小説

ACCESS 機械じかけの戦乙女


小説

著者:泥士朗,

出版社:角川書店,

レーベル:角川スニーカー文庫,

発売日:1998年,1月,

巻数:全1巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『ACCESS 機械じかけの戦乙女』(あくせす きかいじかけのワルキューレ)は泥士朗による日本のライトノベル。イラストは安西真。角川スニーカー文庫(角川書店)より1998年1月に刊行された。

ゲームクエスト誌に1997年3月号から同年11月号まで掲載、同誌が休刊となったことによって未完のまま連載が中断されるが、掲載された作品に書き下ろしの結末部分を追加した形で、角川スニーカー文庫から単行本として刊行された。

ストーリー

サーヴァント(SERVANT)と呼ばれる自律思考型の二足歩行型ロボットが生み出されて10年、その普及により高校の部活動の一つとして選ばれるまでになった時代。

高校のサーヴァント研究部に所属する野神アキラは、9年前に義妹野神メイが目の前でさらわれ、助けを呼ぶ声を無視して見捨てる悪夢に悩まされつつも、部活動に精を出していた。

年1回開催されるサーヴァント展示会に向けて戦闘用サーヴァントの設計を進めてきたアキラは、しかし資金不足を理由に出場棄権を幼馴染の榊原恵美子に伝えたところ、そのつてで大手企業GIZEのサーヴァント廃棄処分場に立ち入る機会を得る。

その廃棄処理場でアキラは自分を兄と呼ぶ、妹の面影を持つ少女型サーヴァントを拾うことになる。

キャラクター

野神アキラ(のがみ・-)

主人公、名前は明と書く。義理の母親と二人暮しをしている。9年前に義妹が誘拐され、その後に父親を交通事故で失ったため貧乏であり、アルバイトで家計を助けている。
目の前で義妹を誘拐されたにもかかわらず逃げ出したことを後悔しており、強さへの憧れから格闘技を習い、サーヴァントの技術を磨いている。恵美子に誘われてサーヴァント研究部に所属し、他部員が設計したサーヴァントの設計補助をする傍ら、恵美子に認められるほどのオリジナル戦闘用サーヴァントを設計、プログラムを開発した。
GIZEのサーヴァント廃棄処理場で、後にヒルデと名づけられる壊れたサーヴァントを拾ったことで、過去の事件とGIZEの真相を知り、その因縁に決着をつけることになる。

野神メイ(のがみ・-)

アキラの義妹、名前は兄と同じく明と書く。内気であり、いつも兄の後ろをついて回っていた。9年前にGIZEに誘拐され、行方不明になる。
事件の渦中で母ちずるのクローンであることが判明する。

ヒルデ

GIZEのサーヴァント廃棄処理場で拾われた少女型サーヴァント。ニューロに刻印されていたBrunhildeの形式型番からヒルデと名づけられる。
拾われた時には無事な部品はニューロとモーターしか残っていなかったが、後にアキラが組み上げた体に、またある事情で純正パーツで作られた体に換装する。
拾われた時のニューロには何のプログラムも入っておらず電源が外れていたにもかかわらず、廃棄処理場でアキラに話しかける。また性格プログラムを入れていない状態で人格に目覚めるなど、そのニューロに秘密があり、GIZEに狙われる。
廃棄される前の記憶を取り戻し、アキラとともにGIZEとの因縁に決着をつけることになる。

榊原美恵子(さかきばら・みえこ)

アキラの幼馴染、学年は一つ上。GIZEの榊原専務の姪であり、彼女が叔父に廃棄処理場への入場許可を得たことが事件の発端となる。
サーヴァント研究部の部長であり、幼い頃にちずるに教えられた技術は前年の大会の総合部門で優勝できるほどである。彼女の開発した痛覚システムは様々な企業に買い上げられている。

ライオット

美恵子が組み上げた少年型サーヴァント。痛覚システムが組み込まれており、様々な面で心配りが出来るように性格付けがされている。やや気弱である。

野上ちずる(のがみ・-)

アキラの義母。常に幸せそうに笑顔を浮かべている芯のしっかりした、若々しい女性。ヒルデを人間のように扱う。
アキラには秘密にしているがGIZEの元社員であり、サーヴァントに深い関わりを持つ。

老人

名前を名乗らない老人。サイボーグ化した体でOZと渡り合えるほどの実力の持ち主。アキラと美恵子にヒルデの過去を教え、真実を知らせるためにGIZE東京新本社へ導く。

OZ

GIZEセキュリティ・チームに所属する男性型サーヴァント。黒竜の偽名で大会に参加し、ヒルデのニューロ回収任務に協力する。

用語

サーヴァント
10年間で大きく技術が進歩した二足歩行型ロボットの総称。完成品を購入する場合でも中型バイクほどの価格で購入できるが、部品単位で購入することも可能。
人間の骨格、脳、心臓に当たるフレーム、ニューロ(ニューロコンピューター)、モーターが高価な部品とされているが、この内ニューロはGIZEが最大のシェアを誇っている。

GIZE(ガイズ)
サーヴァントに不可欠なニューロを開発した大手企業であり、一般にはサーヴァントの生みの親として知られている。

サーヴァント展示会
企業の新製品の展示と平行して、一般人に作られたオリジナルサーヴァントを総合・芸術・戦闘の部門ごとに競い合うイベントが行われる。一般には大会と通称される。

既刊情報
  • ACCESS 機械じかけの戦乙女 ISBN 4-04-419001-1

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