小説

AADDシリーズ


題材:地球外生命体,

舞台:太陽系,



以下はWikipediaより引用

要約

『AADDシリーズ』は、林譲治によるSF小説シリーズである。1999年の雑誌掲載で開始し、単行本は『ウロボロスの波動』『ストリンガーの沈黙』『ファントマは哭く』の3冊が既刊。22世紀の太陽系を舞台とし、異質な知性とのコミュニケーションがテーマとなっている。

あらすじ

2100年、太陽系近傍にブラックホールカーリーが発見された。カーリーに人工降着円盤 (AAD) を作りエネルギー資源として利用すべく、人工降着円盤開発事業団 (AADD) が設立された。AADDはプロジェクト駆動型の、地球圏とは異質な社会システムを構築し、地球人類と対立・さらには圧倒していった。

そうした中、地球外知的生命体ストリンガー(コズミックストリングを使うことからそう名づけられた)とのファーストコンタクトが始まった。彼らは、重力波観測で太陽系内に超対称性粒子生命SEを発見し、太陽系を訪れたのだった。

既刊
単行本

いずれも早川書房 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション、文庫はハヤカワ文庫JA。

雑誌掲載短編

掲載誌は全て『SFマガジン』。『ウロボロスの波動』「エインガナの声」は単行本書き下ろし。

年表
  • 2100年 カーリー発見(「ウロボロスの波動」)
  • 2120年 AADD設立(「ウロボロスの波動」)
  • 2123年 「ウロボロスの波動」
  • 2144年 「小惑星ラプシヌプルクルの謎」
  • 2145年 「ヒドラ氷穴」
  • 2146年 「キャリバンの翼」1
  • 2149年 「エウロパの龍」
  • 2151年 「キャリバンの翼」2
  • 2163年 「エインガナの声」
  • 2164年 「キャリバンの翼」3
  • 2171年 「キャリバンの翼」4
  • 2181年 『ストリンガーの沈黙』
  • 2186年 「大使の孤独」・『ファントマは哭く』「プロローグ 大使の真実」
  • 2187年 四月事件(『ファントマは哭く』)
  • 2189年 『ファントマは哭く』本編
受賞等
  • 『ウロボロスの波動』 ベストSF2002 国内篇6位
  • 『ストリンガーの沈黙』 ベストSF2006 国内篇8位
  • 『ファントマは哭く』 ベストSF2010 国内篇17位