首 (北野武)
以下はWikipediaより引用
要約
『首』(くび)は、2019年より出版された北野武による日本の小説である。
KADOKAWAより2019年12月20日に出版された。著者・北野自身による脚本・編集・監督・主演で、出版社・KADOKAWAの製作により映画化され、2023年11月23日に公開。
あらすじ
時は戦国時代。羽柴秀吉と千利休に雇われ、謀反人と逃げ延びた敵を探して各国を旅する曽呂利新左衛門は、信長に反旗を翻した荒木村重を偶然捕らえる。一方、丹波国篠山の農民・茂助は播磨へ向かう秀吉の軍勢を目撃、戦で功を立てようと軍に紛れ込む。
信長、秀吉、光秀、家康を巻き込み、荒木村重の首を巡る戦国の饗宴が始まり、それはやがて本能寺の変へと繋がっていく。
映画
原作者・北野自身による脚本・編集・監督・主演のもと、原作小説出版社・KADOKAWAにより製作。2023年11月23日に公開された。R15+指定。
総製作費15億円。北野にとっては6年ぶりの新作映画で、2023年5月16日開幕の第76回カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プレミア部門」に日本人監督として初めて出品されることが決定した。撮影は山形県鶴岡市(スタジオセディック庄内オープンセット)、岩手県奥州市(えさし藤原の郷)、長野県富士見町、栃木県宇都宮市(若山牧場)・真岡市(鬼怒川河川敷)などで行われた。
なお、北野武脚本・監督作品としては『あの夏、いちばん静かな海。』(1991年)以来、約32年ぶりに東宝の配給作品となる。
キャスト
- 羽柴秀吉:ビートたけし
- 明智光秀:西島秀俊
- 織田信長:加瀬亮
- 黒田官兵衛:浅野忠信
- 羽柴秀長:大森南朋
- 難波茂助:中村獅童
- 徳川家康:小林薫
- 千利休:岸部一徳
- 荒木村重:遠藤憲一
- 斎藤利三:勝村政信
- 般若の佐兵衛:寺島進
- 菩薩の権蔵:平原テツ
- 曽呂利新左衛門:木村祐一
- 服部半蔵:桐谷健太
- 本多忠勝:矢島健一
- 宇喜多忠家:堀部圭亮
- 蜂須賀小六:仁科貴
- 滝川一益:中村育二
- 丹羽長秀:東根作寿英
- 高山右近:久保勝史
- 安国寺恵瓊:六平直政
- 清水宗治:荒川良々
- 間宮無聊:大竹まこと
- 森蘭丸:寛一郎
- 織田信忠:中島広稀
- 弥助:副島淳
- 為三:津田寛治
- 遣手婆・マツ:柴田理恵
- 茂助の父:日野陽仁
- 丁半博打の客:劇団ひとり
- 多羅尾光源坊:ホーキング青山
- 丁次:アマレス兄(アマレス兄弟)
- 半次:アマレス太郎(アマレス兄弟)
スタッフ
- 原作:北野武『首』(KADOKAWA刊)
- 脚本・編集・監督:北野武
- 製作:夏野剛
- プロデューサー:福島聡司
- ラインプロデューサー:宿崎恵造
- 撮影監督:浜田毅(JSC)
- 照明:髙屋齋
- 美術:瀨下幸治
- 音楽:岩代太郎
- サウンドデザイナー:柴崎憲治
- 衣裳デザイナー:黒澤和子
- 録音:高野泰雄
- 編集:太田義則
- VFXスーパーバイザー:小坂一順
- 助監督:足立公良
- 特殊メイク/特殊造形スーパーバイザー:江川悦子
- 装飾:島村篤史
- 殺陣師:二家本辰己
- スクリプター:吉田久美子
- キャスティング:椛澤節子
- 製作担当:根津文紀、村松大輔
- 能楽監修:二十六世観世宗家 観世清和
- 配給:東宝、KADOKAWA
- 製作:KADOKAWA