小説

And so this is Xmas




以下はWikipediaより引用

要約

『And so this is Xmas』(アンド ソー ディス イズ クリスマス)は、秦建日子による長編小説。河出書房新社より2016年11月24日に刊行された。東京を舞台とした連続爆弾テロ事件を巡るクライムサスペンス。

刊行にあわせて秦の脚本・演出で舞台化され、劇団「秦組」によりHATAGUMI vol.7公演として同年9月から10月に上演された。

2019年12月3日には『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』と改題され、河出文庫より文庫化。また、2020年には『サイレント・トーキョー』のタイトルで実写映画化され、同年12月4日に公開。

あらすじ

12月22日……。『東京・恵比寿の商業施設に爆弾を仕掛けた。午後12時ちょうどに爆発する』といった内容の脅迫メールがテレビ局に入った。「どうせガセだろう」と、記者の来栖公太と高沢は半信半疑で現場に取材に行く。

現場に着くと、山口アイコという女性がベンチに座っていて、彼女はすぐさま高沢を身代わりにベンチに座らせた。 彼女によると、「ベンチの下に爆弾があり、30キロより軽くなると爆発する」という。

その後、実際に12時に高沢のすぐ後ろのゴミ箱が爆発し、商業施設は大パニックになる。ベンチから動けず、一人取り残される高沢だったが、爆弾処理班が到着し、液体窒素で爆弾を無力化しようと試みるが……。

犯人は、これは『戦争』だとし、後の12月24日の渋谷駅のスクランブル交差点の爆破テロ事件に繋がっていく。

登場人物
  • 朝比奈仁:テロ事件の容疑者。
  • 来栖公太:ニュースドクター契約社員。
  • 高沢雅也:来栖の同僚。
  • 山口アイコ:通りががりの女性。
  • 世田志乃夫:渋谷署刑事。
  • 泉大輝:渋谷署新人刑事。
  • 須永基樹:不可解な行動をとる孤独なIT企業家。
  • 高梨真奈美:興味本位で犯行予告現場に来てしまう会社員。
  • 印南綾乃:真奈美の同僚。同じく犯行予告現場に赴く。
書誌情報
  • And so this is Xmas(2016年11月24日、河出書房新社、ISBN 978-4-309-02513-1)
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas(2019年12月3日、河出文庫、ISBN 978-4-309-41721-9)
舞台

劇団「秦組」により、HATAGUMI vol.7公演としてシアターグリーンBOX in BOX THEATERにて2016年9月24日から10月23日に全25公演にて上演された。併演は秦組vol.8公演『月の子供 the Musical』。

キャスト(舞台)
  • 辻本祐樹
  • 新垣里沙
  • 築山万有美
  • 藤原習作
  • 段文凝(Wキャスト)
  • 松下修
  • 平山佳延
  • 神木優
  • 塩出純子
  • 苅羽悠
  • 梨木まい(Wキャスト)
  • 山田愛奈(Wキャスト)
  • 森由月(Wキャスト)
  • 芹那
スタッフ(舞台)
  • 脚本・演出 - 秦建日子
  • 音楽 - 立石一海
  • 音響 - TAISHI
  • 照明プラン - 島田昌明(銀河プロジェクト)
  • 照明当日オペ - 西重明博
  • 演出助手 - 矢本翼子、森由月
  • 美術 - 青木拓也
  • 舞台監督 - 川名浩介(Ask)
  • 振付 - 平山佳延
  • 衣裳 - 椎木三奈(Ask)
  • ヘアメーク - コウゴトモヨ
  • 票券 - 倉重千登世(オンステージ・ミキ)
  • 現場制作 - 古河聰(Ask)
  • 製作 - 秦組
映画

『サイレント・トーキョー』のタイトルで、2020年12月4日に公開。監督は波多野貴文、主演は佐藤浩市。

あらすじ (映画)
キャスト(映画)
  • 朝比奈仁:佐藤浩市
  • 山口アイコ:石田ゆり子
  • 世田志乃夫:西島秀俊
  • 須永基樹:中村倫也
  • 高梨真奈美:広瀬アリス
  • 来栖公太:井之脇海
  • 泉大輝:勝地涼
  • 里中:毎熊克哉
  • 印南綾乃:加弥乃
  • 里中の妻:白石聖
  • 朝比奈仁 青年期:庄野崎謙
  • 自衛隊員の子:川口和空
  • 高沢雅也:金井勇太
  • 鈴木学:大場泰正
  • 探偵・田中:野間口徹
  • 西川可奈子
  • おかやまはじめ
  • 須永尚江:財前直見
  • 磯山毅:鶴見辰吾
スタッフ(映画)
  • 原作:秦建日子『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(河出文庫刊)
  • 監督:波多野貴文
  • 脚本:山浦雅大
  • 音楽:大間々昂
  • エンディングソング:Awich『Happy X-mas (War Is Over)』(ユニバーサル ミュージック)
  • 企画:阿比留一彦、紀伊宗之
  • エグゼクティブプロデューサー:石黒研三、安藤親広
  • プロデューサー:在原遥子、川田亮、長谷川晴彦、小柳智則
  • 音楽プロデューサー:津島玄一、水田大介
  • 宣伝プロデューサー:田口和也
  • 撮影:山田康介
  • 照明:渡部嘉
  • 録音:植村貴弘
  • 美術:黒瀧きみえ
  • 装飾:石田満美
  • 編集:穗垣順之助
  • VFXプロデューサー:赤羽智史
  • 衣装:加藤優香利
  • スタイリスト:藤井享子
  • ヘアメイク:酒井啓介
  • スクリプター:目黒亜希子
  • 選曲:藤村義孝
  • 音響効果:大河原将
  • スタントコーディネーター:富田稔
  • スケジュール:湯浅真
  • 助監督:伊野部陽平
  • 制作担当:蓮見宗一郎
  • 医療取材協力:大友康裕
  • 自衛隊監修:越康広
  • 対爆スーツ作製:EDGE中隊長
  • 画面制作:北郷弘行
  • クメール語指導:Navy
  • 特別協力:東京タワー
  • 配給:東映
  • 制作プロダクション:ROBOT
  • 製作幹事:電通、東映
  • 製作:Silent Tokyo Film Partners(電通、東映、ROBOT、ユニバーサル ミュージック、TCエンタテインメント、アスミック・エース、河出書房新社、朝日放送テレビ、朝日新聞社、メ〜テレ、ポニーキャニオン、ねこじゃらし、東京スポーツ新聞社、広島ホームテレビ)