高校生家族
漫画
作者:仲間りょう,
出版社:集英社,
掲載誌:週刊少年ジャンプ,
レーベル:ジャンプ・コミックス,
発表期間:2020年9月7日 - 2023年2月20日,
巻数:全11巻,
話数:全122話,
以下はWikipediaより引用
要約
『高校生家族』(こうこうせいかぞく)は、仲間りょうによる漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2020年40号より2023年12号まで連載。
概要
ペットを含めた家族全員で同じ高校に通うことになった一家「家谷家」の学校生活を描いた青春ギャグ漫画。サブタイトルは「○○の○○」となっている。
基本的には長男・光太郎を主人公としながらも、部活でバレーに打ち込む父・一郎や、将棋で類まれな才能を発揮する妹・春香など、他の家族に焦点を当てて展開する話も多く、群像劇としての面も持つ。
一郎と洲崎が表紙となった単行本第2巻の帯には『ハイキュー!!』を連載していた古舘春一からイラストとコメントが寄せられた。
2022年8月、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門にて第9位を獲得した。
ストーリー
中学を卒業し、目出鯛(めでたい)高校への進学が決まった主人公・家谷光太郎。入学式当日の朝、高校生活に胸を膨らませる光太郎は、中卒で昔から高校生活に憧れを抱いていた父親の一郎から、同じ高校に通うことになったことを告げられる。更には一郎と同じく中卒である母親の静香、妹で小学生の春香、果てはペットのゴメスまで同じ高校に通うことを知らされる。こうして家谷家の面々に巻き込まれる形で、光太郎の高校生活が幕を開ける。
登場人物
声はボイスコミックでの担当声優。
家谷家
本作の中心となる一家。光太郎の高校進学に合わせて全員が目出鯛高校1年3組に入学し、80話で2年3組へと進級した。連載1周年にあたる53話で全員が誕生日を迎えている。
家谷 光太郎(いえたに こうたろう)
声 - 陽向ゆき
本作の主人公で家谷家の長男。15歳→16歳。中学を卒業して高校に入学したごく一般的な高校生。クラスでの係は「いきもの係」。
同級生の亜梨沙に想いを寄せており、彼女が持っていたアルトサックスケースをラケットバッグと勘違いしたことでテニス部に入部した。103話で生徒会長に就任。
家谷 一郎(いえたに いちろう)
声 - 赤地紅河
光太郎の父で元サラリーマン。45歳→46歳。クラスでの係は「係長」。家庭の事情により高校進学を断念し中卒になった過去を持ち、高校生活に強い憧れを持っていた。スポーツ万能なことに加えて会社員の経験で培ったエクセルやパワーポイントなどのパソコン作業が得意だが、そこで用いられる2次関数が理解出来ない程、数学が苦手で赤点を取ってしまう不可解な能力の持ち主。
中学時代にバレーボールの経験があり、目出高でもバレー部に入部しようとするが、既に入部テストが終わっていたため当初は雑用係を務めていた。OB・奥野からの高い評価と赤点追試によるエース・洲崎の部活停止をうけて練習試合のスタメンに抜擢されると、そのまま正式な部員へと昇格。春高予選編ではアウトサイドヒッターとしてスタメンを勝ち取り、洲崎と共にダブルエースを形成した。しかし年相応に体にはガタが来ており、腰痛などを発症して戦線離脱することもしばしばある。
家谷 静香(いえたに しずか)
声 - 藍沢歩実
光太郎の母で現役主婦。42歳→43歳。本人は自覚していないが、容姿端麗な美人。夫である一郎同様、中卒という後ろ暗い所があったため、高校生活に強い憧れを持っていた。「何事も挑戦」を信条に、高飛び込みや野球部のマネージャーなど、唐突に新たな物事に挑戦し始めることがある。お菓子作りが得意で、クラスでの係は「お菓子係」。
家谷 春香(いえたに はるか)
声 - 立石みこ
光太郎の妹。8歳→9歳。光太郎と一郎からは「ごく普通の少女」だと思われていたが、8歳にして入試でトップの成績を残し、飛び級で高校に進学した。クラスでの係は「ほめほめ係」。
年齢を理由に多くの部活から入部を断られる中、唯一誘いを受けた将棋部の見学中に駒の動きを覚えただけでアマ五段の主将・筧を打ち負かす非凡な才能を見せ、求めていた女子高生らしい部活動像との間にギャップを感じながらもそのまま入部を決める。
家谷 ゴメス(いえたに ゴメス)
1年3組
家谷家全員が1年時(1 - 80話)に属していたクラス。
屋敷 理子(やしき りこ)
知念 匠(ちねん たくみ)
2年3組
家谷家全員が2年時(80話 - )に属するクラス。本項のキャラクターに加えて1年3組の項から竹林(2年2組)と知念を除く全員と、バレー部の項から洲崎が進級している。
ハドソン・昌志・ハドソン(ハドソン・まさし・ハドソン)
バレー部
一郎が所属する。推薦入学組がいるなど目出高の中でも盛んな部活の一つ。奥野が在籍していた頃の「黄金時代」には全国でも名を馳せていた。
洲崎 透流(すざき とおる)
渋谷 類(しぶや るい)
長井 塔矢(ながい とうや)/ 福山 要(ふくやま かなめ)/ 船越 昇(ふなこし のぼる)
テニス部
将棋部
目出鯛高校の人物
その他の人物
青山 達也(あおやま たつや)
書誌情報
- 仲間りょう 『高校生家族』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全11巻
- 「憧れの高校生」2021年2月9日発行(2月4日発売)、ISBN 978-4-08-882616-5
- 「俺らの黄金時代」2021年6月9日発行(6月4日発売)、ISBN 978-4-08-882684-4
- 「竹林の母」2021年9月8日発行(9月3日発売)、ISBN 978-4-08-882762-9
- 「二学期の襲来」2021年11月9日発行(11月4日発売)、ISBN 978-4-08-882869-5
- 「俺たちの絆」2022年2月9日発行(2月4日発売)、ISBN 978-4-08-883012-4
- 「コートの変人」2022年6月8日発行(6月3日発売)、ISBN 978-4-08-883142-8
- 「妹の後輩」2022年9月7日発行(9月2日発売)、ISBN 978-4-08-883226-5
- 「西の高校生家族」2023年1月9日発行(1月4日発売)、ISBN 978-4-08-883424-5
- 「職場の高校生」2023年3月8日発行(3月3日発売)、ISBN 978-4-08-883435-1
- 「恋の潮時」2023年6月7日発行(6月2日発売)、ISBN 978-4-08-883560-0
- 「青春の日々」2023年7月9日発行(7月4日発売)、ISBN 978-4-08-883566-2