電撃テンジカーズ
漫画
作者:古賀亮一,
出版社:メディアワークス,
掲載誌:月刊コミック電撃大王,
レーベル:電撃コミックスEX,
巻数:全3巻,
話数:56話,
以下はWikipediaより引用
要約
『電撃テンジカーズ』(でんげきテンジカーズ)は古賀亮一による日本のギャグ漫画作品。『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)にて、2006年8月号から2010年12月号にかけて連載。2010年、単行本第2巻の発売を記念して、作中に登場する「107代目悟空Tシャツ」が商品化されている。
物語概要
三蔵法師が免許制の異世界を舞台に、三蔵ハルカ一行とそれに勝手に同行している三蔵太郎の暴走を描く。それまでの古賀作品とは異なり、物語に「天竺に行く」という目的があり、前話のオチが騒動のきっかけになるなど各話に繋がりが見られる。
主な登場人物
悟空
本作の主人公。元々は日本出身の中学一年生。通学中、太郎によって別世界に引きずり込まれた。偶然悟空専用アイテムの輪っかをかぶってしまい、猿属性を持っていたため悟空となった。元の世界に戻るために天竺を目指す。そんな経緯で悟空となった為に悟空としての力は殆ど使いこなせておらず、異世界の常識に戸惑いっぱなし
基本的にはツッコミ役の常識人だが時には年相応のスケベな面をのぞかせることも。話が進む度にあからさまにエロくなっており八戒に怒られる事もしばしば。中性的な顔立ちであり、女しか入れない女村を通過する際に女装した際は八戒が嫉妬するほど良く似合っており、女村のおかしらには「嫁にする」と狙われている。
ハルカに憧れているが、連載中期からは八戒の事も意識し出している。
本名は西 勇気(にし ゆうき)である事が3巻あとがきで語られているが、作中では言及されていない。
三蔵ハルカ
八戒
幼い女の子の容姿をした豚の妖怪。生真面目な性格で、本作では数少ないツッコミ専門キャラ。
主に暴走しがちな太郎・悟浄や天然のハルカを軌道修正する役割を持つが、太郎や悪行妖怪への嫌がらせは悪ノリする場合もある。腕っぷしはかなり強く、馬鍬型の武器を振り回して戦う。
怒ったり食べ物を大量に摂取するなどして「獣人化」すると豚妖怪本来の力が発揮されてさらに強くなるが、本人は耳と四肢が多少豚に近くなる程度だがその外見を気にしてあまりその姿になりたがらない。
年恰好の近い悟空に対しては好意を抱いているような描写が見受けられるが、実際のところ彼をどう思っているのかは不明。
外見年齢は悟空の1個下程であると3巻あとがきで語られているが、実際の年齢は不明。
沙悟浄
三蔵太郎
なまず髭に眼鏡をかけた中年男性。三蔵法師であるが素行が悪く、女性に対してセクハラを行ったりしているため、毎回ひどい目に遭わされる。ハルカと同じ教習所で三蔵免許を取ったらしい。まともな法衣を着ていたのは登場当初だけで、毎回異なるコスプレをさせられている。途中から本人も含めて彼が三蔵だということを忘れ去られているようで、ドリフターズの『飛べ!孫悟空』に登場するカトちゃんに相当するキャラクターとしてハルカの一行の一員として定着してしまっている。
その正体はこの世界におけるお釈迦様。かつては天竺で平和に暮らしていたが、後述する107代目悟空に天竺を乗っ取られ、同時に記憶も消されて天竺を追放された。物語のラストで107代目悟空が倒されたことにより釈迦として復活するが、素行の悪さは全く変わっておらず、むしろ釈迦の力を取り戻したことでより悪化している。
「ゲノム」のパクマン・「ニニンがシノブ伝」の音速丸等、古賀作品恒例のアグレッシブなオバカスケベキャラだが、扱いは彼らと比べても割と悲惨な傾向にある。
金角・銀角
おかしら
107代目悟空
マリア
書誌情報
- 古賀亮一『電撃テンジカーズ』メディアワークス〈電撃コミックスEX〉、全3巻
- 2008年2月27日発売、ISBN 978-4-8402-4214-1
- 2010年4月27日発売、ISBN 978-4-0486-8571-9
- 2011年6月27日発売、ISBN 978-4-0487-0338-3