麒麟館グラフィティー
以下はWikipediaより引用
要約
『麒麟館グラフィティー』(きりんかんグラフィティー)は、吉村明美による日本の漫画作品。
概要
- 連載情報
- 本編:『プチコミック』(小学館)1986年4月号 - 1992年1月号/全62回
- 番外編:「麒麟館グラン・マ」(単行本用描き下ろし)
- 番外編:「柊の実 赤い」(プチコミック1992年2月号)
- 番外編:「ポートレート」(プチコミック1992年3月号)
- 本編:『プチコミック』(小学館)1986年4月号 - 1992年1月号/全62回
- 番外編:「麒麟館グラン・マ」(単行本用描き下ろし)
- 番外編:「柊の実 赤い」(プチコミック1992年2月号)
- 番外編:「ポートレート」(プチコミック1992年3月号)
単行本全13巻、番外編全1巻、文庫版全8巻が刊行されている。
2007年、台湾にて阿部力主演で『麒麟館之恋』の題でテレビドラマ化されると報道されたことがあるが続報がない。
あらすじ
舞台は、北海道・札幌市、古ぼけたアパート・麒麟館。
管理人を務めていた曾祖母が亡くなり、新しく管理人としてやってきた森川妙は、真夜中麒麟館へ向かう途中に、道の真ん中で熱を出しうずくまっている女性を助ける。
翌朝、彼女は妙が3年前まで片思いをしていた先輩・宇佐美秀次の妻・菊子であると判明。菊子は秀次と喧嘩をし、家出してきたと言う。帰りたがらない菊子を迎えに来てもらおうと、秀次のもとへ向かった妙は、今まで知らなかった彼の一面を知り軽蔑、菊子にも「気の済むまでここにいればいい」と伝える。
妙、菊子、秀次、麒麟館の住人らの切なくも温かい物語。
登場人物
主要人物
森川 妙(もりかわ たえ)
宇佐美 菊子(うさみ きくこ)
宇佐美 秀次(うさみ ひでつぐ)
麒麟館住人
その他
秋元 十六夜(あきもと いざよ)
麒麟館とは
- 才能ある若者を「麒麟児」と呼ぶのにあやかり、夢や希望にあふれる若者の家にしたいという思いから「麒麟館」と名づけられた。
- 昭和5年に建てられたアパート。赤い屋根に縦長の格子窓が特徴。
- 家賃は2万円。管理人部屋以外には風呂なしの模様。
- トイレは1階・2階に一つずつ。
- 部屋は管理人室を含めて6部屋。話の中では、102号室は空室。