高校球児ザワさん
以下はWikipediaより引用
要約
『高校球児ザワさん』(こうこうきゅうじザワさん)は、三島衛里子による日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ増刊号Casual』2008年6月7日号(小学館)に読み切りが掲載され、その後同年8月の『ビッグコミックスピリッツ』(同社)39号から2013年13号まで連載された。2011年、第2回サムライジャパン野球文学賞大賞受賞。
概要
西東京にある野球強豪校の日践学院高校硬式野球部を舞台に、唯一の女子選手である主人公・都澤理紗の高校生や野球部員としての日常を、各話8ページほどの短いページ数の一話完結形式で描かれている。
主要人物や描かれる内容は野球部やその関係者がメインで試合中の描写もあるが、各話は独立したエピソードで構成され、全体を通してのストーリーは無い。また、登場人物は進級しない方式で描かれていたが、2011年6月の28号で都澤ら1年生は2年生に進級した。
エキサイトニュースで「フェチすぎる野球マンガ」と紹介されたことを契機に、単行本の帯などでも同様のフレーズがキャッチコピーとして使われる。
『サンデーGX』(小学館)2017年8月号より連載が開始された『なんしょんなら!!お義兄さん』は本作の後日談となっており、一部の登場人物が引き続き登場している。
登場人物
都澤 理紗(みやこざわ りさ)
主人公。日践学院高校、投手。硬式野球部唯一の女子選手で右投左打。3月8日生まれ。身長172センチメートル、体重59キログラム前後、Dカップ(兄・耕治の証言による)。三鷹市の古びた木造平屋に祖父、兄と共に暮らす。兄の耕治は同じ野球部のエース。
一人称は「理紗」で、目上の人などに対しては「自分」。部員からは「ザワさん」「ザワ」などと呼ばれている。
高野連規定のため公式戦には出場できないが、練習試合には出ている。ボーイッシュなショートカットで授業中などは眼鏡をかけることもある。苗字を「都沢」と書かれることを嫌う。楠本、花村、守口とは同じクラスで、練習以外でも行動を共にすることが多い。
小学校2年生から野球を始め、光聖女学院中等科在校中は三鷹南リトルシニアに所属、2年次に投手・遊撃手として関東大会優勝。楠本とはシニア時代からのチームメイトで、横山光輝の漫画を借りるなどしている。
楠本 玄(くすもと げん)
花村 晃仁(はなむら あきひと)
守口 健太郎(もりぐち けんたろう)
都澤 耕治(みやこざわ こうじ)
東海(とうかい)
舞台
日践学院高等学校
多摩川近傍にある男女共学の私立高校で、日践商業高校から校名を改めた。武田や楠本によれば学業のレベルは低い「バカ高校」。JR青梅線昭島駅南口より路線バス、「日践高校前」下車。
硬式野球部
単行本
- 三島衛里子 『高校球児ザワさん』小学館〈ビッグコミックス スペシャル〉、全12巻
- 2009年04月30日発売 ISBN 978-4-09-182537-7
- 2009年07月30日発売 ISBN 978-4-09-182669-5
- 2009年12月31日発売 ISBN 978-4-09-182864-4
- 2010年04月28日発売 ISBN 978-4-09-183230-6
- 2010年08月30日発売 ISBN 978-4-09-183465-2
- 2010年12月25日発売 ISBN 978-4-09-183733-2
- 2011年06月30日発売 ISBN 978-4-09-184088-2
- 2011年12月27日発売 ISBN 978-4-09-184328-9
- 2012年03月30日発売 ISBN 978-4-09-184423-1
- 2012年08月30日発売 ISBN 978-4-09-184696-9
- 2012年12月27日発売 ISBN 978-4-09-184846-8
- 2013年04月30日発売 ISBN 978-4-09-185316-5