魔法少女育成計画
小説
著者:遠藤浅蜊,
出版社:宝島社,
レーベル:このライトノベルがすごい!文庫,
巻数:既刊18巻,
漫画
作画:江戸屋ぽち,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:月刊コンプエース,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
巻数:全2巻,
漫画:魔法少女育成計画 restart
作画:海苔せんべい,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:月刊コンプエース,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
巻数:既刊1巻,
漫画:魔法少女育成計画 F2P
作画:柚木涼太,
出版社:宝島社,
掲載サイト:このマンガがすごい!WEB,
レーベル:このマンガがすごい!comics,
発表期間:2016年8月29日 - 2017年10月11日,
巻数:既刊2巻,
アニメ
原作:遠藤浅蜊,
監督:橋本裕之,
シリーズ構成:吉岡たかを,
キャラクターデザイン:愛敬由紀子,
メカニックデザイン:竹上貴雄,
音楽:伊賀拓郎,
アニメーション制作:Lerche,
製作:まほいく製作委員会,
話数:全12話,
以下はWikipediaより引用
要約
『魔法少女育成計画』(まほうしょうじょいくせいけいかく)は、遠藤浅蜊による日本のライトノベル。イラストはマルイノが担当。略称は「まほいく」。このライトノベルがすごい!文庫(宝島社)より2012年6月から刊行されている。第2回ラノベ好き書店員大賞にて4位を獲得している。2019年6月時点でシリーズ累計発行部数は60万部を記録している。
あらすじ
魔法少女育成計画
突然の事態に戸惑いながらも目標をこなしていく魔法少女達。しかし間もなく選抜試験は「脱落者は命を奪われる」死のサバイバルゲームであることが発覚する。生き延びるために協調を訴える者、他者を蹴落とさんと暗躍する者、自らを犠牲に隣人を守る者、様々な思惑が絡み合い、魔法少女同士による殺し合いが始まる。
16人の魔法少女達は救われるのか。
魔法少女育成計画 restart
それは3日おきに自動でログアウト、ログインを繰り返す仮想空間を舞台にしたRPGであり、テストプレイヤーとしてゲームをクリアして欲しいという。ゲーム内でモンスターによる攻撃を受け、ケガや死亡しても現実世界で特に影響もなく、エリア解放・ゲームクリア等で現実世界で賞金が貰えるというルールからプレイヤー達は、協力すると共に争い始める。ついに死亡者が1人でたという時、マスコットキャラクター「ファル」から死亡すれば現実でも死亡するという衝撃的な事実を伝えられる。
そして16人の少女達の戦いと騙し合いが始まる。
魔法少女育成計画limited
一方魔法の国はB市に潜伏する妖精トコとその主人である魔法少女の暗殺者の捕縛のためにB市に魔法少女の出入りをシャットアウトする結界を張る。この結界が維持できる24時間の間に暗殺者を捕まえるために事前に潜入していた監査部門と外交部門の混成捜査班に、たまたまB市内に居た人事の魔法少女7753と彼女の研修を受ける予定だったリップルを加えた即席チームで暗殺者の逮捕を目指す。
一方で魔法の国の改革を目指す革命軍に所属する魔法少女トットポップは犯罪を犯した魔法少女を封印している「刑務所」を襲撃、自らの師匠でかつてスノーホワイトとリップルに逮捕されたピティ・フレデリカを解放。更にフレデリカは共に収監されていた凶悪な魔法少女2人を解放する。自らの魔法を利用して全員で結界を超えてB市に侵入。魔法の国が逮捕しようとしている暗殺者を先に捕らえ、その雇い主が魔法の国のどの部門であるかを知ることで魔法の国の弱みを握ろうと画策する。
そして三勢力がついにぶつかり合う。だがそれを気に7人の魔法少女の中にいる「裏切り者」が判明する。誰を信じればいいのかもわからない戦場の中、少女達は誰を信じ、戦うのか。
トランプ編三部作
魔法少女育成計画JOKERS
一方で「S市には魔法の国に秘密裏で人造魔法少女の研究を行っている施設が存在する」という匿名のメールが一部の魔法少女達にもたらされる。この調査のため外交部門の魔法少女、魔法の国での出世を狙うフリーランス、魔王塾出身の戦闘狂、そして「魔法少女狩り」などがS市に集結する。
一触即発の雰囲気の中、2人の魔法少女が消えた事でまた戦闘が始まる。だが相手も1人行方不明になったことが理由で襲ってきた様で…。
魔法少女育成計画ACES
魔法少女育成計画QUEENS
登場人物
声の項は特記がない限りテレビアニメ版の担当声優。
魔法少女の本名については既刊および短編で公表されているものだけを記載する。
シリーズ主要魔法少女
スノーホワイト / 姫河 小雪(ひめかわ こゆき)
声 - 東山奈央
登場作品 - 『無印』『restart』『JOKERS』『ACES』『QUEENS』『「黒」』
白い学生服姿の魔法少女。「魔法少女となって、人々を幸せにしたい」と幼い頃から夢見続けている中学2年生(無印開始時点。ACES時点では高校2年生)。
白い制服にピンク色の花が装飾された清楚なイメージ。頭のリボンに付いた大きなつぼみが印象的。靴はオーバーニーブーツで、リボンがアクセントになっている。
心優しく正義感は強いけれど、うっかり者で妄想癖がある。
周りが魔法少女に興味を失っていく中、魔法少女に憧れ続けた。無印では、自身の魔法のおかげもあり、困っている人を簡単に見つけ出して、些細なことでも一生懸命に取り組んできた。その結果、マジカルキャンディーの所持数は16人の魔法少女の中でトップだった。N市での選抜試験では他の魔法少女に守られ続ける形で生き残る。その後は指導役であるフレデリカの電話指導のもとリップルとの鍛錬によって自らの魔法少女としての戦闘技術を向上させ、最終的にフレデリカの悪事を暴きリップルとの共同作業で彼女を逮捕。以降悪事を働く魔法少女を捕まえる魔法少女狩りとして監査部の外部職員扱いとなる。魔法少女狩りと呼ばれるようになってからもこれまで通り小さな人助けを続けているが、たまに海外の紛争地域に潜入して「困っている人たち」を助けることで紛争を止めるなどの行為を行っており、ひとつの街・地域の中での人助けを原則としている魔法の国の上役からはあまりいい顔をされていない。
魔法:困っている人の心の声が聞こえるよ
周囲の人が困っている場合、その人の心の声とその位置が聞こえてくる。辺りの状況や自分の体調によって可聴範囲は変化する。人間以外の動物が困っている心の声も人語に翻訳された形で聞くことができる。
リップル / 細波 華乃(さざなみ かの)
声 - 沼倉愛美
登場作品 - 『無印』『limited』『ACES』『QUEENS』
忍者姿の魔法少女。17歳の高校2年生。
ベースは忍び装束だが、ビキニのような大胆なデザイン。大きな手裏剣型の髪飾り、腰回りにはポンポンが付いている。一本歯の下駄には三日月のマークがある。
一人暮らしをしている。
その姿に自分の過去を重ね、当人は否定しているが面倒見のいいトップスピードとは結果的に懇意にしている。
無印ではトップスピードと人助けをするのが日課で、平穏に過ごしていたが、カラミティ・メアリとは初対面から険悪な関係だった。N市の事件後は正式な魔法少女となり、魔法少女狩りとして活躍するスノーホワイトを魔法の国の派閥争いから守ろうと出世を考えるようになり「limited」では7753の研修を受けるためにB市入りしていたところで結界に閉じ込められたため、7753と共に捜査班チームに加わり暗殺者の逮捕に協力することになる。
魔法:手裏剣を投げれば百発百中だよ
投げたものを目標に命中させる。
目標は投擲時に決定し、投げた後に変更することはできない。邪魔さえなければ、目標と逆方向に投げたとしても命中するが、投擲物が目標に当たる前に運動エネルギーが加えられた場合、命中しない場合がある。目標物として定められるのは、視界内にあるもののみ。
プフレ / 人小路 庚江(ひとこうじ かのえ)
登場作品 - 『restart』『limited』『JOKERS』『ACES』『QUEENS』
豪奢な車椅子に乗り、左目に眼帯をしている魔法少女。先祖代々続く大富豪の一人娘で、容姿端麗と頭脳明快な反面、腹黒で目的のためには手段を問わない性格。幼い頃より自身に仕え、何かとこき使っている護のことを同年齢の親友として見ており、時には自身の命よりも護を最優先に選ぶなど、狂気や執着に近い感情を抱いている。
『restart』の後は魔法の国で順調に出世を遂げ魔法少女部門人事部のトップを務めているが、部門間での派閥争いで時には命を狙われることもあり、淀みきった魔法の国に改革が必要だと考え、様々な事件に裏で関与することとなる。
魔法:猛スピードで走る魔法の車椅子を使うよ
コスチュームに付属している車椅子を扱うことが出来る。車椅子の最高速をは音速を超え、生身の魔法少女がその足で追うことは難しい。シャドウゲールの魔法で車椅子に武装が追加されていてレーザー等を発射可能。
シャドウゲール / 魚山 護(ととやま まもり)
登場作品 - 『restart』『limited』『JOKERS』『ACES』『QUEENS』
黒い看護婦のような見た目の魔法少女。代々人小路家に仕えてきた家の出で、幼い頃より庚江を守るために行動を共にしてきた。自分勝手な言動をとる庚江に対し反発を覚えることも多いが、長い間共に居る庚江のことを親友としても見ており、庚江が自分に執着していることも理解している。
『restart』後は魔法の国で順調に出世を遂げる庚江を傍らで見守っている反面、彼女が改革のために暗躍していることに不安を覚えている。
魔法:機械を改造してパワーアップできるよ
本人が機械類と認識しているものなら何でも改造・強化が出来る。どれだけ強化できるかは材料と作業時間に比例する。改造の方向性さえ意識しておけば本人が目の前の機械の構造を理解している必要もなく、そもそも本人もどのように改造しているか理解していない。機械類なら魔法少女の固有アイテムも例外なく改造可能で、プフレの車椅子や7753の魔法のゴーグルも改造している。
ピティ・フレデリカ / 吉岡(よしおか)
登場作品 - 「スノーホワイト育成計画」『limited』『JOKERS』『ACES』『QUEENS』『「黒」』
占い師の見た目をした魔法少女。かつては新人のスカウト兼試験官として多くの魔法少女を育成してきたとして魔法の国でも高名だったが、「理想の魔法少女を育てる」という思想の元、目的のためなら犠牲も厭わぬ偏った思想の持ち主であり、スノーホワイトが弟子入りした際に心を読まれたことにより今までの悪事を暴露され、捕縛されて魔法刑務所に収監されていたが、トットポップの手により脱獄、プキンとソニア・ビーンも脱獄させて暗躍することとなる。今まで育てた魔法少女の髪の毛を収集していたが、魔法刑務所に収監された際に大半を没収・破棄され、隠し持っていた僅かばかりの髪の毛を大事に所持している。
魔法:水晶玉に好きな相手の姿を映し出すよ
対象の頭髪から入手した髪の毛を小指に巻きつけることで、距離や次元に関係なく水晶玉に目標が映し出され、水晶玉に手を入れることにより映っているものを掴んだり持ち込んだりすることができる。また、応用で水晶玉の中に映った場所に人や物を送り込むことが可能。複数の指に髪を巻くとチャンネルを切り替えるように複数の空間を交互に覗き見ることもできる。
プリンセス・デリュージ / 青木 奈美(あおき なみ)
登場作品 - 『JOKERS』『ACES』『QUEENS』
『明るく爽やかで友達も多い中学生』を演じている。空気を読むことに関しては天才的。魔法の国の魔法少女とは別の技術によって作られた「人造魔法少女」のチーム・ピュアエレメンツの一人。
自分たちが他の魔法少女とは別の存在であることを一切知ることなく『研究所』を拠点にホムンクルス狩りをしていたが、研究所内に魔法の国からやってきた魔法少女たちとの戦闘に巻き込まれる。戦闘の後は魔法の国の研究部門によって保護されていたが、三賢人の儀式とその要となるプレミアム幸子の存在を知り独自に行動を開始する。
魔法:水の力を使って敵と戦うよ
強力な冷気をまとう三叉槍を持ち、これを使うことで濁流や魔法少女を一瞬で凍らせることが出来る。他にも水中でも地上同様に活動することが可能。他にも人造魔法少女の変身維持に必要な薬物を服用することで「ラグジュアリーモード」という強化モードになることが可能。『JOKERS』の時点では『水の力』となっていたが現在は『氷の力』になっている。
魔法少女育成計画
カラミティ・メアリ / 山元 奈緒子(やまもと なおこ)
声 - 井上喜久子
西部のガンマン姿の魔法少女。39歳の元主婦。
ウェスタンブーツとギャリソンキャップを身につけたガンマンスタイルで、露出度の高いビキニとミニスカート。右脚に拳銃のホルスターが付いている。
N市の暴力団「鉄輪会」に雇われ、彼らのために「人助け」をして報酬を得ている。夫と娘を虐待して、離婚歴あり。非常に享楽的で攻撃的な性格。目的のためにはどんな手段も厭わない生粋の悪女。縄張り意識が強く、新人魔法少女たちを力で屈服させてきた。
N市ではクラムベリーを含めて二番目に魔法少女になった。
魔法:持ってる武器をパワーアップできるよ
あらゆる武器の性能を上昇させる。
単純な強度や威力だけでなく、銃器であれば(装備品はAK-47、トカレフ、ドラグノフなど)射程や連射性能、耐久度等々、さまざまな性能が向上する。ガソリンやロープ等、本来武器でないものでも、メアリ本人が武器として認識したなら魔法の効果が及ぶ。本人の手から離れてもその効果は永続的に持続する。
ルーラ / 木王 早苗(もくおう さなえ)
声 - 日笠陽子
お姫様姿の魔法少女。一流企業に勤めるエリート社員だったが魔法少女になったときに退職している。
フリルの付いた白いパフスリーブワンピースと優雅なマントで高貴な女王様スタイル。ティアラよりもボリュームのある髪飾り、毛皮のような黒い腰巻きがアクセントになっている。
エリート思想で非常に傲慢かつ強引な性格でミナエルとユナエルからの人望は薄いが、面倒見の良さもあってかスイムスイムとたまには慕われている。
N市の廃寺王結寺を拠点とし、複数の魔法少女を従えリーダーとして君臨する。魔法少女になりたての頃に指導役だったカラミティ・メアリと一悶着あり一方的に従わされ、彼女に復讐心を抱いている。
魔法:目の前の相手になんでも命令できるよ
相手に、任意の命令を実行させる。
ただし、「王笏を向けポーズをとらねばならない」「命令をしている間はそのポーズをとり続けなければならない」「ルーラの名の下に命じなければならない」「相手との距離は最長で5メートル」「言葉が聞こえる状況、通じる相手でなければいけない」等の条件をクリアする必要がある。命令を実行し終わるか、条件を満たさなくなった時点で魔法は解除される。
たま / 犬吠埼 珠(いぬぼうざき たま)
声 - 西明日香
イヌ耳フード姿の魔法少女。勉強も運動も習い事も全然できない中学生の女の子。
肉球のある大きな手袋は爪を出し入れできる。タイツなどは水玉模様になっている。
気が弱く、強く出られると逆らえない。故に自己主張が弱く意見を表に出せないまま流されることが多い。あまりに物覚えが悪く、両親、先生やクラスメイトもものを教えるのを諦めるほどの劣等生。ありのままの自分を好きでいてくれるおばあちゃんが大好きだった。
魔法少女になって以降は自分のことを常に叱り続けるが見捨てず世話を焼いてくれるルーラを慕っていた。変身後についている首輪は元々のアバターの物ではなく、ルーラから譲渡された宝物。
魔法:いろんなものに素早く穴を開けられるよ
自分で掘った穴を、瞬時に直径1メートル、奥行き5メートルにまで広げる。ほんのわずかな傷であっても穴として認識されるが、全く傷つけることができない場合は無効。掘ったばかりでなくても、穴が視界内にあれば、いつでも魔法を使用可能。
ねむりん / 三条 合歓(さんじょう ねむ)
声 - 花守ゆみり
パジャマ姿の魔法少女。大学を卒業してから家事手伝いと称して、バリバリのニート生活を送っている24歳の女性。
金髪の先端が一部紫色で、毛先から雲のような飾りが伸びている。アイテムとして巨大な枕を所持している。
怠惰ではあるが温和で明るく誰とでもすぐ打ち解けられる。このため、魔法少女間ではもっぱら相談窓口となっている。
原作『無印』ではチャット上のやり取りだけで本人は登場せずに最初の脱落者として死亡し、その後短編集等の番外編作品で人となりや魔法の詳細が明らかになっていった。
漫画版ではスノーホワイトとラ・ピュセルの教育係であった。
最初に死ぬキャラクターであるため、一番可愛くなるようにデザインされた。
魔法:他人の夢の中に入ることができるよ
「夢の世界」内で自由に行動することができる。
「夢の世界」は、すべての人間が見ている夢に繋がっている。そのうち、ねむりんが、現実世界で出会ったことのある者の夢には、自由に行き来ができる。夢の中では絶対的な力を持ち、あらゆることを実行可能。また、夢の中で発生した出来事は、部分的に現実にフィードバックする。
現実世界での死後は魔法が大きく弱体化しており他人の夢への行き来については大きく制限されているが、それ以外の改変力については強大で既に現実世界で死んでいる魔法少女を夢の世界に再現したり、生きている魔法少女についても過去の時間軸の状態で呼び出すことが出来る。 雲のような飾りは『ねむりんアンテナ』といい 魔法少女が夢を見ていることを探知できる。
トップスピード / 室田 つばめ(むろた つばめ)
声 - 内山夕実
魔女姿の魔法少女。19歳の主婦。
とんがり帽子とワンピース、マントから成る衣服は魔女そのもの。胸元には星印が付いたお守り、左腕には紫色の篭手を見に付けている。大きな三つ編みの髪型も特徴的。
一人称は「俺」。陽気でさばけた姉御肌。世話焼きが行き過ぎて後輩魔法少女から鬱陶しがられることもしばしばある。元は素行不良の暴走族であったが、後に夫となる幼馴染(隣家に越してきた女友達の兄)の影響で更生した。妊婦で後半年は(子供が産まれるまでは生き残りたい)とリップルに語る。
マントの背中部分に「御意見無用」の刺繍が施されている。アニメ版ではこの刺繍は全力飛行の際に箒の変形とともに浮かび上がるものに変更されている。
魔法:猛スピードで空を飛ぶ魔法の箒を使うよ
固有アイテムとして空を飛ぶ魔法の箒《ラピッドスワロー》を持つ。
定員は2名程度。最高速度は現代の戦闘機を凌駕するほどだが、その状態で通常の物体に衝突しても壊れることはない。
原作では常時風防・エンジン・マフラー等がついた箒であるとの記述がされており、漫画版もその記述に準拠しているが、アニメ版では通常飛行時はただの箒の姿で、全力飛行の際に原作と同じ状態になる設定に変更されている。いずれも最大出力で飛行するとコンクリートを破壊するほどの破壊力とスピードを得ることが出来る。
ハードゴア・アリス / 鳩田 亜子(はとだ あこ)
声 - 日高里菜
黒いエプロンドレス姿の魔法少女。中学1年生の女の子。
ゴスロリ風のスタイルで、エプロンドレスもウェーブのかかったロングヘアーも真っ黒。メガネをかけた白い兎のぬいぐるみは魔法の道具ではなく彼女の私物。
N市では16人目となる魔法少女。
母親を殺した罪で父親が服役しているため、叔父夫婦の家で暮らしている。父親の件で大勢に迷惑をかけたせいで、自分は誰にとっても不必要で迷惑な存在だと認識。
上手にコミュニケーションがとれないせいで、仲良くなりたいスノーホワイトに得体の知れない者として恐怖感を与えてしまっている。
魔法:どんなケガをしてもすぐに治るよ
非常に強力な再生能力を持つ。
どれだけ細かく体を分断されても、決して死ぬことはなく、破片のうちの最大のものから完全体にまで復活する。また、毒や窒息など、物理攻撃以外の方法で致死ダメージを与えられても、魔法で新鮮な体組織が作り出されるため、死には至らない。再生スピードは比較的ゆっくりだが、再生速度以上のスピードで継続的にダメージを与えても、完全に消滅させることはできない。
ラ・ピュセル / 岸辺 颯太(きしべ そうた)
声 - 佐倉綾音
竜騎士姿の魔法少女。サッカー好きな中学2年生の男子。
2本の角と尻尾が特徴的な騎士の衣装。鎧のパーツは少なめで、肌の露出が多め。長い髪を両サイドでまとめていて、鎧と同じデザインの髪飾りを付けている。
数少ない「変身前が男」の魔法少女で、姫河小雪(スノーホワイト)の幼馴染。
出会った時からスノーホワイトが小雪だということを知っており、彼女の「騎士」になると決意し一緒に行動する。
『restart』では、特徴が似ているモンスターが登場する。
魔法:剣の大きさを自由に変えられるよ
固有アイテムである大剣の大きさを変化させる。
自分で持てるサイズが上限であり下限。大剣が手から離れていても、視野内にあれば魔法を使うことは可能。
スイムスイム / 坂凪 綾名(さかなぎ あやな)
声 - 水瀬いのり
白スク水姿の魔法少女。小学1年生(7歳)の女の子。
純白のスクール水着とグラマラスなボディが特徴。コウモリのような羽根と腰部分から伸びた4本の帯が小悪魔的なイメージになっている。首には水泳用の水中メガネを下げている。
変身時の蠱惑的な容姿とは裏腹にN市の魔法少女では最も幼く、感情表現に乏しい。魔法少女になる以前からお姫様を夢見ており、自分の教育係を申し出たルーラのリーダーシップに「理想のお姫様」像を重ねて彼女に心酔する。だが、憧れは次第に「ルーラになりたい」という自己欲へと変化していった。後にチームで購入した魔法の武器《ルーラ》は彼女を冠して名付けた武器。
魔法少女が殺し合うということの残酷さを完全に理解しきれていない様子。
漫画版では表情豊かで巨乳の話題に触れられて赤面するなど、原作よりも女の子らしい反応を見せる。だが同時に狂気を乗せた微笑みなど内に秘めた危うさも強調して描写されている。
魔法:どんなものにも水みたいに潜れるよ
自分の体を物質透過させることが出来る。
本人が物質と認識している物なら何でも透過が可能。音と光は透過できない。
魔法で地面などに潜っている間は水の中を潜っているときのように呼吸ができない。
森の音楽家クラムベリー
声 - 緒方恵美
花に包まれたエルフの音楽家姿の魔法少女。
尖った耳とバラの付いたツタの冠という、森のエルフをイメージしたスタイル。フリル付きの白いブラウスに、大きく折り返された袖が特徴的な緑色のジャケットを着用している。
チャットルームではBGMを担当している。外見は20歳前後で、妖艶な雰囲気をまとっている。
生粋の戦闘狂でファヴと組んでN市での殺し合いを主導している。
変身前の名前や容姿、年齢は一切不明。普段からクラムベリーの姿のままで変身を解くことはない。山小屋でひとり暮らしという、人間らしさを捨てた生活を送っている。
魔法:音を自由自在に操ることができるよ
音を衝撃として発生させられる他、他人の声色を真似ることも出来る。魔法の特性の影響から本人の聴覚も非常に鋭い。
ユナエル / 天里 優奈(あまさと ゆな)
声 - 松田颯水
天使姿の魔法少女。ミナエルとなった姉・美奈と双子の女子大生。
左肩だけに翼がある、ミナエルと左右対称な天使スタイル。毛先がまとまったショートボブが特徴。ミナエルと共通する頭上の物体は、穴の開いていない丸型蛍光灯のような形をしている。
性格は姉(美奈)と同様。ミナエルと合わせてピーキーエンジェルズを名乗っている。
『restart』では、特徴が似ているモンスターが登場する。
魔法:好きな生き物に変身できるよ
生命であるなら外見、質量を問わずに変身できる。特定の個人に変身することもできるが身体能力、特殊能力までは変化しない。
特定個人に変身する場合はその対象をきちんと視認しないと細部まで正確に変身することが出来ない。
ミナエル / 天里 美奈(あまさと みな)
声 - 松田利冴
天使姿の魔法少女。N市の大学生。ユナエルとなった妹・優奈とは実の双子。
右肩のみに生えた翼と左足首のリボンは、ユナエルとは左右対称。ショートボブで髪が外ハネしているのが特徴。黒いスモックの下には大きなかぼちゃパンツを穿いている。
無邪気で明るく人懐っこいが心根は軽薄かつ冷酷。姉妹以外の人間関係には無関心で倫理観が欠けている。ユナエルと合わせて”ピーキーエンジェルズ”を名乗っている。ルーラに従順な態度を見せているが、裏では姉妹で悪口を言っている。
『restart』では、特徴が似ているモンスターが登場する。
魔法:生き物以外の好きなものに変身できるよ
材質を問わず生命以外なら何でも変身が出来る。変身時にサイズや重さも変化する。
変身後は変身した物体の性質・機能を持つようになるが、自分を超える耐久力を持つことはできない。またミナエル自身が構造を把握していない複雑な機械に変身することも不可能。
ヴェス・ウィンタープリズン / 亜柊 雫(あしゅう しずく)
声 - 小林ゆう
長いマフラーにロングコート姿の魔法少女。中性的な顔立ちとボーイッシュなスタイルの大学生。
シスターナナの相方。変身前でも非常に容姿が淡麗であり、シスターナナの変身前である奈々とは同性の恋人同士である。冷静沈着のように見えるが意外と短気。
マジカロイド44のマジカルパワー増幅ピアスを身につけたことで、魔法少女に選ばれた。
過去にはシスターナナを守るためカラミティ・メアリとも互角な戦闘を行った実力者。
魔法:何もないところに壁を作り出せるよ
任意の壁を創造できる。サイズは高さ2メートル、幅1メートル、厚さ30センチに固定されているが、壁から壁を伸ばしていくことにより実質的にサイズアップが可能。材質などは現在居る地形に依存するが、魔法で強化されているので基本的には頑丈。
シスターナナ / 羽二重 奈々(はぶたえ なな)
声 - 早見沙織
修道女姿の魔法少女。平均よりも少しぽっちゃりした体型が気になっている大学生。
腰にかかるほど伸びた髪の先端は縦ロールになっている。
ヴェス・ウィンタープリズンと行動をともにする。博愛主義者でキャンディ争奪戦が始まって以降も戦うことは愚かであると主張し、手を取り合う必要性を各魔法少女に訴えている。ただ、雫に対して「ヒロインを守る王子様」の役割を押しつけ、自分は「王子様に守られるヒロイン」を演じるという歪んだ理想を抱いている。
自らが魔法少女になると腕力的に勝ってしまうという考えから、亜柊雫を自らを守るパートナーとして魔法少女にする道具をマジカロイド44から買い続けていた。
『limited』までに登場した魔法少女の中で純粋な腕力が10番目に強い。
魔法:好きな人の力をめいっぱい引き出せるよ
任意の相手の能力を格段に上昇させられるが、自分自身には適用されないため、パートナーの存在が必要となる。
マジカロイド44 / 安藤 真琴(あんどう まこと)
声 - 新井里美
女の子型ロボット姿の魔法少女。コンビニでアルバイトをしている15歳のフリーター。中卒。
小学生の女の子がロボットになったようなイメージの外見。腰には未来の道具を取り出せるウェポンラック。背中のランドセルはブースターで空を飛ぶことができる。
何事も損得を優先に考えて行動する現実主義で、やりたくないことは絶対にやらない。
実生活ではホームレス同然の生活を送っているためか、常に金づるを求めている。
「魔法少女育成計画」のゲームは友達の部屋に泊めてもらう代わりにレベル上げを頼まれてプレイ。そのときにファヴに選ばれたため、マジカロイド44の外見は真琴が作成したものではない。
『restart』では、特徴が似ているモンスターが登場する。
魔法:未来の便利な道具を毎日一つ使えるよ
バックパックからランダムに四億四千四百四十四万四千四百四十四の「未来の便利な道具」の内から一つを取り出すことが出来る。
その日限りの使い捨てで、何が出てくるかは本人にも予想が出来ない。
原作では道具を取り出す際の具体的な描写がなかったため、テレビアニメ版では監督の橋本のアイデアにより、ランドセルだと手が届かないため両脇のポーチから道具を取り出す設定となった。
ファヴ
声 - 間宮くるみ
電脳妖精タイプのマスコットキャラクター。
本体は右半身が黒、左半身が白というカラーリングのやや潰れた球体。その後部に4枚の羽根が生えていて、動かすたびにキラキラとしたリンプンが飛び散る。感情による表情の変化はない。
ゲーム「魔法少女育成計画」の運営伝言を担当する。人事部門所属。語尾に「ぽん」と付ける。選んだ魔法少女に基本的な能力の説明や、人助けという使命についてレクチャーを行う。無慈悲に運営の魔法少女同士の殺し合いの結果を参加者達に逐次報告し、時には戦いをより激化させようとする。
魔法少女育成計画restart
出典は特に明記されていない場合宝島社出版「魔法少女育成計画restart」前編・後編より
ペチカ / 建原智香(たてはら ちか)
クランテイル / 尾野 寧々(おの ねね)
和服姿の上半身に、自身の魔法で常に下半身が動物の姿をしている魔法少女。あまり感情を顔に出さないタイプだが、機嫌のいい時は馬の下半身の尻尾を揺らす、機嫌の悪い時は蹄を鳴らすなど魔法で動物化している下半身で感情を表す癖がある。無口で無愛想と思われがちだがコミュニケーションが苦手なだけで、根は素直で仲間思いである。
その戦闘能力の高さからペチカたち即席パーティーのリーダーになる。
人付き合いが不得手なためか、実生活では動物好きであり、将来は動物学者を目指している。
変身後の容姿:半獣人(基本形態はケンタウロス)
魔法:半分だけいろんな動物に変身できるよ
自分の下半身を生き物の首から下に変身させる。元がクランテイルより小さな生き物の場合、自分の上半身に合わせて自動的に大きさが調整されるが、元がクランテイルより大きな生き物の場合は調整はされない。
本人が実際に目にしたことがあり、自身が生き物と認識しているものにしか変身できない。
御世方 那子(みよかた のなこ) / アンナ・サリザエ
クランテイルチーム所属。語尾のおかしな日本語を使う。チームメイトのリオネッタとは常にいがみ合っている。ゲーム内の生物型モンスターを自身の魔法で使役して戦う。
『友達』にした生き物に対しては使役している間は猫可愛がりするが、更に強いモンスターを使役したらあっさり前に使役していたモンスターを倒してしまう。
変身後の容姿:巫女
魔法:どんな動物とも友達になれるよ
戦って勝利した動物を、献身的な『友達』にする。『友達』になった相手とは意思の疎通が可能になる。人間や植物には使用できず、複数の相手に同時に魔法を行使することもできない。
一度「友達」になった動物は死亡するか、那子が魔法を解除するまで「友達」であり続ける。
リオネッタ / 九条 李緒(くじょう りお)
クランテイルチーム所属。お嬢様口調だが皮肉屋でイヤミが多く、同じチームの那子とは喧嘩ばかりしている。ペチカの料理に惚れ込む。
『スクールカレンダー2016』特典の短編集「circle of life」にて本名と、没落した名家の元お嬢様であることが明かされた。
変身後の容姿:ゴスロリの人形
魔法:人形を思い通りに操ることができるよ
視界内にあるリオネッタが人形と認識している物を使役して自由に動かすことが出来る。魔法の発動後に人形が視界の外に出ても効果は持続し、元々関節が作られていない彫像などでも自在に動かせる。材質によって動きの速さや強度は変化するが魔法による強化がされているため、一般的には元の材質より強度が増す。
マジカルデイジー / 八雲 菊(やくも きく)
のっこちゃん / 野々原 紀子(ののはら のりこ)
@娘々(あっとまーくにゃんにゃん) / 棚橋 陽真理(たなはし ひまり)
夢ノ島ジェノサイ子(ゆめのしま じぇのさいこ) / 園田 かりん(そのだ かりん)
マスクド・ワンダー / 三田好(みた このみ)
プフレチーム所属。ゲーム開始当初、腕に包帯を付けていたプフレを怪我人と思い「弱き者の味方」としてモンスターと戦闘している所に颯爽と登場しこれを撃退。以後プフレ、シャドウゲールのパーティーに加わりその高い戦闘力でチームの攻撃手として活躍する。決め台詞と共に登場し、物事を解決したら勝利のポーズを取るなど見た目かなり暑苦しい。
変身後の姿:アメコミ風ヒロイン
魔法:いろんなものの重さを変えられるよ
触れたものの重量を変化させる。物体の一部分のみに効果を及ぼすことも可能で自分自身に魔法をかけ高くジャンプする、自分の拳を重く&攻撃する相手を軽くして派手に吹っ飛ばすなどといった応用も可能。
重くする上限と軽くする上限はそれぞれ存在するがマスクド・ワンダー自身の鍛錬によってこれらの上限は上がる。
ディティック・ベル / 氷岡 忍(ひおか しのぶ)
メルヴィル、ラピス・ラズリーヌ、チェルナー・マウスを擁するベルチームのリーダー。魔法少女の見た目同様に人間時の生業も探偵である。
高い戦闘力を持つがリーダーの言うことを聴かないチームメンバーをまとめるのに苦労する。
変身後の姿:探偵
魔法:たてものとお話できるよ
建造物にキスをすることで疑似的な人格と顔を与え、会話できるようになる。解除の際にもキスが必要。質問することで建築物の内外の情報等を知ることが出来る。建築物は基本的にベルに友好的な人格だが、建築物の持ち主に不利となる情報は答えてくれない。ゲーム世界内では建物が全てGMの所有物扱いとなっており、魔法を使っても会話はできるが情報を教えてはくれない。
チェルナー・マウス
ラピス・ラズリーヌ
ベルチーム所属。清楚な容姿だが騒がしく、語尾に「〜ッス」とつける。マスクド・ワンダーのように名乗り口上等を用意している。あまり考えずに直感で動くタイプだが自然と正解を引き寄せる。メルヴィルの訛りを唯一理解できるのでその言葉を標準語に翻訳していることが多い。
カラミティ・メアリの実娘だったというボツ設定があり、ゼブラー柄のマントと尻尾はメアリのヒョウ柄のビキニと揃えることを意識してデザインされ、ほかにもタレ目や泣きぼくろが名残となっている。遠藤はデザインに関しては「青い子」とだけオーダーした。
変身後の容姿:白い虎の毛皮と青いワンピース
魔法:宝石を使ってテレポートできるよ
宝石のある場所へ、瞬時に空間転移する。どれだけ離れていても一瞬で転移が可能だが、宝石は自分で調達して設置・他人に持たせる必要がある。
メルヴィル / 久慈 真白(くじ ましろ)
エルフの容姿に身体中に蔦が絡み、いくつもの薔薇の花が咲いているので見た目は可憐だが、東北出身者なためか訛りの強い東北弁で会話するため、本人もそれをものすごく気にしており、意思疎通のできるラビス・ラズリーヌ以外の人にはあまり話したがらない。
クラムベリーとは同じエルフ容姿と格好をしているためか気に入られてメル友の仲であり、その関係で魔法少女になったばかりのラ・ピュセルと会ったことがある。
変身後の容姿:エルフの狩人
魔法:色を自由に変えられるよ
触れた物体の色を自由に変化させることができ、あるはずのものを消したり、ないはずのものを見せたりして相手を混乱させる。固有アイテムとして右手に銛、左手に弓矢を装備しており、銛は何本撃っても尽きることがない。
アカネ / 不破 茜(ふわ あかね)
キーク
ファル
パレット
声 - 山口勝平(ドラマCD「アニメ化の条件」)
マジカルデイジーの元マスコットキャラクター。現在は広報部門で働いている。マジカルデイジーのようなアニメ化される魔法少女を求めており、マジカルデイジーの選抜試験官を務めたクラムベリーが試験官を行うというN市を視察したことがある。
魔法少女育成計画limited
波山中学校の魔法少女たち
キャプテン・グレース / 芝原 海(しばはら うみ)
B市の波山中学校に通う中学生。クラスは二年C組。
根村佳代とは小学校からの相棒。幼少時代からサバイバルを行い、素手で熊を撃退したこともある。腕力と凶暴性が人間離れしているため、周りからは問題児としてしか見られていない。
変身後の姿:女海賊
ピーターパンのフック船長のように左手がフックになっている。身体能力は高く、標準装備として片刃剣(カトラス)とフック鉤つきロープを持つ。
魔法:すごくかっこいい魔法の海賊船を出せるよ
全長十メートルほどの魔法の海賊船を出現させる。帆船の形をとっているが風力は必要としない。水上であれば亜音速で自由に航行できる。船内には大砲・ロープ・保存食等が備え付けられていて、船から持ち出して使用することも可能。船および備品の全てが、魔法少女の使用に耐えうる強度を持つ。
ファニートリック / 根村 佳代(ねむら かよ)
ウェディン / 結屋 美祢(むすびや みね)
レイン・ポゥ / 三 香織(にのつぎ かおり)
ポスタリィ / 酒己 達子(さかき たつこ)
繰々姫(くるくるひめ) / 姫野 希(ひめの のぞみ)
波山中学校の国語教師。生徒に「モンスター」とあだ名を付けられていることを気にしているが、その実態は20代後半とは思えないほどの希の異常な童顔に驚いた生徒達が名付けたもの。
トコに魔法少女にされ「悪い魔法使いを撃退してほしい」と頼まれた当初は生徒達を危ない目に遭わせられないと反対するが、結局生徒達のお目付け役として行動をともにすることになる。
変身後の姿:バレリーナ
魔法:何本ものリボンを自由自在に操るよ
コスチュームの一部であるリボンを自在に操作する。繰々姫のコスチュームは216本のリボンから構成されており、その一部あるいは全部を解いて魔法に使用できる。リボンは自身の手足よりもはるかに速く動かすことが可能で、これに縛られた魔法少女は自力で抜け出すことは難しい。
テプセケメイ / メイ
変身後の姿:ランプの魔人
波山中学校の理科準備室で飼われていたエジプト陸ガメ。本能的かつ感情に任せた言行が多いとされる変身前が動物の魔法少女の中では珍しく感情をあまり表に出さないが、水槽での生活とは全く違い手も足もあり自在に空を飛べる魔法少女の身体に充実したものを感じている。魔法少女仲間として行動を共にしている人間の顔や名前を覚えきれずに一人立ちもできない世話焼きっ子だが、哲学的な思考で物事の核心を付いた解答を導き出すなど理知的な面を併せ持つ。
事件後は7753こと七谷小鳥の家に住むこととなり、庭に住まいの小池を作ってもらった。
魔法:風と同化してどこへでも行けるよ
肉体を周囲の気体と同化させる。この状態では物理的な攻撃は全て素通りする。何らかの方法で体を分断されてもダメージにはならず、分かれたパーツ単位で行動できる。分かれたそれぞれのパーツを元の状態に戻したり、逆に分身も可能。
魔法の国監査部門混成捜査チーム
マナ(魔法使い)
下克上羽菜(げこくじょう はな)
7753(ななこさん) / 七谷小鳥(ななや ことり)
人事部門所属。魔法少女歴7年のベテラン魔法少女で、魔法少女部門と雇用契約して給料で生計を立てているサラリーマン魔法少女。両親は他界しており、現在は生家で一人暮らし。
リップルの研修を行うためにB市を訪れた所に捜査班への協力を求められることになる。
デザインは遠藤が「セーラー服系のスノーホワイトとは違うタイプの制服で」とオーダーしたことで、マルイノのダメ元のアイデアで学ランとなった。ゴーグルについては能力と関わるため、先に遠藤が指定した。
変身後の姿:詰襟の学生服
魔法:相手の能力がわかる魔法のゴーグルを使うよ
固有アイテムの魔法のゴーグルで相手の数値化できる情報(ハートマークの数で表される)から、数値化できない情報(趣味・思想等)全てを閲覧することが可能。
ゴーグル自体は他の魔法少女も使用可能だが、情報の種類を切り替えるダイヤルは元の持ち主である7753以外にはうまく扱えない。
魔王パム
反体制組織グループ
トットポップ / ジェシカ・プレイズ
プキン
百三十余年前に優秀な監査役として数々の魔法犯罪者を取り締まり「将軍」と讃えられていたが、余興のためだけに自身の魔法により多数の冤罪を生み出したことが後に判明し魔法刑務所内で封印刑に処され、以後も「汚れ仕事」がある毎に封印解除されては駆り出され、解決したら再び封印される人生を送っていた。フレデリカの手により封印を解除され脱獄、彼女との取引で行動を共にする。英語で会話し、主にフレデリカか英語の話せる相手に通訳してもらう。
今の技術が確立する前の旧型の魔法少女であり、現行の魔法少女違い食事が必要で大食漢。
変身後の姿:王女騎士
魔法:魔法の剣で刺した相手の考えを変えさせるよ
固有アイテムである細剣で対象を傷つけると、その認識を変化させられる。敵と味方を勘違いさせる、感覚の一部を失わせる、幻覚を見せるなど、自由度は非常に高い。魔法を行使できる対象は同時に一体のみで、新しい対象に魔法をかけた場合、その前に魔法を使っていた対象の認識は元に戻る。また、応用で相手に「英語が理解できる」と認識させることにより会話が可能になる。
ソニア・ビーン
その昔盗賊をしていたところをプキンに見出されて魔法少女となり、以降プキンの右腕として活動をしてきた。後にプキンと共に捕縛され封印刑に処されたが、ピティ・フレデリカの手により解除され脱獄、彼女らと行動を共にする。プキン同様旧型の魔法少女であり、大量の食事の摂取を必要とする。
変身後の姿:灰かぶり姫
魔法:さわったものをすぐボロボロにしちゃうよ
触れたものを物体・光・音・その他エネルギー問わず急速に劣化させる。劣化速度があまりに速いため、物体を瞬時に消滅させて黒い靄にしてしまうように見える。
触れているどの物体を劣化させるかはソニア自身がコントロール可能で、身につけている服や地面など、消してはいけないものを戦闘時に無意識に判断している。
魔法少女育成計画JOKERS
ピュアエレメンツ
プリズムチェリーを除き、魔法の国の技術とは全く異なる方法で作られた人造魔法少女たち。 「魔法少女になりませんか」という募集のチラシで集められた。自分たちが人造魔法少女であることを知らない。
プリンセス・テンペスト / 東恩納 鳴(ひがしおんな めい)
プリンセス・インフェルノ / 緋山 朱里(ひやま あかり)
プリンセス・クェイク / 茶藤 千子(さとう ちこ)
魔法の国の魔法少女たち
主に「K県S市に人造魔法少女を研究している施設が存在する」という匿名のメールを見てS市にやってきた魔法少女たち。 ピュアエレメンツの拠点となっている『研究所』に向かう。
袋井魔梨華(ふくろい まりか) / 袋井 真理子(ふくろい まりこ)
スタイラー美々
アンブレン / 嵩山 美津(かさやま みつ)
レディ・プロウド
外交部門所属。魔王塾出身者ではないため相応の実力はあるものの外交部門内では目立てず、魔王パムを一方的にライバル視していた。野心家であり、人造魔法少女の秘密を探ることで亡き魔王パムに代わって外交部門を立て直すことを目論んでいる。アンプレンのプニプニほっぺがお気に入り。
魔法:自分の血を好きな液体に変えられるよ
自分の血液を任意の液体に変化させる。いったん身体から離れた血液でも、液体の状態であれば魔法を行使できる。自身の血液を意のままに変換することができる。主に小瓶に詰めており、硫酸やニトログリセリンなどに変換してぶつけるなど攻撃に使用している他、接着剤や酒など、使用範囲が広い。
体内の血液の神経伝達物質や脳内麻薬をコントロールすることによって痛覚の鈍化や五感・俊敏性の強化を行うこともできる。
グリムハート
ウッタカッタ
シャッフリン
不思議の国のアリスのトランプ兵がモチーフの魔法少女。グリムハートの部下で、なにかと彼女に罵倒されている。
魔法:マークや数字によって能力が変わるよ
トランプの枚数と同じ52+ジョーカー1枚の53体の分身から構成される魔法少女。53体それぞれに違うスートと数字が描かれており、能力が少しずつ違っている。
スートは基本的な能力を表し、スペードのシャッフリンは戦闘能力に優れ、ダイヤは技術に優れ、ハートは高い耐久力、クラブは潜伏・隠密を得意とする。数字はそれぞれの能力の高さを表し、Aが最優で以下K、Q、J、10〜2と続く。
ジョーカーは全てのシャッフリンの統括役であり、シャッフリンが何体破壊されてもジョーカーが魔法少女1体分の魔法力を吸収することで52体全てを復活させることができる。
フィルルゥ
スタンチッカ
カフリア / 木村 心(きむら こころ)
魔法少女育成計画ACES・QUEENS
三賢人プク派
三賢人の一人アヴ・ラパチ・プク・バルタの現身であるプク・プックとその部下たち。 スノーホワイトにプレミアム幸子の捜索を依頼する。
中野 宇宙美(なかの そらみ)
うるる
プレミアム幸子
プク・プック
魔法の国三賢人の一人アヴ・ラパチ・プク・バルタの現身にあたる魔法少女。幼稚園児くらいの年頃の金髪巻き毛の少女。
スノーホワイトに出奔したプレミアム幸子の捜索とその護衛を依頼する。
『QUEENS』では最初の魔法使いが遺した機械を作動させるために魔法使いの遺跡に部下を引き連れ籠城戦を行う。
魔法:誰とでも仲良くなれるよ
自身に接したあらゆるものを「お友達」する。対象一人一人に対してどの程度の強度でお友達にするかをプク・プック自身が自在に設定できる。単なる友好的な関係からプク・プックのために働く忠実な部下、人格の変化や思考能力を鈍化させた人形同然の状態への洗脳まで可能。
プク・プック本人が直接顔を合わせなくてもプク・プックが映った動画などを見せるだけでも一定の洗脳効果がある。
プク・プックと離れている期間が長いと魔法の効果が薄れるので、定期的にプク・プックが対象に会ったり動画などを見せる必要がある。
獣人ブランディア
イルネイル
プフレの部下とデリュージの関係者たち
プフレの部下である人事部門の魔法少女たち。 プリンセス・デリュージと協力してプレミアム幸子の身柄の奪取することをプフレに命じられる。
パトリシア
アーマー・アーリィ
ブルーベル・キャンディ
グラシアーネ
ダークキューティー
三賢人オスク派
三賢人オスク派の魔法少女たち。プク派の儀式の妨害のため、プレミアム幸子の身柄を狙う。
CQ天使ハムエル
シャッフリンII
魔法少女育成計画breakdown
ジョン・シェパーズパイ
ラギ・ヅェ・ネント
曲岡統太
サタボーン
魔法使いの研究における第一人者。既に本編では死亡している。この他、マナに7753とテプセケメイ、クランテイルが登場する。
魔法少女育成計画「黒」
魔法少女育成計画F2P
魔法の国陣営
人事部門
アルマ / 下崎 久美(しもざき くみ)
ジェリーマリー / 寒川 麻里
クリオ
エイミー
研究部門
すぴのん
ジューベ
レジスタンス
F市に結界を張り籠城する魔法少女たち。 F市の結界は外から魔法少女や魔法使いがひとりずつしか侵入できない仕掛けになっており、これにより侵入した魔法少女を各個撃破している。
ステラ・ルル / 小山内 馨(おさない かおる)
天使の羽が生えたスカジャンを羽織った魔法少女。常に持っているハートのステッキで必殺技「ルル・アタック」を放つ。無邪気で可愛らしい容姿だが、他者を排除するには手段を選ばないため、レジスタンスのルールである生け捕りを何度も破っている。変身前は魔法少女としては珍しく性別が男性だが、制服以外常に女性の服装で違和感なく過ごしているためアルマも当初判別できなかった。
魔法:どんな道具でもすぐに使いこなせるよ
魔法のアイテムを本人と同等若しくはそれ以上に巧みに使うことができる。この魔法を最大限使うためにレジスタンスは結界に侵入した魔法少女の魔法のアイテムを大量に集めている。
作中では『全ての魔法少女が記載された名鑑』『変身マント』『リボン・オブ・スタッフド・ドール』、すぴのんのヨーヨー、名称不明だがダメージを吸収するスカジャン等を使用している。
セラセラ / 森 水琴(もり みこと)
メルティペイン / 佐々木 芽留兎(ささき めると)
ララルーナ / 小山内 晶(おさない あきら)
ウェン
レジスタンスの関係者
エルジーナ
ウェンの姉。容姿端麗で頭もよく、ウェンの魔法の家庭教師をしていた。またヘイズワード一族の中で魔法の才能に長けており親戚から疎まれていたウェンを庇ったりするなど弟思いの優しい一面もあった。ところがエルジーナに結婚の申し出が届いた。その結婚は成立するとヘイズワード一族の地位が安泰する政略結婚だった。彼女は有無言わず嫁ぐことを決めたが、ほどなくして謎の死を遂げた。姉の死に疑問を思ったウェンは情報を虱潰しに調べ、とある真実を知った。エルジーナの嫁いだ先は「人工的に魔法少女を生成する研究」を行っており、少女を集めていた。エルジーナも例にもれず人造魔法少女として様々な成果を上げるが、魔法が暴走して命を落としてしまった。そのことを魔法の国は隠蔽したため、ウェンは国を強く憎みレジスタンスを結成した。
魔法少女育成計画episodes
フェアリーハピー / 美千代
不破綾子
用語
魔法少女
魔法の才能を持った生物が魔法の国の技術で力を増幅されることにより『魔法少女』になる。老若男女生物の種類を問わず変身後は『美しい人間の少女』の姿になり、生物の限界を超える身体能力と一人一つの特殊な能力『魔法』を手に入れる。
通常の毒物を受け付けず、寝食を必要とせず、精神的にも強化される。一度魔法少女になれば資格と記憶を剥奪されない限り任意で変身と解除を行うことが出来る。
通常は魔法の国から派遣された試験官による選抜試験で正式な魔法少女になる。魔法の国はこれらの人助けについては無償奉仕を推奨しているが、一部の有用な魔法を持つ魔法少女については魔法の国から給料が貰える職業魔法少女として生計を立てている。
選抜試験
というのが一般的な魔法少女の選抜試験であるが、森の音楽家クラムベリーやその影響を受けた一部の試験官は魔法少女候補生同士による殺し合いを前提とした試験を行っていた。合格者の記憶の書き換え、試験中の死者を事故死として処理などの隠蔽工作で長らくそれらの試験は露見していなかったが、N市の試験で首謀者であるクラムベリーとファヴの死亡によって真相が魔法の国に露見。記憶を消されているとはいえ殺し合いの試験での合格者をどう扱うかについて魔法の国は無罪とし、それに反抗したキークが『restart』で事件を起こした。
魔法のアイテム
魔法少女や魔法使いの魔法などによって生み出されたもの、魔法の国で作られたもの、の大きく2つに大別される。
前者は魔法少女の変身後の姿に武器や道具などがついていることがあり、これも魔法のアイテムもしくは単に固有アイテムと呼ばれる。
固有アイテムはその魔法少女の魔法に関わるものである場合や、全く関係なく付属している場合もある。
固有アイテムは、持ち主である魔法少女がそれを手放している時に変身を解除するか死亡した場合、その場に残り続ける。これを他の魔法少女が手に入れた場合、その固有アイテムに関連した魔法を他の魔法少女が使用できることがあるが、元の持ち主ほど上手に使うことは出来ない。
『無印』では試験の途中で魔法の国で作られた方の魔法のアイテム5種類が寿命と引き替えに販売された。
四次元袋
『無印』では、購入するための対価は寿命10年分。
透明外套
『無印』では、購入するための対価は寿命25年分。
透明外套
『無印』では、購入するための対価は寿命25年分。
武器
『無印』では、出刃包丁のような刃が付いた薙刀タイプの武器が登場。購入するための対価は寿命5年分。
武器
『無印』では、出刃包丁のような刃が付いた薙刀タイプの武器が登場。購入するための対価は寿命5年分。
元気が出る薬
『無印』では、購入するための対価は寿命3年分。
兎の足
『無印』では、購入するための対価は寿命6年分。
元気が出る薬
『無印』では、購入するための対価は寿命3年分。
兎の足
『無印』では、購入するための対価は寿命6年分。
魔法少女育成計画
N市の試験で魔法少女候補を集めるために用意されたため、N市以外の人間が遊ばないように魔法が施されている描写がある。
マジカルフォン
選抜試験の試験官や監査部門等の特殊な役職の魔法少女に与えられる「管理者用端末」が存在する。通常の端末は魔法少女なら容易に破壊できるが、管理者用端末は簡単に破壊できないよう強固に作られている。
マスコットキャラクター
妖精タイプは倫理に反するが食べることが可能で、食べると即死級のダメージを受けても行動が維持できる程ステータスを上昇できる。電脳妖精タイプは書類作成などの事務仕事が得意で魔法の国に所属している魔法少女に多く普及している。ファヴも電脳妖精タイプのマスコット。
事務仕事での優位性から電脳妖精マスコットが広く普及していたが、N市の事件の後で電脳妖精マスコットの使用を見直す動きが出ている。
魔法の国
世界にいくつも拠点があり、地区ごとに社会的にも経済的にも影響力がある他、幼少の頃から魔法少女に憧れを抱いてもらえるようにと魔法少女モノのTVアニメを制作・放送もしている。
『最初の魔法使い』の直弟子である三賢人の合議制により意思決定が行われている。
魔法使い
魔法少女部門
クラムベリーの子供達
後に事件を起こした「子供達」は最後の試験にして最激戦区と記録される「N市事件」の生還者スノーホワイトの手によって次々と粛清され、「魔法少女狩り」の異名は確固たる物となる。彼女を含めて記憶の処理を受けていないか何らかの術で回復した「子供達」は善悪の基準はあれど自他共に「ワガママで自分勝手」と認め、冷たい風に当てられながらそれさえも是として思い々に生きている。
魔王塾
魔法刑務所
魔法少女は生まれた世界の刑務所で罰せられるべきだと世界各地に魔法刑務所は存在し、フレデリカ・プキン・ソニアが収監されたのはイギリスにある「第七宿舎」。
制作背景
本作は遠藤浅蜊のデビュー作である『美少女を嫌いなこれだけの理由』の刊行後に考えられた企画のうちの一つで、当初は魔法少女の学校が舞台で、実は生徒が食料にされるというディストピア系の内容だったが、担当編集との打ち合わせで何を書きたいかという問いに対して遠藤が「魔法少女がグチャグチャになるのが書きたい」旨を伝え、そこから本作の内容が定まっていった。
イラストレーターについては、当初はもっと異なったテイストのイラストレーターを想定していたが、スケジュールの都合で思うように決まらなかったところ、担当編集がネット上で偶然見かけたマルイノの絵に目をとめ、方向性は違うがこれはハマるのではないかと判断し、マルイノが担当するに至った。当初は一部のキャラクターのみデザインする予定だったが、打ち合わせで導入や展開について話すうちに盛り上がり、16人全員描くことになった。
遠藤は物語の見えない部分にある「お約束」を好まないため、それらを取っ払って、少女であっても酷い目に遭う、人物視点であっても生きるか死ぬかわからないといった、読者が驚くような、禁じ手のない感じの作品にするよう心がけている。また遠藤は、少女の戦いは好きだが、最初から酷い目に遭わせることを目的とする作品は好きではなく、あくまで結果として酷い目に遭う作品が好きだと述べている。
ストーリー展開の都合や魔法の能力でキャラクターを作るケースもあれば、魔法少女ありきで展開を考えるケースもある。遠藤は、キャラクターを作成するにあたってのこだわりは特になく、色々なバリエーションやモチーフ、魔法など、逆にこだわらず幅を広くすることを意識していると述べている。キャラクターをデザインするにあたって、遠藤はシンプルな指定のみでほぼマルイノに任せており、マルイノは誰が表紙になってもいいデザインにすることや、立体になった時に映えるように、動いたときに絶対に可愛くないとダメだということを心がけている。メインとなる魔法少女の人数は、どんどん半分になっていく感じがサスペンスとしていいと考え、32人は多いため16人となった。
口絵のイラストは、1作目は作中の設定に合わせてゲームのアバターを意識した3頭身のキャラクターを描くことになり、『restart』以降はアバターではないため棒立ちではなくポーズを取ることになった。
既刊一覧
小説
このライトノベルがすごい!文庫(宝島社)
タイトル | 第1刷発行日 | 発売日 | ISBN | |
---|---|---|---|---|
1 | 魔法少女育成計画 | 2012年6月22日 | 2012年6月8日 | 978-4-7966-8039-4 |
2 | 魔法少女育成計画 restart(前) | 2012年11月23日 | 2012年11月9日 | 978-4-8002-0182-9 |
3 | 魔法少女育成計画 restart(後) | 2012年12月24日 | 2012年12月10日 | 978-4-8002-0525-4 |
4 | 魔法少女育成計画 episodes | 2013年4月24日 | 2013年4月10日 | 978-4-8002-0934-4 |
5 | 魔法少女育成計画 limited(前) | 2013年11月23日 | 2013年11月9日 | 978-4-8002-1849-0 |
6 | 魔法少女育成計画 limited(後) | 2013年11月23日 | 2013年12月9日 | 978-4-8002-1852-0 |
7 | 魔法少女育成計画 JOKERS | 2014年8月23日 | 2014年8月9日 | 978-4-8002-3070-6 |
8 | 魔法少女育成計画 ACES | 2015年9月24日 | 2015年9月10日 | 978-4-8002-4586-1 |
9 | 魔法少女育成計画 episodesφ | 2016年4月23日 | 2016年4月9日 | 978-4-8002-5443-6 |
10 | 魔法少女育成計画 16人の日常 | 2016年10月29日 | 2016年10月15日 | 978-4-8002-6369-8 |
11 | 魔法少女育成計画 QUEENS | 2016年12月24日 | 2016年12月10日 | 978-4-8002-6217-2 |
12 | 魔法少女育成計画 episodesΔ | 2019年6月24日 | 2019年6月10日 | 978-4-8002-9571-2 |
13 | 魔法少女育成計画「黒(ブラック)」 | 2019年10月24日 | 2019年10月10日 | 978-4-8002-9656-6 |
14 | 魔法少女育成計画 breakdown(前) | 2021年3月25日 | 2021年3月11日 | 978-4-2990-1441-2 |
15 | 魔法少女育成計画 breakdown(後) | 2021年5月24日 | 2021年5月10日 | 978-4-2990-1458-0 |
16 | 魔法少女育成計画「白(ホワイト)」 | 2022年2月24日 | 2022年2月10日 | 978-4-2990-2640-8 |
17 | 魔法少女育成計画 episodesΣ | 2022年4月22日 | 2022年4月8日 | 978-4-2990-2861-7 |
18 | 魔法少女育成計画「赤」 | 2023年12月11日 | 2023年11月27日 | 978-4-2990-2642-2 |
四六判単行本(宝島社)
タイトル | 発売日 | ISBN | |
---|---|---|---|
1 | 特別編集版 魔法少女育成計画 | 2014年5月30日 | 978-4-8002-2766-9 |
中編・短編・Web連載
タイトル | 初出 | 収録書 | ||
---|---|---|---|---|
1 | ねむりんの冒険 | このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ | 2012年6月22日 | 『episodes』 |
2 | ロボットと修道女 | 2012年6月29日 | ||
3 | 天使をプロデュース | 2012年7月6日 | ||
4 | ゾンビウェスタン | 2012年12月6日 | ||
5 | マジカルデイジー第二十二話 | 2012年12月19日 | ||
6 | チェルナー・クリスマス | 2012年12月25日 | ||
7 | ワンダードリーム | 2013年1月16日 | ||
8 | 娘々@N市 | 2013年1月23日 | ||
9 | トップスピードと遊ぼう | (文庫書き下ろし) | 2013年4月10日 | |
10 | アカネと愉快な魔法少女家族 | |||
11 | オフの日の騎士 | |||
12 | 牛肉消失事件 〜メイドさんは見た〜 | |||
13 | マジカルイリーガルガール | |||
14 | 青い魔法少女の記憶 | |||
15 | クランクテイルさんの友達 | |||
16 | スノーホワイト育成計画 | このラノ文庫編集部ブログ | 2013年5月23日 | 『特別編集版』、『episodesΣ』 |
17 | ゴーグルと亀 | このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ | 2013年12月17日 | 『episodesφ』 |
18 | とっととミュージック | 2013年12月27日 | ||
19 | 魔王を討伐したいから | 2014年1月16日 | ||
20 | レインボーフレンドシップ | 2014年1月24日 | ||
21 | 女騎士の孤独な戦い | (単行本書き下ろし) | 2014年5月30日 | 『特別編集版』、『16人の日常』 |
22 | 魔女と弁当と愛情表現 | 『特別編集版』数量限定特製ブックレット(ゲーマーズで配布) | 『episodesΔ』 | |
23 | 魔法少女育成計画ができるまで | 『魔法少女育成計画FANBOOK』 | 2015年2月11日 | |
24 | トリック・オア・マジカルガール | |||
25 | 魔法少女育成計画 in Dreamland 二大怪獣 夢の国大決戦 | ドラマCD「魔法少女育成計画 in Dreamland」 | (未収録) | |
26 | 魔法少女育成計画 in Dreamland 君と私の間に壁 | 「魔法少女育成計画 ドラマCD&FANBOOK」 同時購入特典(とらのあなで配布) | ||
27 | 三角形の彼方 | このマンガがすごい!WEB | 2015年6月12日 | 『episodesφ』 |
28 | Primula farinosa | 2015年7月17日 | ||
29 | 魔王塾主催地獄サバイバル | グッズセット | 2015年8月14日 | 『episodesΔ』 |
30 | マジカルショッピング | グッズセット先着購入特典(とらのあなで配布) | ||
31 | パトリシア撃退作戦 | 『魔法少女育成計画ACES』購入特典(とらのあなで配布) | 2015年9月10日 | |
32 | アニメ化の条件(アニメ化決定記念特別短編) | このマンガがすごい!WEB | 2015年10月16日 | 『16人の日常』 |
33 | 三姉妹育成計画restart | 2015年12月26日 | 『episodesφ』 | |
34 | 正月と亀 | 魔法少女育成計画スクールカレンダー2016(小説本「魔法少女育成計画 circle of life」付き) | 2015年12月29日 | 『episodesΔ』 |
35 | 魔法少女のいないお花見 | |||
36 | ビーチのお姫様 | |||
37 | ペチカ、秋の味覚を想う | |||
38 | 我らのリアルは充実しているか? | (文庫書き下ろし) | 2016年4月9日 | 『episodesφ』 |
39 | 監査部門の妖精 | |||
40 | プキン将軍の事件簿 魔法使いの殺人 | |||
41 | 青い魔法少女は忙しい | |||
42 | シャッフリンがおどってみた | このマンガがすごい!WEB | 2016年4月30日 | 『episodesΣ』 |
43 | ラーメン双龍伝 | 『魔法少女育成計画 オフィシャルファンブック』 | 2016年9月17日 | (未収録) |
44 | トップスピード・オブ・トップスピード | (文庫書き下ろし) | 2016年10月15日 | 『16人の日常』 |
45 | 魔法少女のお約束 | |||
46 | 極道天使稼業 | |||
47 | 偉大なるリーダーの苦悩 | |||
48 | サークルの王子様 | |||
49 | GUNS OR ROSES? | |||
50 | アリス・イン・ハードゴアドリーム | |||
51 | たまにはこんなことも | |||
52 | インタビュー・ウィズ・スイムスイム | |||
53 | マジカル☆肝試し | TVアニメ Blu-ray/DVD 第1巻 ブックレット | 2016年12月21日 | 『episodesΣ』 |
54 | 魔法少女 vs. 鮫 | TVアニメ Blu-ray/DVD 第2巻 ブックレット | 2017年1月25日 | |
55 | 黒い少女と女騎士 | TVアニメ Blu-ray/DVD 第3巻 ブックレット | 2017年2月22日 | |
56 | 魔法少女育成計画breakdown | このマンガがすごい!WEB | 第1話 2017年3月21日 〜 第26話 2020年7月26日 | 第1〜10話: 『breakdown(前)』 第11〜26話: 『breakdown(後)』 |
57 | 祭りの日 | TVアニメ Blu-ray/DVD 第4巻 ブックレット | 2017年3月22日 | 『episodesΣ』 |
58 | 聖夜の魔法少女ども(クリスマス特別短編) | このマンガがすごい!WEB | 2017年12月25日 | 『episodesΔ』 |
59 | 魔法少女育成計画breakdown最終回(エイプリルフール) | 2018年4月1日 | (未収録) | |
60 | マリーとメリー(夏休み特別短編) | 2018年7月31日 | ||
61 | 幼き姫ののぞみ(ギリ夏休み特別短編) | 2018年8月31日 | 『episodesΣ』 | |
62 | 魔王塾主催 地獄クリスマスパーティー(年末特別短編) | 2018年12月27日 | ||
63 | 魔法少女暗殺計画 | (文庫書き下ろし) | 2019年6月10日 | 『episodesΔ』 |
64 | マジカルボーイズエレジー | |||
65 | 魔王の在り方(電子書籍化記念特別短編) | このマンガがすごい!WEB | 2019年8月19日 | 『episodesΣ』 |
66 | 夜に翔ぶ少女達(「黒」発売記念?特別短編) | 2020年1月24日 | (未収録) | |
67 | 2年F組弁当合戦(祝シリーズ8周年!『魔法少女育成計画「黒」』特別短編) | 2020年6月8日 | 『episodesΣ』 | |
68 | 新人魔法少女地獄巡り(遠藤浅蜊Twitter本人アカウント開設記念特別短編) | 2020年10月31日 | (未収録) | |
69 | 学び舎の観察者(『魔法少女育成計画』発売9周年記念書き下ろし短編) | 作者Twitter | 2021年6月8日 | 『episodesΣ』 |
70 | 魔法少女格闘計画 | 作者Twitter | 2022年4月1日 | (未収録) |
71 | クイーンズ・プレフロップ | (文庫書き下ろし) | 2022年4月8日 | 『episodesΣ』 |
72 | 女王と探偵のティータイム(10周年記念短編) | 作者Twitter | 2022年6月8日 | (未収録) |
73 | 森の音楽家クラムベリー外伝 魔法少女育成計画unripe duet | 朗読劇の原作として、公演会場で物販 | 2023年1月27日 | |
74 | 女騎士の復帰配信 | 作者Twitter | 2023年4月1日 | |
75 | 青い魔法少女の自己主張 | 朗読劇第2弾の原作として、公演会場で物販 | 2023年10月14日 | |
76 | 二年F組のクリスマス | 作者Twitter | 2023年12月24日 |
漫画
魔法少女育成計画
発売日
ISBN
1
2015年6月26日
978-4-04-103140-7
2
2016年3月26日
978-4-04-103867-3
魔法少女育成計画 restart
発売日
ISBN
1
2016年9月30日
978-4-04-104791-0
魔法少女育成計画 F2P
発売日
ISBN
1
2016年10月22日
978-4-8002-6271-4
2
2017年3月23日
978-4-8002-6632-3
ファンブック
- 『魔法少女育成計画FANBOOK』 ツクルノモリ株式会社(発行・発売)、2015年2月11日
- とらのあな限定で販売された同人誌形式のファンブック。原作者・遠藤浅蜊と挿絵担当・マルイノが監修しており『無印』から『JOKERS』までの全魔法少女の紹介&遠藤浅蜊とマルイノによる各魔法少女へのコメント、作中の用語解説、4コマ漫画、各作品の挿絵等のラフ画集、遠藤浅蜊書き下ろしの短編2本などが掲載されている。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部(編)『魔法少女育成計画 オフィシャルファンブック』 宝島社(発行)、2016年9月17日発売、ISBN 978-4-8002-6043-7
- アニメ放送前に宝島社から発行されたファンブック。『無印』から『episodes Φ』までのイラストギャラリー、作品紹介、キャラ解説、遠藤浅蜊&マルイノロングインタビュー、遠藤浅蜊&マルイノによるQ&Aコーナー、遠藤浅蜊書き下ろしの短編1本を収録。
- とらのあな限定で販売された同人誌形式のファンブック。原作者・遠藤浅蜊と挿絵担当・マルイノが監修しており『無印』から『JOKERS』までの全魔法少女の紹介&遠藤浅蜊とマルイノによる各魔法少女へのコメント、作中の用語解説、4コマ漫画、各作品の挿絵等のラフ画集、遠藤浅蜊書き下ろしの短編2本などが掲載されている。
- アニメ放送前に宝島社から発行されたファンブック。『無印』から『episodes Φ』までのイラストギャラリー、作品紹介、キャラ解説、遠藤浅蜊&マルイノロングインタビュー、遠藤浅蜊&マルイノによるQ&Aコーナー、遠藤浅蜊書き下ろしの短編1本を収録。
ドラマCD
『魔法少女育成計画 in Dreamland』のタイトルで原作者である遠藤浅蜊が脚本を執筆し、2015年2月11日にツクルノモリ株式会社より発売・販売された。
内容
ねむりんの住む「夢の世界」に呼び出されたスノーホワイトが、夢の世界の支配を目論む存在の退治を依頼されることになる。
スノーホワイト以外の魔法少女はねむりんの魔法によって過去の時系列から呼び出された存在であり、『JOKERS』終了時点で既に死亡している魔法少女も登場するオールスターものとなっている。
キャスト
テレビアニメ
2015年9月にアニメ化が発表され、2016年10月より12月までAT-X・TOKYO MX・BS11にて放送された。原作第1巻のストーリーを元に、それに関連する登場人物の短編(内容は原作第4巻、『魔法少女育成計画episodes』)を入れるなどの再構成が行われている。また、原作には存在しないラ・ピュセルvsクラムベリーの詳細な戦闘内容が描かれている。
第1話について、監督の橋本裕之は制作会社のLercheが過去に人がたくさん死ぬアニメを作っていたことから、不穏な匂いを感じながら作品を視聴する人もいることを想定し、開き直ってアバンタイトルから不穏な感じを押し出し、その後の本編で雰囲気をガラリと変えることにしたと述べ、シリーズ構成の吉岡は橋本から第1話だけは幸せな魔法少女のままでいさせたいと要望を受け、不穏な感じはアバンタイトルとCパートに逃がすことにしたと述べている。
AT-Xにて2017年6月より再放送が決定した。
2023年1月には『魔法少女育成計画restart』のアニメ化が「プロジェクトrestart」として発表された。監督は橋本が続投する。
スタッフ
- 原作 - 遠藤浅蜊(宝島社 / このライトノベルがすごい!文庫『魔法少女育成計画』シリーズ)
- 原作イラスト - マルイノ
- 監督 - 橋本裕之
- シリーズ構成・脚本 - 吉岡たかを
- キャラクターデザイン - 愛敬由紀子
- SDキャラクターデザイン - 伊藤雅子
- プロップデザイン - 飯野まこと
- 銃器デザイン - 竹上貴雄
- エフェクト作画監督 - 橋本敬史
- 美術設定 - 平柳悟
- 美術監督 - 羽根広舟
- 色彩設計 - 今村直哉
- 撮影監督 - 國井智行
- 3DCG監督 - 水野朋也
- 編集 - 坂本雅紀
- 音響監督 - 飯田里樹
- 音楽 - 伊賀拓郎
- 音楽制作 - FlyingDog
- 音楽プロデューサー - 西辺誠
- チーフプロデューサー - 神部宗之
- プロデューサー - 鹿志村絵美、南健
- アニメーションプロデューサー - 比嘉勇二
- アニメーション制作 - Lerche
- プロデュース - ジェンコ
- 製作 - まほいく製作委員会(アニマティック、AT-X、COSPA、虎の穴、ハイライツ・エンタテインメント、メディコス・エンタテインメント、FlyingDog、ジェンコ)
主題歌
「叫べ」
OPアニメ後半に現れる謎の魔法少女のシルエットが第4話から晴れ、スイムスイムと判明する。
オリコンCDシングル週間ランキング初登場19位を獲得。
「DREAMCATCHER」
オリコンCDシングル週間ランキング初登場45位を獲得。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
#01 | 夢と魔法の世界へようこそ! | 橋本裕之 | 幸野浩二 | - | |
#02 | マジカルキャンディーを集めよう! | 東海林真一 | 大河原崇 | 藤田亜耶乃、金子美咲 | 藤田亜耶乃 |
#03 | バージョンアップのお知らせ! | 齋藤徳明 | 伊藤史夫 | 伊藤麻由加、梶浦紳一郎、小柏奈弓 | 幸野浩二 |
#04 | フレンドを増やそう! | 鎌田祐輔 | 服部憲知、横山紗弓 | 藤田亜耶乃 | |
#05 | 新キャラを追加しました! | 齋藤徳明 | 鈴木芳成 | 菅原浩喜、相良理央、小川一郎 | 幸野浩二 |
#06 | 激レアアイテムをゲットしよう! | 夕澄慶英! | 棚澤香織、杉本里菜 | 藤田亜耶乃 | |
#07 | 親密度を上げよう! | 東海林真一 | 笹原嘉文 | 樋口博美、山田勝 | 幸野浩二 |
#08 | ゲリライベント発生中! | 齋藤徳明 | 大河原崇 鈴木芳成 |
金子美咲、伊藤麻由加、小長井美南 | 藤田亜耶乃 |
#09 | ルール変更のお知らせ | 東海林真一 | 木野目優 | 菅原浩喜、相良理央 飯塚英里、嘉村弘之 |
幸野浩二 |
#10 | 乱入バトル確変中! | 鎌田祐輔 | 棚沢香織、杉本里菜 小長井美南、幸野浩二 |
藤田亜耶乃 | |
#11 | サーバーメンテナンス中です | 夕澄慶英! | 金子美咲、樋口博美、小長井美南 小沼克介、永田陽菜、難波聖美 安形佳己、岩佐とも子、杉本里菜 相良理央 |
幸野浩二 藤田亜耶乃 | |
#12 | File not found | 久行宏和 | 鈴木芳成 | 伊藤麻由加、小長井美南、金子美咲 杉本里菜、棚沢香織、田中彩 鈴木春香、樋口博美、幸野浩二 藤田亜耶乃、山田勝、伊藤雅子 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年10月2日 - 12月18日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加 / CS放送 / リピート放送あり |
2016年10月4日 - 12月20日 | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2016年10月4日 | 火曜 12:00 更新 | GYAO! |
2016年10月7日 | 金曜 12:00 更新 | ニコニコチャンネル / Netflix / Amazonプライム・ビデオ / U-NEXT アニメ放題 / J:COMオンデマンド / dアニメストア / フジテレビオンデマンド ゲオチャンネル / dTV / バンダイチャンネル / ふらっと動画 Playストア / ひかりTV / PSビデオ / TSUTAYA TV / ビデオマーケット 楽天ショウタイム / DMM.com / VIDEX / HAPPY動画 / ムービーフルPlus |
金曜 12:00 - 12:30 | AbemaTV |
BD / DVD
パート進行に入る際の魔法少女紹介に、放映時では本編未登場の時シルエットで隠されていた変身者の容姿が明かされている。
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | 特典CD | |
---|---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | ||||
1 | 2016年12月21日 | 第1話 - 第3話 | VTZF-81 | VTZF-85 | オーディオドラマ「女騎士の孤独な戦い」 オリジナルサウンドトラック vol.1 |
2 | 2017年1月25日 | 第4話 - 第6話 | VTZF-82 | VTZF-86 | オーディオドラマ「アニメ化の条件」 オリジナルサウンドトラック vol.2 |
3 | 2017年2月22日 | 第7話 - 第9話 | VTZF-83 | VTZF-87 | オーディオドラマ「トップスピード・オブ・トップスピード」 オリジナルサウンドトラック vol.3 |
4 | 2017年3月22日 | 第10話 - 第12話 | VTZF-84 | VTZF-88 | オーディオドラマ「GUNS OR ROSES?」 オリジナルサウンドトラックVol.4 |
オフィシャルファンブック
TVアニメ 魔法少女育成計画 オフィシャルファンブック
TVアニメの公式ファンブック。スタッフ・キャストインタビューや設定資料などを掲載。
WEBアニメ
公式サイトで配信のミニアニメ。Web予告同様、ねむりんのみ登場。
話数 | サブタイトル | 配信日 |
---|---|---|
1 | ねむりんクリスマス | 2016年 12月23日 |
2 | ねむりんお正月 | 12月31日 |
3 | ねむりんバレンタイン | 2017年 2月13日 |
WEBラジオ
2016年10月4日から2017年1月24日まで音泉にて毎週火曜に配信された。パーソナリティの東山奈央(スノーホワイト 役)と沼倉愛美(リップル 役)が進行する『魔放送女育成計画』と、パーソナリティの花守ゆみり(ねむりん 役)がゲストを迎えて進行する『魔放送女育成計画 SIDE D』が交互に配信された。全16回。以降の記述は特記が無い限りはラジオの公式サイトの記述に基づく。
コーナー
- 普通のお便りだよ - 出演者への質問、作品や番組への感想など、特定のテーマに属さないメールのコーナー。
- 困っている人の相談室だよ - スノーホワイトの魔法「困っている人の心の声が聞こえるよ」にちなみ、困っている心の声と悩みを解決する魔法のキーワードを募集し、キーワードを元に、パーソナリティの2人が解決するコーナー。
- 百発百中のキーワードトークだよ - リップルの魔法「手裏剣を投げれば百発百中だよ」にちなみ、リスナーから募集したトークのキーワードをリップル役の沼倉愛美が手裏剣で狙うコーナー。
- ねむりんの夢占いだよ - ねむりんの魔法「他人の夢の中に入ることができるよ」にちなみ、リスナーが見た夢の情報を募集し、夢占いで、どんな未来が待ち受けているのか、どんな願望があるのかを暴いていくコーナー。
ゲスト(魔放送女育成計画 SIDE D)
・第4回(2016年10月25日) ゲスト 日笠陽子
・第6回(2016年11月8日) ゲスト 佐倉綾音
・第8回(2016年11月22日) ゲスト 新井里美
・第10回(2016年12月6日) ゲスト 松田利冴 松田颯水
・第12回(2016年12月20日) ゲスト 日高里菜
・第14回(2017年1月10日) ゲスト 水瀬いのり
オーディオブック
Audibleにて、2018年5月16日に大森ゆきと佐藤恵の朗読で原作の1巻から6巻までが、オーディオブックのデータとして発売。
朗読劇
「森の音楽家クラムベリー外伝 魔法少女育成計画 UNRIPE DUET」が草月ホールにて2023年1月27日から29日にかけて公演された。遠藤浅蜊が書き下ろしたオリジナルストーリーで、森の音楽家クラムベリーの過去が描かれた。主演はテレビアニメ版でクラムベリー役を演じた緒方恵美で、ほかにもスノーホワイト役の東山奈央やリップル役の沼倉愛美が出演した。
キャスト
朗読劇第2弾として、「スノーホワイト育成計画」と「青い魔法少女の自己主張」が飛行船シアターにて2023年10月14日から15日にかけて公演された。脚本は遠藤浅蜊、キャラクターデザインはマルイノが担当。
キャスト
コラボレーション
ゲーム
- ケイブのゲームアプリ『ゴシックは魔法乙女〜さっさと契約しなさい!〜』と2016年10月3日より11月3日までコラボレーションした。2017年に第2弾開催。
- ウィローエンターテイメントのオンラインRPG『Master of Epic』と2016年11月1日より11月29日までコラボレーションした。
- アソビモのアクションMMORPG『アヴァベルオンライン』と2016年11月4日より12月5日までコラボレーションした。
- アソビモのMMORPG『トーラムオンライン』と2016年11月30日より12月29日までコラボレーションした。2018年に復刻開催した。
- モブキャストのゲームアプリ『【18】キミトツナガルパズル』と2016年12月26日から2017年1月15日までコラボレーションした。
イベント
- ユーフォーテーブルが企画制作する『マチ★アソビvol.17』にて2016年10月に参加し、TVアニメの上映会やスタッフ&キャストによるトークや記念アイテムの販売が行われたが、そのうちの1つとしてグルメハントとのコラボが行われ対象店舗にてポストカードを入手できたり、その入手者のみ景品を得られる抽選くじが引けた。
グッズ
- Blu-ray&DVD第1巻リリースを記念して2016年12月10日より2017年1月9日にかけて秋葉原周辺の飲食店と小売店とのコラボキャンペーンが行われ、対象店舗で会計したレシートと店舗に設置されているチラシをボークス秋葉原ホビー天国の2Fに持っていくと限定グッズ(リップルの手裏剣型マグネットメモハンガー)が入手できた。
飲食店
- タブリエ・マーケティングの喫茶店『キュアメイドカフェ』と2016年12月23日より2017年1月9日までコラボレーションした。
ニュースサービス
- DeNAが運営するニュースアプリ『ハッカドール』と2017年1月17日より1月31日までコラボレーションした。
パチスロ機
カルミナ株式会社が2022年に発売を発表。
参考文献
- 『魔法少女育成計画 オフィシャルファンブック』宝島社、2016年10月1日。ISBN 978-4-8002-6043-7。
- 『TVアニメ 魔法少女育成計画 オフィシャルファンブック』宝島社、2017年3月31日。ISBN 978-4-8002-6848-8。
似ている漫画
似ているアニメ
似ている小説
似ている漫画
似ているアニメ
似ている小説
関連カテゴリ
- 2012年の小説
- 日本の小説のシリーズ
- スリラー小説
- 魔法少女
- 仮想世界を舞台とした小説
- ディストピア小説
- コンピュータゲームを題材とした小説
- ソーシャル・ネットワーキング・サービスを題材とした小説
- 新潟県を舞台とした小説
- 漫画作品 ま
- 2014年の漫画
- 月刊コンプエース
- このマンガがすごい!WEBの漫画作品
- コンピュータゲームを題材とした漫画作品
- ソーシャル・ネットワーキング・サービスを題材とした漫画作品
- 新潟県を舞台とした漫画作品
- 継続中の作品
- アニメ作品 ま
- 2016年のテレビアニメ
- ジェンコのアニメ作品
- AT-Xのアニメ
- スタジオ雲雀
- とらのあなのアニメ作品
- フライングドッグのアニメ作品
- グリーのアニメ作品
- ライトノベルを原作とするアニメ作品
- 魔法少女アニメ
- スリラーアニメ
- 仮想世界を舞台としたアニメ作品
- ディストピアを題材としたアニメ作品
- コンピュータゲームを題材としたアニメ作品
- ソーシャル・ネットワーキング・サービスを題材としたアニメ作品
- 宝島社の出版物
- 新潟県を舞台としたアニメ作品