難民探偵
以下はWikipediaより引用
要約
『難民探偵』(ナンミンタンテイ)は、西尾維新によるミステリー小説作品である。講談社創業100周年を記念した企画書き下ろし100冊の1冊として2009年12月に刊行された。西尾維新作品の中では珍しくハードカバー装丁となっており、挿絵、あとがきが存在しない。
あらすじ
就職活動に失敗し就職浪人となってしまった窓居証子は、紆余曲折を経て叔父である人気作家・窓居京樹の元に居候として転がり込むことになる。証子が就職活動に勤しむ傍ら、京樹の電話番を預かるある日、警察から着信があった。それは、ある人物の身元引受人として京樹を呼んだものであり、代理として証子が警察署に迎えに行くこととなる。そこで出会った人物は難民探偵の異名を持つネットカフェ住人・根深陽義という中年男だった……。
主な登場人物
ちなみに、主要人物らの名前は主に傷害事件関連の用語にちなんでいる(証子=証拠、京樹=凶器、陽義=容疑、道規=動機、シーン=死因)。
窓居証子(マドイ ショウコ)
窓居京樹(マドイ キョウキ)
根深陽義(ネブカ ヨウギ)
37歳、男、難民探偵。窓居京樹の友人(自称)。シーンという名の妻を持つ二児の父親でもある。
ネットカフェを根城に日雇い労働に勤しむ中年男。元警視庁勤務の警視という経歴を持つが、実際は退職を志願したものの受理されていない為、現職の警視である。警察官にあるまじき調査をすることから「探偵」と呼ばれ、ネットカフェ難民に身を窶したことで難民探偵と呼ばれているが本人はいたく気に入らない模様。前述の通り妻と子供が既にいる点について、当人は離婚した後、毎月振り込まれる警視としての給料はシーンの元へ自動的に転送される様にしているつもりだったが、当のシーンが未だ離婚届を提出していない為、それは成されていない。
警視総監の命令で、京都で起こった殺人事件の調査を渋々引き受けることとなる。
真田道規(サナダ ドウキ)
渋村(シブムラ)
焙煎岳夫(バイセン ガクオ)