駈斗戦士 仮面ライダーズ
以下はWikipediaより引用
要約
『駈斗戦士 仮面ライダーズ』(カードウォリアー かめんライダーズ)は、バンダイより発売された仮面ライダーシリーズを題材とする食玩シリーズ、およびそれをモチーフとした漫画作品。食玩の第1弾は2007年1月発売。2007年10月までに第3弾まで発売され、2008年1月には『外伝』と称したスペシャルパック2種が発売された。また、本作品を元にしたギャグ漫画も登場した(漫画版の節を参照)。
2009年3月より、ライドモンスターをオミットした新シリーズ『THE 仮面ライダーズ』へ移行。2009年10月に第2弾、2010年3月に第3弾、同年5月に「外伝」がそれぞれ発売された。
概要
SDタイプの仮面ライダーのフィギュアに、トレーディングカード状になっている組立式の「ライドモンスター」を合体させるというもの。
ライダーたちのパートナーとなるライドモンスターは、各ライダーのモチーフを元にした本作品オリジナルのものである。モンスターの名前の傾向として、多くの場合そのライダーが原典で使っていたバイクの名前の一部が使われている。また、ライダーのデザインも原典からマイナーチェンジされている。合体後の形態は各ライダーの原典におけるパワーアップフォームをモチーフにしていることが多い。
後継シリーズの『THE 仮面ライダーズ』は食玩のみの展開。オリジナルストーリーやライドモンスターはオミットされ、デザインも原典準拠のシンプルなデフォルメフィギュアとなった。
ストーリー
鏡の中の異世界「パラレルミラーワールド」では、仮面ライダーたちによる激しい戦いが繰り広げられていた。彼らは、ライドモンスターと超変身(ライドアップ)することにより、スーパーモードへとパワーアップする。
登場キャラクター
第一弾
仮面ライダー龍騎
仮面ライダーアギト
仮面ライダーブレイド
仮面ライダーナイト
第二弾
仮面ライダークウガ
仮面ライダーカブト
仮面ライダーカイザ
仮面ライダーギルス
第三弾
仮面ライダーサバイブ龍騎
仮面ライダーガタック
仮面ライダー響鬼
仮面ライダーカリス
THE 仮面ライダーズ 6 オーズコンボスペシャル
THE 仮面ライダーズ 14 それぞれの正義編
THE 仮面ライダーズ 15 天下への道編
THE 仮面ライダーズ EX
THE 仮面ライダーズ 16 最速の戦士編
THE 仮面ライダーズ 17 疾走するフォーミュラ!!編
用語
パラレルミラーワールド
ライドモンスター
三賢獣
鬼ヶ島
ツバイ
漫画版
『駈斗戦士 仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝!!』(カードウォリアー かめんライダーズ ちょうへんしんギャグがいでん)のタイトルで連載された、食玩版の設定を元にしたギャグ漫画。小学館の雑誌『コロコロイチバン!』にて、第12号(2007年3月1日号)から第24号(2009年号)まで連載された。全13話。原作:石ノ森章太郎、作画:小西紀行。
2009年2月26日には、小学館のコロコロドラゴンコミックスより単行本が刊行された(ISBN 978-4-09-140778-8)。
漫画版のストーリー
かつて世界は「仮面ライダー」と呼ばれる戦士たちに守られていた。そして今、もう一つの世界「パラレルミラーワールド」を舞台にして、新たな仮面ライダーたちの戦いが始まる…。
舞台設定は食玩版と同様だが、その内容はギャグ漫画らしく大幅にアレンジされている。
また、ライダーたちの戦法は「不意打ち」や「騙まし討ち」、「落とし穴に落としての追い討ち」、「擦違い様に催眠スプレーをかける」など、ズルい戦法をとるシーンが多い。
漫画版のキャラクター
仮面ライダーズ
悪のライダー集団に対抗するために結成された組織。
仮面ライダー龍騎
自分より目立つ者は敵であろうが味方であろうが許さない主義で、ドラグレッダーに諌められてもその主張を曲げないほど。そのせいか、現時点よりライダーの数が増えることを嫌がっており、隙あらば味方であるナイトたちをも排除しようとする困った人物。ただし響鬼とは自分に近い性格のせいか、「金好き」という共通嗜好もあり、意気投合する仲になっている。また、V3からは「性格が悪くて責任感のない腕白小僧」と気に入られている。
独善的な性格であるため、カリスと手を込もうとしたところを1号に「お前は何のために正義のライダーに選ばれたと思っているんだ!?」と咎められたことに「そんなの自分の知ったことじゃない」と吐き捨てたり、「シャドームーンなんてもうどうでもいい」と役割を放棄しようとしたりなど、非常に無責任な一面を見せるため、ナイトたちからは「組織に必要ない」、1号からは「正義のライダーとして失格」と言わしめられた。他にも「勝負は勝てばいい!!油断するほうが悪い!!」や「多くのライダーを倒し、自分がパラレルミラーワールドを征服する」など悪役が言いそうな発言もする。
1号が施した変な改造(着替え)による「サバイブ?龍騎」状態を経て、サバイブスーツを身に纏った「サバイブ龍騎」へとあっさりパワーアップを遂げた(また、その際1号に「最初からこれ出せよ!何改造してんだよ!!」と訴えた。ドラグレッダー曰く「100%正しい(珍しく)」)。
そして、シャドームーンを倒した後、元の姿に戻ったが、元の世界に帰ることができず、結局再び龍騎に変身し真のライダーズ決定戦に参加することになった。
ドラグレッダー
仮面ライダーアギト
その後龍騎に他のライダー共々「登場人物が多いから」という理由でどこかにぶっ飛ばされるが、V3と共にシャドームーンに捕まってしまった。その後、V3とともに洗脳され、龍騎たちの前に立ちふさがるが、シャドームーンが倒された後は洗脳が解けた。
仮面ライダーブレイド
その後龍騎に他のライダー共々「登場人物が多いから」という理由でどこかにぶっ飛ばされるが、鬼々島でナイト、ファイズらと共に再登場し、龍騎に仕返しをする。
仮面ライダーファイズ
その後龍騎に他のライダー共々「登場人物が多いから」という理由でどこかにぶっ飛ばされるが、鬼々島でブレイド、ナイトらと共に再登場し、龍騎に仕返しをする。
仮面ライダーナイト
その後龍騎に他のライダー共々「登場人物が多いから」という理由でどこかにぶっ飛ばされるが、鬼々島でブレイド、ファイズらと共に再登場し、龍騎に仕返しをする。
仮面ライダーカブト
仮面ライダー響鬼
仮面ライダーV3
ダーツの旅と同じ方法で龍騎を新たなるライダーに選定し、また、龍騎に負け劣らず卑怯な戦闘スタイルをとっている。似た者同士なせいか、龍騎とは息の合ったコンビプレイを見せる。龍騎を「リュウちゃん」と馴れ馴れしく呼んだり、龍騎にいちゃついたりなど、龍騎に鬱陶しがられる行動をとることも多々あり、龍騎に殴られても喜ぶなどややマゾヒスト。
その後龍騎に他のライダー共々「登場人物が多いから」という理由でどこかにぶっ飛ばされるが、アギトと共にシャドームーンに捕ってしまい、洗脳される。しかしシャドームーンが倒された後は洗脳が解けた。
仮面ライダー1号
伝説級の存在ながら、彼もまた珍妙な性格で曰く「自分の全盛期は35年以上も前」らしく龍騎にすら一撃で倒された。響鬼との間に金銭問題を抱えており、最初は徹底してしらばっくれようとしていた。なぜかオーラだけは強大。登場時、長時間迷子になっていたせいか遭難者のような風体で登場した。
悪のライダー集団
シャドームーンを筆頭に形成されている悪の組織。パラレルミラーワールドに存在するライダーたちを次々と洗脳することによって人間界の征服を企んでいる。
仮面ライダークウガ
アギトとは実の兄弟に当たる関係で、洗脳される前はマイティフォームに近い赤い色の姿をしていた。シャドームーンが倒された後は洗脳が解けた。
仮面ライダーギルス
仮面ライダーカイザ
仮面ライダーカリス
仮面ライダーガタック
シャドームーン
ボロ家のようなアジトから寝起き姿で登場し(本人は双子の兄と称しているが、ガタックから「何言ってんの、アンタ一人っ子でしょ!!」と突っ込まれた)、ライダーズと対決する。一度は龍騎の狡猾さを気に入り、龍騎に「一緒に世界征服しないか」と勧誘するが、龍騎に「世界征服に二人も必要ない」と拒絶される。龍騎が超変身した後、彼も超変身しようとしたが、寝起きを襲われうっかり契約モンスターカードを忘れてきてしまった。最期は分が悪いと判断し、改心すると油断させて騙まし討ちしようと試みたが、逆に龍騎の「ドラグーンインパクト」により騙まし討ちされ倒された。
初登場した際にはシルエットのみが描かれ、そこでは石ノ森版『Black』のものに近いデザインとなっていたが、それ以降はテレビ版に準拠したデザインで描かれている。
その他のライダー
仮面ライダーBLACK・スカイライダー・仮面ライダーストロンガー・仮面ライダーアマゾン・仮面ライダーX・仮面ライダーZX・仮面ライダースーパー1
備考
- 漫画版においては「かつて現実世界にも仮面ライダーが存在した」という設定になっており、既に伝説化している「現実世界の仮面ライダー」として描かれた姿は原作に準じたものになっているが、原作ではそれぞれ異なる世界観となっている『アギト』『龍騎』『555』『剣』ら平成シリーズが本作品では同一世界であるかのようにも解釈できる描き方になっており、詳細は不明。
- 悪のライダー集団にアナザーアギト、仮面ライダーガタック、仮面ライダースーパー1、仮面ライダーザビーらしきライダーのシルエットが描かれているが、商品ではガタックが第3弾で味方キャラとして登場している(商品のキャラクター設定が定まる前に漫画が描かれたためと思われる)。しかしその辻褄を合わせるためか、漫画版では上記の通り悪のライダーの一員として登場している。