黒猫と魔女の教室
以下はWikipediaより引用
要約
『黒猫と魔女の教室』(くろねことまじょのきょうしつ)は、金田陽介による日本の漫画。『マガジンポケット』(講談社)にて、2022年3月16日より連載中。師弟関係にある魔女見習いと黒猫による「学園ファンタジー」作品。
あらすじ
主人公は、魔法が使えないポンコツの魔女見習いスピカ・ヴァルゴ。1等級魔術師であるクロード・シリウスに憧れ、魔法学校「王立ディアナ魔術校」への合格を夢見ている。魔法学校合格のためには師匠が必要だが、スピカには金もコネもない。しかし、そんな時スピカの前に人語を駆使し魔法を使う呪いにかかった黒猫が現れる。魔術を学びたいスピカと呪いをときたい黒猫の思惑は一致。師弟関係を結び王立ディアナ魔術校への合格を目指す。
登場人物
主人公
声の項は4巻発売時に公開されたPVの声優。
スピカ・ヴァルゴ
声 - 本渡楓
本作の主人公。
星座はおとめ座。身長は156センチメートル。血液型はO型。誕生日は8月23日。単行本1巻の時点での年齢は14歳。
実家は農家で、4男2女の大家族。
クロードに憧れ、魔法を覚えようと独学で頑張っていた。
魔法が使えないまま、ディアナ校の入学試験まで1年を切って悩んでいたとき、元人間の魔術師の猫と出会い、魔法の師匠になってもらうことを頼む。
何も魔法が使えないと思っていたが、どの魔法特性にも該当しない「再生魔法」が使えることが判明した。
クロードの特訓もあり入学試験に合格し、クロードのカヴン(クラス)になる。
クロード・シリウス
本作のもう1人の主人公。
星座はいて座。身長は178センチメートル。血液型はA型。誕生日は12月21日。単行本1巻の時点での年齢は21歳。
16歳で1等級魔術師になり、ディアナ校の高等部を飛び級で卒業した元天才魔術師。17歳で教授に選任されるも、「輪廻の呪い」で猫になったことで僅か1年程で行方不明となり落ちぶれた。
ディアナ校への入学を目指すスピカと出会い、彼女が猫の姿のクロードの言葉を理解し、何でもすると言ったことから、彼女の師匠になる。
スピカが魔力を肛門から注入したことで呪いが解け、師匠を辞めようとしたが、彼女のレベル不足から、すぐに猫の姿に戻ってしまった。1等級魔術師になるというスピカの夢と、「輪廻の呪い」の解除を目指すクロードの利害の一致から先生として3年間つきっきりで特訓をすることになる。
一時的ながら人間に戻ることができるようになったので、ディアナ校の教授に復帰するが、失踪したという噂から生徒たちから不信感を抱かれていることから、担当するカヴン(クラス)の生徒を全員卒業させるという試練を課される。
王立ディアナ魔術校関係者
クロードカヴン
クロードが担任を務めるクラスであり、スピカの所属するクラスでもある。
用語
アラディア王国関連
アラディア王国(アラディアおうこく)
王立ディアナ魔術校(おうりつディアナまじゅつこう)
生徒数は中等部と高等部を合わせて600人を超える。
カヴン
ディアナ校では12人の生徒と1人の教師で1つのカヴンを作り、3年間勉学と寝食を共にする。
魔法関連
魔法特性(まほうとくせい)
魔法特性はいて座(風魔法)、さそり座(毒魔法)、てんびん座(心眼魔法)、おとめ座(植物魔法)、しし座(獣魔法)、かに座(鋼魔法)、やぎ座(悪食魔法)、みずがめ座(水魔法)、うお座(海洋魔法)、おひつじ座(炎魔法)、おうし座(強化魔法)、ふたご座(光魔法)の全12系統が存在する。
書誌情報
- 金田陽介『黒猫と魔女の教室』講談社〈講談社コミックス〉、既刊6巻(2023年11月9日現在)
- 2022年7月8日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-528426-1
- 2022年9月9日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-529087-3
- 2022年12月9日発売、ISBN 978-4-06-529951-7
- 2023年3月9日発売、ISBN 978-4-06-530917-9
- 2023年7月7日発売、ISBN 978-4-06-532168-3
- 2023年11月9日発売、ISBN 978-4-06-533155-2
参考文献
- 金田陽介『黒猫と魔女の教室』 1巻、講談社〈マガジンポケット〉、2022年7月8日。ISBN 978-4-06-528426-1。
- 金田陽介『黒猫と魔女の教室』 2巻、講談社〈マガジンポケット〉、2022年9月9日。ISBN 978-4-06-529087-3。