雪に消えた悪魔
以下はWikipediaより引用
要約
『雪に消えた悪魔』(ゆきにきえたあくま)は、赤川次郎による日本の推理小説。「悪魔シリーズ」の第4作。
あらすじ
花園学園高校2年生に編入してきた上村真由実が〈Tスキーリゾート〉の社長令嬢ということで便宜が図られ、毎年信州だったスキー学校が、今年は北海道へ行くことになった。出発早々、由利子らが乗るバスが事故渋滞に巻き込まれた上、女が運転する1台のオートバイが真正面から突っ込んでくるなど災難続き。幸い怪我人は出なかったものの、目的地へ向かう列車の中で、真由美と若い男が抱き合い「殺すか殺されるかだ」と話しているのを旭子が聞いてしまう。
由利子・香子・旭子の3人もスキー学校を楽しみつつも警戒を続けていたが、真由実は不仲の両親のことや恋人とのことで悩んでいた。真由実の恋人の田川勇治は、先頃会社の金を横領したとして解雇された田川貞治の息子で、交際を反対されていた。
真由実の父・浩三郎は、町長主催のパーティーに妻・オリエと出席した帰り道、突然飛び出してきた男をはねてしまう。男は、かつての部下・田川貞治だった。少なからずやましいところがある浩三郎は、同乗していた妻・オリエと共にその場から逃げてしまう。
登場人物
田川 貞治(たがわ さだはる)