(3月18日) | 978-4-04-070961-1 |
金色の文字使い 野望の軌跡編 紅蓮の幻夢使い | 2017年6月20日(同日) | 978-4-04-072298-6 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 11 | 2017年10月20日(同日) | 978-4-04-072340-2 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 12 | 2017年12月20日(同日) | 978-4-04-072341-9 |
金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート- 13 | 2018年3月20日(同日) | 978-4-04-072342-6 |
漫画
- 十本スイ(原作) / すまき俊悟(キャラクター原案) / 尾﨑祐介(作画) 『金色の文字使い-勇者四人に巻き込まれたユニークチート-』 KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉、既刊20巻(2023年11月9日現在)
- 2015年3月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-070542-2
- 2015年11月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-070752-5
- 2016年3月19日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-070838-6
- 2016年9月20日初版発行(9月17日発売)、ISBN 978-4-04-072023-4
- 2017年3月18日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-072213-9
- 2017年9月8日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-072437-9
- 2018年3月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-072630-4
- 2018年9月7日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-072879-7
- 2019年4月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-073138-4
- 2019年7月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-073254-1
- 2019年12月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-073421-7
- 2020年5月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-073657-0
- 2020年10月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-073841-3
- 2021年2月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-073982-3
- 2021年7月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-074172-7
- 2021年12月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-074347-9
- 2022年6月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-074565-7
- 2022年11月9日初版発行(11月8日発売)、ISBN 978-4-04-074757-6
- 2023年5月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-074972-3
- 2023年11月9日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-075202-0