黒岩メダカに私の可愛いが通じない
ジャンル:ラブコメ,ロマンティック・コメディ,
舞台:高等学校,
以下はWikipediaより引用
要約
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』(くろいわメダカにわたしのかわいいがつうじない)は、久世蘭による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2021年4・5合併号に読み切りを掲載後、好評を受け連載化となり、同年26号より連載中。略称は「メダかわ」。作者の久世にとって、本作が初のラブコメ作品である。
2023年11月時点で部数は累計110万部を突破している。
沿革
2020年12月23日発売の『週刊少年マガジン』2021年4・5合併号での読み切りの掲載を経て、2021年5月26日発売の同誌26号より連載を開始。連載開始時には、読み切り版の内容のボイスコミックが公開された。『週刊少年マガジン』2021年29号では「ラブコメ作品とコスプレイヤーのえなこがコラボしたグラビア」が掲載され、本作の川井モナが再現された。単行本第1巻が発売された際には、久世の師匠である河下水希が応援コメントを寄せている。
あらすじ
登場人物
主要メンバー
川井モナ(かわい モナ)
本作のヒロイン兼主人公。1年前、家族で東京都に引っ越してきた毬藻高校2年の女子高生。大阪府出身。マオという弟がいる。
一見すると非の打ち所がない美少女だが、実際は負けず嫌いで自意識過剰なコテコテの関西気質であり、朋によると、大阪にいた中学生の頃もそうだった。普段は意識高い系の都会女子で通しているが、モノローグや朋との会話、素が露呈した際は関西弁になる。すぐに「オチる」他の男子たちと違って、不愛想な(というより、わざとそうしている)メダカを「オトそう」とアレコレしているうちに、自身がメダカに恋していることに気づく。
えなこによると、「あざと可愛い」キャラクターである。般若によると、「一見男慣れしてそうで中身が一番ピュア」な性格。
黒岩メダカ(くろいわ メダカ)
春野つぼみ(はるの つぼみ)
湘南旭(しょうなん あさひ)
難波朋(なんば とも)
本作のサブヒロイン。髪はショートカット。モナが大阪にいた時の幼馴染の親友で、同じ中学校に通っていた。著述業の父親の転勤についてきて東京に越してきたのだが、モナにはそのことは伝えておらず、東京に来てすぐ「東京に遊びに来た」とウソをついてモナをプライベートで呼び出した。そしてその翌日、モナ、メダカらのクラスにサプライズで転校してくる。モナとは違って、常に堂々とコテコテの関西弁で喋っている。母親はおらず、父親と二人暮らしであり、家事も一通りこなせる。
久しぶりに会ったモナの姿を見て、モナがメダカに恋心を抱いていることを見抜く。メダカのことは、当初は「モナの好きな人」という接し方で、初めはモナとメダカをくっつけようと色々お節介を焼いていたが、学園祭でのミスコンのあと、旭から指摘され自身もメダカに好意を持っていることに気づく。モナには申し訳ないとも思いつつ、モナには正直にその旨を話して理解を得た。
作風・評価
コスプレイヤーのえなこによると、本作は「終始キュンキュンしっぱなし」な作品。
ラッパーの般若によると、「男子の心のど真ん中に突き刺さる」ような「男子の願望が詰まっている」作品である。本作の魅力は久世の絵にあり、「胸の描き方一つとっても、ただ巨乳なだけじゃなくて、ちゃんと柔らかそうなところがいい」と話している。
書誌情報
- 久世蘭『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』講談社〈講談社コミックス〉、既刊12巻(2023年11月16日現在)
- 2021年8月17日発売、ISBN 978-4-06-524490-6
- 2021年11月17日発売、ISBN 978-4-06-525932-0
- 2022年1月17日発売、ISBN 978-4-06-526591-8
- 2022年4月15日発売、ISBN 978-4-06-527540-5
- 2022年7月15日発売、ISBN 978-4-06-528498-8
- 2022年9月16日発売、ISBN 978-4-06-529129-0
- 2022年11月17日発売、ISBN 978-4-06-529708-7
- 2023年1月17日発売、ISBN 978-4-06-530350-4
- 2023年4月17日発売、ISBN 978-4-06-531236-0
- 2023年7月14日発売、ISBN 978-4-06-531889-8
- 2023年9月14日発売、ISBN 978-4-06-532892-7
- 2023年11月16日発売、ISBN 978-4-06-533554-3
コラボレート
TikTokが2022年12月に主催したハッシュタグチャレンジ「#ショートフィルム」の第1期で設けた「週刊少年マガジン賞」を受賞したごっこ倶楽部に『週刊少年マガジン』が「深く感銘を受け」たことにより、コラボレートの勧誘を行った。そこで「マガジン史上最も尺短い&縦長い実写化企画」が実現となり、その第2弾として2023年4月28日に本作とごっこ倶楽部とコラボレートし、ごっこ倶楽部の完全監修・制作による連続ショートドラマが公開された。