釣りチチ・渚
以下はWikipediaより引用
要約
『釣りチチ・渚』(つりチチなぎさ)は、佐藤まさきの漫画作品。で小学館『月刊サンデーGX』で2009年4月号から2012年3月号まで連載された。略称は「釣りチチ」。単行本は全5巻。
概要
神奈川県・江の島高等学校の不良な巨乳釣り師、深海渚。学内では「釣りチチ・渚」として恐れられている彼女と、後輩部員3人、それに校長が顧問として所属する弱小サークル「釣り部」の一大騒動記である。
1巻は渚と、後輩部員で妹のしらす及び校長が新入部員を勧誘、ライバルでアイドル釣り師・通天閣茜が視察を兼ねて敵地見物をして出会ったのをきっかけに、釣り甲子園に参加するまでの話。2〜5巻は主に釣り甲子園の話。2巻は王仁高校との死闘及び筑波工学高校との対決、3巻は米軍所属インターナショナルスクール、強豪校である関西西高校、明鏡館高校チーム部員のエピソード、4巻が連続優勝の強豪・富士見ヶ浜高校、関西西・明鏡館の準決勝戦、そして5巻が明鏡館の決勝戦の話である。
登場人物
江の島高等学校
深海 渚(しんかい なぎさ)
魚芽 芯太(うおのめ しんた)
この漫画の案内人兼準主人公。2年生。美形なのだが、ムッツリスケベなのでもてない残念な男子高校生。転校先の江の島高校で(しらすの誘導もあるが)二度も渚に助けられて、釣り部に入部。唯一の男子部員なので渚やしらすにこき使われている。不運体質の持ち主らしく、学園内や地元の不良にからまれたり、釣り部に入部してからも顧問の変態行為に巻き込まれたり、誤解を受けやすかったり、ライバル校の人に技量などを嘲笑されるなどといったトラブルが多い。茜のファンで、彼女の釣り番組を見て一目ぼれをした。
その一方で、使いぱしりで培われたのか、俊足と呑み込みの早さには渚も感心している。
釣り知識コーナー「釣り部へようこそ!」では、案内人を務めている。
夕凪 小波(ゆうなぎ こなみ)
江の島高校でずっといじめを苦に不登校だった(目線・対人恐怖症でもあり、まともに人の顔を見られない)。いつもは眼鏡をかけ、髪型はツインテールにしている。外出中に、いじめっ子の同級生にいびられたところを渚に助けられてから、渚にあこがれて釣り部に入部。一見すると根暗そうに見えるが、後ろで髪の毛を束ねると美人に見え、魚芽や他校の男子が赤面するほどである。裁縫はお手の物で、とれてしまった渚の学ランボタンを縫い直す担当を買っており、その特技が釣り甲子園に生かされることになった。その反面、料理はあまり得意ではなく、特に魚料理が苦手。
怖がると右の人に抱きつく癖があると、しらすに指摘されたことがある。彼女も魚芽のムッツリスケベを承知しているらしい。
関西西高等学校
通天閣 茜(つうてんかく あかね)
亜城本 康(あきもと やすし)
難波 花月(なんば かげつ)
釣行31夜で……
山形・明倫館高等学校
堺 神耶(さかい かぐや)
清河 桐(きよかわ きり)
松山 花菜(まつやま かな)
静岡・富士ヶ浜高等学校
その他
青木 潤太朗(あおき じゅんたろう)
山田 将英(やまだ しょうえい)
電道 梨瑠(でんどう りる)
米軍付属インターナショナルハイスクールチーム(べいぐんふぞくインターナショナルハイスクールチーム)
王仁高等学校(おうじんこうとうがっこう)
こちらの釣り部は江ノ高よりも弱小で千本福太郎(せんぼん ふくたろう)が唯一の部員であったが、釣り甲子園への出場を渇望していた(何とか、釣り甲子園をきっかけにのし上がろうと考えていた)。彼の元に、学校の不良・鬼人手翔子(おにひとで しょうこ)、越前倉茂(えちぜん くらしげ)、鬼笠剛(おにがさ ごう)の3人が釣り甲子園の賞金目当てに入部。
不良3人と千本は「優勝の為なら手段は選ばず」とばかり、予選参加者に下剤入りのお茶を飲ませて戦線離脱者を増やして不正による予選突破を狙った。だが、渚の奇抜な釣り方により敗退する(千本はこの敗北に納得していて、鬼人手も千本の気持ちを鑑みて態度を軟化させた)。越前と鬼笠はさらに江ノ高の選手たちを妨害するが、江ノ高は新たな釣り方で妨害に屈せずに次の対戦も突破した。逆に不良2人は財布を落としてしまうという落ちがついた。
江ノ島高等学校・外道軍団(えのしまこうとうがっこう・げどうぐんだん)
単行本
サンデーGXコミックスより全5巻