釣りバカ大将
漫画
作者:桜多吾作,
出版社:小学館,
掲載誌:月刊コロコロコミック,別冊コロコロコミック,小学四年生,
レーベル:てんとう虫コミックス,
発表期間:1980年,1983年,1981年,1986年,1982年,1984年,
巻数:全10巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『釣りバカ大将』(つりバカたいしょう)は、桜多吾作の釣りを主題とした漫画作品。小学館『月刊コロコロコミック』1980年10月号に特別読み切りが掲載され、同年12月号から1983年8月号まで、『別冊コロコロコミック』でも1981年5月号(創刊号)から1986年2月号まで、『小学四年生』でも1982年4月号から1984年3月号まで連載された。てんとう虫コミックスのレーベルで単行本化、全10巻。続編として『新釣りバカ大将』全5巻がある。
概要
本作は桜田吾作の代表的なヒット作として挙げられる作品である。当時の漫画界では1970年代に巨人の星などのスポ根物がヒットしており、その流れを受けた1980年頃の月刊コロコロコミックではスポーツをホビーに置き換えたようなジャンルとして『ゲームセンターあらし』が『ドラえもん』に並ぶような人気を博していた時期だった。本作はその流れを引き継いだ第二弾ポジションの作品となり好評を得て、続編の『新釣りバカ大将』を含め合計15巻におよぶ大作となった。桜田はもともと釣りが好きだったわけではなかったが、1970年代にテレビマガジンで『ホームラン・コング!』を連載していたときに担当編集が桜田の運動不足を心配して釣りに誘ったところ、桜田はこだわりが強く徹底的にのめり込む性格だったためにすっかり釣りにハマってしまい、やがて釣りを題材とした本作が誕生した。
あらすじ
最高峰の釣り大会「釣りンピック」が開催された。優勝候補と言われた天才中学生・流竿次郎に競り勝って優勝したのは、まさかの小学生、その名も釣大将だった。流は最先端の高級な釣り道具を駆使した釣りを好むが、大将は昔ながらの安物の釣り道具と野性的なカン、そして次々に生み出す釣り技で勝利を重ねていく。釣りの世界で一気にその名を轟かせた大将は、その噂を聞いた世界チャンピオンの釣り男爵(フィッシング・バロン)にも呼び出されるなど、その後も行く先々で様々なライバルが大将の前に現れるようになり、釣り勝負を重ねていくのだった。
登場人物
釣 大将(つり たいしょう)
流 竿次郎(ながれ さおじろう)
書誌情報
コミックパーク・コロコロコミックアーカイブズにて全10巻が2009年4月に復刊。『新・釣りバカ大将』全5巻も同年5月に復刊。その後、コミックパークは2022年9月20日に閉鎖。