黒鷺死体宅配便
漫画
原作・原案など:大塚英志,
作画:山崎峰水,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
発表期間:2000年 -,
巻数:既刊28巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『黒鷺死体宅配便』(くろさぎしたいたくはいびん)は、大塚英志原作、山崎峰水作画による日本の漫画。
概要
それぞれ特殊な能力をもった若者5人が、望まぬ形で死を迎えた死体の望みを聞き、報酬と引き換えにその願いを叶えていく新感覚ホラー漫画。
イラク戦争、堀江貴文、赤ちゃんポストなどの時代を風刺したネタや、中国奥地の達者、コインロッカーベビー、杉沢村などの都市伝説を元にしたオカルトのネタがある他、ミステリー(サスペンス)および猟奇的な描写も見られる。
第1・2話は『月刊少年エース増刊 サイコエース』のVol.1(2000年5月)、Vol.2(2001年9月)、第3・4話は『月刊エースネクスト』2000年10月号、11月号、第5〜11話は『KADOKAWAミステリ』の2002年4〜11月号、第12・13話は『少年エース』2003年7、8月号、第14〜19話は『月刊少年エース増刊 エース特濃』vol.4〜9、第20〜23話は『Comic 新現実』のvol.1〜5、第24〜30話と外伝2話は『少年エース』2006年7〜12月、2007年1、3〜4月号にて掲載され、2007年3月からは青年漫画誌『コミックチャージ』にて連載されていたが、2009年1月の同誌休刊後は同年7月に発刊した『ヤングエース』で連載されている。上記掲載誌の発行はいずれも角川書店。単行本は17巻までで累計売上は160万部。ComicWalkerにおいて、通常版の第1話と『ヤングエース』と連動して最新話が掲載され、2015年から第1作からのカラー版が同時掲載されている。
原作者大塚英志による企画のコンセプトは「テレビゲームやホラー映画ではゾンビが当たり前のように動き回っていて、受け手は何も感じなくなっているけれど、だから死体が動いたらただそれだけで本当は怖い、というホラーの原点に戻ったまんがをやりたい」であった。企画書そのものは1990年代後半には完成していた。しかし、内容にあった漫画家が見つからなかったので、企画はいったん凍結され、大塚英志が同時期に教えていたライトノベルの専門学校にて「任意のキャラクターを使ってシナリオを考える授業」の教材で使いまわしにされていた。大塚の著書『物語の体操』にはこの時に使用されていた、ひらりんが描いた主人公5人の初期設定資料が収録されている。 その後、「死体の怖さが描ける」画力の持ち主である漫画家の山崎峰水と出会えた事で企画が実現して、2000年より連載がスタートした。
大塚による初期設定案では「やいち」の設定は「主人公の唐津九郎の背後の黒い影」としか決まっていなかったが、シナリオを読んだ山崎峰水が即興で現行のキャラをデザインして、大塚が気に入ったので採用された。また、初期設定案では谷田有志は宇宙人のケレエレスと交信する時にマペットを使用するのではなく、二重人格的に人格が切り替わるという設定であった。
コミックスの装幀は、大塚英志と評論の装幀で組むことが多かったアートディレクターの寄藤文平が担当している。コミックスの各章のタイトルは「70年代~80年代の歌謡曲」という条件で、沢田研二やちあきなおみ等の大塚英志が好きな歌手の曲名を引用している。また、コミックスの帯の「お客様は死体です。」「お届け物は死体です。」等のキャッチコピーは、単行本化のたびに毎回大塚が考えている。大塚によると10巻ぐらいからキャッチコピーのネタのストックが切れて、毎回苦しみながら考えているとの事である。コミックス第3巻以降は、笹山徹、マナベ、南戸博美などの、大塚英志原作の他の漫画のキャラクターが多数登場し、大塚英志原作漫画のシェアワールド作品となっていった。
2006年よりスピンオフ『松岡國男妖怪退治』が不定期連載でスタートした。明治時代を舞台に「やいち」の少年時代が描かれている。
2007年に秋田県及び福島県で、2009年には長崎県で青少年保護育成条例に基づく有害図書に指定されている。
2009年に、原作者の大塚英志によって、『黒鷺死体宅配便』のアメリカ版コミックスの刊行元の「ダークホース」社とユニバーサルスタジオにてハリウッド映画化の企画が成立し、シナリオ作成が進められている事がアナウンスされた。この時に大塚が映画会社の人に聞いた話によると、シナリオ作成がクリアして、クランクイン、公開と最後まで行ける確率は20%ぐらいとの事であった。また、大塚によると、日本でも何度かテレビドラマ化の企画があったそうである。しかし、まずタイトルの「死体」という単語がテレビ的にNGであり、「宅配便」もテレビのスポンサーには実際の宅配便の業者もいるため使えず、最後に残った「黒鷺」も同名の漫画原作のテレビドラマがあるため使用できずと、テレビ的にNGな単語を3つ並べたタイトルのために、テレビドラマ化できなかったそうである。
2014年に、大塚英志の原作小説の実写映画作品である『零 〜ゼロ〜 女の子だけがかかる呪い』にて、唐津九郎(演 - 渡辺裕也)と槙野慧子(演 - 柳生みゆ)が登場した。
2014年11月に、スピンオフ『松岡國男妖怪退治』の番外編の小説『代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険』(角川ホラー文庫)が刊行された。
2015年〜2017年にスピンオフ『アライアズキ、今宵も小豆を洗う。』が「ヤングエース」にて連載された。単行本は全3巻である。現代日本を舞台に、脇役として本編の「谷田有志」と、笹山徹の息子の「笹山Jr.」が登場している。
2017年に、7月4日発売のヤングエース8月号にて連載再開。
2019年に、スピンオフ『松岡國男妖怪退治』の番外編のマンガ『松岡國男妖怪退治 昭和編』が「ヤングエース」に連載され、『黒鷺死体宅配便』単行本26巻に収録された。昭和11年の日本を舞台に青年となった「やいち」が登場した。
2023年に、ヤングエース9月号にて『黒鷺死体宅配便 シーズン0 高校生編』のタイトルで連載再開。
あらすじ
ごく普通の日常を過ごす唐津九郎は、死体に触るとその死体の声(残留思念)が聞こえる能力を持っていた。
大学で唐津はサークル「ボランティア友の会」に加入する。唐津はそこで、ハッキングで死体に関する情報収集をする佐々木碧、死体を発見できるダウジングの能力を持つ沼田真古人、エンバーミングで死体修復ができる槙野慧子、宇宙人と交信できる谷田有志らの、唐津と似たような少し変わった能力を持つメンバーと出会う。
就職しそびれたメンバーのために、サークルのまとめ役である碧は、沼田が死体を捜索し、慧子が遺体の鑑識あるいは補修を行い、唐津が死体の望みを聞き、報酬と引き換えに死体を望みの場所に届けるモグリの宅配業者「黒鷺死体宅配便」を起業する。
登場人物
黒鷺死体宅配便
唐津九郎(からつ くろう)
沼田真古人(ぬまた まこと)
唐津の友人であり相棒。金や水脈は発見できないが、死体を発見できるダウジングの能力を持つ男性。性格は単純で情に弱い。いつも金欠なせいもあり、金にがめつい。群馬県出身。長髪で常にサングラスを着用している。メンバーの中で一番背が高く、素手でトラックのフロントガラスを叩き割るほどの腕力がある。「黒鷺」の営業車(シボレー・サバーバン)の運転をほぼ専任で担当している。
ダウジングは6歳の時にプロの我妻(あずま)から教わったもので、常に着用しているサングラスも、我妻から「男は人前で涙を見せるものじゃない」という理由で譲り受けた物である。実は我妻からダウジングを教わった理由は、殺人犯に殺された家族(父、母、兄)の遺体を捜し出すため。彼はこのことを「黒鷺」のメンバーには隠していた。なお、家族の死体が埋められた場所は死亡した我妻により伝えられており(現在はマンションが上に建っている)、沼田自身も場所は見つけているほか、二四も同じマンションから沼田の家族からとみられるメッセージを受け取っている。
唐津同様、同仏教大学の卒業生。就職先が無かったため「黒鷺」に勤めている。
佐々木碧(ささき あお) / 斎藤碧(さいとう あお)<引き取られる前>
「黒鷺」の発案者および実質的なリーダーを勤める女性。「黒鷺」の前身であるボランティアグループ「友の会」の会長も務めていた。スタイルがいい美人だが、クールでビジネスライクな性格。いつもインターネットで違法すれすれなハッキングや裏世界の繋がりを利用しては情報収集をして情報を掴んでおり(その為相当な金額を払う羽目になって資金難に陥っていたことも)、唐津達に指示を出している。他にも、唐津たちとは違い「黒鷺」を営む傍ら、大学院で臨床心理の勉強をしている。
15年前、幼少時に両親と末妹を殺害され、その後は親戚に引き取られた。唯一生き残った家族に姉がいるが、そりが合わず、お互い疎遠となっている。
数々の危機を唐津と「やいち」に助けられてから、唐津に惹かれるようになる。また、唐津と「やいち」を巡る事件を経て、特殊な能力を使うようになった描写がある。ある目的で唐津と共に沖縄で暮らすある人物に会った後、唐津との関係を見直し一定の距離を保つようにした。
槙野慧子(まきの けいこ)
エンバーミングの資格を持った女性。アメリカに留学し、資格を取得した数少ない日本人の一人。英語も堪能。陽気な性格で、いつも沼田相手にちょっかいを出している。メンバーの中では最年少かつ一番小柄で、実年齢よりも極端に若く見える。その容姿を利用する形でアニメキャラのコスプレをすることがある。
小学生の頃、自分の目の前で母親が踏切に飛び込み自殺した過去を持つ(父親は不明)。そのショックから生前の母親の顔を思い出すことができなかったが、谷田とケレエレスの能力により母親の姿と再会することができた。それ以降谷田に好意を抱くようになる。
現在も同仏教大学の学生である。米軍基地でのエンバーミングや、映画の撮影現場での特殊メイクなど、ユニークなアルバイトを数多く行っている。
谷田有志(やた ゆうじ)
左手に付けたマペットを通じて宇宙人と交信するチャネリングの能力を持つ青年。前髪で両目が隠れており、メンバーの中でも影が薄い。都市伝説に詳しい。性格は気弱で大人しいが、時々周りが見えず暴走する。他のメンバーと違い役に立つことが少ない自分の能力にコンプレックスを抱いていた。心臓に持病を持っており、一度それが原因で死にかけたことがある。
小学生の時、父親が車内に排気ガスを引き込んだ一家心中を図ったことで天涯孤独の身となる。自らは自分の席の窓が少し開いていたため助かったが、両親と妹の夏美(なつみ)は死亡していた。そのため、ケレエレスが唯一の親友であり家族となっている。
唐津同様、同仏教大学の卒業生。就職先が無かったため「黒鷺」に勤めている。一時期脱退し「楡セレモニー」に就職したが、その酷い経営方針についていけず「黒鷺」に出戻った。
前述通り目が前髪で隠れているが素顔は中性的な容姿をしており、小児性愛者の殺人鬼に「もう少し若かったらペットにしてあげた」と言われたり、女装姿を黒鷺メンバーや女装バーのママに絶賛されたりしている。
事件のたとえ話でよく柳田國男を挙げることがある。
ケレエレス
笹山とその関係者
笹山徹(ささやま とおる)
香山ジェニー(かやま - )
菊池結(きくち ゆい)
笹山停(ささやま とまる)
マナベ
中島千早(なかしま ちはや) / 五月めい(さつき めい)<改名前>
他の人間には見えない人間の肩に1匹ずついる“ネズミ”を見る能力を持つ少女。この“ネズミ”は殺人を予告し、自らがのっかっている人間が殺人を犯そうとしていることを知らせるため、他人の悪意を視ることができる。自らの“ネズミ”には「ウィニコット」と名付けている。
母親が刺殺された現場で血まみれで凶器のカッターを持って発見されたため、母親刺殺事件の犯人として大々的に扱われた。当時12歳であったため児童自立支援施設に入ったものの、その後、笹山が保護司として引き取って育てた。私立華戸川女学院に通っていたが、悪質な記者と母親刺殺事件の真犯人である校長により命を狙われる。記者が千早(めい)殺害を企てた校長に殺された後、校長から殺害されそうになったが、ウィニコットが校長の“ネズミ”を食べ助かった。その後はとある地域の寺院に引き取られることになった。
「やいち」関係者
頭白慎吾(ずはく しんご)
「やいち」の母(仮称)
楡セレモニー
楡(にれ)
楡睦美(にれ むつみ)
死戸(しぬへ)
「楡セレモニー」のスタッフ。漢方医とエンバーミングの資格を持つミイラ師。体中包帯だらけの大男。吃音の癖がある。当初は不気味な感じだったが、本当はひょうきんな性格のようで冗談も言う。「黒鷺」のメンバーには協力的。
包帯だらけの格好について、本人は事故で火傷を負いその傷が治らないためとしている。しかし、この発言の直前に、江戸時代に漢方医に輸入されたミイラで、あの世に入るための「死者の書」が盗掘で失われたため成仏出来なかったのを、睦美の力で蘇らせてもらったとの冗談を述べており、体を覆う包帯の裏側にはエジプトの古代文字がびっしりと書き込まれていた事実と考え合わせると、この冗談の方が真実である可能性もある。真相は不明である。
ロボット三人組
全員オタクで、メガネを着用している。
富野(とみの)
永井(ながい)
特殊能力を持つ者
秋葉 零児(あきば れいじ)
飯島一也(いいじま かずや)
碧の事件関係者
渕上一平(ふちがみ いっぺい)
佐々木翠(ささき みどり) / 斉藤翠(さいとう みどり)<引き取られる前>
「やいち」関連の事件関係者
井上伸次郎太(いのうえ しんじろうた)
テンコちゃん
沼田が新たに借りた部屋の屋根裏で死んでいた女性。「テンコちゃん」とは、彼女の死体から出た体液で天井裏に出来たシミを見て、そのシミに慧子がつけたあだ名であり、本名は不明。久保千春(くぼ ちはる)という女性の娘らしいのだが、生まれてからずっと彼女の家の天井裏で育てられていた(死体発見時、足が未発達だった)。母である久保が頭白に殺されてしまい、テンコ自身も餓死する。唐津達に母を殺した犯人を教えた何日か後に火葬されるが、途中で突然動きだし唐津に「やいち」への恨み言を言いながら襲い掛かってきた。その前夜に霊安室に忍び込んだ頭白が動機と共に語った「呪いの元凶」というものが関係しているらしいが、それが何なのかは現在不明。
黒谷沙織(くろたに さおり)
30年前「和製オードリー・ヘプバーン」と呼ばれ、世を魅了しながらも電撃引退した伝説の女優。実は死者の声を聴ける「聴耳」という能力を持っていた。???によって交通事故を装い殺害され、遺体は娘である叶にES細胞の材料として利用されていた。それを止めさせるために人面疽となって訴え、最後は娘である叶を助けて欲しいと「黒鷺」のメンバーに頼み、体共々炎に消えた。
叶香(かのう かおり)
寄井人志(よりい ひとし)
用語
大杉田村
聴耳(ききみみ)
東京ムッキーランド
「楡セレモニー」のサービス
不倶戴天(ふぐたいてん)
エジプシャンセレモニー
クライオニクスサービス
「ロボット三人組」の作品
お助け君 初号機(おたすけくん しょごうき)
お助け君 弐号機(おたすけくん にごうき)
パラサイト・ヒューマン
ブレイン・ボディ・インターフェイス
試作品01号
書誌情報
コミックス版
- 『黒鷺死体宅配便』大塚英志(原作)山崎峰水(作画)、角川書店→KADOKAWA〈カドカワコミックス・エース〉、既刊28巻(2020年12月28日現在)
- 2002年11月27日発売、ISBN 978-4-04-713527-7、各章題は太田裕美の曲名より引用
- 2002年11月27日発売、ISBN 978-4-04-713528-4、各章題は沢田研二の曲名より引用
- 2004年1月28日発売、ISBN 978-4-04-713600-7、各章題はちあきなおみの曲名より引用
- 2004年10月26日発売、ISBN 978-4-04-713676-2、各章題は山口百恵の曲名より引用
- 2005年8月24日発売、ISBN 978-4-04-713749-3、各章題は小椋佳の曲名より引用
- 2007年1月26日発売、ISBN 978-4-04-713895-7、各章題はばんばひろふみの曲名より引用
- 2007年8月25日発売、ISBN 978-4-04-713961-9、各章題は石野真子の曲名より引用
- 2008年3月5日発売、ISBN 978-4-04-715052-2、各章題はGAROの曲名より引用
- 2008年8月5日発売、ISBN 978-4-04-715093-5、各章題は小林麻美の曲名より引用
- 2008年11月5日発売、ISBN 978-4-04-715128-4、各章題はおかわりシスターズの曲名より引用
- 2009年3月5日発売、ISBN 978-4-04-715204-5、各章題はビリー・バンバンの曲名より引用
- 2009年11月26日発売、ISBN 978-4-04-715336-3、各章題はサディスティック・ミカ・バンドの曲名より引用
- 2010年2月4日発売、ISBN 978-4-04-715380-6、各章題は大橋純子の曲名より引用
- 2010年11月4日発売、ISBN 978-4-04-715555-8、各章題はフォーリーブスの曲名より引用
- 2011年10月4日発売、ISBN 978-4-04-715790-3、各章題は岩崎宏美の曲名より引用
- 2012年7月4日発売、ISBN 978-4-04-120288-3、各章題はイエロー・マジック・オーケストラの曲名より引用
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-04-120562-4、各章題は山下達郎の曲名より引用
- 2013年10月2日発売、ISBN 978-4-04-120886-1、各章題は中島みゆきの曲名より引用
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-04-121020-8、各章題は寺尾聰の曲名より引用
- 2014年11月4日発売、ISBN 978-4-04-102236-8、各章題はC-C-Bの曲名より引用
- 2016年5月2日発売、ISBN 978-4-04-103084-4、各章題は布施明の曲名より引用
- 2018年4月3日発売、ISBN 978-4-04-106713-0、各章題は淡谷のり子の曲名より引用
- 2018年5月2日発売、ISBN 978-4-04-106714-7、各章題は山口淑子の曲名より引用
- 2018年11月4日発売、ISBN 978-4-04-107488-6、各章題はペドロ&カプリシャスの曲名より引用
- 2019年7月4日発売、ISBN 978-4-04-108240-9、各章題はかぐや姫 (フォークグループ)の曲名より引用
- 2019年12月28日発売、ISBN 978-4-04-108932-3、各章題は野口五郎の曲名より引用
- 2020年7月3日発売、ISBN 978-4-04-109638-3、各章題は郷ひろみの曲名より引用
- 2020年12月28日発売、ISBN 978-4-04-110929-8
- 『黒鷺死体宅配便傑作セレクション 都市伝説編』大塚英志(原作)山崎峰水(作画)、角川書店〈コンビニコミック〉、2008年8月5日発売、ISBN 978-4-04-854214-2
文庫版
- 『黒鷺死体宅配便』大塚英志(原作)山崎峰水(作画)角川書店〈角川ホラー文庫〉、既刊5巻(2009年12月25日現在)
- 2006年3月10日発売、ISBN 978-4-04-419121-4
- 2008年1月25日発売、ISBN 978-4-04-419123-8
- 2008年8月23日発売、ISBN 978-4-04-419125-2
- 2009年2月25日発売、ISBN 978-4-04-419126-9
- 2009年12月25日発売、ISBN 978-4-04-419129-0
スピンオフ
- 『松岡國男妖怪退治』既刊4巻(原作:大塚英志 作画:山崎峰水、2006年より不定期連載中)
- 明治時代が舞台。本編の「やいち」の少年時代が描かれている。
- 明治時代が舞台。本編の「やいち」の少年時代が描かれている。
- 『アライアズキ、今宵も小豆を洗う。』全3巻(原作:大塚英志 作画:山崎峰水、2015年〜2017年連載)
- 現代日本が舞台。本編の「谷田有志」と、笹山徹の息子の「笹山Jr.」が脇役として登場している。
- 現代日本が舞台。本編の「谷田有志」と、笹山徹の息子の「笹山Jr.」が脇役として登場している。
- 『代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険』(大塚英志 角川ホラー文庫:2014年)
- 『松岡國男妖怪退治』の番外編の小説。明治時代が舞台。
- 『松岡國男妖怪退治』の番外編の小説。明治時代が舞台。
- 『松岡國男妖怪退治 昭和編』(原作:大塚英志 作画:山崎峰水、2019年連載、『黒鷺死体宅配便』単行本26巻に収録)
- 『松岡國男妖怪退治』の番外編のマンガ。昭和11年の日本が舞台。本編の「やいち」の青年時代が描かれている。
- 『松岡國男妖怪退治』の番外編のマンガ。昭和11年の日本が舞台。本編の「やいち」の青年時代が描かれている。
関連作品
- 黒兎死体宅配便 - ひらりん作画のパロディギャグ漫画。『黒鷺死体宅配便傑作セレクション』と文庫版3〜5巻と同作の電子書籍版に収録されている。
- 笹山徹
- 『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇画) - 肩書きは「警視庁捜査一課11係 係長」。
- 『探偵儀式』(箸井地図画) - 肩書きは「警視庁捜査一課12係 係長」。
- 『とでんか』(樹生ナト画) - 肩書きは「東京都知事」。
- 『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇画) - 肩書きは「警視庁捜査一課11係 係長」。
- 『探偵儀式』(箸井地図画) - 肩書きは「警視庁捜査一課12係 係長」。
- 『とでんか』(樹生ナト画) - 肩書きは「東京都知事」。
脚註
注釈
ヤングエース連載中の漫画作品 (2024年1月4日現在) | |
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通常連載 |
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休載中 |
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