駐在刑事
以下はWikipediaより引用
要約
『駐在刑事』(ちゅうざいけいじ)は、笹本稜平による日本の推理小説のシリーズ。2014年に寺島進主演でテレビドラマ化された。
取り調べ中に容疑者が自殺したことで、警視庁捜査一課から青梅署水根駐在所へ左遷された警察官が主人公の物語。
シリーズ一覧
- 駐在刑事(2006年7月27日 講談社 ISBN 4-06-213504-3 / 2009年9月15日 講談社文庫 ISBN 978-4-06-276462-9) - 初出:『小説現代』2004年12月号 - 2006年4月号連載
- 尾根を渡る風 駐在刑事(2013年11月27日 講談社 ISBN 978-4-06-218594-3) - 初出:『メフィスト』2012年vol.1〜3、2013年vol.1〜2連載
- 駐在刑事 尾根を渡る風(2016年10月14日 講談社 ISBN 978-4-06-293519-7)
登場人物
江波敦史(えなみ あつし)
警視庁捜査一課第四強行犯捜査殺人犯捜査第七係 → 青梅警察署水根駐在所所長(警部補)。刑事になって十数年のベテラン。正義感もあるがどちらかと言うと義務感の方が強い。バツイチ。
妻とは刑事の仕事が多忙だったことから仲が冷え切り5年前に離婚している。本来なら駐在所勤務は妻のサポートが必要ということから既婚者がなるものだが、後述の理由から特例的に認められている。
1年と数か月前までは捜査一課の刑事として働いていた。当時は闇の貸し金業を営んでいた老婆が殺害された事件を担当しており、任意出頭してきた女性を取り調べていた(容疑者の中で唯一アリバイがなく。また手柄を欲する加倉井がゴリ押ししため取り調べたが、江波を含めた刑事たちの大半がシロと見ていた。また江波は女性の無実を証明するために自ら取り調べ役を買って出た)。
取り調べ中、女性は突然青酸カリで服毒自殺をしてしまう。不運にも江波は背中を向けてタバコを吸っていたため気づくのが遅れ、一緒にいた巡査長も部屋の隅にいたため阻止できなかった。内部調査の結果、江波に過失はないとされたが保身に走った加倉井含む上層部によって責任を押し付けられ左遷が決定。これにより江波も『刑事』というものにしがみつく気になれなくなり、たまたま水根駐在所に空きがあると知り希望する運びとなった(駐在所の方も人手を欲しがっており、江波がバツイチでも構わないと受け入れた)。
加倉井の横車に押し切られる形で女性を死なせてしまったことは今でも重くのしかかっており、職を賭してでも女性を助けるべきだったと悔やんでいる。このことから自殺の危険がある人物に対しては必死になって説得・救助しようとする。江波が抱く義務感の裏には罪悪感もあったのだ。
加倉井に対しては「まだ一課にへばりついている」「手柄を出世のためのアクセサリーとしか思っていない」と常に険のある態度を取っているが、駐在所勤務になったこと自体は充足感を感じており気にしていない。また2年が経過したころには加倉井との因縁も忘れかけており恨みも消えかけて来ている。しかし加倉井の方から近寄って来るためなかなか忘れられないでいる。
現在は水根駐在所に勤める一方、平穏な日々が続いていることと事件の際はパトカーを使うことなどから体重が増えてしまい、健康のために山歩きを日課とするようになった。その際に池田健市から山登りのイロハを教えてもらったことで親交を結んでいる。
後輩の南村には慕われており1年も駐在をやったということで禊を終えたとし、刑事に戻って来るように勧められたことがある。その際には「色々と運動をする」とまで言われたが上記の理由から断っている。また非番中事件を解決したことから加倉井に「勝手なことをした」と責められた時は、課長から庇われるなど現地の警察官にも慕われている。
今では水根に溶け込んでいるが「自分は外から来た人間であり、警察官でもあるから住民たちに壁を作られやすい」と常に世間体や他人からの評価を気にしており、自分が信頼されていないと感じると落ち込むなどナイーブな面を持つ。
「駐在如きに出る幕はない」と事件に首を突っ込むのは戒めているが、刑事としての感覚と義務感が抜けずに南村を通じて情報を得たりアドバイスをしたりと外部から関わっている。刑事たちに協力する場合もあるが捜査そのものには参加せず、パトカーの運転など雑用を担当する。
しかし高い推理力と行動力によって数々の事件を解決しており、加倉井から対抗意識を燃やされてしまう。刑事たちも面白がって駐在刑事VS無能管理官のバトルで賭けている有様である。
ドラマ版では気のいいおじさんといった感じのキャラクターになっており、水根の住民たちに慕われ、彼らを守るためならば一切妥協しない正義感の持ち主として描かれている。一方で事件にたびたび首を突っ込むことから加倉井には煙たがられており、元同僚たちからの受けも悪い。また移動の際は自転車に乗っているため基本的にパトカーは使わない。
南村陽平(みなみむら ようへい)
警視庁捜査一課刑事(巡査部長) → 青梅警察署刑事課強行犯係係長(警部補)。
江波の後輩。彼と同じく加倉井のことは快く思っておらず皮肉った言い回しをする。江波のことはかなり好いており、当初は捜査一課に戻ってきてほしいと願っていた。
江波にはたびたび事件の詳細を話しており、直接捜査に関われない江波から助言をもらったり推理を聞いたりしている。時には江波から無茶な頼み事もされるが何とかやってのけている。
後に警部補に昇進して青梅警察署に赴任するが、江波には「上層部の受けが悪い自分とよくしていたから一課から追い出された」と見られ、申し訳なく思われている。
ドラマ版では江波の舎弟のような立場になっており、たびたび捜査状況を聞き出されたり無茶ぶりをされたりと苦労人として描かれている。
加倉井国広(かくらい くにひろ)
警視庁捜査一課管理官(警視)。小柄で小太り。階級は江波より上だが大分年下のため表向きは敬語を使っている。『尾根を渡る風』には未登場で別の人物が管理官になっている(加倉井並かそれ以上の無能)。
「世の中に混乱を招くのが天から与えられた使命だとでもいうように、右といえば左、左といえば右というのがこの人物の変わらざる発想のパターン」と書かれるほどの無能管理官。
江波が捜査一課から駐在所勤務に左遷されることになった元凶。1年と数か月前に老婆殺しの被疑者を任意出頭させたが、アリバイがないというだけで決行した見込み捜査であり、証拠も何もなかった。
結果、女性はいきなり自殺してしまい、責任を追及されることを恐れた加倉井含む上層部は江波に責任転嫁してトカゲの尻尾切りにした。江波からはかなり嫌われている。
どのくらい嫌われているのかと言うと「自分に無茶な命令をして落ち度を作り、それを理由にクビにしようとしている」と思われているほど。
なお、無茶な命令と言うのは、誘拐犯が山に逃げ込んだので大規模な山狩りを行うと宣言し、そのためのプランを江波に作ってほしいというもの。大規模な山狩りと言うのは犯人を刺激しかねず、下手すれば誘拐された子供が足手まといと判断され殺される可能性がある。もしそうなればプランを作成した江波に責任を押しつけ、文字通り警察組織から追放するつもりだろう……と江波には思われていた(実際に取調室で自死した女性の責任を江波に押し付けているため)。
現在の加倉井は本庁に戻るべく手柄を立てようと躍起になって相変わらずの見込み捜査を行っている。しかし課長補佐クラスのポストに空きがないため上手く行っていない。
因縁深い江波に対抗意識を燃やして青梅警察署の事件を進んで引き受けるが、毎回的外れの推理をしては周囲を振り回し、事件解決後には「自分の見立て通りだった」としたり顔で言い放つ。
この程度ならまだマシな方で、とにかく顔と名前を売りたいため自分が担当する事案は必ず記者会見を行う。誘拐事件の際に報道協定を強いたにも拘らず承認欲求を満たすために記者会見をしようとした。
頭は悪いが口は上手く、刑事部長や先輩署長を上手く丸め込んで無理を押し通している。
これらのことから捜査一課の中でもかなりの嫌われ者となっている。捜査会議の席では青梅警察署の刑事たちからもブーイングが起こり、中には席を立つ者がいたほど。
第1巻最終話では、警察官よりも個人として動いた江波から辞表を渡されるが「私はまだ江波さんに勝っていない。勝ち逃げは許さない」という旨を語り辞表を破り捨てており、江波を驚かせた。
ドラマ版では周囲との衝突もあるものの正義感の持ち主であり、部下からの信頼もある。また江波が事件に首を突っ込むため煙たがっているが、推理に耳を貸したり有事の際は手を組むなど原作とは逆のキャラクターである。
ただし次々と難事件を解決する江波に対して「江波さんのやり方は認めない」と対抗意識を見せたり、江波から捜査方針の間違いを指摘されても頑なに認めようとしなかったり、激昂したり面喰ったりすると敬語でなくなったりなど原作に通じる部分もある。
池原健市(いけはら けんいち)
池原孝夫(いけはら たかお)
内田遼子(うちだ りょうこ)
清水真紀(しみず まき)
プール
水根駐在所で買われているメスのラブラドールレトリバー。名前は真紀の小学校にあるプールの更衣室に迷い込んでいたことに由来。
元々は介助犬であり本名はミモザ。足の悪い飼い主が空き巣に殺されてしまい、プールもまた利口な犬だったため拉致されて犯罪の片棒を担がされてしまう。そこから逃げ出したところで真紀の小学校に迷い込み、江波の元で世話になることとなった。
飼い主を殺害した犯人の逮捕に大いに貢献したことで名誉巡査部長の地位を与えられ、名実ともに江波の相棒となった。
普段は人に懐いて愛想を振りまくので水根駐在所のマスコットとして人気を集めている。人を襲わないように訓練されているが、いざという時は果敢に立ち向かう気概を持っている。
ドラマ版では柴犬になっている。
テレビドラマ
2014年からテレビ東京・BSジャパン共同制作で放送されているシリーズ。主演は寺島進。番組宣伝では「奥多摩駐在刑事」と表記される場合もある。
本項での「第○作」は単発ドラマ、「S」はSeasonを表す。
作品の時間軸は、第1作〜第5作 → S1〜S2 → 第6作 → S3 → 第7作〜
第1作から第3作までは『水曜ミステリー9(第2期)』枠で、第4作は『水曜エンタ』枠の『水曜ミステリー9』で放送された。第5作は『駐在刑事スペシャル』(2時間)として『金曜8時のドラマ』枠の時間帯を拡大して放送された。
2018年10月19日から12月7日まで『金曜8時のドラマ』枠(1時間)で連続ドラマ化された。寺島進は地上波の連続ドラマ初主演。第6作 - 第8作は『駐在刑事SP2021』『駐在刑事SP 2022』『駐在刑事SP 2023』(2時間)として『月曜プレミア8』枠で放送。
キャスト
奥多摩警察署水根駐在所
江波敦史
経歴:警視庁捜査一課(第1作の2か月前まで)
→ 奥多摩警察署地域課水根駐在所(第1作 - )
階級:警部補
以前は捜査一課の刑事だったが、闇金融業者殺害事件の重要参考人である中瀬由紀子を取り調べ中に服毒自殺させてしまい、その責任を負い水根駐在所に左遷される。当初は捜査一課への未練があったが、水根の町や住民と接するうちに気に入ってしまった。
S1最終話で由紀子の一件が殺人だったことを皮切りに、緒方が大曾根を射殺しようとするも身を挺して両者を守った。
大曾根については「水根の住人」としてのことで、葛城に拉致され人質にされたひかりも(撃たれたときの)怪我を負ったまま救出した。
S2では水根にやってきた綿谷夏子に一目惚れする。S2最終話ではこのことで加倉井と対立するが、夏子が共犯者であることを察して事件に向き合い決着をつけた。
プール
水根駐在所で飼われている犬でプールサイドの物置き場にいたところを真紀がみつけ、江波が助けたのちに名づけられた。
S3では「散歩のおともに私を連れてって!」という自分の名前と似顔絵が描かれた、看板が立てられた。
警視庁奥多摩警察署
緒方綾乃
経歴:警視庁捜査二課 理事官(第5作)
→ 警視庁奥多摩警察署 署長(S1)
階級:警視
警視庁捜査二課No.2の理事官を務め、その後S1で奥多摩署の署長として赴任。江波には「アナタのことを潰すために来た」と言い、署員たちには「キャリアである軽部翔平への教育係として自ら希望した」と言っている。
実は死んだ中瀬由紀子の姉。江波を憎んでいたが、実際の黒幕が他に居ると気づき警察手帳を返上して姿をくらます。S1最終回で黒幕が大曾根だと知って発砲するが、江波が盾になったことで殺人を犯さずに済む。大曾根が自害して一連の事件が解決した後に自身も逮捕され、服役した。
和泉玲香
経歴:警視庁捜査一課
→ 警視庁捜査二課(S3第1話)
→ 警視庁奥多摩警察署 刑事課長(S3第2話 - )
階級:警部
警視庁捜査二課の刑事。捜査一課への転籍を強く希望している。S3第1話でクラウドファンディング詐欺の被害者の会代表である安西への殺人の容疑で水根に潜伏していた本郷を発見し追跡した際、追い詰められた本郷が崖から飛び降りて一時意識不明の重体に陥らせてしまい、単独行動による不手際を加倉井から叱責される。事件解決後、加倉井の口から奥多摩署刑事課長への異動を告げられる。出世や手柄に拘るあまり最初は異動を不服に思っていたが、奥多摩での様々な事件や江波を通じて警察官にとって大事なこととはなにかを理解するようになり、S3最終回で一からやり直すことを決意し、加倉井に地方の所轄署に異動させてほしいと願い出る。捜査一課に戻れる話があったが、奥多摩で警察官としてやるべきことを見つけたため断っていた。
当初はなにかと事件に首を突っ込む江波のことを快く思っていなかったが、徐々に認めるようになり、協力して犯人を逮捕に導いたことをきっかけに完全に打ち解ける。
検視の知識があるので、遺体を見たら自分で検視を行う。
父親は職人かたぎで、酒を飲むと母親や幼少期の玲香に暴力を振るっていた。このとき駆けつけ助けてくれた駐在に憧れ警察官を目指す。高校卒業時に、その駐在からお守りをもらう。
石川博康
刑事。江波のことを快く思っていないが、そこそこ「奥多摩の駐在」としての彼は評価している。
S1最終話では署長になった軽部に書類にハンコを求めていた、その後は「転勤」か「定年退職」すらも動向は不明となる。
穴水虎夫
経歴:警視庁捜査一課
→ 警視庁奥多摩警察署(S2 - )
刑事。金沢よりも年上のようで「穴水さん」と呼ばれている。
かつては警視庁に勤めていたが八丈島へと移り、奥多摩へと赴任して来た。江波には「あなたも飛ばされたクチですか」と訊かれたが「私はあんたとは違う!」と強く否定している。
上司の前ではへりくだり、格下と見た相手には強気に出る典型的な小者。しかしながら刑事としての責任感は持ち合わせており、不正に目をつぶることはなく、それなりに推理もできるので無能ではない。ただし推理内容が当たり前すぎるため誰にも期待されておらず、S2最終話では加倉井から「あなたの推理は結構です」と拒否されてしまった。
わずかだが警視庁で働ていた時期があり、その時に加倉井と共に捜査に当たっている。だが加倉井の赴任初日に挨拶するも覚えられていなかった。江波のことは「警視庁から飛ばされた刑事」として快く思っておらず、事件現場で彼を見る度に「駐在はお呼びでない」と口癖のように怒鳴りつける。江波からは「ハナ水」と呼ばれている。
第6作では「駐在何?はっきり言って!」と意見を求めたり、S3からは「奥多摩の駐在」としての彼を認めている節もある。
S3第4話では「将棋」が好きらしく、知識も豊富で戦法などに詳しかった
警官
奥多摩署の警官。
署長
緒方綾乃の前任の署長。
警視庁捜査一課
加倉井国広
階級:警視
管理官。幼少期に特別養子縁組で加倉井家の養子になる。緒方の素性を知っている。
12年前の立てこもり事件で捜査一課の係長として指揮を執っていたが、当時部下だった金本浩二を殉職させてしまって以降、現場を仕切るトップとして今何が1番大事かを常に考えている。
江波のことを快く思ってはいないものの、S3では「彼の頭の中にあるのは、いつも自分が守るべき奥多摩の人たちのことだけ」と和泉に話している。
また「彼は納得するまで事件に向き合っている」ことを、(自分たちは)江波に翻弄させられてきたが「奥多摩の駐在」としてはそれなりに認めている。
南村陽平
刑事。江波の後輩で何かと八つ当たりをされたり、事件のことでコキ使われたりして加倉井からも釘を刺されている。
それでも江波に対しての尊敬はあり、駐在になってからも南村自身は「良き理解者」として支えてきた。
第5作の登場を最後に動向は不明となり、レギュラードラマの登場も無くなった。
金沢公之
経歴:警視庁奥多摩警察署(第3作)
→ 警視庁捜査一課(第4作 - )
刑事。第4作から捜査一課の所属となり、S3では和泉の教育係としても仕事をしている。加倉井が警視庁の係長だった頃に所轄署の刑事として共に仕事をしたことがあり、その時に部下を失っている。その縁から加倉井の第一の理解者となっている。江波とも付き合いが長いため「江波ちゃん」と呼ぶことも。
事件現場に顔を出す江波のことを快く思っていないが、しかしS3では「奥多摩の駐在」としての彼を少なからず認めている部分もある。
S3第6話終盤でも無茶な捜査をした和泉と江波に、呆れつつも敬意を表していた。
輪島義男
刑事。金沢とコンビを組んでいる。江波が捜査一課を去ってから配属された新顔。誰もが抱く「怖い刑事さん」を地で行く人物。
見た目通り怒りっぽく、取り調べでは過激な態度を取る上に女性が相手でも容赦しないため金沢にたびたび止められるのが常。このため取り調べには向かないが、被疑者確保などの格闘戦には抜きんでている。
事件現場に顔を出す江波のことを快く思っておらず「駐在」呼びであり、金沢に言われて摘まみ出すのが日常茶飯事。それを差し引いても江波に対する態度は悪く、お互いに「気に食わない」というのを隠そうともしていなかった。S2第2話では、江波を引っ張り出そうとしたところ「大先輩の俺になにすんだこの野郎!」と怒鳴り付けられて振り払われ、さすがに委縮した様子を見せていた。一方で江波が素直に引き下がると「腹でも痛いのか?」と拍子抜けして心配した様子を見せることも。
S3では加倉井たちと同様に「奥多摩の駐在」としての、江波を認めているところもありS3第6話終盤でも無茶な捜査をした和泉と江波に呆れつつも敬意を表した。
加倉井や金沢には終始敬語を使い、決して逆らわないなど上意下達を重んじている。小者感丸出しの穴水に対しても、彼が加倉井への差し入れに持ってきた果物を自分が受け取り、別のテーブルに置くことで「今はそんなものを食べている場合ではない」ということをやんわりと示した。
御子柴浩司
管理官。盆栽に「小百合」や「アリス」という名前を付けて育てている。父親は駐在所の警察官だったが、面倒を見ていた前科者に刺されて死亡した。
警察関係者
軽部翔平
経歴:警視庁奥多摩警察署 署長補佐(S1)
→ 警視庁奥多摩警察署 署長(S1最終話)
→ 警視庁第九方面本部奥多摩専任特別管理官(S2 - S3)
→ 神奈川県警察本部捜査一課 管理官(S3最終話)
階級:警視
警察庁採用のキャリア。奥多摩警察署署長補佐として赴任した新米刑事。実際の警察には署長補佐という役職は存在せず、署長の下は副署長である。S1最終回では緒方の後任として署長に就任する。
初対面の江波に対し小馬鹿にした態度をとっていたが、江波と二人で捜査をしてから有能な刑事と認め協力的になる。原作における南村陽平に近い役回り。
「休処 みやこ」で遼子に初めて会い一目惚れする。
S2では第九方面本部奥多摩専任特別管理官に就任し、変わらず江波には協力的な姿勢を見せた。
S3第6話で神奈川県警本部捜査一課管理官への異動の内示があったことを同期の黒川から報される。S3最終話で異動を受諾し奥多摩を去る際、警察組織のあり方への改革を志した上で警察庁長官を目指すことと江波へのこれまでの感謝を手紙に残していった。
小田切司
警視庁刑事部長(階級は警視監と思われるが不明)。S1では大曾根に就き、事件の隠蔽を図ろうと動くものの彼が事件の黒幕であることを知り、加倉井から「誰に就くのか考えるべきでは?」と言葉を突きつけられ面目を無くす。
S2では立てこもり事件の早期解決を加倉井に迫るが「現場は私にお任せください」と啖呵を切られ逆上するなど、責任者やヒトとしての資質を欠き恥をさらす描写がある。
黒川誠也
階級:警視
警視庁サイバーセキュリティ対策本部副本部長。軽部の警察庁の同期。
水根の住人
池原美也子
老舗「水根旅館」の女将。S1第1話で水根旅館に「休処 みやこ」を新装オープンし、こちらで女将もする。
夫の池原岩男(通称・ガンさん)は、12年前に赤いヤッケを着て出て行ったまま行方不明となる。
内田遼子
奥多摩水根図書館の司書。山岳ガイド。池原美也子に誘われ水根旅館の「休処 みやこ」の若女将も務める。将来的には女将を継いでほしいという意図もあり、孝夫の嫁にと考えている。
元水根駐在の父の内田兵次は、仕事一筋で家族のことをないがしろにしていたため憎んでいたが、後に和解する。その際に平次から「孝夫と軽部のどっちと結婚するんだ?」と問われるが「娘は父親に似た人を好きになる」と笑顔で答え、江波を見つめていた。
第6作での直接的な登場は無いが、軽部のスマホの待ち受け画面にされていた。
池原孝夫
山岳ガイド。岩男と美也子の息子。色恋に疎い面がある。
沢井真紀
啓太郎と紀子の長女。血液型はB型。高校2年生。
実は養女で実母は若宮沙雪。プールの名付け親でもある。
沢井啓太郎
水根ストアの店主。真紀、ふたば、宗助の父。血液型はA型。
17年前の4月20日、御岳山の山小屋付近で若宮沙雪から幼児(真紀)を託される。当時、妻の紀子との間に子供がいなかったため養子として迎える。その後、紀子は宗助を出産後に死亡。
沢井ふたば
啓太郎と紀子の二女。真紀の妹。綿谷海人のクラスメイト。
沢井宗助
啓太郎と紀子の長男、真紀の弟でイタズラ好きのお調子者である。そんな性格のせいか江波や姉の真紀に叱られるときもある。
第6作を最後に動向は不明となり、S3からの登場は無くなった。
緒方ひかり
緒方綾乃の養女。高校生で実母は中瀬由紀子で中瀬時雄は義父。水根に1週間前に引っ越して来る。綾乃との関係は悪く、少し距離を置くため水根旅館で住み込みのバイトを始める。
S1最終回で葛城に捕まり、奥多摩ダムの放流で殺害されそうになるが、江波と孝夫に助けられる。終盤では交通整理をしている江波に「よろしくお願いします」と言ったことが原因で、水根の住人たちは江波とひかりが結婚するのではと思い、江波が質問攻めを受ける羽目になった。
小宮山勇人
国土交通副大臣。祖父の地盤を受け継ぎ奥多摩地区から国会議員に当選して国土交通副大臣を務め、地元の奥多摩にリニア新幹線工事にともなう残土処分場の建設を進めていた。
大曾根に命じられた葛城に殺害され、事務所で銃で頭部を撃ち抜かれた遺体で警備員に発見される。
大曾根曰く「小宮山は見込み違いで、ヤツにこの国は任せられない」と判断したのが理由だった。
葛城竜蔵
小宮山の私設秘書。大曾根の刺客。過去に大曾根のことを知る中瀬由紀子の口を封じるため、由紀子の再婚相手である中瀬時雄を唆し、由紀子を自殺に見せかけて殺害した。小宮山に従っていたが、後に大曾根の指示で小宮山を殺害した。S1最終回で加倉井たちとの格闘の最中に岩淵に刺され、その後逮捕される。
逮捕されてから1年、複数の殺人容疑で起訴され、今は警察病院に入院している。医師からは余命宣告をされていて、警察病院から逃走した当初は「江波に復讐するためじゃないか」と加倉井たちから疑われていた。
しかし実際は娘の桐山天舞音に会うため奥多摩に向かったのが理由で、その後江波の計らいで天舞音に会い、感無量の気持ちで加倉井に引き渡される。
笹崎治子
水根の住人で趣味はゲートボール、犬の「モモ」を飼っている。
S3第2話で孫の笹崎流星がいたことが話しに出て、8年前自身が入院中に落石事故で死亡していた。
その後流星を騙る詐欺グループの受け子の、加山雄大が現れ一時的に暮らしていたが、落石事故の真相を奥多摩署の屋上で聞かされ加山の帰りを待つことを決意した。
荒木静香
大曾根家の家政婦。中瀬由紀子の後任で大曾根や客人に出すホットレモネードは由紀子のレシピ。大曾根と葛城の連絡係をしている。
大曾根喜八郎
自然を愛して水根に移住した住人。日本の政財界を仕切ってきた「平成最後のフィクサー」という顔も持っている。大曾根家の玄関には中瀬由紀子が作ったパッチワークの壁掛けが飾ってある。S1最終回で江波らに真相を暴かれ、逮捕されるも毒を仰ぎ、自ら命を絶った。
自身の山荘もS2第5話では既に廃墟となり、かつての存在感も無くなっていた。
綿谷夏子
水根の移動パン屋「ラ・メール」の店主。海人の母。昭和51年9月3日生まれ、血液型はAB型。
本名は「清本薫」といい、10年前に結婚を約束した人が亡くなり、身ごもっていた子供も死産するが、そんなとき本物の綿谷夏子がDV夫の綿谷大介との間に生まれた子供(海人)を育てる気がなかったため引き取り、また綿谷夏子と入れ替わる。
綿谷大介が海人を連れ去るため奥多摩に来ていることを知り、10年ぶりに再会した清本薫(本物の綿谷夏子)に大介の殺人を提案され、最初は断るが、受け入れる。その後、大介を殺したことがバレそうになり、海人を連れて水根から出ようとしているところを江波にとめられ、江波に事件の真相を話したあとは加倉井たちに連行される。
綿谷海人
夏子の息子。水根に引っ越してきてから友達はいなかったが、お宝探しに誘ってくれた増本聡士と仲良くなる。
実は夏子は養母で、実父は桜田良次、実母は清本薫だった。夏子に本当の母親ではないことを打ち明けられ、夏子が警察に連行されたあと江波に、夏子は自分にとって本当の母親で、水根で夏子の帰りを待つことを誓う。
蜂矢正次
鷹ノ巣山キャンプ場の管理人。
闇金融業者殺害事件の関係者
中瀬由紀子
殺された永田キヨから金を借りていたホステス。重要参考人として出頭させられる前は大曾根家で家政婦をしており、大曾根と葛城の連絡係をしていた。事件の重要参考人として加倉井国広が出頭させた。江波が取り調べを担当したときに休憩で毒入りのタバコを吸った際に死亡し、当初は服毒自殺をはかったと思われていたが、S1にて大曾根との関係を隠蔽しようとした葛城の策略により殺害されていたことが判明する。
重村和幸
元暴力団構成員。闇金融の取立屋。性格は短気で攻撃的だが、それを抑える冷静さを併せ持っている。釣りが趣味。山崎を弟分として傍に置いているが、知性のない彼を内心で見下している。永田キヨから債務者たちへの取り立てを依頼されるが、第1作の終盤で永田キヨ殺害の犯人であることが判明し、逮捕された。
山崎正司
重村の弟分。重村以上に暴力的でキレやすく、相手が女性や老人であっても情け容赦ない。反面、頭が悪いため、重村から信頼されておらず、重村が江波に殺害を疑われた際は「あんなバカ殺したところで何の価値もない」と鼻で笑われていた。江波が左遷されてから奥多摩で転落死体となって発見されるが、後に娘である小山初音を守ろうとした父親の小山康彦に殺害されたことが判明する。
永田キヨ
闇金融の社長。第1作の2か月前に何者かにより刺殺されるが、終盤で取り立てを依頼していた重村和幸に殺害されたことが判明した。
その他
中瀬時雄
中瀬由紀子の再婚相手。葛城の策略に嵌まり、由紀子の殺害に加担してしまう。義理の娘のひかりに、幸せにしてやれなかったことを詫びてトランクルームの鍵を託した。その後、葛城から渡された青酸化合物入りの飲み物を飲んで死亡し、駐車していた車の中で遺体となって発見される。
岩淵真一
中瀬由紀子が服毒自殺した事件を追うフリージャーナリスト。小宮山の陰謀で妹が殺されたことを恨み、小宮山を裁くため綾乃に協力する。S1最終回では葛城を刺し、警察に身柄を拘束された。
綿谷大介
綿谷夏子の夫。半年前までホストクラブを経営していたが、現在は職業不詳。
奥田太が書いた記事を見て、姿を消した妻の綿谷夏子が別人であることに気づく。
ホストクラブの経営に失敗して多額の借金があり、IT企業社長の桜田良次に、妻の夏子と桜田が不倫して生まれた子供(綿谷海人)の10年分の養育費を要求するため、海人を連れ去りに奥多摩にやって来るが、海人を守ろうとした綿谷夏子(本名・清本薫)と清本薫(本物の綿谷夏子)に殺害され、観音滝付近で変死体で発見される。
霧下真澄 / 麻生ますみ
バッグアーティスト。帰国子女。「霧下真澄」は仕事で使っている名前で、本名は「麻生ますみ」。来月ニューヨークで個展を開けることになったため、奥多摩の自然の美しさに惹かれて、水根に材料の古い着物や帯の調達にきた。
妹の麻生つむぎは、6年前にストーカーの森神琢磨に追いかけられ逃げているとき、交通事故死している。
水根で仕事をしているとき、つむぎの死を逆恨みした森神に襲われ、裁ちばさみで森神を刺殺してしまう。恋人の日比野達矢に事情を説明し、日比野は姉妹の夢を守るため罪をかぶるが、真澄は日比野だけに罪を着せることはできないと、自供し逮捕される。
ゲスト
第1作 - 第8作 / Season1 / Season2 / Season3
第1作 - 第8作(2014年 - 2023年)
第1作「奥多摩渓谷 殺意の夜想曲」(2014年)
第2作「奥多摩山荘・復讐の哀歌 過去から届いたメッセージ」(2015年)
第3作「奥多摩渓谷 断罪の狂詩曲 過去からの脅迫者」(2015年)
第4作「奥多摩渓谷に響く悲しき子守唄!」(2016年)
第5作『駐在刑事スペシャル』(2017年)
第6作『駐在刑事SP2021』(2021年)
第7作『駐在刑事SP 2022』(2022年)
第8作『駐在刑事SP 2023』(2023年)
Season1(2018年)
第1話「奥多摩が舞台の人気シリーズ遂に連ドラ化 絶景の渓谷に変死体!? カーブする凶器…22kmの林道を使った驚愕の山岳トリックに人情派の駐在が挑む」
第2話「奥多摩で凶悪誘拐! 死亡率75%の緊急事態 キャンプ場包囲せよ」
第3話「奥多摩の秘湯で完全犯罪! 隙間9センチの窓…密室トリックを暴け」
第4話「奥多摩で転落事件! 15m崖下に謎の花束…幻ルートの罠を暴け」
第6話「奥多摩署長が殺人!? 空白の117分! 駐在を襲う暴走トラック!」
最終話「激流7万トンの殺人ダム! 11時55分の謎!? さらば…奥多摩駐在」
Season2(2020年)
第1話「究極の激流トリック!?」
第2話「殺人同窓会に隠された復讐を暴け!!」
第3話「90分で人質を救出せよ!!」
第4話「小さな目撃者を守れ!」
第5話「逃亡犯と疑惑の女…涙の真相を暴け!!」
第6話「疑惑の転落死! 江波を襲う殺人植物の謎!」
最終話「衝撃と涙の最終回! 女たちの密約…愛した人の裏の顔を暴け!!」
Season3(2022年)
第1話「主演・寺島進の大人気シリーズが帰ってきた!」
第2話「奥多摩でサギ殺人!犯人は8年前に死んだ孫?」
第3話「“絶景の星空”殺人! 隕石に込めた涙の真相」
第4話「将棋大会中に起きた殺人…衝撃の完全犯罪トリック」
第5話「セクハラ・パワハラ殺人!? 犯人はマムシ…」
第6話「明かされる正体…完全犯罪!?張り巡らされた罠!」、最終話「誤認逮捕!?容疑者の罠と愛しき人の裏の顔」
スタッフ
- 原作 - 笹本稜平「駐在刑事」(第1作、第3作 - 第5作、S1 - )、「駐在刑事 尾根を渡る風」(第2作 - 第5作、S1 - )
- 脚本 - 石原武龍(第1作・第2作)、早野円(第2作)、田子明弘(第3作 - )、入江信吾(S1)
- 音楽 - 諸橋邦行(第5作、S1 - )
- 主題歌
- 第1作 - 植村花菜「輝く時間の中で」
- 第2作 - 第3作 - 華原朋美「はじまりのうたが聴こえる」
- 第4作 - 平原綾香「マスカット」
- Season1・第7作・第8作 - 山崎まさよし「アイムホーム」
- Season2・第6作 - 鈴木雅之「たとえ世界がそっぽ向いても」
- Season3 - 鈴木雅之「メロディー(Remix'22)」(ソニーミュージックレーベルズ)
- オープニングテーマ
- Season3 - wacci「トータス」(ソニーミュージックレーベルズ)
- 助監督 - 鈴木統(東通企画 / S1)、齋藤誠(S1)
- ロケ協力 - 奥多摩町、多摩環境事務所、あきる野フィルムコミッション 他
- 警察監修 - 小川泰平(S1)
- 技斗 - アーバンアクターズ(二家本辰己、所博昭 /第5作、S1)
- カースタント - タカハシレーシング(S1)
- 技術協力 - テイクシステムズ(第5作、S1)
- 美術協力 - 東京美工(第5作、S1)、テレビ朝日クリエイト(S1)
- 照明協力 - ラ・ルーチェ(第5作、S1)
- 音響効果 - メディアハウス・サウンドデザイン(第5作、S1)
- VFX・CG - 日本映像クリエイティブ(第5作、S1)
- ポスプロ - MITOMO STUDIO(第5作、S1)
- チーフプロデューサー - 橋本かおり(テレビ東京 / 第1作 - 第3作)、中川順平(テレビ東京 / 第4作)、山鹿達也(テレビ東京 / 第5作)、濱谷晃一(テレビ東京 / S1 - )
- プロデューサー - 瀧川治水(テレビ東京 / 第1作)、上川栄(第1作 - 第3作)、渡辺一仁(テレビ東京 / 第2作 - 第4作)、阿部真士(テレビ東京 / 第5作、S1 - S3)、元村次宏(東通企画)、皆元洋之助(S1第4話 - 最終話)、田中智子(テレビ東京 / S3)、木下真梨子(テレビ東京 / 第7作 - )、藤田結衣(東通企画 / 第7作 - )
- 監督 - 皆元洋之助、小林義則(共同テレビ / S1 - )、鈴木統(東通企画 / S1)、元村次宏(東通企画 / S1)
- 製作
- テレビ東京、BSジャパン、東通企画(単発ドラマ第1作 - 第5作)
- テレビ東京、東通企画(連続ドラマ)
- 第1作 - 植村花菜「輝く時間の中で」
- 第2作 - 第3作 - 華原朋美「はじまりのうたが聴こえる」
- 第4作 - 平原綾香「マスカット」
- Season1・第7作・第8作 - 山崎まさよし「アイムホーム」
- Season2・第6作 - 鈴木雅之「たとえ世界がそっぽ向いても」
- Season3 - 鈴木雅之「メロディー(Remix'22)」(ソニーミュージックレーベルズ)
- Season3 - wacci「トータス」(ソニーミュージックレーベルズ)
- テレビ東京、BSジャパン、東通企画(単発ドラマ第1作 - 第5作)
- テレビ東京、東通企画(連続ドラマ)
放送日程
第1作 - 第8作
話数 | 放送日 | サブタイトル | ラテ欄 | 原作 | 脚本 | 監督 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水曜ミステリー9枠 | ||||||||
1 | 2014年 | 4月 2日奥多摩渓谷 殺意の夜想曲 | 偽装の転落死!? 岩壁に残る謎の白い粉と青い羽根… 罪を被って死んだ女の無念を晴らす元刑事の執念 |
「駐在刑事」 | 石原武龍 | 皆元洋之助 | ||
2 | 2015年 | 4月15日奥多摩山荘・復讐の哀歌 過去から届いたメッセージ |
山小屋に潜む未解決事件の真相を追え! 遺留品に刻まれた謎の文字AとK!? 3倍速で下山? 驚愕の移動トリックを暴け! |
「尾根を渡る風 駐在刑事」 | 石原武龍 早野円 | |||
3 | 9月16日 | 奥多摩渓谷 断罪の狂詩曲 過去からの脅迫者 |
渓谷殺人連鎖! 山林王狙う2人の脅迫者… ホタルが照らす変死体の謎と30年前刑事銃撃の闇! |
「駐在刑事」 「尾根を渡る風 駐在刑事」 |
田子明弘 | |||
水曜エンタ枠 | ||||||||
4 | 2016年12月14日 | 奥多摩渓谷に響く悲しき子守唄! | 疑惑の殺人 大渓谷〜医師の偽装不倫心中! 養子縁組3000万の代償とは!? 鉄壁のアリバイ空中瞬間移動トリックを暴け |
「駐在刑事」 「駐在刑事 尾根を渡る風」 |
田子明弘 | 皆元洋之助 | ||
ドラマ特別企画(金曜8時のドラマ枠拡大) | ||||||||
5 | 2017年10月13日 | 駐在刑事スペシャル | 奥多摩〜北アルプス殺人捜査! 遭難の秘密と涙の遺言… 黙秘の女VS最強女刑事! 空白の80分と絶景トリック |
「駐在刑事」 「駐在刑事 尾根を渡る風」 |
田子明弘 | 皆元洋之助 | ||
月曜プレミア8枠 | ||||||||
6 | 2021年5月24日 | 駐在刑事SP2021 | 空から白骨!? 竜巻が呼び覚ます完全犯罪! 17年前の“山岳事故”と“激流殺人”を結ぶ点と線! 鍵握る毒婦は生き別れた母? 駐在が挑むナゾと親子愛! |
「駐在刑事」 「駐在刑事 尾根を渡る風」 |
田子明弘 | 小林義則 | ||
7 | 2022年10月17日 | 駐在刑事SP 2022 | 奥多摩のコテージに変死体!? 第二の殺人…カギを握る“ヤマメ” 渓流の大移動トリックと密室の謎を追え…! 捜査攪乱!冷酷管理官VS人情派駐在 | |||||
8 | 2023年9月25日 | 駐在刑事SP 2023 | 奥多摩渓谷の水死体 身元不明のニセ戸籍!? 人情駐在が過去最難の事件に挑む! カギ握る“→”暗号&青黒い蝶 謎外国人親子の正体は逃亡犯!? 黙秘する娘に衝撃の秘密! |
Season1
- 2018年10月19日 - 12月7日、全7話。
- 第1話は20時から21時48分の拡大SP。
各話 | 放送日 | ラテ欄 | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2018年10月19日 | 奥多摩が舞台の人気シリーズ遂に連ドラ化 絶景の渓谷に変死体!? カーブする凶器… 22kmの林道を使った驚愕の山岳トリックに人情派の駐在が挑む |
田子明弘 | 皆元洋之助 | 10.1% |
第2話 | 10月26日 | 奥多摩で凶悪誘拐! 死亡率75%の緊急事態 キャンプ場包囲せよ |
小林義則 | 8.1% | |
第3話 | 11月 | 2日奥多摩の秘湯で完全犯罪! 隙間9センチの窓…密室トリックを暴け |
入江信吾 | 8.2% | |
第4話 | 11月 | 9日奥多摩で転落事件! 15m崖下に謎の花束…幻ルートの罠を暴け |
田子明弘 | 鈴木統 | 8.1% |
第5話 | 11月23日 | 奥多摩で謎の毒殺! 住民90人で川を大捜索 奇跡の証拠はワナ!? |
小林義則 | 8.0% | |
第6話 | 11月30日 | 奥多摩署長が殺人!? 空白の117分! 駐在を襲う暴走トラック! |
元村次宏 | 7.7% | |
最終話 | 12月 | 7日激流7万トンの殺人ダム! 11時55分の謎!? さらば…奥多摩駐在 |
小林義則 | 6.3% | |
平均視聴率 8.1%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
Season2
- 2020年1月24日 - 3月6日、全7話。
- 第1話は20時から21時48分の拡大SP。
各話 | 放送日 | サブタイトル | ラテ欄 | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2020年1月24日 | 究極の激流トリック!? | 渓谷殺人! 容疑者は2度死ぬ!? 黄金の仏像が暴く8キロ高速移動!? 究極の激流トリックに人情派の駐在が挑む |
田子明弘 | 小林義則 | 8.6% |
第2話 | 1月31日 | 殺人同窓会に隠された復讐を暴け!! | 奥多摩で殺人同窓会 養殖サワナが暴く究極トリックと時効の壁 |
入江信吾 | 鈴木統 | 7.6% |
第3話 | 2月 | 7日90分で人質を救出せよ!! | 奥多摩山荘に殺人犯 1人を2度も殺す謎!? 90分で人質5人救え |
田子明弘 | 小林義則 | 6.8% |
第4話 | 2月14日 | 小さな目撃者を守れ! | 奥多摩3億埋蔵金!? 山麓から滝壺まで歩く殺人トリック!? |
入江信吾 | 鈴木統 | 6.4% |
第5話 | 2月21日 | 逃亡犯と疑惑の女… 涙の真相を暴け!! |
奥多摩で殺人犯逃走 59分の誤差!? 濡れた傘が暴く元妻のウソ! |
田子明弘 | 小林義則 | 6.8% |
第6話 | 2月28日 | 疑惑の転落死! 江波を襲う殺人植物の謎! |
殺人植物トリック! 致死率50%の毒VS絶滅危惧種クマタカの罠 |
元村次宏 | 7.0% | |
最終話 | 3月 | 6日衝撃と涙の最終回! 女たちの密約… 愛した人の裏の顔を暴け!! |
愛する人に裏の顔!? 殺人を暴く嘘のDNA…涙のアリバイ崩し! |
小林義則 | 8.9% | |
平均視聴率 7.4%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
Season3
- 2022年1月14日 - 2月25日、全7話。
- 第1話は2時間スペシャル。
関連番組
- 特命刑事 カクホの女2 - 駐在刑事2の前番組。最終話(2019年12月6日放送分)にコラボレーションとして寺島扮する主人公「江波敦史」が登場。
テレビ東京系 金曜8時のドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
駐在刑事
(2018年10月19日 - 12月7日) |
記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜
(2019年1月18日 - 3月1日) |
|
特命刑事 カクホの女2
(2019年10月18日 - 12月6日) |
駐在刑事Season2
(2020年1月24日 - 3月6日) |
サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻
(2020年5月1日 - 7月10日) |
らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜
(2021年10月15日 - 11月26日) |
駐在刑事Season3
(2022年1月14日 - 2月25日) |
嫌われ監察官 音無一六
(2022年5月6日 - 6月17日) |
テレビ東京 金曜19:55 - 20:00枠 | ||
らせんの迷宮みどころ
(2021年10月15日 - 11月26日) |
駐在刑事みどころ
(2022年1月14日 - 2月25日) |
デカ盛りちょい足し!
(2022年4月15日 - 2023年3月24日) |
テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビせとうち ドラマ傑作選(月曜 - 水曜・ローカルセールス枠の帯番組) | ||
警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜
SEASON5 (再放送・2021年10月20日 - 11月10日) |
駐在刑事Season2
(再放送・2021年11月15日 - 12月1日) |
釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜
(再放送・2021年12月6日 - 12月27日) |
2013年 | |
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2014年 |
刑事吉永誠一 涙の事件簿
2015年 | |
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2016年 | |
2017年 | |
2018年 | |
2019年 |
2020年 | |
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2021年 | |
2022年 | |
2023年 |