小説

青列車の秘密


舞台:フランス,



以下はWikipediaより引用

要約

『青列車の秘密』(あおれっしゃのひみつ、原題:The Mystery of the Blue Train)は、アガサ・クリスティが1928年に発表したエルキュール・ポアロシリーズの長編推理小説。

クリスティが失踪事件後、精神的に不安定な時期に執筆された作品で、すでに発表されていた短編『プリマス行き急行列車』のプロットを長編向けに焼き直したもの。本人は本作を気に入っておらず、のちに「書きたくなくても書かなければならないプロ作家の厳しさを自覚した作品」という趣旨の回想をしている。

あらすじ

青列車の中で殺人事件が起こり、被害者の女性が持っていたルビーがなくなっていた。そして、被害者の別居中の夫が容疑者となった。彼は犯行時間と思われる時間に、妻の客室に入るところを目撃されていた。

登場人物

エルキュール・ポアロ

私立探偵
ルーファス・ヴァン・オールディン

アメリカの富豪
ルース・ケタリング

ルーファスの娘
デリク・ケタリング

ルースの夫
ナイトン少佐

ルーファスの秘書
アルマン・ド・ラ・ローシュ

ルースの愛人
ミレーユ

ダンサー・デリクの愛人
キャサリン・グレー

遺産相続人。セント・メアリ・ミード村に住んでいる。
レディ・タンプリン

キャサリンのいとこ
チャールズ・エヴァンズ

レディ・タンプリンの夫
レノックス・タンプリン

レディ・タンプリンの娘
エイダ・メイスン

ルースのメイド
ディミトリアス・パポポラス

骨董商
ジア

パポポラスの娘
コウ

警視
カレージュ

判事

出版

出版年 タイトル 出版社 文庫名 訳者 巻末 ページ数 ISBNコード カバーデザイン 備考
1954年 青列車殺人事件 日本出版協同 異色探偵小説選集10 松本恵子 あとがき 松本恵子 318
1955年 青列車殺人事件 大日本雄辨會講談社 クリスチー探偵小説集:ポワロ探偵シリーズ1 松本恵子 松本恵子「クリスチー女史とポワロ探偵」 224
1959年 青列車の秘密 早川書房 世界探偵小説全集 484 田村隆一 解説 都筑道夫 輝かしき処女作 257 勝呂忠
1966年 青列車殺人事件 角川書店 角川文庫赤502-7 松本恵子 あとがき 松本恵子 344 4042502075 上原徹
1976年 青列車の謎 講談社 講談社文庫 久万嘉寿恵 335
1959年12月25日 青列車の謎 東京創元社 創元推理文庫M-ク-2-5 長沼弘毅 あとがき 長沼弘毅 364 978-4-488-10517-4 装画:ひらいたかこ
装幀:小倉敏夫
改版1979年2月23日
1987年5月 エルキュル・ポアロ 講談社 久万嘉寿恵 解説:「ポアロとクリスティーの横顔」数藤康雄
「アガサ・クリスティー著作リスト」各務三郎
493 4-06-203404-2
1982年 青列車の秘密 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫 HM1-64 田村隆一 あとがき「「青列車」に乗って」田村隆一 364 4-15-070064-8 真鍋博
1983年1月 ブルートレイン殺人事件 新潮社 新潮文庫 ク-3-7 中村妙子 解説 中村妙子 381 4-10-213508-1 野中昇
2004年7月15日 青列車の秘密 早川書房 ハヤカワ・クリスティー文庫 5 青木久恵 解説 北上次郎 441 4-15-130005-8 Hayakawa Design

脚注(一般書)

出版年 タイトル 出版社 文庫名 訳者 巻末 ページ数 ISBNコード カバーデザイン 備考
1968年 青列車の謎 ポプラ社 ジュニア世界ミステリー6 常盤新平 解説 230
1988年 ブルートレイン殺人事件 ポプラ社 ポプラ社文庫. 怪奇・推理シリーズ 班目三保 222 4-59-102890-9 イラスト=村井香葉

翻案作品

ラジオドラマ

  • 1985年、BBC Radio 4で放送されている。

TV作品

  • 名探偵ポワロ「The Mystery of the Blue Train(邦題 青列車の秘密)」(イギリス 2006年)