鬼人幻燈抄
以下はWikipediaより引用
要約
『鬼人幻燈抄』(きじんげんとうしょう)は、中西モトオによる日本のライトノベル、およびそれを原作としたメディアミックス作品である。イラストはTamaki(たまき)が担当している。小説投稿サイトの「Arcadia」や「小説家になろう」にて連載され、2019年6月から双葉社から単行本、2021年5月からは双葉文庫(同)から文庫版が出版されている。
また、『月刊アクション』(双葉社)にて里見有(さとみゆう)による本編のコミカライズ版が2023年3月号から連載されている。 アニメ化企画が進行している。
あらすじ
江戸時代、幼くして家出をした甚太(じんた)と妹の鈴音(すずね)は、たまたま出会った元治(もとはる)に助けられ、彼の故郷である葛野(かどの)の村で元治の娘・白雪(しらゆき)とともに新しい生活を送ることになる。
時は経ち、天保十一年。齢十八になった甚太は、村の『いつきひめ』(葛野で信仰されている土着神に祈りを捧げる巫女)を護衛する巫女守(みこもり)という仕事をしていた。ある日、村の近くに現れた鬼を討伐しに出かけた際に、鬼を退治することには成功したが、その鬼から鬼の能力を受け継ぎ、甚太の体も鬼となってしまう。一方、甚太が鬼退治で村を離れているスキを狙って鬼が村を襲い、『いつきひめ』であった白雪が殺されてしまう。また、その白雪を殺した相手が、実は鬼にかどわかされて鬼に身を転じてしまった妹の鈴音であった。鬼となった鈴音の力は強大で、「今から百七十年後に全ての人を滅ぼす災厄となり、永久に闇を統べる王が生まれる」という。
鬼となった甚太は名前を甚夜(じんや)と変え、鬼となった妹を止めるために、江戸時代、幕末、明治、大正、昭和と様々な時代を鬼討伐をしながら過ごし、力を身に着けていく。
登場人物
既刊一覧
小説(単行本)
- 中西モトオ(著)・Tamaki(イラスト) 『鬼人幻燈抄』 双葉社、既刊12巻(2023年2月22日現在)
- 「葛野編 水泡の日々」2019年6月21日発売、ISBN 978-4-575-24185-3
- 「江戸編 幸福の庭」2019年10月18日発売、ISBN 978-4-575-24216-4
- 「江戸編 残雪酔夢」2020年2月21日発売、ISBN 978-4-575-24253-9
- 「幕末編 天邪鬼の理」2020年6月19日発売、ISBN 978-4-575-24290-4
- 「明治編 徒花」2020年10月23日発売、ISBN 978-4-575-24339-0
- 「明治編 夏宵蜃気楼」2021年2月19日発売、ISBN 978-4-575-24377-2
- 「明治編 君を想う」2021年6月18日発売、ISBN 978-4-575-24417-5
- 「大正編 紫陽花の日々」2021年10月21日発売、ISBN 978-4-575-24457-1
- 「大正編 終焉の夜」2022年2月26日発売、ISBN 978-4-575-24492-2
- 「大正編 夏雲の唄」2022年6年22日発売、ISBN 978-4-575-24534-9
- 「昭和編 花街夢灯籠」 2022年10月20日発売、ISBN 978-4-575-24574-5
- 「平成編 逢う日遥けし」2023年2月22日発売、ISBN 978-4-575-24607-0
- 「葛野編 水泡の日々」2019年6月21日発売、ISBN 978-4-575-24185-3
- 「江戸編 幸福の庭」2019年10月18日発売、ISBN 978-4-575-24216-4
- 「江戸編 残雪酔夢」2020年2月21日発売、ISBN 978-4-575-24253-9
- 「幕末編 天邪鬼の理」2020年6月19日発売、ISBN 978-4-575-24290-4
- 「明治編 徒花」2020年10月23日発売、ISBN 978-4-575-24339-0
- 「明治編 夏宵蜃気楼」2021年2月19日発売、ISBN 978-4-575-24377-2
- 「明治編 君を想う」2021年6月18日発売、ISBN 978-4-575-24417-5
- 「大正編 紫陽花の日々」2021年10月21日発売、ISBN 978-4-575-24457-1
- 「大正編 終焉の夜」2022年2月26日発売、ISBN 978-4-575-24492-2
- 「大正編 夏雲の唄」2022年6年22日発売、ISBN 978-4-575-24534-9
- 「昭和編 花街夢灯籠」 2022年10月20日発売、ISBN 978-4-575-24574-5
- 「平成編 逢う日遥けし」2023年2月22日発売、ISBN 978-4-575-24607-0
小説(文庫)
- 中西モトオ(著)・Tamaki(イラスト) 『鬼人幻燈抄』 双葉社〈双葉文庫〉、既刊5巻(2023年3月15日現在)
- 「葛野編 水泡の日々」2021年5月13日発売、ISBN 978-4-575-52471-0
- 「江戸編 幸福の庭」2021年9月9日発売、ISBN 978-4-575-52501-4
- 「江戸編 残雪酔夢」2022年3月10日発売、ISBN 978-4-575-52554-0
- 「幕末編 天邪鬼の理」2022年9月8日発売、ISBN 978-4-575-52606-6
- 「明治編 徒花」2023年3月15日発売、ISBN 978-4-575-52652-3
漫画
- 中西モトオ(原作)・里見有(作画) 『鬼人幻燈抄』 双葉社〈アクションコミックス〉、既刊5巻(2023年9月13日現在)
- 2021年9月9日発売、ISBN 978-4-575-44004-1
- 2022年3月10日発売、ISBN 978-4-575-44015-7
- 2022年9月8日発売、ISBN 978-4-575-44024-9
- 2023年3月15日発売、ISBN 978-4-575-44034-8
- 2023年9月13日発売、ISBN 978-4-575-44041-6